【A+ランク】ポラスグループで家を建てる!FP兼宅建士の評価と177人の評判・坪単価

住宅メーカー

注文住宅を検討する際、「本当に信頼できるハウスメーカーはどこだろう」と悩んでいませんか。

埼玉・千葉・東京エリアで圧倒的な実績を誇るポラスグループは、地域密着型の強みを活かした家づくりで多くの施主から支持を集めています。洗練された設計力と地域密着ならではの提案力が強みですが、

  • 「坪単価は適正なのか」
  • 「アフターサービスは充実しているのか」
  • 「品質や性能は大丈夫なのか」

など、気になる点も多いはず。

そこでこの記事ではFP兼宅建士の視点から、ポラスグループの注文住宅を徹底的に分析します。実際の価格帯から設計の自由度、長期保証の内容まで、家づくりで後悔しないための情報を分かりやすくお伝えします。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. ひどい?高い?ポラスグループの口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!ポラスグループで家を建てる方法
    1. POHAUS・北辰工務店・HaScasa・MOK HOUSE・GRANSSETの「5ブランド設計」
    2. グッドデザイン賞20年連続+標準天井高2.7mの「開放感設計」
    3. ウッド・イノベーターNEXTの「1棟ごとの3D耐震シミュレーション」
    4. 直営責任一貫施工体制+建築技術訓練校の「品質の均一化」
    5. 初期保証10年+最長60年延長の「長期保証はメンテ費用込みで考える」
  3. ポラスグループの坪単価は約30万~120万円!
    1. 5つの主要ブランド別・坪単価詳細
      1. POHAUS(ポウハウス)
      2. 北辰工務店
      3. HaScasa(ハスカーサ)
      4. MOK HOUSE(モクハウス)
      5. GRANSSET(グランセット)
    2. 建築総額の考え方
    3. ポラスグループと有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. ポラスグループのメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.圧倒的なデザイン性と開放感
      2. 2.独自の耐震技術と精密なシミュレーション
      3. 3.直営責任一貫体制による品質管理
      4. 4.高い断熱性能
      5. 5.予算に合わせて選べる5つのブランド
    2. デメリット
      1. 1.施工エリアの限定
      2. 2.初期保証期間が比較的短い
      3. 3.担当者や施工精度にばらつきがあるとの指摘
      4. 4.断熱性に対する体感差
  5. ポラスグループの商品ラインナップ
    1. POHAUS(ポウハウス):和の伝統と最新技術の融合
    2. 北辰工務店:高品質な木の家をリーズナブルに
    3. HaScasa(ハスカーサ):高断熱な欧風デザイン
    4. MOK HOUSE(モクハウス):コスト重視のセミオーダー
    5. GRANSSET(グランセット):大空間を叶える重量鉄骨・RC
    6. 全ブランド共通の強み
  6. ポラスグループのQ&A
    1. Q. ポラスグループとはどのような会社ですか?
    2. Q. ポラスグループの施工エリアはどこですか?
    3. Q. ポラスグループで平屋は建てられますか?
    4. Q. ポラスグループの展示場はどこにありますか?
  7. まとめ

ひどい?高い?ポラスグループの口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「ポラスグループ ひどい」や「ポラスグループ 高い」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回177人の評判を徹底的に調査してみました。

私たちの漠然とした「和の心」への憧れを、PO HAUSのデザイナーさんが見事に形にしてくれて嬉しいです。打ち合わせを毎週のように行い、細かなこだわりまで真摯に汲み取ってくれたのが印象的です。完成したリビングは、落ち着いた木の温もりに包まれてまるで高級旅館のような心地よさです。遊びに来た友人からも「センスがいいね」と褒められ、自分たちらしい住まいを手に入れられた喜びに浸っています。

ポラスさんで建てた一番の決め手は、標準仕様でリビングの天井高が2.7mもあったことです。この圧倒的な開放感に加え、デザイナーさんが提案してくれた「一直線の家事動線」には毎日助けられています。キッチンから洗面所、洗濯機への移動が最短距離になったことで、忙しい朝もバタバタせずに支度が完了するようになりました。

大手メーカーと比較しても割安な価格帯ながら、耐震性や素材の良さはトップクラスだと思うのでコストパフォーマンスの高さに驚いています。浮いた予算でキッチンをグレードアップしたり、憧れのパントリーを作ったりと、こだわりを存分に詰め込めました。理想の立地でこれほど満足度の高い家が建つなんて、夢のようです。

赤ちゃんを連れての家づくりは不安でしたが、打ち合わせの際にテーブルの脇にベビーベッドを用意してくれるなど、担当者さんの細やかな気遣いに救われました。押し売りは一切なく、常に私たちの目線に立って、子供の成長を見据えた間取りを提案してくれた誠実な姿勢に全幅の信頼を寄せられました。地元の環境にも詳しく、スーパーの場所まで相談に乗ってくれたのも心強かったです。

HaScasaの欧風デザインに一目惚れしましたが、住んでみて驚いたのはその性能の高さです。2×6工法による高い断熱性のおかげで、吹き抜けのある広いリビングも一年中快適な温度に保たれています。冬の朝でも震えることなくスムーズに起きられ、光熱費も驚くほど抑えられています。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!ポラスグループで家を建てる方法

ポラスグループで家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

ポラスグループは、埼玉・千葉・東京エリアに特化した地域密着の強みを活かし、設計力と提案力で多彩なブランドから選べる注文住宅を展開しています。

そのため「地域密着の提案力」「デザイン性と設計の引き出し」に強みがある一方、(施工エリアの限定・初期保証10年と延長条件・担当者や現場対応の差)を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者によるポラスグループの全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.6
耐震性 4.6
断熱性・気密性 4.2
間取りの自由度 4.6
コストパフォーマンス 4.4
アフターサービス 4.1
会社の信頼度 4.5

埼玉・千葉・東京に根ざした提案力と、グッドデザイン賞の連続受賞(公式では23年連続受賞と紹介)に象徴される設計センス、さらに5ブランドの選択肢で“ちょうどいい解”を探しやすいのが魅力です。

そのため理想の間取りやデザインを実現しやすい一方で、エリア外は建築できない点、初期保証10年と延長のための有償メンテ、担当・現場による対応差は事前に見える化しておく必要があります。

そこで、ポラスグループでの家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

POHAUS・北辰工務店・HaScasa・MOK HOUSE・GRANSSETの「5ブランド設計」

ポラスグループは、ローコスト寄りのMOK HOUSEから、欧風×2×6のHaScasa、自由設計の北辰工務店、デザイン&テクノロジーのPOHAUS、重量鉄骨・RC対応のGRANSSETまで、価格帯も考え方も異なる“選び分け”ができるのが最大の特徴です。同じエリア・同じ窓口感覚で比較が進むので、迷いが整理されやすくなります。

向いている人:予算の上限が決まっているが、デザインや性能も妥協したくない人/複数ブランドを同じ土俵で比較して効率よく決めたい人。

注意点+契約前の確認:坪単価はブランド差が大きいので、「本体に含まれる範囲」と「付帯工事・諸費用の見込み」を同条件で揃えた見積書で比較してください。

グッドデザイン賞20年連続+標準天井高2.7mの「開放感設計」

標準で天井高2.7mを確保しやすく、空間の伸びやかさや家事動線の提案が得意です。和モダンや欧風、都市型の大開口などテイストの幅も広く、打ち合わせの密度で“自分たちらしさ”を形にしやすいのが魅力になります。

向いている人:デザインの完成度や空間の開放感を重視したい人/一直線の家事動線など、暮らしの動きを設計で最適化したい人。

注意点+契約前の確認:開放感を優先すると窓や吹き抜けで温熱計画が難しくなるため、断熱仕様・窓仕様・空調計画が標準のまま成立するかを書面で確認しましょう。

ウッド・イノベーターNEXTの「1棟ごとの3D耐震シミュレーション」

建てる前に大地震を想定した3Dシミュレーションを行い、耐震等級3相当の安全性を狙う考え方が特徴です。安心を“気合い”ではなく検証プロセスで積み上げやすく、構造見学で納得感を作りやすいのも強みになります。

向いている人:耐震を数値や検証で確認したい人/家族の安心を優先しつつ、デザインも諦めたくない人。

注意点+契約前の確認:耐震等級「相当」の定義、評価方法、補強方針の説明資料を必ず受け取り、契約図書として残してください。

直営責任一貫施工体制+建築技術訓練校の「品質の均一化」

設計・部材・施工・アフターをグループ内で完結させ、社員大工の育成(訓練校)まで含めて品質を揃えやすい体制が特徴です。下請け丸投げになりにくい分、トラブル時の責任の所在が明確で、現場対応の筋が通りやすいメリットがあります。

向いている人:現場品質のばらつきをできるだけ抑えたい人/引き渡し後の窓口が明確な会社を選びたい人。

注意点+契約前の確認:現場監督の担当範囲(巡回頻度・検査回数)と、引き渡し後の連絡ルール(窓口・期限)を契約前に書面で確認しましょう。

初期保証10年+最長60年延長の「長期保証はメンテ費用込みで考える」

初期保証は10年で、30年・60年へ延長するには定期的な建物診断と有償メンテナンス工事が前提になります。ローン返済だけでなく、10年ごとの維持費を織り込んで資金計画を立てると、後からの不満や想定外出費を減らしやすくなります。

向いている人:長期で住み続ける前提で、点検やメンテのルールがある方が安心な人/将来コストまで含めて住宅の総額を管理したい人。

注意点+契約前の確認:保証延長の条件(必要工事・目安費用・実施時期)と、対象外・免責事項を保証書の発行条件まで含めて書面で揃えてください。

ポラスグループの坪単価は約30万~120万円!

ポラスグループの注文住宅における坪単価は、選択するブランドによって大きく異なり、約30万円から120万円という幅広い価格帯を展開しています。複数のアンケート調査によると、平均坪単価は約66万円から75万円程度となっており、ハウスメーカーの中では中堅クラスに位置づけられます。

日本における注文住宅の平均建坪である約37坪で計算すると、建物本体価格の目安は2,400万円から2,800万円程度になります。ただし、実際には選ぶブランドやプラン、建物の構造、設備のグレードによって総額は大きく変動するため、あくまで参考値として捉えてください。

5つの主要ブランド別・坪単価詳細

ポラスグループは、お客様のさまざまなニーズに応えるため、コンセプトやデザイン、価格帯が異なる5つのブランドを展開しています。それぞれの特徴と坪単価を見ていきましょう。

POHAUS(ポウハウス)

ポラスグループのフラッグシップブランドとして位置づけられ、「デザイン&テクノロジー」をコンセプトに、和の伝統を現代の暮らしに活かした住まいづくりを得意としています。

  • 坪単価目安:40万円から120万円

完全自由設計が基本で、専属デザイナーが直接ヒアリングを行います。防音設備を整えた音楽スタジオや、リビングから愛車を眺められるガラス張りのガレージなど、趣味を存分に楽しめる空間も実現可能です。こだわりを反映させるほど価格は高くなる傾向にあります。

北辰工務店

「強くて良質な木の家をちょうど良い価格で」を掲げる、コストパフォーマンスに優れたミドルクラスブランドです。

  • 坪単価目安:40万円から60万円

木造在来軸組工法を採用し、完全自由設計ながらリーズナブルな価格帯を維持しています。優秀施工者として表彰された実績のある大工が多数在籍しており、確かな施工技術が魅力です。1,000万円台から戸建てを建てられるため、予算を抑えながら自由な設計を実現したい施主におすすめです。

HaScasa(ハスカーサ)

ポラスグループで唯一、ツーバイシックス(2×6)工法を採用した欧風デザインと高断熱性能を特徴とするブランドです。

  • 坪単価目安:50万円から80万円

ZEH基準を超える断熱性能(UA値0.46)を実現し、南欧や欧風の洗練されたデザインを重視する層に人気があります。伝統的なスタイルと現代のデザインを融合させた住まいとして、素材感や暮らしやすさも含めた提案が行われています。

MOK HOUSE(モクハウス)

グループ内で最もリーズナブルな価格帯を実現する、セミオーダータイプのブランドです。

  • 坪単価目安:30万円から50万円

あらかじめ用意された300種類以上のプランから選択することで、人件費や広告費を抑え、ローコストを実現しています。品質は妥協せず、900万円台から家づくりが可能なため、予算を重視する施主に適しています。

GRANSSET(グランセット)

ポラスグループで唯一、重量鉄骨造やRC造に対応する高級路線ブランドです。

  • 坪単価目安:75万円から120万円

柱のない広いリビングや天井高3メートルといった、鉄骨構造ならではのダイナミックな設計が可能です。賃貸併用住宅や店舗併用住宅にも対応しており、限られた都市部のスペースを最大限に活用したい場合に最適です。

建築総額の考え方

坪単価はあくまで建物本体の目安であり、実際に家を建てる際には以下の費用が別途必要になります。

付帯工事・諸経費
外構工事、地盤改良、給排水工事などで、本体価格の約30パーセントから40パーセントが相場です。

保証延長費用
初期保証は10年ですが、30年や60年へ延長する場合には有償のメンテナンス工事が必要となります。

オプション費用
床暖房や食洗機、太陽光発電システムなど、標準仕様以外の設備を追加する場合に加算されます。

ポラスグループは、埼玉・千葉・東京・茨城の一部にエリアを限定した地域密着型経営を行うことで、広告費や輸送費を抑え、高品質な住宅をリーズナブルに提供しています。地域の気候風土を熟知した家づくりができる点も、大きな強みといえるでしょう。

ポラスグループと有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、ポラスグループの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

メーカー名 坪単価目安 価格帯の立ち位置・特徴
ポラスグループ 30万〜120万円 ミドルクラス。大手より安価ながら高いデザイン性と耐震性を両立。
ヘーベルハウス 80万〜125万円 ハイグレード。重量鉄骨造に強み。
セキスイハイム 60万〜130万円 ハイグレード。鉄骨ユニット工法。
積水ハウス 60万〜120万円 大手最大手。自由設計と高品質な建材。
一条工務店 45万〜140万円 性能重視。高い断熱・気密性。
アイ工務店 50万〜80万円 ミドル〜ローコスト。高気密・高断熱住宅を適正価格で提供。
タマホーム 40万〜70万円 ローコスト大手の代表格。
アキュラホーム 30万〜85万円 ローコスト〜ミドル。自然素材や完全自由設計に定評あり。

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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ポラスグループのメリット・デメリット

ポラスグループで注文住宅を検討する際には、メリットとデメリットの両面を理解しておくことが重要です。ここでは、FP兼宅建士の視点からポラスグループの注文住宅を詳しく解説していきます。

メリット

ポラスグループには、地域密着型ハウスメーカーならではの強みが数多くあります。デザイン性の高さから施工品質まで、お客様に選ばれ続ける理由を見ていきましょう。

1.圧倒的なデザイン性と開放感

ポラスグループはグッドデザイン賞の連続受賞(公式では23年連続受賞と紹介)もあり、デザイン力の高さに定評があります。標準仕様で天井高2.7メートル(一般的な住宅は2.4メートル)を確保しており、海外の住宅のような広々とした空間づくりが可能です。特にポウハウスでは、専属デザイナーが直接ヒアリングを行い、お客様の理想を形にしてくれます。

2.独自の耐震技術と精密なシミュレーション

自社シンクタンクにて地震に強い家づくりを研究しており、独自の耐震検証システム「ウッド・イノベーターNEXT」を用いて、建てる前に1棟ごとに大地震を想定した3Dシミュレーションを実施します。全棟が耐震等級3相当の安全性能を有しており、構造的な安心感は非常に高いレベルです。過去の大震災の揺れを再現し、補強が必要な箇所を事前に割り出すことで、より確実な耐震性を実現しています。

3.直営責任一貫体制による品質管理

設計、部材の製造、施工からアフターメンテナンスまで、すべてをグループ内で完結させる「責任一貫施工体制」を採用しています。自社の大工訓練校で育成された、技術力の高い社員大工が施工を担当するため、品質のばらつきが少ないのが特徴です。下請け業者に丸投げすることがないため、トラブル時の責任の所在も明確で安心です。

4.高い断熱性能

断熱性能を示すUA値は、標準仕様で0.5程度(東日本エリアでも十分な性能)を実現しています。特にハスカーサでは、ツーバイシックス工法を採用することでUA値0.46を達成し、断熱等性能等級6相当という非常に高い省エネ性能を誇ります。冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現できます。

5.予算に合わせて選べる5つのブランド

ポラスグループは、坪単価30万円から120万円まで、幅広い価格帯の5つのブランドを展開しています。ローコストなモクハウスから、高級路線のグランセットまで、お客様の予算や希望に合わせて最適なブランドを選択できます。同じグループ内で比較検討できるため、効率的にハウスメーカー選びを進められるのも大きなメリットです。

デメリット

一方で、ポラスグループにはいくつかの注意点も存在します。契約前に確認しておくべきデメリットについて解説します。

1.施工エリアの限定

地域密着型経営を徹底しているため、施工可能エリアは埼玉県、千葉県、東京都、茨城県の一部地域に限られています。エリア外での建築を希望する場合は、依頼することができません。転勤の可能性がある方や、将来的に地方への移住を考えている方は、この点を考慮する必要があります。

2.初期保証期間が比較的短い

大手のハウスメーカーでは初期保証を30年とするケースも多い中、ポラスの初期保証は10年に設定されています。最長60年までの延長が可能ですが、延長のためには10年ごとに有償の建物診断と、約50万円から90万円の保証延長工事(有償メンテナンス)が必要になります。長期的なメンテナンス費用を見込んでおく必要があるでしょう。

3.担当者や施工精度にばらつきがあるとの指摘

口コミの中には、引き渡し後の連絡が遅い、あるいは担当者との相性が合わなかったという不満も見られます。また、引き渡し後の連絡のタイミングや補修の進み方について、気になったという声が見られることもあります。契約前にアフターフォローの窓口や対応フローを確認しておくと安心です。営業担当者や施工チームによって対応に差が出る可能性があるため、事前の見極めが重要です。

4.断熱性に対する体感差

UA値などのスペック上は高いものの、実際の住み心地として「期待したほど暖かくない」と感じるお客様も一部存在します。これは間取りやライフスタイル、窓の配置などに左右される部分もあり、事前に宿泊体験やモデルハウス見学などで体感しておくことが推奨されています。カタログスペックだけでなく、実際の住み心地を確認することが大切です。

ポラスグループの商品ラインナップ

ポラスグループの注文住宅は、埼玉・千葉・東京・茨城の一部地域に特化した地域密着型経営を基盤としています。選択するブランドによって坪単価は30万円から120万円まで幅広く対応しているのが特徴です。

お客様の予算やライフスタイル、デザインの好みに合わせて、5つの特色あるブランドから最適な住まいを選ぶことができます。

POHAUS(ポウハウス):和の伝統と最新技術の融合

ポラスグループのフラッグシップブランドとして位置づけられ、「デザイン&テクノロジー」をコンセプトに掲げています。

和の伝統を現代の暮らしに活かした「和モダン」のデザインを最も得意としており、専属デザイナーが直接ヒアリングを行い、光の取り入れ方や窓の配置など細部までこだわった完全自由設計を提案します。防音設備の整った音楽スタジオや、リビングから愛車を眺められるガラス張りのガレージなど、趣味を存分に楽しめるオンリーワンの設計も実現可能です。木造軸組工法を採用し、グッドデザイン賞の連続受賞(公式では23年連続受賞と紹介)もあることが、デザイン面の評価につながっています。

北辰工務店:高品質な木の家をリーズナブルに

「強くて良質な木の家をちょうど良い価格で」をコンセプトにしたミドルコストブランドです。

木造在来軸組工法を採用し、一流大工による施工品質を維持しながら、生活動線を意識した自由設計が可能です。優秀施工者として表彰された実績のある大工が多数在籍しており、確かな技術力が魅力となっています。大手ハウスメーカーと同等の品質を、広告費の抑制などにより割安な価格で提供しており、コストパフォーマンスに優れたブランドといえるでしょう。

HaScasa(ハスカーサ):高断熱な欧風デザイン

南欧や北欧の伝統的なスタイルに、現代の機能性を加えたブランドです。

ポラスグループ内で唯一、ツーバイシックス工法を標準採用しており、断熱性と調湿機能に優れています。断熱性能を示すUA値は平均0.46(断熱等性能等級6相当)を誇り、ZEH基準を超える高い省エネ性能を実現しています。一年中快適な室温を保てるため、冷暖房費の節約にもつながります。伝統的なスタイルと現代のデザインを融合させた、唯一無二の健康住宅を提供しており、南欧・欧風モダンのデザインを好む施主に人気があります。

MOK HOUSE(モクハウス):コスト重視のセミオーダー

ポラスグループの中で最も低価格を実現しているローコストブランドです。

厳選された300種類以上の間取りプランから選択するセミオーダー形式を採用することで、プランニング業務費を効率化し、人件費や広告費を徹底的に削減しています。これらのプランは、ポラスの分譲住宅で人気の高かったプランを抜粋したものであり、多くのお客様の声を反映させた実績のある間取りとなっています。品質は妥協せず、注文住宅と分譲住宅の良いところを取り入れたセレクト住宅として、若い世代や共働き世帯から支持を集めています。また、平屋住宅シリーズとして「MOK-one(モク・ワン)」も展開しており、シンプルな暮らしを求める施主に最適です。

GRANSSET(グランセット):大空間を叶える重量鉄骨・RC

非木造建築に特化した、高層ビルと同等の構造を持つハイグレードブランドです。

重量鉄骨造やRC造の強みを活かし、柱のない大空間や3メートルの天井高、大きな開口部を持つデザインが可能です。店舗併用住宅や賃貸併用住宅、狭小地の有効活用にも適しており、限られた都市部のスペースを最大限に活用したい施主に選ばれています。ポラスグループで唯一の非木造建築ブランドとして、木造では実現が難しい開放的な空間設計を得意としています。

全ブランド共通の強み

ポラスグループの住宅は、ブランドを問わず以下の高い標準スペックを有しています。

天井高2.7メートルが標準装備されており、一般的な住宅(2.4メートル)よりも高く、開放的な空間が実現できます。耐震性能については、独自の耐震検証システム「ウッド・イノベーターNEXT」により、全棟で大地震を想定した3Dシミュレーションを実施し、安全性を確認しています。設計から資材調達、自社訓練校「ポラス建築技術訓練校」で育成した社員大工による施工まで、すべてをグループ内で管理する直営責任一貫施工体制により、品質のばらつきを防いでいます。

公式の案内では、住宅産業研究所調べの「住宅販売総合部門 No.1」(さいたま市・越谷・柏の3商圏)を長年継続して獲得している旨が紹介されています。地域密着型ならではの安心感と、幅広い価格帯のブランド展開により、多様なお客様のニーズに応えられる体制が整っています。

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ポラスグループのQ&A

ここからはポラスグループに関するQ&Aを紹介していきます。

Q. ポラスグループとはどのような会社ですか?

ポラスグループは、埼玉県越谷市に本社を置く地域密着型のハウスメーカーです。埼玉・千葉・東京・茨城の一部地域に特化し、創業50年以上の実績を持ちます。公式の案内では、住宅産業研究所調べの「住宅販売総合部門 No.1」(さいたま市・越谷・柏の3商圏)を長年継続して獲得している旨が紹介されています。注文住宅だけでなく、分譲住宅、マンション、不動産仲介、リフォームなど幅広い住宅事業を展開しているのが特徴です。

Q. ポラスグループの施工エリアはどこですか?

ポラスグループは地域密着型経営を徹底しており、施工可能エリアは埼玉県、千葉県、東京都、茨城県の一部地域に限定されています。具体的には、本社を置く埼玉県を中心に、主要拠点から車で1時間程度で駆けつけられるエリアに絞って事業を展開しています。このエリア限定により、迅速なアフターサービスと地域の気候風土を熟知した家づくりを実現しています。

Q. ポラスグループで平屋は建てられますか?

ポラスグループでは平屋の建築が可能です。特にモクハウスでは「MOK-one(モク・ワン)」という平屋住宅シリーズを展開しており、シンプルな暮らしを求める施主に最適です。北辰工務店でも完全自由設計の平屋を建てることができます。坪単価の目安は30万円程度からとされており、予算を抑えつつ平屋を検討したい方にも選択肢になりやすいです。

Q. ポラスグループの展示場はどこにありますか?

ポラスグループは「体感すまいパーク」という総合住宅展示場を埼玉・千葉エリアに複数展開しています。船橋、柏、東浦和、越谷、朝霞、吉川美南の6ヶ所があり、5つのブランドのモデルハウスを一度に見学できます。家づくりのデザイン、家事動線、素材の肌触り、土地探しなど、家づくりに関するすべてを体感できる施設となっています。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場からポラスグループの評価を行いました。

ポラスグループは、埼玉・千葉・東京エリアに特化した地域密着型ハウスメーカーとして、確かな施工技術とデザイン力を兼ね備えています。坪単価30万円から120万円という幅広い価格帯で、お客様の予算に合わせた5つのブランドを展開している点は大きな魅力です。独自の耐震検証システム「ウッド・イノベーターNEXT」による全棟3Dシミュレーションや、グッドデザイン賞20年連続受賞の実績は、技術力とデザイン性の高さを証明しています。一方で、施工エリアの限定や初期保証期間が10年という点は、事前に理解しておくべきでしょう。

注文住宅は人生で最も大きな買い物の一つです。複数のハウスメーカーを比較検討し、実際に展示場を訪れて体感することをおすすめします。

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