【Aランク】オダケホームで家を建てる！FP兼宅建士の評価と168人の評判・坪単価

オダケホームで家を建てようか迷っているけれど、本当に信頼できる会社なのか不安を感じていませんか？

オダケホームは北陸エリアを中心に、地域密着で住まいづくりを行ってきた住宅メーカーです。地域密着型の工務店として長年の実績を持っていますが、

• 「大手ハウスメーカーと比較してどのような特徴があるのか」
• 「実際の坪単価はいくらなのか」
• 「品質は大丈夫なのか」

など気になる点は多いはずです。

この記事では、FP兼宅建士の視点からオダケホームの家づくりを徹底的に分析しました。性能面での評価、コストパフォーマンス、そして実際に建てた方々の声をもとに、メリットだけでなくデメリットも包み隠さずお伝えします。

あなたの理想の住まいを実現するパートナーとして、オダケホームが本当に適しているのか、この記事を読めば判断できるでしょう。

＼家づくりで後悔しないための最初のステップ／

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう！」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか？

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

• 工務店を中心に探したい方は…SUUMO
• ハウスメーカーにこだわりたい方は…家づくりのとびら
• ローコスト住宅をメインで考えている方は…LIFULL HOME’S

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

• SUUMO…工務店のカタログ中心
• 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
• LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心

【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒


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それでは解説をしていきます。

後悔する？評判悪い？オダケホームの口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「オダケホーム　後悔」や「オダケホーム　評判悪い」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回168人の評判を徹底的に調査してみました。

家中どこにいても本当に暖かく快適です。子供たちも床の上で裸足で遊んでいて、ヒヤッとすることがなくなりました。前身が木材会社とあって、構造材にひのきの土台や柱を使っているという安心感も大きいです。家にいると木の温もりに包まれているのを感じ、自然と心が安らぎます。高い買い物でしたが心底満足しています。

オダケホームで家を建ててから、共働きでバタバタしていた毎日が嘘のように変わりました。特に感動したのは、営業さんと設計士さんの素晴らしいチームワークです。私たちの漠然とした「家事がラクになる家にしたい」という要望を、効率的な動線として具現化してくれました。以前は家事に追われてイライラすることもあったのですが、今ではスムーズに片付き、夫婦二人でゆっくり過ごす時間が増えた気がします。他社では気づけなかった日常生活の些細なことまで拾い上げて提案してくれた担当さんたちに感謝しています。

家づくりを始める前は不安だらけでしたが、担当の営業さんの丁寧で親身な対応に、最初から最後まで安心感を覚えました。他社と比較検討中にも、提示していただいた様々な間取り案について、「いいところ」と「わるいところ」を丁寧に説明してくださり、私たちが納得できるまで寄り添ってくれたのが心強かったです。私たちの要望に対しても、すぐに「無理です」とは言わずに、「可能か、いくらかかるか、メリット・デメリットは何か」を明確に教えてくれたので、心から信頼して進めることができました。結果、特別おしゃれではないかもしれませんが、長く住むには最適な無難でゆったりとした家になったと思っています。

入居して数年が経ちますが、オダケホームさんで建てて本当に良かったと感じています。何より心強いのがアフターサポートです。何か不具合があって連絡すると、担当者がとりあえず顔を出してくれて、対応策を話し合ってから迅速に修理してもらえます。これまで何回か修理をお願いしましたが、幸いすべて無償で対応してもらえており手厚いサポート体制に感動しています。

最初はオダケホームさんの価格帯が高いと聞いて不安でしたが、予算内で理想のデザインを叶えられました。設計士さんが限られた坪数の中でも最善のプランを提案してくれた上に、デザイナーさんが不要な高い設備は断って、安くて可愛い代替品に遠慮なく変更させてくれたおかげで、かなり値段を抑えることができました。おかげで、私たち好みのシンプルモダンなデザインで素材の上質感を楽しめるお気に入りの空間が完成しました。担当者さんたちと密にコミュニケーションを取れたことで、すべて満足できる形にできたと感謝しています。

参考：Googleマップ

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FP兼宅建士社長が教える失敗しない！オダケホームで家を建てる方法

オダケホームで家づくりを検討している方へ、FP兼宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

オダケホームは、富山・石川など北陸エリアで「木のぬくもり」と「北陸の気候に合わせた性能」を両立させた家づくりで選ばれる地域密着型の住宅メーカーです。

そのため「地域に合った性能」「無理のない価格帯」「土地探しから設計までワンストップ」という強みがある一方、商品・担当者による性能差や、建売・分譲と注文住宅の“仕様の違い”を正しく見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。

宅建士の筆者によるオダケホームの全体評価はこちら！

北陸の気候と暮らし方に寄り添った家づくりに定評のある、オダケホーム。
自社一貫体制と地域密着のネットワークを背景に、高気密高断熱仕様と木質感のあるデザイン、土地探しからのトータル提案を強みにした住宅ブランドです。

そのため、「地域に合った性能」「デザインと暮らしやすさのバランス」「資金計画も含めた総合提案力」に強みがあり、北陸エリアで“無理のない予算で長く住める家”を目指すご家庭と相性が良いメーカーと言えるでしょう。

そんなオダケホームでの家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかりと理解することが重要です。オダケホームのポイントを5つにまとめました。

北陸密着＋自社一貫体制で実現する「堅実コスパ」

自社での分譲・設計・施工・販売までを一貫して行うことで、中間マージンを抑えつつ、一定レベル以上の仕様を確保しやすいのが特徴。
土地付きの自社分譲と注文住宅の両方を扱うため、「土地＋建物トータル」で資金計画を立てやすく、ローン審査やスケジュール管理もワンストップで進められます。

「雪国×地震」を意識した構造計画で安心感を高める

積雪荷重と地震力の両方を見据えた構造計画を基本スタンスとしており、多くのプランで耐震等級3相当を視野に入れた設計がしやすいのがポイント。
耐力壁のバランス配置や金物補強など、木造在来工法をベースにしつつ、耐震性を高めるための工夫が盛り込まれているため、「雪も地震も心配」という北陸エリア特有の不安を軽減しやすいメーカーです。

北陸の気候に合わせた断熱仕様で「冬の光熱費」を抑えやすい

寒冷な北陸の気候を前提に、断熱材の厚みや窓仕様を強化したプランが多く、省エネ基準クリアはもちろん、ワンランク上の断熱性能を目指しやすいのが魅力。
樹脂サッシや高性能ガラス、気流を抑えた間取り計画などを組み合わせることで、「冬の底冷え」や「結露」を抑えつつ、暖房費の負担を軽減しやすい住まいづくりが可能です。

「木の質感×暮らしやすさ」を両立した自由設計

無垢材や木質フローリング、梁あらわしなど、木の質感を活かした内装提案を得意としつつ、家事動線や収納計画など“暮らしやすさ”も重視したプランニングがしやすいのがオダケホームの持ち味。
完全自由設計に近いスタイルで、吹き抜け・小上がり・土間スペースなども取り入れやすく、「標準プランを少しアレンジ」ではなく「自分たちらしい一邸」を形にしたい方に向いています。

地域密着のアフターサービスで「建てた後」も相談しやすい

地場ビルダーとして長年エリアに根差してきた実績があり、定期点検や修繕相談なども含めて「近くにいてくれる安心感」が魅力。
建物だけでなく、分譲地・周辺環境・将来の売却や住み替えまで視野に入れた相談がしやすく、「建てて終わり」ではなく「暮らし全体を長く支えるパートナー」として付き合える会社を選びたい方に適しています。

予算内で「北陸の気候に合った性能」と「木のぬくもりのあるデザイン」を両立させたい方にとって、オダケホームは有力候補の一社です。

契約前は、希望するプランでの耐震等級や断熱グレード、標準仕様とオプションの境界、保証・点検スケジュール、そして土地＋建物トータルの資金計画を書面で確認し、担当者と期待値を丁寧にすり合わせておくことで、満足度の高い家づくりにつながります。

オダケホームの坪単価は約50万～75万円！

オダケホームの注文住宅における坪単価は、おおむね50万円台から75万円台が中心となっています。ただし、選択するプランのグレードや仕様、設備のオプションによって、最終的な価格は大きく変動する点に注意が必要です。

実際の建築事例を見ると、価格帯には幅があります。SUUMOに掲載されている実例では、延床面積約39.9坪の住宅で本体価格2,000万円から2,499万円（坪単価50.2万円から62.7万円）という比較的抑えた事例もあれば、延床面積37.2坪で本体価格3,000万円から3,499万円、坪単価80.6万円から94万円という高額な事例も存在しています。

オダケホームでは、完全自由設計から規格住宅まで、予算やライフスタイルに応じた多様な商品ラインナップを用意しているため、それぞれの商品シリーズで坪単価の目安が異なります。

商品シリーズ別の坪単価目安

オダケホームの主力商品はProudΣ（プラウドシグマ）です。これはオダケホームの最高品質を誇る完全自由設計モデルで、本体価格目安は2,400万円から、坪単価目安は68万円から75万円程度となっています。

オリジナルのハイブリッドパネルや制震ダンパーを採用し、ZEH相当のUA値0.6という高い断熱仕様を実現しています。さらに、UA値0.34のG2グレードや、G3グレードにも対応できる高性能住宅です。

SUMUSシリーズなど、セミオーダー系の商品では坪単価55万円から65万円程度が目安となります。20代から30代の若い世代をターゲットとした企画住宅で、趣味を楽しむ家として人気を集めています。本体価格目安は2,200万円からとなっており、完全自由設計のProudΣよりもコストを抑えながら、デザイン性と性能のバランスを両立させた商品です。

価格を最も抑えたい方には、規格住宅系の商品があります。坪単価50万円から56万円程度が目安で、本体価格1,980万円からのiZE（アイズ）や、ウェブでカスタマイズ可能なie.COLLE（イエコレ）といったラインナップがあります。これらは間取りや仕様があらかじめ決められているため、完全自由設計と比べて価格を抑えることができます。

坪単価が高めになる理由

オダケホームの坪単価がミドルクラスからハイクラスの価格帯にあるのは、提供する住宅の品質と性能に理由があります。

まず注目すべきは、高品質な木材へのこだわりです。前身が木材会社であるため、木材の特性を熟知しており、構造材には桧の土台や柱を使用しています。これは長期的な住宅の耐久性を高める投資であり、建築に携わる専門家からも高く評価されています。

次に、北陸の気候に特化した高い性能があります。多雪・多湿という北陸の厳しい気候に対応するため、在来工法に独自のハイブリッドパネルを組み合わせた強固な構造躯体（モノコック構造）を採用しています。さらに制震装置「ミライエ」を導入することで、高い耐震性能と耐雪性能を実現しています。

オダケホームの坪単価を検討する際は、単なる数字だけでなく、標準仕様に含まれる設備や構造、長期保証の内容など、価格に含まれている価値を総合的に判断することが重要です。北陸の風土に根ざした高い耐久性や良質な木材の使用といった構造的な強みが、この価格帯を支えています。

オダケホームと有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、オダケホームの注文住宅の価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

※上記の坪単価は参考目安であり、実際の価格は敷地条件、間取り、工法、設備仕様などによって大きく変動します。

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オダケホームのメリット・デメリット

オダケホームは富山県・石川県を拠点に40年以上の歴史を持ち、約9,000棟もの施工実績を誇る地域密着型のハウスメーカーです。前身が木材会社であったため、木の特性を最大限に活かした家づくりを得意としています。

ここでは、実際に建てた方の声や具体的な仕様をもとに、オダケホームで家を建てる際のメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

メリット

オダケホームで家を建てる最大の魅力は、北陸の厳しい気候に対応した堅牢な構造と、長年の実績に基づく安心感です。ここでは、オダケホームならではの強みを3つのポイントに分けてご紹介します。

1．北陸の気候に特化した高い住宅性能と堅牢な構造

オダケホームの最大の強みは、北陸の積雪や多湿に対応する構造的な安心感にあります。

日本伝統の在来工法に独自のハイブリッドパネルを組み合わせたモノコック構造を採用し、強固な躯体を実現しています。これにより耐震等級3を確保し、さらに制振装置「ミライエ」を標準搭載することで、地震の揺れを効果的に制御します。

耐雪性能についても、積雪の多い北陸の気候に合わせた設計が施されており、屋根の雪下ろしが不要となる耐雪住宅基準を上回る仕様を採用しています。積雪1.5mから2.0mにも耐える特別仕様を提供しているため、豪雪地帯でも安心して暮らせます。

また、前身が木材会社であるため、構造材には桧の土台や柱など高品質な木材を使用している点も大きな特長です。自社グループのプレカット工場で加工を行うことで、品質を維持しつつコストを抑える努力をしています。建築に携わる専門家からも「桧を使った構造は憧れ」という声が聞かれるほど、木材へのこだわりが評価されています。

2．多様なニーズに対応する商品ラインナップと設計の自由度

オダケホームは幅広い価格帯とデザインのニーズに対応できる商品構成を持っています。

最高品質の完全自由設計モデル「ProudΣ（プラウドシグマ）」や「SUMUS PROUD」は、坪単価目安65万円から75万円程度で、デザインや間取りに制限なくお客様のこだわりを反映できます。設計の自由度が高いため、家族のライフスタイルに合わせた理想の住まいを実現可能です。

省エネ性能を重視する方には、「SUMUS ZERO（スムス ゼロ）」がおすすめです。ZEH基準をクリアする高い省エネ性能を持ち、坪単価目安は60万円から70万円程度となっています。光熱費を抑えながら、一年中快適な室内環境を実現できます。

価格を抑えたい方向けには、規格型住宅「iZE（アイズ）」があり、本体価格目安1,980万円から、坪単価目安は56万円程度から提供されています。規格住宅でもオダケホームの高い性能基準を維持しているため、コストパフォーマンスに優れた選択肢となっています。

3．手厚い長期保証と地域密着の安心感

建てた後のサポート体制が充実しており、施主からの信頼が厚い要素となっています。

初期保証10年に加えて有償メンテナンスを行うことで、最長40年間にわたる長期保証システム「安心保証40システム」を提供しています。これにより、何世代にもわたって安心して住み続けることができます。

引き渡し後は2ヶ月、6ヶ月、1年、2年など、定期的な点検・巡回を行っており、何かあれば迅速に対応してもらえます。実際の施主からは「とりあえず顔は出してもらえる」という声があり、地域密着ならではのきめ細やかなサポートが評価されています。約9,000棟という施工実績は、北陸で長年培ってきた信頼の証といえるでしょう。

デメリット

オダケホームには多くの魅力がある一方で、検討する際に注意すべき点もいくつか存在します。ここでは、実際の施主の声をもとに、オダケホームのデメリットについて正直にお伝えします。

1．比較的高めの価格設定

オダケホームの住宅は高品質であるため、価格帯は業界の中でもミドルクラスからハイクラスに位置づけられています。

坪単価の相場は50万円台から75万円台が中心ですが、ハイスペックな仕様や自由設計の度合いによっては90万円近くに達する事例もあります。施主からは「うちは高いと担当者もはっきり言っていた」という声や、「平凡な割には高くないか」といった意見も見られ、予算を重視する方には割高に感じられる可能性があります。

完全自由設計が基本のため、値引き交渉は難航する傾向があります。実際に「予算が500万円以上オーバーした」ために契約を諦めたという口コミもあるほどです。グレードの高い建具や設備を勧められるケースも多く、言われるがまま進めてしまうと予算が大幅に膨らむ可能性があるため、事前に予算の上限をしっかりと決めておくことが重要です。

2．デザインの保守性と断熱性能の課題

一部の性能やデザインに関して、施主の期待と実態が異なる場合があります。

デザイン面については、一部の施主から「特別おしゃれではない」、「デザインが10年、20年遅れている」と感じるという意見があります。最新のトレンドや斬新なデザインを最優先する方には物足りなく感じられる可能性があるため、モデルハウスや施工実例をよく確認することをおすすめします。

断熱性能については、標準仕様に対して「高気密高断熱の触れ込みの割には家が寒い」、「標準仕様のままでは断熱性能が少し物足りない」という指摘があります。特に吹き抜けを採用した場合に寒さを感じるという声も報告されており、北陸の厳しい冬を快適に過ごすためには、断熱材のグレードアップを検討する必要があるかもしれません。ロックウールなど高性能な断熱材への変更を検討することで、より快適な住環境を実現できます。

3．担当者やアフター対応の不均一性

お客様対応や施工管理、品質の面では高い評価が多い一方で、担当者や支店によってばらつきがあることが報告されています。

現場監督の対応に関して、「打ち合わせ変更が現場に反映されなかった」、「進み具合がかなり遅く、引き渡し日を過ぎてもまだ完成していない箇所がある」といった施工管理上の問題が一部で報告されています。また、設計士の計算ミスにより、事前に寸法を測っていた家具が入らなかった部屋があったという事例もあります。

アフターサービスは充実しているものの、軽微な修理でも有料になるケースがあり、数分の釘打ち作業で1万円弱の費用を請求されたという施主の経験談もあるようです。アフターサービスの範囲や費用については、契約前にしっかりと確認しておくことが大切です。

どのハウスメーカーでもこのようなケースは生じます。担当者との相性も重要なポイントとなるため、契約前に十分なコミュニケーションを取ることをおすすめします。

オダケホームの商品ラインナップ

オダケホームは昭和37年（1962年）に小竹木材店として創業し、前身が木材会社であるという強みを活かして、北陸の気候風土に適した木造住宅づくりを追求してきました。完全自由設計のフルオーダー住宅から価格を抑えた規格住宅まで、幅広いニーズに対応する多様な商品ラインナップを提供しています。

ここでは、オダケホームが展開する主な商品シリーズと、それぞれの特徴や価格帯について詳しく解説していきます。

フルオーダー・ハイクラス系

高い性能と設計の自由度、上質な仕様を求める方向けのフラッグシップモデルです。

ProudΣ（プラウドシグマ）

オダケホームのフラッグシップモデルであり、完全自由設計とワンランク上の上質な住まいを提供します。本体価格目安は2,400万円から、坪単価目安は65万円から75万円程度となっています。

デザインや間取りに制限がなく、施主のあらゆるこだわりを実現可能な商品です。次世代エネルギー住宅としての基準も考慮されており、耐震性の高いオリジナルハイブリッドパネルと制震ダンパーを採用しています。ZEH相当のUA値0.6という高い断熱仕様を標準装備し、さらにUA値0.34のG2グレードやG3グレードにも対応できます。

SUMUS PROUD（スムス プラウド）

誇りを持って暮らせる住まいをコンセプトにした、最高品質のフルオーダー住宅です。坪単価目安は65万円から75万円程度で、フレキシブルな設計と高い性能を両立しています。

一邸一邸、お客様のこだわりを形にする完全自由設計であり、家族のライフスタイルや価値観を反映した理想の住まいを実現できます。

Proud Zero（プラウドゼロ）/ SUMUS ZERO（スムスゼロ）

ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）基準をクリアする高性能エコ住宅です。坪単価目安は60万円から70万円程度となっています。

高断熱・高気密性能と太陽光発電システムにより、年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロにすることを目指しています。光熱費を大幅に削減できるため、長期的な視点で見れば経済的なメリットも大きい商品です。

セミオーダー・コンセプト住宅系

デザイン性や特定のライフスタイル、またはコストと自由度のバランスを重視した商品群です。

SUMUS（スムス）

趣味を楽しむ家として企画された石川限定の新ブランドです。本体価格目安は2,200万円から、坪単価目安は63万円から65万円程度となっています。

おしゃれなデザイン性とアウトドアライクなスタイルを組み合わせた商品で、特に20代から30代に人気があります。「サーフライフを楽しむ家」「アウトドアライフを満喫する家」「愛車とともに暮らす家」など、人生を豊かにする「好き」を盛り込んだ「SUMUS Like aシリーズ」も展開しています。

casane（カサネ）

「家族の思いを重ねていく家」をコンセプトにした商品で、坪単価目安は55万円から65万円程度となっています。

時間とともに味わいを増すシンプルで洗練されたデザインが特徴です。家族の成長とともに変化していくライフスタイルに対応できる柔軟性を持っています。

NiCO（ニコ）

二世帯住宅に特化した専用商品です。坪単価目安は55万円から65万円程度となっています。

プライバシーを尊重しつつ、適度な距離感で共同生活を送れる間取りを提案しています。親世帯と子世帯がそれぞれ快適に暮らせる工夫が随所に施されています。

彩 SAI（サイ）

家族の個性を彩り、家族を育む住まいをコンセプトとしています。具体的な価格情報は公開されていませんが、セミオーダー系の商品として位置づけられています。

規格住宅系

効率的な設計プロセスにより、高品質ながら価格を抑えた商品です。

iZE（アイズ）

箱型のシンプルデザインに好みのテイストを加えていく規格住宅タイプです。本体価格目安は1,980万円から、坪単価目安は56万円からとなっています。

家づくりに必要なステップが簡略化されており、難しいことを考えるのが苦手な方にもおすすめです。規格住宅でありながら、オダケホームの高い性能基準は維持されているため、コストパフォーマンスに優れた選択肢となっています。

ie.COLLE（イエコレ）

Web上で基本プランや仕様をシミュレーション・カスタマイズできる新しいかたちの規格型住宅です。坪単価目安は50万円から55万円程度となっています。

オンラインで気軽にプランを検討できるため、忙しい方でも効率的に家づくりを進めることができます。

全商品共通の構造体と住宅性能

オダケホームの全ての住宅は、北陸の気候に対応するために、高い性能を標準としています。

日本伝統の在来工法に、独自のハイブリッドパネルを組み合わせたモノコック構造（6面体または7面モノコック構造）を採用し、強固な躯体を実現しています。これにより、地震や風水害に強い家づくりを可能にしています。さらに、制震装置「ミライエ」をオプションで採用できます。

断熱性については、主にロックウールや高性能フェノールフォーム断熱材を使用しています。断熱性能の経年劣化が少ない素材を選定することで、長期的に快適な住環境を維持できます。窓には遮熱Low-Eペアガラスとアルミ樹脂複合サッシを採用し、高い断熱性を確保しています。

長期保証については、引き渡し後、定期的な点検と有償メンテナンスを行うことで、最長40年間にわたる長期保証システム「安心保証40システム」を提供しています。世代を超えて安心して住み続けることができる体制が整っています。

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オダケホームのQ&A

ここからはオダケホームに関するQ&Aを紹介していきます。