【 A+ランク】高砂建設で家を建てる!FP兼宅建士の評価と103人の評判・坪単価

住宅メーカー

埼玉・東京で理想の注文住宅を建てたいとお考えの方にとって、建築会社選びは人生最大の決断の一つです。

高砂建設という名前を聞いたことはあるけれど、実際の評判や価格帯、本当に信頼できる会社なのか気になっていませんか。埼玉・東京で自然素材の家づくりを手掛ける高砂建設は、「性能」と「心地よさ」を両立させたい人に注目される住宅メーカーです。しかし、

  • 「実際の坪単価は?」
  • 「標準仕様はどこまで含まれる?」
  • 「メリットだけでなくデメリットも知ったうえで判断したい」

そう考える方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、FP兼宅建士の視点から高砂建設の技術力、坪単価、そして実際の施工品質について徹底的に分析します。メリットだけでなく、デメリットも包み隠さずお伝えすることで、あなたの家づくりにおける最適な判断材料を提供いたします。ぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒


【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

それでは解説をしていきます。

  1. やばい?後悔?高砂建設の口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!高砂建設で家を建てる方法
    1. ソーラーサーキット工法の「外断熱×二重通気」で温度ムラを減らしやすい
    2. 埼玉県産檜「西川材」×自然乾燥で“香り・肌触り・造作”を作り込みやすい
    3. 耐震等級3標準+耐震剛床システム+制震ダンパーで“揺れの不安”を減らす設計
    4. 宿泊体験で「エアコン1台の体感」と空気感を確認できる
    5. 「彩樹の家」「Forest Family」「剛木の家(SE構法)」「G3 Edition」を予算と敷地で選ぶ
  3. 高砂建設の坪単価は約60万~80万円!
    1. 主力商品「彩樹の家」の坪単価は約65万円
    2. コストパフォーマンスに優れた「彩樹の家-Forest Family-」
    3. 耐震性を追求した「剛木の家」は坪単価70万円以上
    4. 高断熱仕様を重視した上位モデル「G3 Edition」
    5. 坪単価が高めになる理由
      1. 長期的視点で見た価値
    6. 高砂建設と有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. 高砂建設の注文住宅のメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.独自の「ソーラーサーキット工法」による圧倒的な快適性
      2. 2.厳選された自然素材「西川材」の健康・耐久効果
      3. 3.業界最高水準の耐震性と安全性
      4. 4.業界でも稀な「永久無償点検制度」
      5. 5.宿泊体験による「納得」の家づくり
    2. デメリット
      1. 1.坪単価が比較的高め
      2. 2.対応エリアが限定的
      3. 3.打ち合わせに多大な時間と労力がかかる
      4. 4.二重壁構造による「空間効率」の問題
      5. 5.外部環境の影響とメンテナンスの手間
  5. 高砂建設の注文住宅の商品ラインナップ
    1. 彩樹の家 LCCM HOUSE×RESILIENCE G3 Edition:最高水準プレミアムモデル
    2. 彩樹の家 LCCM HOUSE RESILIENCE:次世代環境基準モデル
    3. 香木の家:子育て世代特化モデル
    4. 剛木の家:高強度・災害対策モデル
    5. 彩樹の家-Forest Family-:コストパフォーマンスモデル
    6. 全商品共通の基盤技術
  6. 高砂建設のQ&A
    1. Q. 高砂建設はどこにある会社ですか?対応エリアを教えてください
    2. Q. 高砂建設のモデルハウスはどこにありますか?
    3. Q. 値引きは可能ですか?
    4. Q1 西川材とは何ですか?なぜ西川材を使うのですか?
    5. Q. リフォームも依頼できますか?
  7. まとめ

やばい?後悔?高砂建設の口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「高砂建設 やばい」や「高砂建設 後悔」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回103人の評判を徹底的に調査してみました。

「こだわりを形にしたい」という私たちのわがままに、担当者さんは最後まで根気強く寄り添ってくれました。妻が切望した壁一面の本棚や、私の趣味である土間スペースなど、完全自由設計だからこそ叶えられた理想の空間です。特に、西川材の特性を活かした造作家具は他にはない高級感があり、遊びに来た友人からも「センスがいい」と褒められます。最高に贅沢なマイホームになりました

以前の住まいは結露と底冷えに悩まされていましたが、この家はまさに別世界です。外断熱と二重通気のおかげで、真冬でも薄着で過ごせるほど家中が均一に温まっています。

アレルギー体質の子供のために、なるべく自然素材に近い家を建てたいと考えていました。高砂建設で建てた家は、入った瞬間に天然木の香りがり気持ちが良いです。住み始めてから子供の調子も良く、機械に頼りすぎない澄んだ空気の中で家族全員が健やかに過ごせています。素材一つひとつに職人のこだわりが詰まっており、家族の健康を守ってくれる住まいに毎日感謝しています

大きな地震への不安から、耐震等級3が標準の高砂建設さんを選びました。独自の耐震剛床システムや制震ダンパーの説明を受け、構造現場も見学してその頑丈さに確信を持ちました。大工さんの仕事も非常に丁寧で、細部までプロのプライドを感じました。

高砂建設の宿泊体験で「エアコン一台でこんなに快適なの?」と感動し、依頼を即決しました。実際に住んでみると、独自のソーラーサーキット工法のおかげで、猛暑日でも玄関を開けた瞬間にひんやりした涼しさを感じます。吹き抜けのある大空間にしましたが、冬も足元からポカポカ温かくて、この家を選んで本当に良かったと心から実感しています。

参考:Googleマップ

【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

FP兼宅建士が教える失敗しない!高砂建設で家を建てる方法

高砂建設で家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

高砂建設は、自然素材(西川材)と独自のソーラーサーキット工法を軸に、快適性・省エネ性・耐震性をバランス良く狙える、埼玉・東京エリアの注文住宅会社です。

そのため「温熱の体感」「素材の心地よさ」に強みがある一方、(工法由来の設計条件・仕様選択での総額変動・敷地条件による室内効率)を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者による高砂建設の全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.6
耐震性 4.6
断熱性・気密性 4.7
間取りの自由度 4.5
コストパフォーマンス 4.2
アフターサービス 4.6
会社の信頼度 4.5

「ソーラーサーキット工法」と「西川材」を軸に、数値だけでなく“体感の心地よさ”まで含めて設計できるのが高砂建設の魅力です。

そのため高性能を狙いやすい一方で、工法の前提(壁厚・通気・ダンパー運用)や、こだわりの追加で総額が動く点は先に整理しておくのが安全です。

そこで、高砂建設での家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

ソーラーサーキット工法の「外断熱×二重通気」で温度ムラを減らしやすい

高砂建設の核は、外断熱と二重通気を組み合わせて、夏は熱を逃がし冬は熱を溜めやすい状態をつくる考え方です。玄関を開けた瞬間の涼しさや、真冬でも家全体が均一に暖まりやすい体感につながり、結露・底冷えの悩みを“構造と温熱”で解決しやすいのが強みです。

向いている人:結露や底冷えが苦手な人/吹き抜けや大空間でも快適性を落としたくない人/冷暖房を効率良く使って光熱費を抑えたい人。

注意点+契約前の確認:ダンパーや通気の運用(自動・手動の範囲)と、敷地条件による外気環境の影響を、運用説明書レベルで書面確認してください。

埼玉県産檜「西川材」×自然乾燥で“香り・肌触り・造作”を作り込みやすい

構造材や造作に木の良さを出しやすく、アレルギー配慮や素材の経年変化を楽しみたい人に刺さる方向性です。本棚や土間など“暮らしの癖”を設計に乗せたとき、木質の統一感が出やすく、住まいの満足度が上がりやすいのが特徴です。

向いている人:自然素材の空気感が好きな人/造作家具や木の意匠までこだわりたい人/子どもの健康面も含めて素材を選びたい人。

注意点+契約前の確認:無垢材・造作はメンテ(傷・反り・乾燥)も前提になるため、仕上げ方法と補修ルールを引き渡し前に書面で握りましょう。

耐震等級3標準+耐震剛床システム+制震ダンパーで“揺れの不安”を減らす設計

耐震等級3を標準に据え、構造の考え方を最初から高いラインに置きやすいのが魅力です。繰り返しの揺れまで想定するなら制震の意味合いが効いてきて、安心を「オプションにしない」家づくりがしやすくなります。

向いている人:地震への不安が強い人/構造根拠を丁寧に説明してほしい人/長く住む前提で“損傷の少なさ”も重視したい人。

注意点+契約前の確認:耐震等級3の取得方法(許容応力度計算の有無、プラン変更時の扱い)と、制震部材の保証条件を契約図書で確認してください。

宿泊体験で「エアコン1台の体感」と空気感を確認できる

性能はカタログよりも“生活の瞬間”で差が出ます。宿泊体験で、朝の室温、足元の冷え、吹き抜けの暖まり方、寝起きの体感などを確認できるのは大きな強みで、住宅ローンという長期契約の意思決定を固めやすくなります。

向いている人:数値より体感で納得して選びたい人/吹き抜けや大空間を検討している人/冷暖房の効き方と光熱費のイメージを掴みたい人。

注意点+契約前の確認:体験時の条件(外気温、運転ルール、換気設定)をメモに残し、同条件を自邸プランで再現できるか設計側に確認しましょう。

「彩樹の家」「Forest Family」「剛木の家(SE構法)」「G3 Edition」を予算と敷地で選ぶ

高砂建設は、快適性重視の主力からコスパ寄り、構造特化、超高断熱まで選び分けができるのが特徴です。敷地がタイトなら壁厚や空間効率、都市部なら開口計画と隣地条件、将来の光熱費まで含めて“どの思想の家に投資するか”を決めやすくなります。

向いている人:性能と予算の落としどころを複数案で比較したい人/大開口や3階建てなど構造条件が難しい計画の人/将来のランニングコストまで含めて判断したい人。

注意点+契約前の確認:本体以外(外構・地盤・給排水・諸費用)を含めた総額で比較し、標準仕様とオプション境界を見積明細で固定してください。

高砂建設の坪単価は約60万~80万円!

高砂建設の注文住宅における坪単価は、おおよそ60万~80万円が相場となっています。価格帯の目安を踏まえると、高砂建設は「素材・工法へのこだわり」と「予算感」のバランスを重視したい人に選ばれやすい価格帯といえます。

一方で、ローコスト住宅メーカーの30万~40万円台と比較するとやや高めの価格帯に位置していますが、これには高砂建設ならではの技術と素材へのこだわりが反映されています。

主力商品「彩樹の家」の坪単価は約65万円

高砂建設の主力商品である「彩樹の家 LCCM HOUSE」は、ダブル外張り断熱と二重通気を組み合わせた独自の「ソーラーサーキット工法」を採用しており、平均的な坪単価は65万円前後となっています。

この商品は埼玉県産の檜材「西川材」を構造材に使用し、長く住み継げる家づくりを掲げる住まいとして紹介されています。完全自由設計のため、間取りやデザインだけでなく、素材や設備に至るまでお客様のこだわりを実現できるのが大きな特徴です。

コストパフォーマンスに優れた「彩樹の家-Forest Family-」

価格を抑えたモデルとしては「彩樹の家-Forest Family-」があり、こちらは坪単価56万~60万円程度で建築可能です。新発想の「U-FITデザイン」を採用することで、ソーラーサーキット工法の快適性はそのままに、コストパフォーマンスを高めた設計となっています。実例としては31坪で本体価格1,750万円(坪単価約56万円)という事例も確認されており、予算を抑えつつも高砂建設の技術力を体感できる商品です。

耐震性を追求した「剛木の家」は坪単価70万円以上

より高い性能を求める方には「剛木の家」という選択肢があります。こちらは重量木骨のSE構法を採用し、木造でありながら鉄骨並みの強度を実現した住宅で、坪単価は70万円以上となります。大開口や3階建てといった設計の自由度が高く、耐震性を最優先したい方に適しています。災害に強い家を求める方や、店舗併用住宅など特殊な建築を検討している方におすすめの商品ラインです。

高断熱仕様を重視した上位モデル「G3 Edition」

最上位モデルとして「彩樹の家 LCCM HOUSE RESILIENCE G3 Edition」があります。こちらはHEAT20 G3グレード相当の断熱仕様を掲げるプレミアムモデルとして紹介されており、ダブル外張り断熱などにより冬の室温低下を抑える考え方が示されています。環境性能と快適性を最大限に追求したい方に向けた、高砂建設の技術を結集した商品です。

坪単価が高めになる理由

高砂建設の坪単価がローコスト住宅より高くなる理由には、いくつかの要因があります。

まず、独自技術である「ソーラーサーキット工法」の採用により、その技術使用料が価格に含まれていることが挙げられます。また、埼玉県産の優良檜材「西川材」を使用しており、樹齢70年~80年の檜を半年から1年かけて自然乾燥させるという手間と時間をかけた素材を使用しています。

さらに、完全自由設計を採用しているため、間取りだけでなく素材や設備まで自由に選べる分、こだわりを詰め込むほど坪単価が上昇する可能性があります。

長期的視点で見た価値

初期費用だけで判断するのは適切ではありません。高砂建設の住宅は長期優良住宅に標準対応しており、税制優遇や住宅ローン金利の優遇、火災保険料の軽減といったメリットがあります。さらに、引き渡しから30年経っても無償点検を受けられる充実したアフターサービスがあるため、長期的なライフサイクルコストで考えると、十分に価値のある投資といえるでしょう。

高性能な断熱性能により光熱費も抑えられるため、トータルで見れば経済的な選択肢となります。

高砂建設と有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、高砂建設の価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー・工務店名 坪単価の目安 特徴
高砂建設 60万〜80万円 埼玉県産「西川材」と独自の「ソーラーサーキット工法」を採用した高品質住宅
積水ハウス 80万〜100万円 業界トップクラスのブランド力と充実した保証体制を持つ大手ハウスメーカー
住友林業 80万〜100万円 木造住宅に特化し、「ビッグフレーム構法」による大空間を実現する大手メーカー
ヤマダホームズ 50万〜65万円 家電量販店グループの強みを活かしたコストパフォーマンス重視の中堅メーカー
タマホーム 40万〜70万円 ローコスト住宅の代表格として、適正価格での家づくりを追求
アイダ設計 35万〜65万円 徹底したコストカットと正直価格を掲げる低価格帯のハウスメーカー
クレバリーホーム 40万〜60万円 外壁タイルを標準装備し、メンテナンスコストを抑えた中堅メーカー

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

高砂建設の注文住宅のメリット・デメリット

高砂建設は、埼玉県産の檜「西川材」と独自の「ソーラーサーキット工法」を軸に、「50年後も資産価値が残る家」を掲げる工務店です。地域密着型の姿勢を貫きながら、高品質な住宅を提供していますが、その特性にはメリットとデメリットの両面があります。

ここでは、高砂建設で家を建てる際に知っておくべきポイントを詳しく解説します。

メリット

高砂建設の注文住宅には、独自の技術力と長期的な視点に立った家づくりによる多くの魅力があります。特に住宅性能や快適性、アフターサービスの充実度において、他社との差別化が図られています。

1.独自の「ソーラーサーキット工法」による圧倒的な快適性

高砂建設の最大の特徴は、カネカが開発した「外断熱」と「二重通気」を組み合わせた独自の工法です。基礎から屋根まで断熱材で包み込むことで、家中どこでも温度差が少ない環境を実現します。冬は暖かく、夏は涼しい室内環境が維持され、お風呂やトイレといった場所でもヒートショックのリスクを軽減できます。

プレミアムモデルの「彩樹の家 LCCM×RESILIENCE G3 Edition」では、断熱性能を示すUa値0.26、気密性能を示すC値0.1という、北海道の省エネ基準をも上回る数値を誇ります。さらに、外気温を感知してダンパー(通気口)を自動開閉する「SCナビシステム」により、機械に頼りすぎない自然な心地よさを提供しています。

2.厳選された自然素材「西川材」の健康・耐久効果

高砂建設では、埼玉県産の檜「西川材」を構造材に使用しています。樹齢や乾燥方法(自然乾燥など)へのこだわりが紹介されており、素材の扱い方を重視した家づくりとして案内されています。機械乾燥と異なり、木本来の粘りと強度を損なわないため、長期的な耐久性に優れています。

また、自然素材の質感や室内の空気感を重視したい方に選ばれやすく、素材の心地よさを評価する声も見られます。室内に入った瞬間に感じる木の香りと清々しい空気感は、化学物質を極力使わない自然素材ならではの魅力です。

3.業界最高水準の耐震性と安全性

高砂建設は、耐震等級3を軸にした住まいづくりを掲げており、構造面の安心に配慮した設計として紹介されています。

さらに、ハイグレードモデルの「剛木の家」では、重量木骨のSE構法を採用しています。この工法により、木造でありながら鉄骨並みの強度で大開口や3階建てを可能にし、設計の自由度を大幅に高めることができます。

4.業界でも稀な「永久無償点検制度」

高砂建設はアフターサポートについて、長期の点検制度や継続的なフォロー体制を案内しており、住んだ後のサポートを重視したい方の判断材料になります。

また、住宅設備機器については、一定期間の保証・サポート制度が案内されており、設備面の安心も重視したい人にとって確認ポイントになります。エアコンや給湯器といった高額な設備の故障時にも安心して相談できる体制が整っているのは、大きなメリットといえるでしょう。

5.宿泊体験による「納得」の家づくり

高砂建設では、図面やデータだけでは分からない住み心地を確認するため、川口や練馬などのモデルハウスで1泊2日の宿泊体験が可能です。実際に一晩過ごすことで、断熱性能や空気の質、朝の目覚めの快適さまで、肌で感じることができます。

多くのハウスメーカーでは短時間の見学のみですが、高砂建設では生活者目線で住宅性能を体感できるため、契約前に納得して判断できるのが大きな強みです。

デメリット

一方で、高砂建設の注文住宅にはいくつかのデメリットも存在します。特に価格面や対応エリア、完全自由設計ゆえの負担など、事前に理解しておくべき点があります。

1.坪単価が比較的高め

高砂建設の平均的な坪単価は60万〜80万円ほどです。ローコスト住宅(30万〜40万円台)に比べ高額なのは、高品質な西川材の調達や、ソーラーサーキット工法の技術使用料が価格に含まれるためです。

主力の「彩樹の家」は約65万円〜、コストを抑えた「Forest Family」でも約56万〜60万円が目安となります。完全自由設計のため、こだわりを詰め込むほど予算が膨らみやすく、当初の想定を大幅に超えてしまうケースもあります。

2.対応エリアが限定的

高砂建設は地域密着型の体制を維持するため、施工エリアは埼玉県全域と東京都の一部、千葉・神奈川の一部に限られています。迅速なメンテナンス対応を考慮し、本社(蕨市)から車で概ね2時間以内の範囲が目安となっています。

そのため、対応エリア外にお住まいの方や、将来的に遠方への転居を考えている方にとっては、アフターサービスを十分に受けられない可能性があります。

3.打ち合わせに多大な時間と労力がかかる

高砂建設は「完全注文住宅(フルオーダー)」を基本としています。間取りだけでなく設備や素材まで細かく決めるため、打ち合わせ回数は10〜15回に及ぶこともあり、多忙な方には負担に感じられる場合があります。

仕事や子育てで時間が取れない方や、あまり細かいことを考えたくない方にとっては、規格住宅やセミオーダー型の方が向いているかもしれません。

4.二重壁構造による「空間効率」の問題

ソーラーサーキット工法の「二重通気」を実現するため、外壁が通常より100〜150mmほど厚くなります。同じ敷地面積でも、他の工法に比べて室内空間がわずかに狭くなるため、特に余裕のない狭小地での建築には注意が必要です。

限られた敷地を最大限に活用したい場合や、1坪でも広い室内空間を確保したい場合には、この点がデメリットとなる可能性があります。

5.外部環境の影響とメンテナンスの手間

外気を取り込むシステム上、近隣のバーベキューや煙などの嫌な臭いが室内に取り込まれてしまうリスクがあります。住宅密集地や飲食店が近い立地では、この点を考慮する必要があるでしょう。

また、季節の変わり目にはダンパーを手動で開閉する必要があり(自動化オプションもあり)、操作を忘れると工法本来の性能を十分に発揮できません。日々の管理が面倒に感じる方にとっては、デメリットとなるかもしれません。

高砂建設は、初期費用の安さよりも、生涯の光熱費抑制や長期的な資産価値を重視する方に最適なメーカーです。メリットとデメリットを十分に理解した上で、ご自身のライフスタイルや価値観に合った選択をすることが大切です。

高砂建設の注文住宅の商品ラインナップ

埼玉・東京を中心に展開する高砂建設は、「50年後も資産価値が残る家」をコンセプトに、埼玉県産の檜である「西川材」と独自の「ソーラーサーキット工法」を組み合わせた高品質な完全注文住宅を展開しています。

現在、5つの主要な商品ラインナップを用意しており、それぞれの施主の方のニーズや予算に合わせた家づくりが可能です。

彩樹の家 LCCM HOUSE×RESILIENCE G3 Edition:最高水準プレミアムモデル

高砂建設の技術を結集した最上位モデルです。従来の工法をさらに進化させた「ダブル外張り断熱」と「二重通気」、さらに「全館除湿システム」を組み合わせることで、世界最高水準の快適性・省エネ性・レジリエンス(災害対応力)を実現しています。

断熱・気密に関する数値(UA値0.26、C値0.1など)が紹介されており、高断熱・高気密の方向性で室内環境の安定を狙った住まいとして案内されています。HEAT20 G3グレードに対応した最高水準の断熱性能により、エネルギー消費を極限まで抑えた暮らしが可能です。

彩樹の家 LCCM HOUSE RESILIENCE:次世代環境基準モデル

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を超える、2050年の脱炭素社会を見据えたLCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅です。「人と地球にやさしい家」と「災害に強い家」の両立を目指しています。

太陽光発電や蓄電池を組み合わせることで、建築から解体までのライフサイクル全体でCO2排出量をマイナスにする環境配慮型の住宅です。高砂建設はこのモデルで「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2022」大賞を受賞しており、その技術力と環境性能が高く評価されています。

香木の家:子育て世代特化モデル

子育て世代のライフスタイルに焦点を当てた、自然素材とエコロジーを融合させた住宅です。家族の気配を感じられる開放的な空間設計を提案し、子どもたちが健やかに育つ環境づくりを重視しています。

エアコンに過度に頼らず、ソーラーサーキット工法による自然な温度調整と、西川材の調湿効果により、自然素材のぬくもりの中で健康的に子供を育てる工夫が凝らされています。アレルギーやアトピーに配慮した家づくりを求める方に適したモデルです。

剛木の家:高強度・災害対策モデル

重量木骨の「SE構法」を採用し、木造でありながら鉄骨造並みの強度を追求した住宅です。坪単価の目安は約70万円以上となります。

1棟ごとに鉄骨造と同じ構造計算を行い、耐震性を確保しつつ3階建てや大開口リビング、インナーガレージといった自由度の高い間取りを可能にします。災害に強い家を最優先に考える方や、店舗併用住宅など特殊な建築を検討している方におすすめの商品です。

彩樹の家-Forest Family-:コストパフォーマンスモデル

高性能な住み心地はそのままに、構造を規格化する「U-FITデザイン(スケルトン・インフィル工法)」を採用することで価格を抑えたスタンダードモデルです。坪単価は約56万〜60万円が目安となります。

新発想の設計手法により、ソーラーサーキット工法の快適性を維持しながらコストパフォーマンスを高めています。実例として、31坪で本体価格1,750万円(坪単価約56万円)という事例も確認されており、予算を抑えつつも高砂建設の技術力を体感できる商品です。

全商品共通の基盤技術

高砂建設の住宅は、すべてのモデルにおいて以下の高い基本性能を標準としています。

まず、耐震性能については全棟で最高等級の「耐震等級3」を標準化しています。これは消防署や警察署といった防災拠点と同等の耐震性能を持つことを意味しており、大地震に対する高い安全性が確保されています。

構造材には、半年から1年かけて自然乾燥させた高品質な西川材の檜を使用しています。この檜は伐採後150年から200年にわたって強度を保つ耐久性を実現しており、世代を超えて住み継げる家づくりの基盤となっています。ヤング係数E100以上という高い強度を持つ構造材のみを厳選して使用しているため、長期的な安心感があります。

また、ソーラーサーキット工法による外断熱・二重通気システムにより、家全体の温度差を少なく保ち、ヒートショックのリスクや結露によるカビ・ダニの発生を抑制します。夏は涼しく、冬は暖かい、一年中快適な室内環境を実現しています。

高砂建設の商品ラインナップは、最高水準の性能を追求したプレミアムモデルから、コストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルまで幅広く揃っています。完全自由設計を基本としているため、どの商品を選んでも施主の方の理想を反映した家づくりが可能です。

【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

高砂建設のQ&A

ここからは高砂建設に関するQ&Aを紹介していきます。

Q. 高砂建設はどこにある会社ですか?対応エリアを教えてください

高砂建設の本社は埼玉県蕨市にあります。対応エリアは埼玉県全域、東京都の一部(練馬区、世田谷区、杉並区、中野区、板橋区、北区など)、千葉県・神奈川県の一部となっています。地域密着型の工務店として、本社から車で概ね2時間以内の範囲を施工エリアとしており、迅速なアフターサービスを提供できる体制を整えています。

Q. 高砂建設のモデルハウスはどこにありますか?

高砂建設には複数のモデルハウスがあります。主な拠点は、川口モデルハウス、新座・朝霞モデルハウス、さいたま新都心モデルハウス、練馬モデルハウスなどです。川口と練馬のモデルハウスでは1泊2日の宿泊体験も可能で、実際の住み心地を体感できます。

Q. 値引きは可能ですか?

高砂建設では、適正価格での提供を基本方針としているため、大幅な値引きは期待できません。ただし、キャンペーン期間中の来場特典や、時期によっては何らかの優遇措置がある可能性もあります。見積もりの際に、予算に合わせた提案を受けることは可能ですので、まずは正直に予算を伝えて相談することをおすすめします。

Q1 西川材とは何ですか?なぜ西川材を使うのですか?

西川材は、埼玉県飯能市周辺で育った檜のブランド材です。樹齢70〜80年の木を半年から1年かけて自然乾燥させることで、木本来の粘りと強度を保ち、伐採後150年以上も強度を保つといわれています。地元の木を使うことで輸送コストやCO2排出を抑えられるだけでなく、埼玉の気候風土に適した家づくりができるのが大きな理由です。

Q. リフォームも依頼できますか?

はい、高砂建設ではリフォーム事業も手掛けています。新築で培った技術力を活かし、断熱改修や耐震改修、水回りのリフォームなど幅広く対応しています。特に、既存住宅をソーラーサーキット仕様にリフォームすることも可能です。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場から高砂建設の注文住宅の評価を行いました。

埼玉県産の「西川材」と独自の「ソーラーサーキット工法」を軸とした家づくりは、初期費用こそ坪単価60万〜80万円とやや高めですが、長期的な資産価値と住み心地の良さを考えれば十分に納得できる価格帯といえます。特に、全棟で耐震等級3を標準とする構造性能と、北海道基準を超える断熱性能は、専門家の視点からも高く評価できます。

一方で、対応エリアの限定や打ち合わせの負担といったデメリットも存在するため、ご自身のライフスタイルや価値観と照らし合わせて検討することが重要です。埼玉・東京で本物の高性能住宅をお探しの方は、ぜひモデルハウスで実際の住み心地を体感してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました