「建築家が設計する家って、高くて手が届かないんじゃないの?」
そんな風に思っていませんか?そんな中で注目されるのが「R+house」。
実は、R+houseなら手が届く価格で、デザイン性と快適性を兼ね備えた理想の住まいを実現できるんです。
一級建築士の視点から、この住宅メーカーの強みと弱み、そして坪単価について徹底解説します。
- 実際の住み心地は?
- コストパフォーマンスは?
- 坪単価はどれくらい?
この記事では、R+houseの魅力と注意点を余すことなくお伝えし、あなたの理想の住まい選びに役立つ情報をお届けします。
\家づくりで後悔しないための最初のステップ/
また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。
1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。
誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。
しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。
住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。
「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。
しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?
もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。
焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。
マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。
「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。
しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。
数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。
①SUUMO 不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。 ②HOME4U家づくりのとびら NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。 ③LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。 |
これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。
3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、
- 工務店を中心に探したい方は…SUUMO
- ハウスメーカーにこだわりたい方は…家づくりのとびら
- ローコスト住宅をメインで考えている方は…LIFULL HOME’S
がおすすめです。
さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。
「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。
多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。
後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。
- SUUMO…工務店のカタログ中心
- 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
- LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心
【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒
それでは解説をしていきます。
R+houseの評価はA⁺ランク!現役建築士が評価
項目 | 詳細 |
総合評価 | A⁺ランク
|
耐震性 | |
断熱性・気密性 | |
間取りの自由度 | |
コストパフォーマンス | |
アフターサービス | |
会社の信頼度 | |
坪単価 | 約50万~60万円程度 |
一級建築士の評価とアドバイス
「R+house」は、建築家との協働によるデザインを大切にしています。公式サイトによれば、R+houseの特徴として、「耐震等級3(最高等級)」の構造設計、気密性と断熱性に優れた『R+パネル』、およびパッシブデザインの採用が挙げられます。これらは、住まいの耐久性や省エネ効果を高め、長期的に快適で安心な住環境を提供するための工夫といえます。
また、R+houseの住まいは、「完全自由設計」であり、建築家が個別の生活スタイルに合わせて提案する仕組みです。これにより、建築家と工務店が一体となり、顧客の要望を反映させたデザインを提供することが可能です。特に「パッシブデザイン」によって、自然環境を活かしながら室内環境を整える点が印象的で、これによりエネルギー効率の高い住宅を実現しています。
さらに、R+houseは充実したアフターサポートも特徴としており、「iekachiBOX」という専用ページで住宅履歴を一元管理し、長期修繕計画に基づいた適切なメンテナンスが行える体制を整えています。このように、居住後も長期的なサポートを提供することで、住まいの資産価値を保つことが可能です。
一級建築士のR+houseの評価
- 【耐震性】:
R+houseでは、建物の耐震性能を最優先に考え、「耐震等級3」という最高等級の設計を標準仕様としています。また、耐震パネル工法により、壁と床が一体化した「面構造」を採用することで、地震や風の揺れを効率的に分散させる設計がされています。これに加え、べた基礎と呼ばれる強固な基礎を用いることで、住宅の安定性と防湿性も高めています。 - 【断熱性・気密性】:
断熱性については、R+houseでは独自の外壁下地材『R+パネル』と高性能樹脂サッシを使用し、住宅の気密性と断熱性を高い水準で実現しています。全棟で気密測定を実施し、C値標準0.5cm²/m²以下という厳格な基準をクリアしています。断熱仕様はHEAT20のG2基準に基づき、高い断熱性能を備えています。 - 【間取りの自由度】:
R+houseは、完全自由設計を特徴としており、建築家が予算や敷地条件、生活スタイルなどを考慮してデザインを提案します。建築家との打ち合わせは複数回実施され、パースや模型を用いて具体的なプランが示されます。これにより、家族の「個性」を反映し、自由度の高い間取りが実現されるため、オリジナルな住まいを求める方に適した設計が可能です。 - 【コストパフォーマンス】:
R+houseは、坪単価70〜90万円(2021年時点)を目安としたコストパフォーマンスの高い住宅を提供しています。物流コスト削減や、無駄を省く構造設計を取り入れ、無理のない価格帯で高性能住宅を提供する体制を整えています。また、長期的な光熱費削減効果により、ランニングコストも抑えられ、長期的な経済性も備えた住宅と言えます。 - 【アフターサービス】:
R+houseは、充実したアフターサポートを提供しています。60年間の長期修繕計画と、第三者機関による定期点検(60年間)に加え、24時間365日対応のサポートデスクも設置されています。さらに、「iekachiBOX」による住宅履歴管理システムも導入しており、住まいの情報を一元管理できます。住宅設備には10年間のフリーメンテナンスが適用され、長期にわたる安心が確保されています。 - 【会社の信頼度】:
R+houseは、建築家との家づくりや高性能住宅の提供で多くの顧客から支持を得ており、全国に展開する工務店とのネットワークで高品質なサービスを提供しています。住宅業界でも、優れた断熱性・気密性と自由設計で知られるブランドで、顧客満足度の高いメーカーといえます。
R+houseは、建築家による自由設計、最高等級の耐震性、そして高水準の断熱・気密性能を備えた高品質な住宅を提供しています。特に、ZEH対応や「R+パネル」など独自の技術を活用し、居住後の省エネ効果や快適性を重視している点が特徴です。また、長期修繕計画やアフターサポートが整っているため、長期的な資産価値の保全も可能で、安心して暮らせる住まいを実現しています。
R+houseで家づくりする方へ-一級建築士からアドバイス
R+houseでの家づくりを成功させるために、さらに踏み込んだ具体的なアドバイスをさせていただきます。
【1】建築家とつくる快適住宅
R+houseは、建築家と協力して理想の住まいを追求するためのサービスです。性能とデザインを兼ね備えた家づくりの方法を確認しましょう。
①建築家と協働した自由設計
R+houseでは、建築家が住まい手のライフスタイルや個性を反映したプランを提供し、家族にとって使いやすい動線を考慮した設計を行っています。具体的には、建築家との3回にわたる打ち合わせを通じて、模型やパースを用いたプラン提案が行われ、生活のしやすさを追求します。
②省エネを叶えるパッシブデザイン
R+houseは「パッシブデザイン」を大切にし、自然環境を活かした省エネ住宅を実現しています。建築家が土地の向きや周辺環境を考慮し、光や風を取り入れる設計を行うことで、夏涼しく冬暖かい空間を作り出しています。これにより、日常的な快適さとエネルギーコストの削減が可能です。
③長期サポートで安心の暮らし
「iekachiBOX」により、住宅履歴が管理され、長期的な修繕計画や定期点検が行える体制が整っています。住まいの資産価値を保つだけでなく、万が一の不具合にも対応できる24時間サポートや10年間のフリーメンテナンスが含まれており、居住後の安心感も重視されています。
【2】高性能な住まいで安心生活
R+houseの高性能住宅は、耐震性と断熱性を備え、快適な生活空間を提供します。
①地震に強い耐震等級3の構造設計
R+houseの家は、耐震等級3(最高等級)の設計で、地震に強い住まいを実現しています。耐震パネル工法を採用し、壁と床を一体化した構造により、地震や強風時の揺れを効率よく分散します。これにより、建物全体がしっかりと支えられ、安全性が確保されています。
②快適で省エネな断熱・気密性
「R+パネル」を使用した高断熱・高気密な構造がR+houseの強みです。C値0.5cm²/m²以下の気密性と、HEAT20 G2基準の断熱仕様により、室内の温度が安定し、エアコンの効率も向上。これにより、エネルギーコストを削減しながら快適な住空間を提供します。
③ZEH対応で光熱費を削減
R+houseは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に適合する住宅を推奨しています。太陽光発電などの創エネ設備も活用でき、年間のエネルギー収支を抑える設計です。省エネ効果が高いため、光熱費の負担が減り、長期的な経済メリットも期待できます。
【3】理想の間取りを叶える自由設計
R+houseは、家族のライフスタイルに合わせた完全自由設計を採用しています。
①建築家とつくるオーダーメイドの家
R+houseの家づくりでは、建築家が住まい手の希望や生活スタイルに合わせて間取りを設計します。予算や敷地条件も踏まえた上で、家族の「個性」を反映させた唯一無二の間取りが可能です。打ち合わせではパースや模型も活用され、具体的なイメージが湧きやすくなっています。
②日常の家事動線を意識した設計
間取り設計では、家事がしやすい動線を考慮してプランニングが進められます。洗濯から収納までの流れを効率化した動線を取り入れることで、毎日の家事負担が軽減され、快適な暮らしが実現できます。
③将来の変化にも対応する柔軟な設計
将来の家族構成やライフスタイルの変化にも対応できるよう、可変性を持たせた設計がR+houseの特徴です。必要に応じて間仕切りを変えられる設計が可能で、家族の成長や生活の変化にも柔軟に対応できる住まいが提案されています。
【4】完全自由設計の家づくりのポイント
R+houseは、完全自由設計の家づくりを可能にし、住まい手の希望に応じた設計ができます。注意点を確認しましょう。
①空間の使い方を明確に
R+houseの完全自由設計では、家族の動線や収納スペース、生活の利便性を考慮して空間設計を行います。リビング、ダイニング、キッチンのつながりや、家族が自然に集まる空間配置を検討することで、日常生活がより快適になります。事前のヒアリングで具体的なイメージを伝え、効率的な空間作りを目指しましょう。
②採光・通風を意識した配置
パッシブデザインを取り入れるR+houseでは、自然光を効果的に取り入れるために部屋の配置や窓の位置を慎重に計画します。季節ごとに快適な住まいを実現するため、建築家の提案をもとに土地の特性を活かした配置を選ぶことが大切です。結果として、日常の省エネにもつながります。
③将来の変化を見越した間取り
R+houseの設計では、家族構成の変化やライフスタイルの移り変わりに対応できるよう、間取りに可変性を持たせることも可能です。例えば、必要に応じて仕切りを追加できる柔軟な設計を取り入れると、ライフステージに応じた住まいの成長が可能になります。
【5】安心のアフターサポートで長期の暮らし
R+houseの充実したアフターサポートが、住まい手の安心を支えます。
①住宅履歴の一元管理「iekachiBOX」
R+houseでは、住宅履歴を一元管理する「iekachiBOX」を導入し、長期修繕計画や点検履歴をすべて専用ページに保存します。これにより、住宅の資産価値を維持しつつ、いつでも情報にアクセスでき、将来のリフォームや売却時にも役立てられます。
②定期点検で安心を長期間確保
R+houseは、第三者機関による60年間の定期点検を実施しており、床下や建物外周などの確認も含まれています。これにより、早期に問題を発見し、住まいの耐久性を確保することができます。定期的な点検は長期的な安心感を高め、建物の資産価値の維持にもつながります。
③ 24時間365日のサポート体制
R+houseでは、24時間365日対応のサポートデスクを設け、いつでもトラブルに対応できる体制を整えています。水漏れや鍵の破損など、緊急時の相談も可能で、引き渡し後の安心を長期にわたって提供する仕組みが整っています。
後悔?R+hosue101人の口コミ・評判を徹底調査

R+houseで家を建ててから、毎日の暮らしが本当に快適になりました!特に、高気密・高断熱の性能のおかげで、エアコンの効きが抜群なんです。以前のアパートでは、夏は暑くて冬は寒くて、光熱費もすごくかかっていました…。でも、今は一年中快適な室温で過ごせて、光熱費も節約できています!家計にも優しく、本当に感謝しています。


愛犬と快適に暮らせる家を建てたくて、R+houseを選びました。建築家さんに相談したところ、リビングに隣接した広々としたサンルームを作ってくれたんです!天気の良い日は、サンルームの窓を開放して、愛犬と一緒にひなたぼっこを楽しんでいます。床材も傷がつきにくいものを提案してくれたので、安心して遊ばせることができます。


ありきたりなデザインの家は嫌だったので、R+houseで建築家の方と一緒に、私たちのこだわりを詰め込んだ家を建てました。完成した家は、雑誌に載っているような、おしゃれで個性的なデザイン!大満足です。近所の人からも、「素敵な家ですね!」と褒められることが多く、鼻高々です。
参考:Google マップ
R+houseの坪単価は約50万~60万円:建築家との理想の家づくりを叶える、その価格の裏にあるもの
R+houseの魅力は、建築家との家づくりと高性能住宅。しかし、その魅力に加え、コストパフォーマンスの高さも注目すべき点です。
坪単価に見る、R+houseの特徴
- 平均坪単価50~60万円: 建築家との家づくりと高性能住宅でありながら、手の届きやすい価格帯を実現しています。
- 坪数による価格差: 坪数が大きいほど割安になる傾向は、設備費用を効率的に抑えている証。無駄のない設計とコスト管理が徹底されています。
- 建築家費用:設計料として工事費とは別に約120万円、またはアトリエ建築家に85万円、インテリアコーディネーターに40万円など。
- 標準仕様とオプション: 標準仕様でも高品質な住宅が実現できる一方、オプションで個性をプラスできる自由度の高さも魅力です。
施工事例から読み解く、価格の多様性
- 33坪2階建て:約67万円/坪: 比較的コンパクトな2階建て住宅でも、建築家との家づくりが手の届く価格で実現できることを示しています。
- 28坪平屋:約80万円/坪: 平屋は割高になりがちですが、R+houseなら坪数以上の広がりと快適性を追求できます。
- 35坪2階建て:約60万円/坪: 平均坪単価よりもさらに抑えた価格を実現。コストパフォーマンスの高さが際立ちます。
- 25坪モデルハウス:約100万円/坪: モデルハウスは、最新の技術やデザインを詰め込んだ、R+houseの理想を体現する住まい。坪単価は高めですが、その価値を体感できます。
価格以上の満足度とR+houseの企業努力
- 大手ハウスメーカーと同等の価格帯: 建築家との家づくりと高性能住宅という付加価値を考えると、コストパフォーマンスの良さが際立ちます。
- 適正価格: ローコスト住宅よりは高価ですが、長期的な視点で見た時の資産価値や、快適な暮らしへの投資として、納得できる価格設定です。
- メーカー直送や部材の先払いシステム: 中間コストを削減し、高品質な部材を適正価格で提供。施主の予算内で理想の家づくりをサポートします。
R+houseと有名ハウスメーカー坪単価比較表
R+houseの価格帯は、他のハウスメーカーと比較するとどの程度なのでしょうか?表にまとめました。
ハウスメーカー | 坪単価(万円) |
---|---|
R+house | 50~60 |
タマホーム | 35~55 |
アイフルホーム | 32~52 |
アキュラホーム | 45~65 |
ロイヤルハウス | 45~65 |
ユニバーサルホーム | 45~65 |
桧家住宅 | 50~70 |
セルコホーム | 50~60 |
トヨタホーム | 60~70 |
一条工務店 | 65~80 |
セキスイハイム | 65~85 |
大成建設ハウジング | 75~90 |
三井ホーム | 70~100 |
積水ハウス | 70~100 |
ヘーベルハウス | 80~100 |
R+houseは坪単価50~60万円と、建築家との家づくりの中では比較的リーズナブルな価格帯に位置しています。坪単価はあくまで目安であり、最終的な費用は家の大きさ、仕様、設備、建築場所などによって大きく変わります。
R+houseのメリットとデメリット:具体的な数字と商品名を交えて解説
R+houseは、建築家との家づくりを特徴とするハウスメーカーです。高性能住宅をリーズナブルな価格で提供しており、多くの人にとって魅力的な選択肢となります。
しかし、メリットだけでなくデメリットも存在するため、検討する際には注意が必要です。以下に、具体的な数字や商品名を交えて解説します。
メリット
- 建築家とつくるデザイナーズ住宅: R+houseでは、経験豊富な建築家が個々のライフスタイルや価値観を反映した空間デザインを提案します。例えば、限られた敷地でも開放的な空間を実現するスキップフロアや、趣味を楽しむためのアトリエスペースなど、理想の暮らしを形にすることができます。
- 高性能住宅: R+houseは、高気密・高断熱、耐震等級3など、高い性能を標準仕様としています。断熱材には「現場吹付発泡断熱 アクアフォーム」を使用し、UA値は0.34~0.46と、HEAT20 G2グレードをクリアしています。また、耐震性にも優れており、地震の多い日本でも安心して暮らせる家を建てることができます。
- コストパフォーマンスの高さ: 建築家との家づくりでありながら、坪単価は50万円~60万円と、他のハウスメーカーと比較しても平均的な価格帯です。これは、メーカー直発注システムや部材の先払いシステムなど、独自のシステムを採用することでコスト削減を実現しているためです。
- 安心の保証体制: R+houseは、完成保証サービス、60年の長期サポートなど、充実した保証体制が整っています。万が一、施工会社が倒産した場合でも、近隣の加盟店が工事を引き継ぐため、安心して家づくりを進めることができます。また、「家価値60年サポート」では、定期的な点検やメンテナンスを行い、家の価値を長期的に維持します。
- 土地探しから相談可能: R+houseには不動産部門もあるため、土地探しから家づくりまでワンストップでサポートを受けることができます。
デメリット
- 建築家指定不可: R+houseでは、建築家を自分で指定することはできません。そのため、自分の希望に合う建築家と出会えるかどうかは運次第となります。密なコミュニケーションをとることで、お互いのイメージを共有することが大切です。
- 打ち合わせ回数制限: 建築家との打ち合わせ回数は原則3回と制限されています。これは、効率化を図るための措置ですが、詳細な要望を伝えきれない、納得のいくプランにならないといった不安を感じる方もいるかもしれません。あらかじめ伝えたいことや疑問点は、まとめてから打ち合わせに臨むのが良いでしょう。
- オプション費用: R+houseのオプション費用は、他のハウスメーカーと比較すると高めです。こだわりを多く詰め込みたい場合は、予算オーバーの可能性があります。
- 価格交渉の難しさ: R+houseでは、建築家と工務店の連携により価格交渉が行われるようですが、具体的な情報や事例は公開されていません。そのため、どこまで価格交渉が可能なのかは不透明です。
- 顧客満足度のばらつき: R+houseの顧客満足度は高いとされていますが、中には、工務店の対応や価格設定に不満を感じる方もいるようです。実際に工務店に足を運び、自分の目で確かめることが大切です。
R+houseの商品:理想の暮らしを叶える「建築家とつくる家づくり」
R+houseは、住宅を単に販売するのではなく、「建築家とつくる家づくり」という、理想の暮らしを叶えるための手段を提供しています。
商品の特徴
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建築家とのコラボレーション:
- 全国で活躍する一流建築家と直接やり取りし、理想の住まいを形にできます。
- ライフスタイル、価値観、家族構成などをヒアリングし、最適なプランを提案します。
- 間取り、デザイン、素材など、様々な要望を建築家に伝え、世界に一つだけの家づくりをサポートしてもらえます。
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高性能住宅:
- 高気密・高断熱: UA値0.34~0.46、C値1.0(㎠/㎡)以下を標準とし、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を実現。冷暖房費の削減にも繋がります。
- 耐震性: オリジナルの「R+パネル」を用いたパネル工法、耐震等級3を標準とし、地震に強い家づくりを実現。構造計算も全棟で実施しています。
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コストパフォーマンス:
- 建築家とつくるデザイナーズ住宅でありながら、手の届く価格帯を実現。
- 部材の流通ルート見直し、メーカーへの直接発注、効率的な施工システムにより、コスト削減を実現しています。
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60年の長期サポート:
- 「家価値60年サポート」という長期アフターサービスを提供。
- 住宅の長期修繕計画の作成、定期点検、トラブル発生時の緊急対応、24時間365日のサポートデスク、設備のフリーメンテナンス(10年間)などが含まれます。
どんな家が建てられるのか
具体的にどんな家が建てられるのか、例にとって特徴を解説します。
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平屋:
- 特徴:
- 全ての生活空間がワンフロアに集約され、移動がスムーズで暮らしやすい。
- バリアフリー設計で、将来にわたって快適に暮らせる。
- 広々とした庭やテラスと一体感のある開放的な空間設計が可能。
- 建築実例:
- LDKと一体になった広々としたウッドデッキが特徴的な平屋。
- 中庭を囲むように設計された、プライバシーを確保しつつ開放感も感じられる平屋。
- 特徴:
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2階建て:
- 特徴:
- 垂直方向に空間を活用することで、限られた敷地でも広々とした居住空間を確保できる。
- 1階と2階で生活空間を分け、プライバシーを確保しやすい。
- 吹き抜けやスキップフロアなど、立体的な空間設計が可能。
- 建築実例:
- 吹き抜けのある開放的なリビングが特徴的な2階建て。
- 2階にプライベート空間を配置し、1階を家族共有の空間にした2階建て。
- 特徴:
-
狭小地:
- 特徴:
- 限られた敷地を最大限に活用する工夫が凝らされた設計。
- スキップフロアやロフトなど、空間を立体的に活用することで、狭さを感じさせない広々とした空間を実現。
- 明るく開放的な空間にするための工夫が施されている。
- 建築実例:
- 狭小地でも光と風をたっぷり取り込める、中庭のある家。
- スキップフロアを効果的に活用し、収納力も確保した狭小住宅。
- 特徴:
-
二世帯住宅:
- 特徴:
- プライバシーを確保しつつ、適度な距離感を保てるように設計。
- 共有スペースとプライベートスペースを明確に分けることで、お互いの生活スタイルを尊重できる。
- 将来的な変化にも対応できる柔軟な設計。
- 建築実例:
- 水平方向に世帯を分離し、それぞれに独立した空間を確保した二世帯住宅。
- 1階と2階で世帯を分離し、共有スペースを設けた二世帯住宅。
- 特徴:
その他の特徴
- 高性能住宅: UA値0.34~0.46、C値1.0(㎠/㎡)以下を標準とし、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を実現。冷暖房費の削減にも繋がります。
- 耐震性: オリジナルの「R+パネル」を用いたパネル工法、耐震等級3を標準とし、地震に強い家づくりを実現。構造計算も全棟で実施しています。
- コストパフォーマンス: 建築家とつくるデザイナーズ住宅でありながら、手の届く価格帯を実現。
- 60年の長期サポート: 「家価値60年サポート」という長期アフターサービスを提供。住宅の長期的な価値を維持します。
R+houseは、これらの特徴を通して、顧客一人ひとりの理想の暮らしを実現する住まいづくりをサポートします。
まとめ
今回は一級建築士の立場からR+houseの評価を行いました。
デザイン性の高さ、コストパフォーマンス、そして建築家との家づくりという魅力的な特徴を持つ一方で、耐震性や間取りの自由度など、注意すべき点も存在します。
R+houseは、こだわりのマイホームを実現したい方にとって、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。しかしながら、家づくりは一生を左右する大きな決断です。この記事が、皆様の家づくりにおける有益な情報源となれば幸いです。後悔のない家づくりを実現するためにも、ぜひ様々な情報を収集し、ご自身の目でR+houseの魅力を確かめてみてください。
R+houseのQ&A
ここからはR+houseに関するQ&Aを紹介していきます。
Q1: R+houseの評判はどうですか?
A: R+houseは高い断熱性やデザイン性で好評を得ていて、建築家との家づくりに憧れる人にとって魅力的な選択肢となっています。一方で、施工品質やアフターサービスに関しては、地域の加盟店によって評価が異なることがあるため、事前の情報収集が重要です。
Q2: R+houseで家を建てる際の注意点はありますか?
A: R+houseで家を建てる際は、以下の点に注意しましょう。
- 建築家との相性: 家づくりを成功させるためには、建築家との相性が重要です。
- 工務店の選定: 建築家のデザインを実現できる技術力と経験を持つ工務店を選びましょう。
- 予算計画: 建築費用だけでなく、設計料や諸費用なども含めた予算計画を立てましょう。
Q3: R+houseの標準仕様について
A: R+houseの標準仕様は高気密・高断熱が特徴で、24時間換気システムなども標準で装備されています。また、断熱材や窓ガラスも高性能なものが採用されています。
Q4: R+houseのキッチンは?
A: キッチンの標準仕様は、システムキッチンを採用しており、デザイン性と機能性を兼ね備えています。詳細な仕様やメーカーについては、各加盟店で異なる場合があるため、直接お問い合わせください。
Q5: R+houseの平屋はどのようなものですか?
A: R+houseの平屋の価格は、プランやオプションによりますが、一般的に50~70万円/坪、総額で2000万円前後になるケースが多いようです。デザイン性や断熱性能を重視した平屋のプランも提供されています。
Q6: R+houseの加盟店はどこにありますか?
A: R+houseは全国に多数の加盟店があります。公式ウェブサイトで地域別の加盟店リストを確認できますので、お近くの店舗を検索してみてください。
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