【SSランク】住友林業で家を建てる!一級建築士の評価と329人の評判・坪単価

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「住友林業の家って実際どうなの?」

高級住宅メーカーとして名高い住友林業。憧れるけど、価格や性能、住み心地はどうなのか気になりますよね?

この記事では、一級建築士が住友林業の住宅を徹底的に評価!坪単価やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

  • \高品質の理由は?/ 木材へのこだわりを徹底分析
  • \坪単価は?/ 予算計画の参考に!価格帯を公開
  • \メリット・デメリットは?/ 住み心地やアフターサービスを辛口評価
  • \他社との違いは?/ 積水ハウス、ヘーベルハウスと徹底比較

住友林業で家を建てるか迷っている方は必見です!

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

住友林業の評価はSSランク!現役建築士が評価

項目 詳細
総合評価 SSランク

4.8

耐震性 5.0
断熱性・気密性 4.8
間取りの自由度 5.0
コストパフォーマンス 4.3
アフターサービス 4.7
会社の信頼度 5.0
坪単価 80~120万円程度

監修

マツモトケイスケ一級建築士事務所代表
昭和50年富山県生まれ
大学卒業後、地方3か所の設計事務所で、工場・オフィス・個人注文住宅・商業施設・公共施設など、多様な建物の設計に係る。

2010年個人事業主として建築設計事務所を開設。
起業後、所員時代の経験を活かして200件以上の建物を設計。
得意な用途は、個人注文住宅、オフィス(SOHO含む)。

「建築×マーケティング」をコンセプトに、コンセプトメイキングやセルフブランディングも行い、
クライアントの将来と建築との関係を共に模索しながら、インテリアや建物の設計提案を行っている。
趣味は、茶道・筋トレ・格闘技・読書・旅行など、人生を楽しむことを信条にしている。

松本啓介をフォローする

現役一級建築士の住友林業の評価とアドバイス

住友林業は、木のぬくもりを全面的に打ち出した商品力と顧客満足度の両面で高い評価を得ています。耐震性や断熱性・気密性も高く、安心して暮らせる住まいを提供していると言えるでしょう。

完全自由設計を基本とし、間取りの自由度も高く、様々なライフスタイルに対応可能です。コストパフォーマンスは平均以上ですが、品質の高さを考慮すれば納得できる範囲でしょう。

アフターサービスは「60年長期保証システム」で保障体制が整っており、長期間にわたるサポート体制が整っています。会社の信頼性も抜群で、安心して家づくりを任せられるでしょう。

一級建築士の住友林業の評価

  • 【耐震性】住友林業は、「ビッグフレーム構法」によって住宅性能評価制度の耐震等級3を標準仕様としており、地震や台風などの自然災害に強い住宅を提供しています。3階建住宅の耐震実験では、震度7クラスの地震にも対応する強固な家づくりを行っています。
  • 【断熱性・気密性】住友林業は、360度トリプル断熱を謳い、壁・天井・床を隙間なく施行することで、断熱性や気密性にも優れ、快適な居住空間を実現しています。
  • 【間取りの自由度】住友林業では、完全自由設計を基本としています。「ビッグフレーム工法」を用いた大空間を活かし、柔軟な間取りを可能としています。
    また、約1500通りのプランから選べるセミオーダー方式での設計も行っており、設計コストを抑えたサービスも行っています。
  • 【コストパフォーマンス】住友林業の住宅は、耐震性・断熱性・設計自由度・デザイン性・顧客満足度など全ての面で高い評価を得ていますが、初期コストがやや高めとなっています。
    コストパフォーマンスは平均以上ですが、コストより品質の高さを求める方にとっては、納得できる選択肢となるでしょう。
  • 【アフターサービス】住友林業のアフターサービスは、「60年長期保証システム」によって、長期的に維持できる体制を整えています。
    アフターサービスに対する顧客満足度も96.1%と高く、引渡後も安心してお付き合いができるでしょう。
  • 【会社の信頼度住友林業の住宅は、木造住宅の分野で最高水準の品質を提供しているハウスメーカーです。
    特に木の質感を活かしたデザインと品質から、コストパフォーマンスは平均以上ですが、コストより品質の高さを求める方にとっては、納得できる選択肢となるでしょう。
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住友林業で家づくりする方へ-一級建築士からアドバイス

住友林業での家づくりを成功させるために、さらに踏み込んだ具体的なアドバイスをさせていただきます。

【1】ビッグフレーム構法を活かした耐震性と設計自由度

住友林業の「ビッグフレーム構法」と接合金物「メタルタッチ工法」によって、高い耐震性と大空間を両立する技術を活かし、自由なプランニングを可能にしています。この工法を最大限に活かし、安全かつ、開放的な住まいを実現しましょう。

①ビッグフレーム工法
ビッグフレーム構法の強みは、高い耐震性を確保しながらも、大空間を実現可能としているところです。住宅性能表示制度の耐震等級3を標準仕様としながら、ライフスタイルに応じた自由なデザインを実現しましょう。

②のびのびとした空間を実現するプランニング
住友林業の設計力を活かし、空間に新たな価値を生み出しましょう。
住友林業では、自由設計を基本としていますが、セミオーダーにも対応しているので、コストを抑えながら、理想の住まいを実現しましょう。

③将来の間取り変更
ビッグフレーム構法は、耐震性を損なわずに柱や壁を最小限に設計できる構法なので、間仕切りに高い自由度があります。
将来的なリフォームや部屋の増改築にも柔軟に対応できるので、家族構成やライフスタイルの変化に応じて、長期的な住みやすさを考えたプランニングができます。

【2】木の家」の質感を最大限に引き出す内装デザイン

住友林業は、木の質感を活かしたデザインを提供しています。木のぬくもりを感じる、心地よい空間づくりを目指しましょう。

①無垢材を用いた内装材の選定
住友林業では、自社管理の森林から供給される無垢材を内装材として使用しています。無垢材のフローリングや壁材を取り入れ、木の本来のぬくもりや質感が感じられる空間を作ることができます。
木目や節など、木材の個性を活かしたデザインにすることで、自然の美しさを最大限に活かした空間づくりを行いましょう。

②豊富な色選びの選択肢で自由なコーディネイト
住友林業の木材は、ナチュラルカラーからダークトーンまで幅広く選択できます。これらの色調を組み合わせ、床材、壁材、建具などを統一することで、上質な空間を演出できます。
家具や照明の選定にも木の素材感を取り入れ、全体を上手に調和させましょう。

③木の温もりと和の落ち着きを併せ持った空間を作り
床の間や和紙を用いた障子など、住友林業ならではの、木の家の魅力を引き立たせた「和モダンスタイル」のデザインを取り入れましょう。

【3】高性能断熱仕様を活かした省エネ設計

住友林業は鉄材やコンクリートと比べて断熱材」性能の高い「木材の利用」と、壁・天井・床隙間なく充填される「連続した断熱材」、さらに、より断熱性が高い「アルゴンガス入りLow-E複層ガラス」を使用した360度トリプル断熱を謳っています。省エネ性能を最大化し、1年を通じて快適な住環境を作りましょう。

①地域別に最適化された断熱仕様
住友林業では、地域の気候条件に合わせて断熱の仕様を柔軟に設計しています。寒冷地では熱損失を最小限に抑え、温暖地では通気性を重視した仕様によって、夏の暑さをしのげる快適な住まいを提供しています。

②高断熱サッシの利用
断熱性能を高めるには、サッシや窓ガラスにもこだわる必要があります。
住友林業では、高断熱性能を持つアルミ樹脂複合サッシや、住宅の熱損失の弱点であるガラス部分に、断熱性能に優れる「アルゴンガス入りLow-E複層ガラス」を採用することで、外気温の影響を抑え、室内の温度を安定させ、冷暖房の効率を高め、省エネ効果を高めています。

③木材の調湿性を活かして結露防止
住友林業の住宅は、木の特徴を活かしたデザインとなっています。
木材の自然な調湿効果によって、湿度が高くなりやすい梅雨や冬の時期でも、快適な室内環境を維持できる点が大きなメリットです。

【4】住友林業の住宅シリーズ5選:特徴と選び方

住友林業は、施主のライフスタイルやニーズに応じた複数のシリーズを展開しており、それぞれ異なる設計コンセプトを持っています。ここでは、代表的な5つのシリーズを紹介し、それぞれの特徴を解説します。

①MyForest BF(マイフォレストBF)
「MyForest BF」は、住友林業の主力シリーズで、ビッグフレーム構法(BF構法)を採用し、耐震性と設計の自由度を両立しています。
耐震等級3を標準仕様としており、大開口や吹き抜けを活かした開放的な空間設計に適しています。木の素材感を前面に押し出したインテリアデザインも取り入れられ、上質で温かみのある住まいを実現しています。

②DUE CLASSO(ドゥーエ・クラッソ)
共働き家庭向けに設計されたDUE CLASSOは、家事負担を軽減するために「ラク家事」「トモ家事」「シン家事」の3つの家事スタイルを取り入れ、家事動線を効率的に設計しているのが特徴です。
キッチン・ランドリールーム・収納スペースの動線を最適化し、家族全員が快適に暮らせる空間を提供しています。

③The Forest BF(ザ・フォレストBF)
「The Forest BF」は、自然との調和をテーマにした設計で、木の温もりを最大限に生かしたデザインとなっています。大きな窓や吹き抜けによって、屋外の景色を楽しみながら四季の移ろいを感じることができるようにデザインされています。
自然との関わりを重視する方にオススメです。

④Premal(プレマール)
「Premal」は、普遍的なデザインと実用性を両立した住まいとなっています。
外観デザインや間取りでは、施主のライフスタイルに合わせたフレキシブルな提案が可能で、長期にわたって愛されるデザイン性の高い住まいとなっています。
特に、外構デザインと調和するシンプルモダンな設計で、住まい全体のバランスが整った印象を与えています。

⑤Forest Selection BF(フォレストセレクションBF)
標準仕様のプランを基に、約1500通りの間取りパターンから施主のライフスタイルに合わせて柔軟に選択できるセミオーダー形式を採用しています。
コストパフォーマンスに優れており、設計自由度を重視しながら、高い品質と機能を維持している点が魅力です。

【5】長期保証アフターサービス

住友林業の住宅を長期的に維持するためのポイントを押さえましょう。

①定期点検を欠かさず受け、「60年長期保証」を維持する
住友林業のアフターサービスは、最初の10年を基本保証期間とし、その後10年ごとに点検と必要なメンテナンスを行うことで、最長60年間の保証延長が可能です。定期点検のスケジュールを把握し、保証システムをしっかりと維持しましょう。

②保証延長の条件を理解し、必要なメンテナンスを実施する
60年保証を受けるには、定期点検時に指摘された補修を確実に実施することが条件になります。
10年目、20年目、30年目の点検時には、外壁や屋根の塗装、防水処理など、住宅の耐久性を高めるメンテナンスを行うことが求められるので注意しましょう。
定期的なメンテナンス計画を考えておくことも重要です。

③24時間365日の緊急サポートサービス
住友林業では、24時間365日体制で緊急トラブルに対応しています。
例えば、水漏れや住宅設備の不具合など、突発的な問題が発生した場合にも、迅速な対応を受けることができるため、被害を最小限に抑えられます。
日常的なトラブルや緊急時の対応についても、このサポートを活用することで、安心した暮らしを長期間維持することができます。

ひどい?相手にされない?住友林業329人の口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「住友林業 やばい」や「住友林業 相手にされない」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回329人の評判を徹底的に調査してみました。

以前はマンション住まいだったのですが、子供が生まれて手狭になったことをきっかけに住友林業で家を建てることを決心しました。住友林業の家は、自然素材をふんだんに使っていて、木の温もりが感じられるのがとても気に入っています。広々としたリビングは、家族みんながゆったりとくつろげる空間になりました。間取りの自由度も高く、私たちのこだわりを叶えてくれた設計士さんには感謝の気持ちでいっぱいです。アフターサービスもしっかりしているので、何かあっても安心です。

子供が生まれて手狭になったので、住友林業で家を建て替えました。耐震性や火災に対する強さも考えてくれて、安心して暮らせる家ができました。子供がのびのび遊べる広いリビングも気に入っています!

老後の生活を考え、住友林業で平屋を建てました。若い頃は2階建ての家に住むことに憧れていましたが、歳を重ねるにつれて、階段の上り下りが辛くなってきました。住友林業の平屋は、バリアフリー設計なので、つまずいたり転んだりする心配もなく、安心して生活できています。庭の手入れをしたり、趣味を楽しんだり、夫婦でゆったりと過ごせる老後を楽しんでいます。

家づくりは、わからないことだらけで不安もありましたが、住友林業の営業担当者さんが、私たちの疑問や不安に丁寧に答えてくれ、安心して家づくりを進めることができました。私たちの要望をしっかりと汲み取り、理想の家を実現するために、親身になってサポートしてくれた営業担当者さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

住友林業は高品質な家づくりで知られていますが、価格は少し高めでした。でも、長期優良住宅なので、資産価値が下がりにくい点は魅力的です。将来売却することも考えて、住友林業に決めました。

参考:Google マップ

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住友林業の坪単価は約80万~120万円!中身を徹底解剖!

住友林業で家を建てる夢をお持ちの皆さん、気になるのはやっぱり坪単価ですよね。

結論から言うと、住友林業の坪単価は平均85万円、幅としては80万~120万円程度と言われています。

しかし、これはあくまで目安。家の大きさや間取り、使用する建材、設備のグレードによって大きく変わります。

セミオーダータイプなら坪単価80万円〜

例えば、セミオーダータイプの「フォレストセレクション」なら、坪単価は約80万円から。 これは、あらかじめ用意された間取りをベースに、玄関と階段の位置を固定すれば、比較的自由にカスタマイズできるプランです。自由度の高さとコストパフォーマンスのバランスが良いので人気が高いのも納得ですね。

完全自由設計なら坪単価100万円超えも

一方、完全自由設計の「The Forest BF」や「きこりんの家」を選ぶと、坪単価は100万円を超えることも珍しくありません。 特に、「きこりんの家」は、住友林業の技術の粋を集めた最高級ブランド。厳選された木材と、熟練の大工による匠の技が光る、まさに夢の住まいです。

なぜ住友林業は坪単価が高い?

では、なぜ住友林業は坪単価が高めなのでしょうか? それは、品質へのこだわりにあります。

住友林業は、創業以来350年以上、木と向き合ってきた企業です。 その経験と技術を生かし、高品質な木材を厳選し、高い技術力を持つ大工が施工にあたります。 また、耐震性や耐久性にも優れており、長期的な視点で考えると資産価値が下がりにくいというメリットもあります。

住友林業と有名ハウスメーカー坪単価比較表

では、住友林業の価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの程度なのでしょうか?表にまとめましたので、参考にしてみてください。

ハウスメーカー 坪単価(万円) 構造 特徴
住友林業 85 木造 木の質感にこだわり、設計の自由度が高い。長期的な視点で考えると、資産価値が下がりにくい。
積水ハウス 114.3 木造、鉄骨 木造、鉄骨どちらも対応しており、高い耐震性と自由度の高い設計が可能。
大和ハウス工業(鉄骨) 93.1 鉄骨 高い耐震性と耐久性を誇る鉄骨造。都市部の狭小地にも対応しやすい。
大和ハウス工業(木造) 110.8 木造 木造でありながら、鉄骨造のような強度と自由度を両立。
パナソニックホームズ 110.1 鉄骨 耐震性・耐久性に優れ、省エネ性能も高い。先進技術を積極的に導入。
旭化成ホームズ 95.2 ヘーベルハウスが有名。ALCコンクリートを使用し、耐火性・耐久性に優れる。
三井ホーム 116.7 木造 デザイン性が高く、高級感のある住まいを提供。全館空調システムなど快適性も追求。
セキスイハイム 87.3 鉄骨 工場生産による高品質・高精度な住宅を提供。ユニット工法で工期が短い。
トヨタホーム 85.5 鉄骨 車の生産技術を応用したユニット工法。高品質・高耐久性を実現。
タマホーム 約50 木造 ローコストながら、自由設計が可能。
アキュラホーム 約65 木造 大工品質の完全自由設計。
クレバリーホーム 約65 木造 高気密・高断熱に優れた省エネ住宅。
ユニバーサルホーム 約65 木造 地熱を利用した床暖房が特徴。
一条工務店 約70 木造 耐震性能にこだわり、断熱材など自社グループ工場で開発。
日本ハウスHD 約70 木造 高耐久性・高耐震性を追求した住宅を提供。
ヤマダホームズ 約80 木造 自由設計とコストパフォーマンスを両立。
スウェーデンハウス 約90 木造 輸入住宅ならではの北欧デザインと高気密・高断熱性能。
ヘーベルハウス 約100 鉄骨 軽量鉄骨と重量鉄骨の中間にあたる「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」

住友林業のメリット・デメリット

ここでは、住友林業で家を建てるメリットとデメリットを、具体的な数字や商品名などを交えながら詳しく解説していきます。

メリット

1. 木の魅力を最大限に活かした家づくり

住友林業は、国内外に自社森林を保有し、木材の調達から加工、建築まで一貫して手掛ける「木」の専門家です。 特に床材は、無垢材、挽板、突板を合わせて約70種類もの豊富なラインナップを誇ります。例えば、人気の高いウォールナットやオークなど、様々な樹種から選ぶことができます。

2. 高い設計自由度を実現するBF構法

住友林業独自の「ビッグフレーム構法(BF構法)」は、柱の数を最小限に抑え、大空間を実現できるのが特徴です。最大12mの柱なし大空間も可能です。広々としたリビングや開放的な吹き抜けなど、間取りの自由度が広がります。

3. 高品質な施工

住友林業は、独自の建築技術専門校「住友林業建築技術専門校」を運営し、厳しい研修を受けた専属の大工「棟梁」を育成しています。高い技術力と豊富な経験を持つ大工が、一棟一棟丁寧に施工することで、高品質な住まいを提供しています。

4. 充実した保証・アフターサービス

住友林業は、最長60年間の長期保証システムを提供しています。初期保証30年間に加え、10年ごとに構造躯体および防水設備の保証を延長できます。また、60年目まで計12回の無料点検も実施しており、長期にわたって安心して暮らせるようサポート体制が整っています。

5. 環境への配慮

住友林業は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及にも力を入れており、高効率な設備システム「Green Smart W」などを導入することで、省エネで環境にやさしい暮らしを提供しています。

デメリット

1. 坪単価が高い

住友林業の平均坪単価は約85万円と、他のハウスメーカーと比較して高額です。品質の高い木材や設備を使用していること、専属の大工による施工であることなどが理由として挙げられます。

2. 契約前に申込金が必要

住友林業では、間取りや見積もりの作成、敷地調査の費用として、契約前に5万円の申込金が必要です。契約に至らなかった場合は返金されないため注意が必要です。

3. オプション費用がかさみやすい

住友林業は、自由度の高い設計や豊富なオプションが魅力ですが、こだわりを詰め込みすぎると、オプション費用がかさみ、予算をオーバーしてしまう可能性があります。例えば、キッチンをグレードアップしたり、内装材をこだわったりすると、数十万円から数百万円の追加費用が発生することもあります。

4. ウッドショックの影響を受けやすい

住友林業は木造住宅に特化しているため、木材価格の高騰や供給不足などの影響を受けやすい点は否めません。近年では、ウッドショックの影響で、建築費が上昇したり、工期が遅延したりするケースも発生しています。

5. 担当者との相性

これは住友林業に限ったことではありませんが、営業担当者や設計士との相性は、家づくりを成功させる上で非常に重要です。担当者とのコミュニケーションがうまくいかないと、希望通りの家が建てられない可能性もあります。

住友林業の商品

住友林業の商品について、具体的に解説します。

1. フルオーダー住宅

住友林業の強みである設計の自由度を最大限に活かせる、完全自由設計の住宅です。間取り、デザイン、素材など、細部までこだわり抜いた理想の住まいを実現できます。

例えば、リビングに吹き抜けを設けたり、大きな窓から庭の景色を取り込んだり、こだわりのキッチンを導入したりなど、ライフスタイルや好みに合わせた自由な設計が可能です。ミリ単位の設計要望にも対応できるほどの自由度の高さが魅力です。しかし、その分、坪単価は高くなりやすく、80~100万円が目安となります。

2. セミオーダー住宅

ある程度、間取りや仕様が決まっている分、フルオーダー住宅よりも価格を抑えられるのが特徴です。住友林業のセミオーダー住宅の代表格が、「フォレストセレクション」です。

フォレストセレクションは、坪単価がフルオーダー住宅よりも10~15万円、総額では300~500万円ほど安く建てられるという魅力があります。あらかじめ用意された1,500以上の選択肢の中から、好みのベースプランを選び、玄関と階段の位置を固定すれば、その他の間取りは自由にカスタマイズ可能です。

3. 商品シリーズ

住友林業は、多様なライフスタイルやニーズに対応するため、様々なコンセプトに基づいた商品シリーズを展開しています。

1. マイフォレスト(平屋)

坪単価は約80万円。住友林業の強みであるBF構造と木の温かみを活かした平屋住宅です。

  • 特徴
    • 広々とした空間と、自然との一体感を味わえる開放的な住まい
    • 家族のコミュニケーションを促進する、回遊性のある間取り
    • 庭とつながるリビングや、大きなウッドデッキなど、アウトドアリビングを楽しめるプランも用意
    • バリアフリーにも対応し、将来にわたって安心して暮らせる住まい

2. グランドライフ

坪単価は約80万円~90万円。こちらも平屋住宅ですが、太陽光発電システムを搭載し、環境にも配慮した暮らしを提供しています。

  • 特徴
    • ゆったりとした平屋暮らしと、先進のエコ技術を融合
    • 太陽光発電システムによる創エネで、光熱費を抑え、環境にも貢献
    • 高い断熱性能と気密性で、快適な室内環境を実現
    • 平屋でありながら、ロフトや小屋裏収納などを活用することで、収納スペースも確保

3. プラウディオ

坪単価は約80万円。都市部の狭小地でも、3階建て・4階建ての住宅を建築できるシリーズです。

  • 特徴
    • 限られた敷地を最大限に活用する、都市型住宅
    • 狭小地でも、明るく開放的な空間を実現する設計
    • スキップフロアや屋上庭園など、空間を立体的に活用するアイデアも豊富
    • 耐震性にも優れ、安心して暮らせる住まい

4. その他のシリーズ

上記の他にも、住友林業は様々な商品シリーズを展開しています。

  • フォレストセレクション BF: 1,500以上のプランから選べる、セミオーダー住宅。
  • The Forest BF: 木の質感を活かした、シンプルで美しいデザインが特徴。
  • BF-耐火: 火災に強いBF構造を採用した、都市型住宅。

それぞれのシリーズに、様々なプランやオプションが用意されているので、ライフスタイルや好みに合わせて、最適な住まいを選ぶことができます。

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まとめ

今回は一級建築士の立場から住友林業の評価を行いました。

優れた構造や品質、デザイン性など、住友林業の家づくりには多くの魅力があることが分かりました。しかし、坪単価の高さやオプション費用など、注意すべき点もいくつか存在します。

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。住宅展示場や完成見学会に足を運び、間取りや内装、設備などを実際に見て、体感することが大切です。住友林業の担当者とじっくり話し合い、疑問や不安を解消しながら、理想の住まいを実現してください。

この記事が、皆様の家づくりにおける参考になれば幸いです。

住友林業のQ&A

ここからは住友林業に関するQ&Aを紹介していきます。

Q1. 住友林業で平屋を建てるといくらかかりますか?

A: 平屋を建てる場合の坪単価は、約70万円〜100万円です。延床面積や間取り、使用する建材、設備のグレードなどによって価格は大きく変動します。30坪の平屋なら約2,100万円〜3,000万円、50坪なら約3,500万円〜5,000万円が目安となります。より詳しい価格を知りたい場合は、間取りや希望の設備などを具体的に決めて、住友林業に見積もりを依頼することをおすすめします。

Q2. 住友林業の平屋はおしゃれで実用的ですか?

A: 住友林業の平屋は、デザインの自由度が高く、おしゃれで開放的な空間を作ることが可能です。また、平屋は動線が短く、家事のしやすさや高齢者への配慮など実用面でも優れています。

Q3. 住友林業の建売住宅の評判はどうですか?

A: 住友林業の建売住宅は、品質の高さやデザイン性、耐震性などが評価されています。価格はやや高めですが、その分、安心して長く住める家と言えるでしょう。東京、愛知、千葉、福岡など、全国各地で建売住宅を販売しています。

Q4. 住友林業のCMに出演している俳優・女優は誰ですか?

A: 最新のCMには、俳優の板垣李光人さんが出演しています。過去のCMには、小日向文世さんや長澤まさみさんなどが出演していました。CMのロケ地は、ニュージーランドやアメリカのダラスなど、世界各国で撮影されています。

Q5. 住友林業ホームテックの評判はどうですか?

A: 住友林業ホームテックは、住友林業のグループ会社としてリフォーム事業を手掛けており、住宅に関する高い技術と品質が評価されています。ただし、担当者によって対応の差があるとの声もありますので、リフォームを依頼する際には担当者としっかりコミュニケーションを取ることが大切です。

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