【A+ランク】京都建物で家を建てる!FP兼宅建士の評価と197人の評判・坪単価

住宅メーカー

京都で注文住宅を検討されている方にとって、地域に根差した工務店選びは非常に重要です。

京都建物は、京都の気候風土を知り尽くした地元密着型の住宅会社として、長年多くのお客様から信頼を集めてきました。しかし、

  • 「実際の坪単価はどれくらいなのか」
  • 「品質や設計力は信頼できるのか」
  • 「本当に満足できる家づくりができるのか」

など気になる点は多いのではないでしょうか。

この記事では、FP兼宅建士の視点から京都建物の特徴や強み、さらには注意すべきポイントまで、実際の施工事例や価格帯を交えながら詳しく解説していきます。地元京都で理想の住まいを実現したい方は、ぜひ参考にしてください。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. 評判悪い?京都建物の口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!京都建物で家を建てる方法
    1. PIN工法×パネル工法×制震ダンパーで「耐震等級3対応」を組み立てやすい
    2. 吹付硬質ウレタンフォーム+高性能サッシ+第一種換気で、京都の底冷えと蒸し暑さに備える
    3. 無垢材の床など自然素材を選べて、ロハス志向の「肌ざわり」を作りやすい
    4. 設備メーカーの選択肢が広く、コーディネーターと「細部の統一感」まで詰めやすい
    5. 自社一貫体制+分譲ノウハウ+「住まいQQ隊」型のアフターで、住んでからの安心を取りやすい
  3. 京都建物の坪単価は要問い合わせ
    1. オーダーメイド住宅の価格が変動する理由
    2. 分譲住宅「ロハスシリーズ」の価格帯
    3. 建物本体価格の推測方法
    4. 自社一貫体制によるコストメリット
    5. 京都建物と有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. 京都建物のメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.自社一貫体制による優れたコストパフォーマンス
      2. 2.徹底した耐震・断熱性能
      3. 3.充実したアフターサポート体制
    2. デメリット
      1. 1.価格・性能の数値が不明瞭
      2. 2.担当者対応に関する不安要素
  5. 京都建物の商品ラインナップ
    1. オーダーメイド住宅のコンセプト
    2. 地震に強い構造・耐震性能
    3. 高性能な断熱・省エネ設備
    4. こだわりの内装と設備
  6. 京都建物のQ&A
    1. Q. 京都建物の分譲地はどこにありますか?
    2. Q. 京都建物の施工エリアはどこですか?
    3. Q. 京都建物のモデルハウスは見学できますか?
    4. Q. 京都建物はリフォームも対応していますか?
  7. まとめ

評判悪い?京都建物の口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる、京都建物の様々な評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回197人の評判を徹底的に調査してみました。

将来の安心を考え、耐震性を最も重視しました。京都建物はPIN工法や制震ダンパーなど地震に強い構造を丁寧に説明してくれたため、心から信頼できました。さらに、長期的なアフターサポートが充実している点も決め手です。

初めての家づくりで不安ばかりでしたが、営業担当の方が最初から本当に親身になってくれました。ローンのことから間取りの細かな要望まで、迅速かつ丁寧に分かりやすく説明してくれたおかげで安心して全てお任せできました。施工中も、現場の方々がいつも笑顔で対応してくださり、細かなお願いにも応じてくれて感謝しかありません。終始信頼感が持てたので、理想通りの家が完成してとても満足しています。

京都建物にお願いして本当に良かったのは、無垢材の床を選べたことです。小さな子どもたちが裸足で走り回っても、その柔らかさと温もりに安心感を覚えます。さらに、吹付硬質ウレタンフォームのおかげで断熱性が抜群。真夏も真冬もエアコンの効きが良く、光熱費を気にせず快適に過ごせています。

京都建物さんは、様々なメーカーのキッチンやお風呂を選べるハイグレードで豊富なバリエーションを提供してくれたのが魅力です。特に、リビングの吹き抜けから見える空の景色とコーディネーターさんと一緒にコンセントの色や種類まで悩んで決めたアクセントクロスがお気に入りです。まさにイメージ通りに仕上がり、訪れる友人にも大好評です!

高品質な家を求めやすい価格で提供してくれました。他社と比較検討した結果、同じ仕様でも価格に納得感があり、長期的に見ても経済的だと判断しました。コストパフォーマンスの高さに感謝しています。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!京都建物で家を建てる方法

京都建物で家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

京都建物は、京都の気候風土に合わせた高い断熱・換気の考え方と、耐震等級3対応や制震ダンパーなど“地震への備え”を組み合わせられる、地元密着型のオーダーメイド住宅が特徴です。

そのため「耐震・制震の安心感」「無垢材など自然素材の心地よさ」に強みがある一方、(坪単価が一律で出にくい・仕様選びで総額が上下する・担当者との相性)を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者による京都建物の全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.5
耐震性 4.6
断熱性・気密性 4.5
間取りの自由度 4.4
コストパフォーマンス 4.2
アフターサービス 4.6
会社の信頼度 4.4

耐震等級3対応や制震ダンパー、無垢材の床、吹付断熱など「安心と心地よさ」を同時に狙えるのが京都建物の魅力です。

そのため、オーダーメイドの自由度が高い分、仕様の選び方で総額が変わりやすく、標準範囲と追加費用の境界を早めに固めることが重要になります。

そこで、京都建物での家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

PIN工法×パネル工法×制震ダンパーで「耐震等級3対応」を組み立てやすい

京都建物は、専用金物で接合する考え方や面で支える考え方を組み合わせ、地震対策を設計段階から整理しやすいのが強みです。耐震等級3対応に加えて制震を足すことで、揺れのダメージを抑える発想に寄せられます。

向いている人:地震への不安を最優先で減らしたい方、長く安心して住み継ぐ前提で考えたい方。

注意点+契約前の確認:耐震等級の取得方法(申請の有無)と、制震の採用条件・費用を見積明細で書面確認しましょう。

吹付硬質ウレタンフォーム+高性能サッシ+第一種換気で、京都の底冷えと蒸し暑さに備える

住まい全体を隙間なく覆う断熱の考え方により、冷暖房の効きや体感の安定を狙いやすいのが特徴です。窓や換気までセットで整えることで、夏冬のストレスと光熱費の振れ幅を抑える方向にまとめられます。

向いている人:冬のヒヤッと感や結露を減らしたい方、エアコンの効きと静けさを重視する方。

注意点+契約前の確認:断熱・窓・換気の仕様グレードがどこまで標準か、UA値や気密測定の扱いも含めて書面で確認しましょう。

無垢材の床など自然素材を選べて、ロハス志向の「肌ざわり」を作りやすい

自然素材の温もりを取り入れやすく、裸足で過ごす暮らしや、空間のやわらかい雰囲気に寄せやすいのが持ち味です。素材の選択肢がある分、好みのテイストを崩さずに仕上げやすくなります。

向いている人:小さなお子さまがいる家庭、木の質感や経年変化を楽しみたい方。

注意点+契約前の確認:自然素材は傷や色ムラが出やすいので、許容範囲とメンテナンス方法を引き渡し前に書面で確認しましょう。

設備メーカーの選択肢が広く、コーディネーターと「細部の統一感」まで詰めやすい

キッチンやお風呂などの選択肢が多く、内装のテイストも含めて全体を統一しやすいのが特徴です。アクセントクロスやコンセントの見え方まで含めて“完成イメージ”を固めやすく、満足度につながりやすい設計力があります。

向いている人:デザインの完成度にこだわりたい方、迷いやすいのでプロと一緒に決めたい方。

注意点+契約前の確認:選べる範囲(標準・差額)を早い段階で表にして、追加費用の発生条件を見積明細で固定しましょう。

自社一貫体制+分譲ノウハウ+「住まいQQ隊」型のアフターで、住んでからの安心を取りやすい

土地から建築まで一体で進めやすく、京都の土地事情を踏まえた提案に寄せやすいのが強みです。引き渡し後も定期点検に加えて、緊急時に早めの対応を期待できる仕組みがあるため、長く住む前提で安心材料になります。

向いている人:土地探しからまとめて相談したい方、住んでからの小さな不具合対応も重視する方。

注意点+契約前の確認:保証年数、点検の頻度、緊急対応の条件(対象範囲・費用)を契約前に書面で取り交わしましょう。

京都建物の坪単価は要問い合わせ

京都建物の注文住宅における坪単価は、公式サイトでは明示されていません。京都建物のオーダーメイド住宅は施主の要望に応じて仕様を自由に選べるシステムを採用しているため、具体的な坪単価を一律に示すことが難しい構造となっています。

オーダーメイド住宅の価格が変動する理由

京都建物のオーダーメイド住宅は、文字通り施主の希望を反映したフルカスタマイズが可能です。二世帯住宅、平屋、二階・三階建て、店舗付き住宅など、全ての住宅タイプに対応しており、間取りや設備、建材に至るまで自由に選択できます。

このような高い自由度が特徴である一方、選択する仕様によって価格が大きく変動します。例えば、無垢材をふんだんに使用したり、高性能な断熱材を採用したり、スカイガーデン(屋上庭園)を設置したりすれば、その分コストは上昇します。逆に、シンプルな仕様にすることで費用を抑えることも可能です。

また、構造工法の選択も価格に影響を与えます。基本となる在来軸組工法に加え、耐震性や施工精度を高める工法を選択した場合、工事費用は変わってきます。地震対策として制震ダンパーなどの設備を追加する場合も同様です。

分譲住宅「ロハスシリーズ」の価格帯

注文住宅の坪単価は非公開ですが、分譲住宅「ロハスシリーズ」の販売価格から、ある程度の価格感を把握することができます。

ロハスシリーズは、心豊かに暮らす生活スタイルをコンセプトとした分譲住宅です。自然素材の無垢材を使用し、天然ガスや太陽光発電を活かした環境にも人にもやさしい住まいづくりが特徴となっています。

公式サイトに掲載されている分譲地の価格を見ると、京都府南部エリアでは2,600万円台から3,100万円台の物件が多く見られます。例えば「ロハスガーデン藤森駅東Ⅲ」は2,665万円から、「ロハスガーデン下狛駅前Ⅲ」は2,913万円から、「ロハスガーデン小倉駅III」は3,138万円からといった価格帯です。

一方、京都市中心部の立地では価格帯が大きく上昇します。「ロハスガーデン御室仁和寺駅」では5,981万円からと、立地によって2倍以上の価格差が生じています。これは京都市内の地価の高さが反映された結果といえるでしょう。

建物本体価格の推測方法

分譲住宅の販売価格には土地代と建物代が含まれているため、建物のみの坪単価を正確に算出することはできません。ただし、一般的な住宅ローンのデータから、ある程度の推測は可能です。

住宅金融支援機構のフラット35利用者調査によると、京都府の注文住宅(建物のみ)の平均建築費用は約3,900万円、延床面積の平均は約33坪となっています。この数値から単純計算すると、坪単価は約118万円となります。ただし、これは京都府全体の平均値であり、ハウスメーカーや工務店によって坪単価は大きく異なります。

一般的に、地域密着型の工務店の坪単価は約50万円から70万円、大手ハウスメーカーは約70万円から90万円以上とされています。京都建物は地域密着型でありながら、高気密・高断熱などの性能にもこだわっているため、この中間からやや上位の価格帯に位置すると推測されます。

自社一貫体制によるコストメリット

京都建物の強みは、土地の取得から建築、販売までを一貫して行う自社一貫体制にあります。この体制により無駄な中間コストを削減し、高品質ながら適正な価格を実現していると同社は説明しています。

地域密着型の住宅会社として約50年以上の実績を持ち、京都の土地事情や気候風土を熟知しているのも大きな特徴です。夏は蒸し暑く冬は底冷えする京都特有の気候に対応した、断熱・気密性能の高い住まいづくりを提案しています。こうした性能は初期投資としてはコストがかかりますが、長期的な光熱費の削減や快適な居住環境の実現につながります。

正確な坪単価を知りたい場合は、希望する性能レベル、工法、間取り、設備などを具体的に伝えた上で、京都建物に直接相談することをおすすめします。複数のプランを比較検討することで、予算に合った最適な住まいを見つけることができるはずです。

京都建物と有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、京都建物の価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー・工務店 坪単価(目安) 特徴
京都建物 要問い合わせ 自社一貫体制によるコスト削減。オーダーメイド住宅で自由度が高い。ロハスシリーズ(分譲住宅)は環境と人にやさしい住まいづくりが特徴
地域密着型の工務店 50万円~70万円 地域の気候風土に合わせた家づくり。柔軟な対応と細やかなサービスが特徴
大手ハウスメーカー 70万円~90万円以上 全国展開による安定した品質とブランド力。充実した保証とアフターサービスが特徴
ロイヤル住建 60万円/坪 高気密・高断熱性能に優れた住宅を提供
一条工務店 65万円~/坪 業界トップクラスの断熱性能を誇る高性能住宅
敷島住宅 65万円~/坪 高い気密性と断熱性を備えた快適な住まいづくり
小林工務店 要問い合わせ 高気密・高断熱にこだわった性能重視の家づくり

※京都建物の注文住宅は、選択する仕様・工法・性能レベルによって価格が大きく変動します。分譲住宅の販売価格帯は2,500万円~3,500万円程度です。

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京都建物のメリット・デメリット

京都建物で注文住宅を建てる際には、どのような利点があり、また注意すべき点は何でしょうか。ここでは、FP兼宅建士の視点から同社の特徴を客観的に分析し、詳しく解説していきます。

メリット

京都建物の注文住宅には、自社一貫体制によるコストパフォーマンスの高さや、充実した性能・保証など、多くの魅力的なポイントがあります。

1.自社一貫体制による優れたコストパフォーマンス

京都建物の最大の強みは、土地の取得・開発から建築、販売までを自社で一貫して行う体制にあります。この仕組みにより無駄な中間コストを削減できるため、高品質な住宅を求めやすい価格で提供することが可能です。

注文住宅の坪単価は非公開ですが、建売住宅は2,500万円から3,500万円の範囲で販売されていることが多く、建売価格でありながら注文住宅のような自由度の高いオーダー設計を実現しています。「気軽にできるオーダーメイド住宅」というコンセプトのもと、家族構成やライフスタイルに合わせて必要な空間を選べる柔軟性が魅力です。

また、「ロハス」をテーマにした住まいづくりでは、木の温もりを感じられる無垢材の床や建具を使用し、ナチュラルで洗練された空間を創り出しています。ガス・電気それぞれで、床暖房や給湯器、IHなどの設備ラインナップが用意されており、住まい方に合わせて選びやすい構成です。

2.徹底した耐震・断熱性能

地震大国である日本において、京都建物は高い耐震技術に注力しています。高い強度と耐久性を実現する専用金物接合のPIN工法や、地震の力を面で捉え分散させるパネル工法を選択することができます。

土台には高耐震性があり、湿気やシロアリ対策にも効果的な鉄筋コンクリート造ベタ基礎を標準採用しています。さらに、建築基準法で定められた最高等級である耐震等級3に対応しており、より安心を求める方には、地震の揺れを吸収し建物の損傷を軽減する制震ダンパー「MIKATA」(住友ゴムと京都建物の共同企画)の導入も可能です。

断熱・換気性能も優れており、高い断熱性能を持つ吹付硬質ウレタンフォームを断熱材に採用し、家全体を隙間なく覆うことで冷暖房効率を高めています。窓にはアルゴンガス入りの複層ガラスと高性能サッシを採用し、ZEH仕様にも対応可能です。換気システムは、確実に新鮮な空気に入れ替えられる第一種換気システムを採用しています。

3.充実したアフターサポート体制

引き渡し後の保証とサポートが充実している点も京都建物の大きな強みです。建物とシロアリ保証が10年、地盤保証が20年付帯するなど、長期にわたる安心が提供されています。

引き渡し後2年目と5年目には定期点検を実施し、住まいの状態をしっかりと確認します。特に注目すべきは「住まいQQ隊」というサービスで、緊急の不具合や相談に対して電話一本で24時間以内に対応してもらえます。このサービスは何十年経っても無料で対応してもらえるため、長く安心して暮らすことができます。

リフォーム部門(京都建物工務店株式会社)は、リフォームサイト「ホームプロ」において3年連続で顧客満足優良会社に選出されており、平均評価は5点満点中4.7点と非常に高い評価を得ています。こうした実績は、京都建物の技術力とお客様対応力の高さを示しているといえるでしょう。

デメリット

一方で、京都建物の注文住宅にはいくつか注意すべき点も存在します。家づくりを検討する際には、これらの点も理解しておく必要があります。

1.価格・性能の数値が不明瞭

京都建物の注文住宅において最も大きな課題は、公式な平均坪単価が公開されていない点です。坪単価は耐震等級や工法、デザインによって大幅に変わるため、正確な費用感を知るためには、希望のイメージや予算を具体的に伝え、直接相談することが不可欠となります。

また、高気密・高断熱の住宅をうたっていますが、標準仕様としての代表値は整理して明示されていない一方で、モデルハウス等でUA値・C値の測定結果を公開している例もあります。近年、住宅性能を重視するお客様が増えており、他社と客観的に比較検討したい場合、この情報の不足は判断材料として不十分に感じられる可能性があります。数値データを重視する方は、相談時に具体的な性能値を確認することをおすすめします。

2.担当者対応に関する不安要素

家づくりは担当者との信頼関係が非常に重要ですが、一部のお客様からは担当者に関する懸念の声も聞かれています。建設中に親身に対応してくれた担当者が退職し、新しい担当者に代わったことで「以前の方より親しみにくくなった」と感じたという口コミがあります。

また、モデルハウスや展示場見学時などの初期段階で「営業担当が少し頼りなかった」という不安の声も一部で聞かれています。担当者との相性は家づくりを進める上で非常に重要な要素であり、もし合わないと感じた場合は、早めに担当者の変更を依頼することも検討すべきでしょう。最初の段階でしっかりとコミュニケーションを取り、信頼できる担当者と家づくりを進めることが、満足度の高い住まいを実現するポイントとなります。

京都建物の商品ラインナップ

京都建物は「世界で一番安らげる場所づくり」を企業使命とし、京都府内において高い品質とコストパフォーマンスを両立させたオーダーメイド住宅を提供しています。ここでは、京都建物の注文住宅の具体的な特徴について、商品名や数値を交えて詳しく解説していきます。

オーダーメイド住宅のコンセプト

京都建物は「気軽にできるオーダーメイド住宅」というコンセプトを掲げています。建売住宅のようなお求めやすい価格帯でありながら、家族構成やライフスタイルに合わせた自由度の高いオーダー設計を実現しているのが特徴です。

デザインコンセプトは「人と環境に優しいロハス」であり、自然素材の温もりとシンプルで心地よい空間を追求しています。二世帯住宅、平屋、二階・三階建て、店舗付き住宅など、全ての住宅タイプに対応しており、メインリビング、土間、ウッドデッキ、スカイバルコニーといった4つのリビングスペースを活用した、ONとOFFを両立する住まいづくりが可能です。

地震に強い構造・耐震性能

京都建物は地震に強い家づくりにこだわっており、建築基準法で定められた最高等級である耐震等級3に対応しています。構造面では複数の工法から選択することができます。

従来の木造軸組工法(在来軸組工法)に加え、柱や梁を専用金物で接合し強度と耐久性を高めるPIN工法が選択可能です。PIN工法は木と木を削ってつなぐ在来木軸工法とは異なり、木材同士を金物で接合する金具接合工法で、在来工法に比べて木材の欠損が大幅に少なく、木材自身の強度の低下を抑えることができます。接合金物が柱や梁の内側にしっかりと収まるため、木の質感を生かしたスケルトン構造仕上げにも最適です。

さらに、構造用壁パネルで地震の力を面で捉えて分散させるパネル工法も採用可能です。床全体を一体化し、横からの力やねじれに強くする剛床工法も標準採用しています。

基礎には高耐震性があり、湿気やシロアリ対策にも効果的な鉄筋コンクリート造ベタ基礎を標準採用しており、高耐候性、低汚染性、クラック追従性に優れた住宅基礎の保護工法を採用することで、基礎の耐久性を高めています。

さらなる安心を求める方には、住友ゴムと共同開発した制震ダンパー「MIKATA(ミカタ)」の導入が可能です。地震時の振動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換する高減衰ゴムの性能を利用し、地震の揺れを吸収・放熱することで、繰り返し発生する地震にも効果を発揮します。また、万が一の火災に備え、延焼を遅らせる省令準耐火構造にも対応しています。

高性能な断熱・省エネ設備

快適で健康的な暮らしを実現するため、京都建物では高性能な設備や建材を導入しています。

断熱材には、家全体を隅から隅まですっぽりと覆う吹付硬質ウレタンフォームを採用しています。この現場吹き付け発泡による断熱工事により、住宅全体の気密性と断熱性を高め、暖冷房エネルギーを削減することでCO2の排出量を減らすことが可能です。

熱の出入りが最も大きい窓には、断熱性の高いアルゴンガス入り複層ガラスと、高性能なハイブリッドサッシまたは高性能樹脂サッシを採用しています。換気システムは、確実に新鮮な空気に入れ替えるために、吸気・排気ともに機械で強制的に行う第一種換気システムを採用しています。

さらに、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様にも対応可能です。住宅の高断熱性能、省エネ設備機器、HEMS、太陽光発電システム等を組み合わせ、エネルギー消費を上回るエネルギーを自宅発電することで、エネルギー収支をゼロまたはプラスにすることができます。太陽光発電などを組み合わせることで、非常時の備えも意識した住まいづくりにつなげやすくなります。

通常オプション扱いとなる次世代エネルギーシステムを基本設備として提供している点も特徴です。ガスシステムではエコウィルまたはエネファーム、温水床暖房、浴室暖房乾燥機を導入でき、電気システムではエコキュート、IHクッキングヒーター、電気床暖房を導入できます。また、自然エネルギーを活用する太陽光発電や、エネルギーの見える化を実現するHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)も積極的に取り入れており、PCやタブレット、スマートフォンなどで家庭のエネルギーを毎日チェックできます。

こだわりの内装と設備

内装には、木の温もりを感じられる無垢材の床材や建具をふんだんに使用し、ロハスな空間づくりを追求しています。自然素材を取り入れることで、木の質感や空間の心地よさを重視した住まいに仕上げやすい点が特徴です。

また、キッチン、浴室、トイレなどの住宅設備は、様々なメーカーの製品から選択できるハイグレードで豊富なバリエーションが用意されており、お客様のこだわりを反映しやすいことが特徴です。リビングなどのインテリアや家具とのコーディネートも可能で、統一感のある美しい空間を作り上げることができます。

京都建物の注文住宅は、高い性能と自由度を兼ね備えながら、自社一貫体制によるコスト削減により、建売住宅のような価格帯で理想の住まいを実現できる点が大きな魅力といえるでしょう。

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京都建物のQ&A

ここからは京都建物に関するQ&Aを紹介していきます。

Q. 京都建物の分譲地はどこにありますか?

A. 京都建物の分譲地「ロハスガーデン」シリーズは、京都府内の各地に展開されています。宇治市、城陽市、京田辺市、相楽郡精華町などの京都府南部エリアを中心に、京都市内の伏見区、北区、上京区などにも分譲地があります。駅近の利便性の高い立地から、ゆとりある敷地面積の郊外型まで、様々なタイプの分譲地を提供しています。詳細は公式サイトの「販売中の分譲地」ページで確認できます。

Q. 京都建物の施工エリアはどこですか?

主な施工エリアは以下です。

  • 京都市(伏見区・下京区など)
  • 宇治市(木幡・小倉など)
  • 京田辺市
  • 精華町・祝園
  • 城陽市・久御山町 など

Q. 京都建物のモデルハウスは見学できますか?

A. はい、見学可能です。京都建物では各分譲地にモデルハウスを設けており、実際の建物を見学することができます。見学には予約が必要な場合がありますので、公式サイトまたは電話で事前に問い合わせることをおすすめします。

Q. 京都建物はリフォームも対応していますか?

A. はい、対応しています。グループ会社の京都建物工務店株式会社がリフォーム・リノベーション事業を展開しており、小規模な修繕から大規模なリノベーションまで幅広く対応しています。新築時と同様に、自社一貫体制によるコストパフォーマンスの高いリフォームが特徴です。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場から京都建物の評価を行いました。

京都で50年以上の実績を持つ同社は、自社一貫体制によるコストパフォーマンスの高さと、耐震等級3対応や充実した断熱性能など、確かな住宅性能が魅力です。坪単価は非公開ですが、分譲住宅は2,500万円から3,500万円程度の価格帯で提供されており、建売価格でありながら注文住宅のような自由度の高い家づくりが可能です。ただし、標準仕様としての性能値が一覧で示されているわけではないため、必要に応じて仕様や測定結果の扱いを整理しておくと判断しやすくなります。

京都の気候風土を知り尽くした地域密着型の住宅会社として、理想の住まいを実現したい方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

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