「トヨタホームって実際どうなの?」
車メーカーのイメージが強いトヨタホームですが、住宅性能やデザイン性はどうなのでしょうか?
今回は、一級建築士の私がトヨタホームの住宅を徹底的に評価し、坪単価やメリット・デメリットを分かりやすく解説していきます。
- トヨタホームの住宅性能を知りたい方
- 坪単価や価格帯を詳しく知りたい方
- メリット・デメリットを比較検討したい方
必見です!
家づくりで後悔しないために、ぜひこの記事を参考にしてください。
\家づくりで後悔しないための最初のステップ/
また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。
1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。
誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。
しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。
住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。
「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。
しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?
もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。
焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。
マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。
「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。
しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。
数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。
①SUUMO 不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。 ②HOME4U家づくりのとびら NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。 ③LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。 |
これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。
3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、
- 工務店を中心に探したい方は…SUUMO
- ハウスメーカーにこだわりたい方は…家づくりのとびら
- ローコスト住宅をメインで考えている方は…LIFULL HOME’S
がおすすめです。
さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。
「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。
多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。
後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。
- SUUMO…工務店のカタログ中心
- 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
- LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心
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それでは解説をしていきます。
トヨタホームの評価はSランク!現役建築士が評価
項目 | 詳細 |
総合評価 | Sランク
|
耐震性 | |
断熱性・気密性 | |
間取りの自由度 | |
コストパフォーマンス | |
アフターサービス | |
会社の信頼度 | |
坪単価 | 60万~130万円程度 |
現役一級建築士のトヨタホームの評価とアドバイス
トヨタホームは「品質・保証・サポート」の3つの安心を掲げ、トヨタグループの技術力と生産管理を活かした住宅を提供しています。特に「トヨタ生産方式」を採用した工場生産による高精度の施工が強みです。
これにより、一貫した品質管理が可能となり、耐震性に優れた住宅を実現しています。また、建物の保証は最長60年と非常に長く、アフターサポートも充実しており、長期的な安心を提供する点が大きな魅力です。
さらに、全館空調システム「スマート・エアーズ」やZEH対応住宅などの先進技術を標準採用することで、居住者の快適性と省エネ性能を追求しています。
一級建築士のトヨタホームの評価
- 【耐震性】:
トヨタホームの住宅は、鉄骨ユニット工法を採用しており、構造の強度を確保しています。耐震実験でも優れた性能を示しており、耐震等級3相当の設計を行っています。また、制振装置「T4システム」との組み合わせで、震度6以上の大地震を17回、トータル90回も耐える実験で耐震性能の高さを表しています。 - 【断熱性・気密性】:
住宅性能表示制度の断熱等級5を標準としており、「スマート・エアーズ」全館空調の標準採用とあわせて、家全体の温度を均一に保つことを可能にしています。 - 【間取りの自由度】:
トヨタホームは完全自由設計を基本とし、施主の要望に応じた柔軟なプラン提案が可能です。さらに、鉄骨造のメリットである可変性のあるプランニングで、家族構成の変化に合わせた間取り変更も容易に行えます。 - 【コストパフォーマンス】:
建物価格は高めの設定ですが、耐久性やアフターサービスを考慮すると長期的にはコストパフォーマンスが良好です。標準仕様の設備も充実しており、長期保証を含めると総合的に妥当な価格設定といえます。 - 【アフターサービス】:
トヨタホームのアフターサービスは初期保証40年、最長60年の長期保証を提供しており、無償の定期点検も充実しています。さらに、24時間365日のサポート体制「オーナーズweb」を完備し、住まいの維持管理をしっかりサポートしています。 - 【会社の信頼度】:
トヨタホームはトヨタグループの一員であり、そのブランド力と信頼性は非常に高いです。自動車産業で培われた技術力を活かした「トヨタ品質」の家づくりが、多くの顧客に支持されています。
トヨタホームは、トヨタグループの技術力を背景に、耐震性・断熱性・アフターサービスなどの住宅性能が非常に高いレベルにあります。
特に、60年長期保証と自由設計に対応したプラン提案力が他社と差別化されるポイントです。ZEH対応や全館空調「スマート・エアーズ」などの省エネ技術も標準採用されており、快適性を重視する施主には非常に魅力的です。
トヨタホームで家づくりする方へ-一級建築士からアドバイス
トヨタホームでの家づくりを成功させるために、さらに踏み込んだ具体的なアドバイスをさせていただきます。
【1】トヨタホームの技術と品質を最大限活用する方法
トヨタホームの先進技術と設備を活かし、住み心地の良い家を実現するポイントを解説します。
①全館空調システムの効果を活かす
トヨタホームの「スマート・エアーズ」は、家全体を均一な温度に保ち、夏涼しく冬暖かい快適な住環境を実現します。このシステムは、家全体の気密性・断熱性を高めることで冷暖房効果が最大限発揮できます。
②ZEH対応住宅で省エネを意識する
トヨタホームは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様の住宅を提供しており、これにより年間の一次エネルギー消費量を大幅に削減できます。特に、太陽光発電システムとの連携でエネルギー自給率を高め、光熱費の大幅な節約が可能になります。長期的なコストメリットを考えると、導入の検討価値が十分にあります。
③長期保証制度を活用した資産価値維持
トヨタホームの最長60年の保証は、住まいの資産価値を維持する上で大きな強みです。保証内容には、定期点検やメンテナンス、アフターサポートが含まれており、これを計画的に利用することで長期的な安心を得られます。また、トヨタホームのオーナーwebでは、停電時、断水時、ガス停止時などの災害時のサポートも対応しており、安心できるサポート体制が整っています。
【2】耐震性・断熱性を最大化する設計プラン
トヨタホームの耐震性と断熱性を最大限に活用する設計プランと、具体的な効果を紹介します。
①鉄骨ユニット工法の強みを活かした耐震設計
トヨタホームは、鉄骨ユニット工法を採用しており、地震に対して非常に高い能力を持っています。トヨタの自動車生産技術を応用した工場内生産で、精度が高い加工と組み立てを行い、現場での施工精度を確保しています。震度7クラスの地震にも耐えうる設計が特徴で、耐震等級3相当の性能を保持しています。
②断熱材と気密性
トヨタホームの住宅は、壁内に高性能の断熱材を用いた充填断熱を採用しており、サッシ部分には高遮熱複層ガラスを使用することで、全体の断熱性能を向上させています。これにより、夏場の熱の侵入と冬場の熱の放出を防ぎ、冷暖房の効率を高めています。
③全館空調と換気システム
トヨタホームの「スマート・エアーズ」全館空調システムは、各部屋ごとの温度差をなくし、冷暖房効率を高めます。さらに、全館空調システムと連携する換気システムも標準装備されており、家全体の空気を常に清潔に保ち、結露やカビの発生を抑制する効果があります。
【3】住まいの快適性を向上させるテクノロジー活用法
トヨタホームの先進技術を活かし、快適な住環境を維持するためのポイントを紹介します。
①スマート・エアーズで温度管理を最適化
トヨタホームの全館空調システム「スマート・エアーズ」は、家全体の温度管理を効率的に行い、室内の温度差を最小限に抑えることができます。リビング、キッチン、寝室など、家全体で均一な温度を保つことが可能で、冬場や夏場の室温のばらつきを抑え、健康的な環境を実現します。また、空調と換気システムの連動により、ホコリや花粉を除去し、空気の質を清潔に維持できるため、小さな子供やアレルギー体質の家族にも適しています。
②TSC-HEMSでエネルギー消費を見える化
トヨタホームのTSC-HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)は、家全体のエネルギー消費量をリアルタイムでモニタリングできるシステムです。各電気機器の使用状況を確認できるため、どこでエネルギーが多く使われているかを把握し、無駄な消費を抑えることができます。これにより、エコな暮らしを実現でき、家庭全体の光熱費も削減することが可能になります。
③可変性の高いプラン設計の活用
トヨタホームの住宅は、鉄骨造の最大のメリットであるライフスタイルの変化に応じた柔軟な設計が可能です。将来的なリフォームコストを抑えるだけでなく、ライフステージの変化に対応した住まいを実現することも容易です。間仕切りが家の荷重を支えていないため、変更の自由度が高く、2代、3代と長期的に住宅を引き継ぎたい施主にとって大きなメリットです。
【4】トヨタホームのおすすめシリーズ5選
トヨタホームの豊富な商品シリーズの中から、特に特徴的で購入者に人気のある5シリーズを紹介します。
①シンセ・シリーズ
シンセ・シリーズは、トヨタホームの鉄骨ユニット工法を活かした商品ラインです。外壁には高耐久のタイルを採用し、メンテナンスフリーを実現しています。外観デザインも豊富で、モダンなデザインから伝統的な和風まで幅広く対応できる点が特徴です。特に、都市部での建設や、狭小地での施工に強みを持っており、プランの自由度も高いのが魅力です。
②スマートステージ
スマートステージは、全館空調「スマート・エアーズ」を標準採用し、エネルギー効率の良い省エネ住宅を実現しています。全館換気システム「ピュア24セントラル」、「ナノイー発生機」とあわせて各部屋の空気を清浄に保つことができ、子育て世代向けに、快適な住環境を提供しています。
③シンセ・LQ
シンセLQは、外観、インテリア、間取りなどの基本構成をプロが提案しつつ、施主の好みに応じたアレンジを可能にしています。自由設計と変わらない品質で、耐震性能や断熱性能にも妥協せず、注文住宅と同様の高い基準を満たしています。
④シンセ・MEZZO
シンセ・メッツォは、トヨタホームが提供する都市型住宅シリーズです。限られた敷地を最大限に活用し、プライバシーを守りながら、開放感のある住空間を実現しています。特徴的な「Void(吹き抜け空間)」を中心に、自然光を取り入れた設計や中庭を活用した設計が魅力です。外からの視線を遮りつつ、内側に広がりを持たせたデザインが都市生活に最適です。
⑤エスパシオ・シリーズ
エスパシオシリーズは、鉄骨軸組工法を採用し、都市部の狭小地でも自由設計が可能な点が特徴です。デザイン性と耐久性に優れたモデルで、狭小地対応や多層階のプランにも対応しています。特に都市部で土地を有効活用したい施主にとって魅力的です。
【5】トヨタホームで失敗しない家づくりのポイント
トヨタホームの住宅は技術力が高く、長期保証も充実しています。これらの特長を活かし、住宅性能を最大限に引き出すための活用方法を解説します。
①初期プランで将来の変更を考慮する
トヨタホームの住宅は、可変性の高い設計を取り入れています。可変性を最大限活かすには、計画初期段階から子供の成長や家族構成の変化に応じて、部屋の分割や増築が容易に行えるように考慮しておくことが大切です。長期にわたって住み続けることを前提に、収納スペースの配置や、間取りの変更ができる設計を取り入れることで、将来のリフォームコストを抑えることができます。
②最新技術を活用した設備導入で生活を快適に
トヨタホームでは、「スマート・エアーズPLUS」や「ピュア24セントラル」などの先進的な設備を標準装備するプランもあります。これらのシステムを最大限に活用して、年間を通じて家全体を均一な温度に保ちながら、花粉やホコリの除去も行い、清浄な室内環境を保ちましょう。
③長期保証とメンテナンスプログラムをフル活用
トヨタホームの最長60年保証と定期点検プログラムは、住宅の資産価値を長期にわたって維持するための重要なサポートです。初期保証40年を活用することで、長期的なトラブルを防ぎ、大規模な修繕費用を抑えることができます。定期点検を積極的に利用し、劣化箇所を早期に発見・修繕することを心掛けましょう。
最悪?トヨタホーム467人の口コミ・評判を徹底調査
ネット上で見受けられる「トヨタホーム 最悪」といった評判は真実なのでしょうか。
家を建てる完全ガイドでは今回467人の評判を徹底的に調査してみました。

子どもが生まれたのを機に、トヨタホームで家を建てました。耐震等級3をクリアした頑丈な構造で、地震の多い日本でも安心感が違います。子ども部屋は、成長に合わせて間仕切りを変えられるように設計してもらったので、長く快適に過ごせそうで嬉しいです。


トヨタホームで家を建ててから、夫婦の時間が増えました! 広々としたリビングは、明るく開放感抜群。休日は一緒に映画を観たり、お茶をしたりと、家で過ごす時間が本当に幸せです。車好きの夫は、太陽光発電システムで愛車に充電できる「エネトリオ+」に大満足!


外観はシンプルながらもスタイリッシュで、街並みにも馴染んでいて気に入っています。内装は、無垢材の床や珪藻土の壁など、自然素材をふんだんに使っていて、温かみのある空間になりました。
参考: Google マップ
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トヨタホームの坪単価は約60万~130万円!徹底解説!
トヨタホームで家を建てることを検討しているあなたへ。家づくりにおいて、気になるのはやはり「坪単価」ですよね。
口コミなどの情報源を総合的に見ると、トヨタホームの坪単価は60万円~130万円のレンジに収まると考えられます。
この幅広さは、選択する商品や仕様、建物の大きさ、間取り、設備のグレードなどによって坪単価が大きく変動するためです。
主な商品ごとの坪単価
具体的な商品ごとの坪単価の目安は以下の通りです。
- スマートステージ: 70万円台~
- シンプルなデザインと自由設計を両立した、トヨタホームの主力商品です。
- エスパシオ: 80万円台~
- 大空間・大開口を活かした、開放的な住まいを実現するシリーズです。
- シンセ・エルキュー: 60万円台~
- 定番の間取りをベースにした、規格型住宅です。
トヨタホームの坪単価はなぜ高い?
トヨタホームの坪単価が高い理由は、以下の要素が考えられます。
- 高品質な建材: トヨタホームでは、高耐久・高品質な建材を使用しています。例えば、外壁には耐久性に優れたタイルや、汚れにくい光触媒コーティングを採用しています。
- 高い住宅性能: 耐震性、耐久性、断熱性、気密性に優れた家づくりにこだわっており、快適な住環境を実現するための技術が投入されています。
- 充実した保証: 最長60年の長期保証システムを採用しており、万が一のトラブルにも安心です。
- トヨタ生産方式の導入: トヨタ自動車で培われた生産管理手法を住宅生産にも導入し、高品質な住宅を効率的に生産することでコスト削減を図っていますが、それでも高品質な建材や充実した保証によるコストは坪単価に反映されます。
これらの要素により、トヨタホームは高品質で安心・安全な住まいを提供することに重点を置いており、それが坪単価に反映されていると言えるでしょう。
トヨタホームと有名ハウスメーカー坪単価比較表
それではトヨタホームは他のハウスメーカーと比較した時、どの程度に位置するのでしょうか?表にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ハウスメーカー坪単価比較表
ハウスメーカー | 平均坪単価 | 構造 | 特徴 |
---|---|---|---|
トヨタホーム | 60万円〜130万円 | 鉄骨造、木造 | 耐震性、耐久性、長期保証 |
タマホーム | 約50万円 | 木造 | 低価格帯 |
アキュラホーム | 約65万円 | 木造 | コストパフォーマンス |
クレバリーホーム | 約65万円 | 木造 | デザイン性 |
ユニバーサルホーム | 約65万円 | 木造 | 地熱利用 |
一条工務店 | 約70万円 | 木造 | 気密性・断熱性 |
日本ハウスHD | 約70万円 | 木造 | 自由設計 |
ヤマダホームズ | 約80万円 | 木造 | コストパフォーマンス |
住友不動産 | 約80万円 | 木造 | 総合力 |
住友林業 | 約85万円 | 木造 | 木材へのこだわり |
三井ホーム | 約85万円 | 木造 | デザイン性 |
大和ハウス | 約90万円 | 鉄骨造、木造 | 耐震性、ブランド力 |
セキスイハイム | 約90万円 | 鉄骨造、木造 | 工場生産、耐久性 |
積水ハウス | 約90万円 | 木造、鉄骨造 | ブランド力、実績 |
パナソニックホームズ | 約90万円 | 鉄骨造 | 耐震性、制震性 |
スウェーデンハウス | 約90万円 | 木造 | 断熱性、気密性 |
ヘーベルハウス | 約100万円 | 鉄骨造 | 耐火性、耐久性 |
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トヨタホームのメリット・デメリット
トヨタホームは、トヨタグループのハウスメーカーとして、高い技術力と品質で知られています。しかし、他のハウスメーカーと同様に、メリットだけでなくデメリットも存在します。 具体的な数字や商品名を交えながら、詳しく解説していきます。
メリット
-
高い耐震性:
- トヨタホームは、住宅性能表示制度の耐震等級で最高ランクの 等級3 をクリアしています。これは消防署や警察署などの災害時の拠点となる建物と同等の耐震性能です。
- 独自開発の構造体「パワースケルトン」と制振装置「T4システム」を採用し、震度6強の地震を90回想定した実験でも損傷がないことが実証されています。
これらの技術により、地震の揺れを最大95%低減し、建物へのダメージを最小限に抑えます。
-
優れた耐久性:
- トヨタ自動車の技術を活かした「カチオン電着塗装」により、鉄骨の錆を長期間防ぎます。60年を想定した耐久実験でも錆の発生がなく、100年相当の使用が可能と評価されています。
- 外壁塗装には高耐久の「HDセラコート」を採用し、紫外線や雨風による色落ちや劣化を防ぎ、美観を長持ちさせます。
-
充実した保証・アフターサービス:
- トヨタホームは、最長60年の長期保証を提供しています。初期保証は40年で、その後も有料で生涯点検プランに加入できます。
- 保証期間が終了した後も、10年ごとに定期点検を実施するなど、長期にわたるサポート体制が整っています。
- 24時間365日対応のコールセンターも設置しており、住まいのトラブルに迅速に対応します。
-
自由度の高い設計:
- 鉄骨ラーメン構造を採用しているため、開口部の大きさが制限されず、最大35畳の大空間を実現できます。
- 大きな窓や広いリビング、開放的な吹き抜けなど、自由な空間設計が可能です。
- 25cmピッチで拡張や縮小が可能な「EST工法」も採用しており、顧客のニーズに合わせた柔軟な設計が可能です。
-
豊富な商品ラインナップ:
- トヨタホームは、2階建て住宅だけでなく、3階建て住宅や平屋住宅も提供しています。
- 鉄骨造だけでなく、木造住宅「シンセ・ウッド」も選ぶことができます。
- 主力の「シンセシリーズ」は、2階建てだけでも9種類のバリエーションがあり、顧客のニーズに合わせて最適な商品を選ぶことができます。
-
トヨタグループならではのサービス:
- トヨタファイナンスによる「トヨタホームローン」を利用することで、保証料や手数料が無料になるなど、金利面での優遇を受けられます。
- トヨタの自動車との連携サービスも充実しており、カーナビ「T-Connect」を通じて遠隔での戸締りやエアコン操作、玄関ドアのカギ操作などが可能です。
デメリット
-
坪単価の高さ:
- トヨタホームの坪単価は、60万円~130万円とされており、他のハウスメーカーと比較して高額です。
- 高い品質や性能、保証内容を考えると妥当な価格設定とも言えますが、予算を抑えたい方にとっては大きなデメリットとなります。
-
間取りの自由度の制限:
- ユニット工法を採用しているため、間取りの自由度が制限される場合があります。
- 特に、規格住宅である「シンセ・エルキュー」は、あらかじめ決められたプランから選択する必要があるため、自由設計に比べると制約があります。
-
対応エリア:
- トヨタホームは、北海道や沖縄など、一部地域では住宅展示場や営業所がありません。
- 対応エリア外に住んでいる方は、トヨタホームで家を建てることができません。
かしこまりました。トヨタホームの注文住宅の商品ラインナップについて、公式ホームページを参照し最新の情報を盛り込みながら執筆します。
トヨタホームの注文住宅:理想の暮らしを叶える多彩なラインナップ
トヨタホームの注文住宅は、お客様一人ひとりのライフスタイルやこだわりに合わせて、自由度の高い家づくりを実現します。
多様なニーズに対応できるよう、豊富な商品シリーズを取り揃えています。
SINCE BiSS(シンス ビース)
2024年9月5日に販売開始された、最新の注文住宅商品です。SINCE BiSSは、これからの暮らしに寄り添う、進化した住まいのかたちです。
- 安心・安全: トヨタホーム独自の鉄骨ラーメン構造による優れた耐震性で、家族を守ります。
- 快適性: 高断熱・高気密の躯体と全館空調システム「スマート・エアーズ」により、一年を通して快適な室内環境を実現。
- 環境配慮: 太陽光発電システムやHEMSを搭載し、ゼロエネルギー住宅にも対応。
- デザイン性: シンプルで美しいデザインは、どんな街並みにも調和します。
エスパシオLX
「大人のわがままをかなえる住まい」をコンセプトに、強さ、美しさ、そして空間の自由度を追求したシリーズです。
- 独自の新・鉄軸工法「EST工法」: 鉄骨軸組工法の高性能と、自由な空間設計を両立。
- 耐震等級3: ラチス柱を採用し、標準仕様で耐震等級3を実現。
- 大空間: 最大天井高3m、最大スパン7.2mの開放的な空間設計が可能。
エスパシオLS
100mmの外壁が、家族をやさしく、そして力強く包み込む、都市型の邸宅です。
- プライバシー: 100mm外壁が外部からの視線を遮り、プライバシーを守ります。
- デザイン性: 光と影が織りなす美しい外観デザイン。
- 快適性: 高断熱・高気密の躯体と全館空調システムで、快適な室内環境を実現。
エスパシオ
都市の限られた敷地でも、豊かな暮らしを実現する、3階建て住宅に対応したシリーズです。
- 狭小地対応: 都市部の狭小地でも、快適な居住空間を確保。
- 空間の自由度: スキップフロアやロフトなど、多彩な空間設計が可能。
- 耐震性: 鉄骨軸組工法により、高い耐震性を実現。
シンセ・シリーズ
シンプルな箱型のデザインと、自由度の高い間取りが魅力のシリーズです。
- 自由設計: 間取りの自由度が高く、ライフスタイルに合わせた空間設計が可能。
- コストパフォーマンス: リーズナブルな価格で、理想の住まいを実現。
まとめ
今回は一級建築士の立場からトヨタホームの評価を行いました。
トヨタホームは、高い耐震性、耐久性、快適性を備えた住宅を提供しており、その品質は一級建築士として高く評価できます。鉄骨ユニットラーメン構造や制震装置T-BRACEなど、独自の技術を採用することで、地震や台風などの自然災害にも強い住宅を実現しています。また、60年長期保証や定期点検などの充実したアフターサービスも魅力です。
しかし、坪単価が比較的高めであることや、間取りの自由度が制限される場合があることは、注意すべき点と言えるでしょう。
総合的に見ると、トヨタホームは高品質な住宅を求める方にとって、魅力的な選択肢の一つと言えます。家づくりを検討する際は、ぜひトヨタホームも候補に入れてみて下さい。
トヨタホームのQ&A
ここからはトヨタホームに関するQ&Aを紹介していきます。
Q1. トヨタホームの評判はどうですか?
A: トヨタホームの評判は、概ね良好です。特に、建物の品質や耐震性、保証制度については高い評価を得ています。一方、価格帯はやや高めという意見も見られます。
Q2. トヨタホームの全館空調システムの評判は?
A: トヨタホームの全館空調システムは、家全体を快適な温度に保つことができるため人気がありますが、電気代が高くなることがあるという声も一部であります。またユーザーの中には、冷暖房効果が均一でないという声もあります。住まい設計や仕様環境にも左右されますので、事前によく確認することをお勧めします。
Q3. トヨタホームのアフターサービスはどうですか?
A: トヨタホームは、60年長期保証をはじめ、充実したアフターサービスを提供しています。定期点検やメンテナンス、リフォームなど、住まいの維持管理をサポートしています。
Q4. トヨタホームのキャンペーンはありますか?
A: はい、あります。時期によってさまざまなキャンペーンを実施しています。詳しくは、公式サイトや展示場でご確認ください。
Q5. トヨタホームの建売住宅はありますか?
A: はい、あります。トヨタホームは、建売住宅も販売しています。
Q6. トヨタホームのリフォームサービスはどうですか?
A: トヨタホームはリフォームも行っており、特に自社で建設した家のリフォームに強みがあります。リフォームの評判は比較的良好で信頼や感謝の声がほとんどですが、一部で工期の長さや対応の遅れに不満の声が上がることもあります。
Q7. トヨタホーム東京とは何ですか?
A: トヨタホーム東京は、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県を営業エリアとする、トヨタホームの販売会社です。板橋、立川などに展示場があります。
Q8. トヨタホーム東京の展示場はどこにありますか?
A: 板橋、立川、さいたま市などにあります。
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