【A+ランク】健康住宅で家を建てる!FP兼宅建士の評価と158人の評判・坪単価

住宅メーカー

福岡で注文住宅をお考えの方にとって、住宅メーカー選びは人生で最も重要な決断の一つです。

健康住宅という名前を聞いたことがあるものの、実際の評判や坪単価、本当に信頼できるメーカーなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。自然素材や高性能住宅を強みとする一方で、価格や設計の自由度、万人向けかどうかは事前に知っておきたいポイントです。

この記事では、FP宅建士の専門的な視点から健康住宅を徹底的に分析し、メリットだけでなくデメリットも包み隠さずお伝えします。坪単価の実態から、他社との比較、実際に建てた方の声まで、家づくりで後悔しないために知っておくべき情報を分かりやすく解説していきます。

ぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒


【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

それでは解説をしていきます。

  1. 後悔?坪単価が高い?健康住宅の口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!健康住宅で家を建てる方法
    1. HEAT20 G2〜G3レベルの「超高断熱×高気密」が標準
    2. 「耐震等級3+制震MIRAIE」で地震に強い構造
    3. 「空気と水」まで含めた健康仕様
    4. 性能前提の「自由設計」でデザイン性も両立
    5. 長期視点のアフター体制とランニングコスト重視の提案
  3. 健康住宅の坪単価は約60万~80万円!
    1. 坪単価に含まれる高性能な標準仕様
    2. 具体的な建築事例の価格帯
    3. 健康住宅と有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. 健康住宅のメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.国内トップクラスの高性能仕様
      2. 2.災害に強い安心の構造(耐震等級3+制震)
      3. 3.健康に配慮した厳選素材とシステム
      4. 4.長期にわたる手厚いアフターサポート
    2. デメリット
      1. 1.初期費用が比較的高額
      2. 2.設計や設備仕様の自由度に制約がある
      3. 3.性能と素材に由来する物理的な特性と懸念点
      4. 4.アフター対応のばらつき
  5. 健康住宅の商品ラインナップ
    1. 国内トップクラスの高性能仕様
      1. 断熱性能
      2. 断熱工法
      3. 採用資材
    2. 災害に強い安心の構造
      1. 耐震性
      2. 構造体
    3. 健康と快適性を高めるシステム・素材
      1. 空気環境
      2. 水環境
      3. 素材
  6. 健康住宅のQ&A
    1. Q. 健康住宅とはどんな住宅メーカーですか?
    2. Q. 健康住宅の会社概要を教えてください
    3. Q. 健康住宅の展示場・モデルハウスはどこにありますか?
    4. Q. リフォームやリノベーションにも対応していますか?
  7. まとめ

後悔?坪単価が高い?健康住宅の口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「健康住宅 後悔」や「健康住宅 坪単価高い」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回158人の評判を徹底的に調査してみました。

二世帯住宅でしたが、両親の居住スペースから2階のキッチンを中心とした家族が集まる空間まで、生活動線を緻密に設計してくれました。打ち合わせが土日の際には託児所が完備されていたため、子供の心配をせずに集中して家づくりを進められたことに大変感謝しています。営業担当の方、設計部門の方、インテリアコーディネーターの方、皆様が和気あいあいと良い雰囲気で対応してくださり、一生の良い思い出になりました。

マイホームはまだ早いかなという年齢でしたが、担当の方が親身になって丁寧に説明してくださり安心できました。特に真冬に体験した宿泊体験は衝撃的で、家の中はどこの部屋もTシャツで居れる位暖かく、高性能を肌で実感できたのが決め手です。内装の打ち合わせで細かい色味に悩んでいた時も、屋外にサンプルをわざわざ運んで太陽光の下で確認させてくれるなど、私たちの納得いくまで急かさずに考えてくれた姿勢に心から信頼を寄せることができました。

高性能住宅にこだわって健康住宅さんを選びましたが、住んでみてその快適さに心底驚いています。特に真冬、子供たちが裸で走り回る脱衣所や廊下が、リビングと同じ温度で保たれていることに感動しました。全館空調のおかげで冬でも朝、爽快に起きられるようになり、風邪もひきにくくなったように感じます。

私たちは何年もかけて家づくりを検討しましたが、その間、営業マンがこまめに連絡を取り続けてくれたことが最終的な決め手となりました。契約を急かされることもなく、自分たちのペースで1年半かけてじっくり考えさせてくれたので、「こうすればよかったな~」という後悔が1つも無いのが一番の感想です。引き渡し後も、定期点検だけでなく、不具合の連絡にもすぐに対応してくださり安心感が違います。

健康住宅のモデルハウスで見た、木の温もりを感じる玄関と本格的な和室に強く惹かれました。私たちの趣味やこだわりを最大限に尊重してくださり、広々としたLDKの中にスキップフロアのDJブースを設けるという夢のようなプランが実現しました。ダイナミックな吹き抜け構造を採用しても、全館空調のおかげで温度差がなく快適です。建築関係の同業者である私が見ても、現場の進捗や養生が素晴らしく丁寧な施工だと感じました。

参考:Googleマップ

【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

FP兼宅建士が教える失敗しない!健康住宅で家を建てる方法

福岡で健康住宅の家づくりを検討している方へ、FP兼宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

健康住宅は、UA値0.26・C値0.2という国内トップクラスの断熱・気密性能と、耐震等級3+制震ダンパー「MIRAIE」、自然素材・家中浄水・高性能換気などを標準採用する、高性能志向の注文住宅メーカーです。

そのぶん坪単価は60万〜80万円前後と“中〜やや高め”ゾーンですが、他社では高額オプションになりがちな仕様が標準に含まれており、「ランニングコストと健康面まで含めたトータルコスパ」に強みがあります。一方で、仕様の自由度や初期費用には特徴もあるため、事前理解が重要です。

FP兼宅建士である筆者による健康住宅の全体評価はこちらです。

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.5
耐震性 4.8
断熱性・気密性 4.9
間取りの自由度 4.3
コストパフォーマンス 4.2
アフターサービス 4.2
会社の信頼度 4.3

高断熱・高気密と自然素材、全館空調や浄水システムまで含め、「家族の健康と快適性」をとことん追求した家づくりに定評のある健康住宅。
ZEHを超えるHEAT20 G2〜G3レベルの断熱性能と、耐震等級3+制震ダンパーMIRAIEを全棟標準とした、“性能ファースト”な福岡発の高性能住宅ブランドです。

そのため、「冬でも家じゅう同じ温度で快適に過ごしたい」「光熱費を抑えつつ健康的な空気環境を手に入れたい」といったニーズには非常にマッチします。一方で、初期費用は一般的なローコスト系より高めになりやすく、仕様変更や造作にこだわり過ぎると総額がさらに膨らむ点には注意が必要です。そんな健康住宅での家づくりを成功させるためには、まずその特徴と“お金と性能のバランス”をしっかり理解しておくことが重要です。健康住宅の特徴を5つにまとめました。

HEAT20 G2〜G3レベルの「超高断熱×高気密」が標準

健康住宅は、高断熱・高気密を重視した設計で、上位グレードでは UA値0.26W/㎡K・C値0.2㎠/㎡クラスを目指す仕様も用意されています。トリプル樹脂サッシや高性能断熱材を組み合わせることで、冬でも家じゅうの温度差を抑えやすく、「暖冷房費の削減+ヒートショック対策」を両立させたいご家庭に向いています。

「耐震等級3+制震MIRAIE」で地震に強い構造

全棟で耐震等級3を確保したうえで、住友ゴムの制震ダンパーMIRAIEを標準搭載。繰り返し地震の揺れを抑え、建物の損傷リスクを低減します。資産価値の維持や「地震保険+生活再建コスト」まで考えると、FP目線でも評価しやすいポイントです。

「空気と水」まで含めた健康仕様

全熱交換型の第一種換気システムで、花粉・PM2.5などをカットしつつ計画換気を実現。さらに家中浄水システムや自然素材の内装仕上げを組み合わせ、VOCやニオイを抑えた“空気のきれいな家”を標準で目指します。アレルギーや肌トラブルが気になるご家庭にとって大きな安心材料です。

性能前提の「自由設計」でデザイン性も両立

基本は自由設計ですが、超高性能を前提とした構造・断熱計画があるため、「性能を落とさない範囲での自由度」と考えるのがポイント。吹き抜けやスキップフロア、二世帯プランなども対応可能で、ナチュラルテイストをベースにしつつ、LDK中心の開放的な空間づくりが得意です。

長期視点のアフター体制とランニングコスト重視の提案

10年目までの継続点検、その後も定期点検が続く長期サポート体制に加え、高性能ゆえの光熱費削減・メンテナンス性を踏まえた提案が特徴。初期費用こそ高めですが、「30年・40年トータルの住居コスト」で見ると、FP目線では十分“元が取れる”計画になりやすいメーカーです。

予算内で「とにかく安く」よりも、「健康・快適性・光熱費・将来の医療コストまで含めてトータルで得をしたい」という方にとって、健康住宅は有力候補と言えます。

契約前には、目標とするUA値・C値、全館空調や浄水システムの有無、フィルター交換などの維持費、標準仕様から外れるオプション総額をしっかり書面で確認し、「初期費用+ランニングコスト+将来のリフォーム費」を含めた資金計画をFP目線で整理しておくと、満足度の高い家づくりにつながります。

健康住宅の坪単価は約60万~80万円!

福岡で高性能な健康住宅を提供している健康住宅の注文住宅は、高い住宅性能と自然素材へのこだわりを標準仕様としているため、坪単価は福岡県内の一般的な注文住宅の相場と比較して中間からやや高めの価格帯に位置しています。

健康住宅の坪単価は、幅広く捉えると約77万円〜145万円が目安とされています。より一般的なボリュームゾーンとしては約60万円〜80万円前後です。

本体価格の目安としては、2,500万円〜3,500万円で建築される事例が多く、特に高性能住宅ブランドである「anmin(あんみん)」シリーズは2,500万円から提供されています。延床面積30〜35坪の住宅を想定した場合、付帯工事費や諸費用(平均20%)を含めた総額は概算で約2,900万円〜6,300万円を見込んでおく必要があります。

坪単価に含まれる高性能な標準仕様

健康住宅の坪単価がこの水準にある主な理由は、その卓越した住宅性能が標準装備に含まれている点にあります。

まず断熱・気密性能については、国のZEH基準をはるかに超えるHEAT20のG2またはG3レベルに匹敵する高断熱性能を実現しています。気密性能を示すC値は0.2㎠/㎡以下を目指しており、これは業界でもトップクラスの数値です。

窓には断熱性、遮音性に優れるトリプル完全樹脂サッシを標準搭載しており、断熱材には世界トップクラスの性能を誇るネオマフォームなどを採用しています。

耐震・制震構造においても、国の定める最高等級である耐震等級3を全棟で取得しており、さらに地震の揺れを最大70%低減する制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」を標準装備しています。

これらの設備や工法は他社では高額なオプションとなることが多いため、健康住宅の価格は適正価格での高い価値を提供していると評価されています。

具体的な建築事例の価格帯

過去の建築事例からも、具体的な坪単価が確認できます。

例えば、延床面積26.29坪で1,900万円(坪単価約72万円)の2階建て3LDKの事例や、延床面積約29.2坪で2,000万〜2,499万円(坪単価約68.5万〜85.6万円)のサーファーズハウス、延床面積38.1坪で2,500万〜2,999万円(坪単価約65.6万〜78.7万円)の二世帯で暮らす平屋などがあります。

一方、より高いグレードの事例として、延床面積37.0坪で3,100万〜3,199万円(坪単価約83.7万〜86.3万円)のプライベートサロンのある暮らしといった事例も見られます。実際の口コミでは「32坪で2,500万円くらいの見積もり。坪単価は80万円いくかいかないかくらい。価格は安くはないが、性能は確かに高い」という声もあり、お客様も性能の高さを実感されているようです。

健康住宅と有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、健康住宅の価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー名 坪単価目安 主な特徴・強み
健康住宅 約60万~80万円 高断熱・高気密(HEAT20 G2/G3レベル)、耐震等級3+制震ダンパー標準、健康志向の自然素材と空気環境(anmin)
悠悠ホーム 約71万~91万円 外断熱工法、制震装置、UA値0.39、自由な間取り提案
福岡工務店 約75万~102万円 HEAT20 G2基準、C値0.08の超高気密、耐震等級3
WITHDOM建築設計 約87万~109万円 HEAT20 G2、全館空調標準採用、自由設計
エコワークス 約119万円 自然素材×高性能、全棟UA値0.39・C値0.5、全館床暖房標準
辰巳住研 約55万~74万円 ローコスト寄りの会社
福遼建設 約45万~65万円 ローコスト寄りの会社

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

健康住宅のメリット・デメリット

福岡県を拠点とする健康住宅は、「健康に暮らせる住まいづくり」を掲げ、極めて高い住宅性能と自然素材の使用を標準とする高性能住宅を提供しています。主力商品は高性能住宅ブランドの「anmin(あんみん)」です。

ここでは、健康住宅で家を建てる際のメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。

メリット

健康住宅の最大のメリットは、その卓越した住宅性能と健康への徹底的な配慮が標準仕様に含まれている点にあります。他社では高額なオプションとなる設備や性能が、最初から備わっているため、長期的に見れば非常にコストパフォーマンスの高い選択となります。

1.国内トップクラスの高性能仕様

国が定めるZEH基準をはるかに超える、国内最高水準の断熱性能と気密性能が標準です。断熱性能を示すUA値は0.26W/㎡・Kという、HEAT20のG3グレード(最高ランク)に相当する極めて高い断熱性能を標準仕様で実現しています。

気密性能についても全棟で気密測定を実施し、C値0.2㎠/㎡以下を基準としています。これは一般的な新築住宅の5〜10倍優れた性能であり、光熱費の削減や花粉・ホコリの侵入防止に貢献します。

熱損失を防ぐため、窓には断熱性・遮音性に優れるトリプル完全樹脂サッシを標準搭載。また、断熱材には世界最高レベルの性能を誇るネオマゼウス(フェノールフォーム系)などの高性能素材を採用し、家全体を覆う「W断熱」(外断熱+内断熱)工法を取り入れています。

2.災害に強い安心の構造(耐震等級3+制震)

高い快適性だけでなく、家族と資産を守る安全性が高いレベルで確保されています。

全ての住宅で、国の定める最高等級である耐震等級3を標準取得。これは建築基準法の1.5倍の強度を意味します。さらに、地震の揺れを最大70%低減する制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」を標準搭載。これは他社では高額なオプションとなることが多い設備です。

3.健康に配慮した厳選素材とシステム

社名が示す通り、住む人の健康に最大限配慮した設備や素材が標準仕様となっています。空気環境については、全熱交換式第一種換気システム「澄家(すみか)」を標準採用しており、高性能フィルターで花粉やPM2.5などの微細な粒子をカットし、新鮮でクリーンな空気を保ちます。

水環境についても、キッチンや浴室など、住まい全体で使う水をまるごと浄水する「家中浄水器」システムを導入しており、肌荒れなどが気になる方にも安心です。

床材に無垢材フローリング、壁材に調湿効果のある塗り壁(漆喰や珪藻土など)といった自然素材を使用し、VOC(揮発性有機化合物)などの有害物質を抑えた健康的な室内環境を実現しています。

4.長期にわたる手厚いアフターサポート

長期的な安心を提供するサポート体制が整っています。

引き渡し後10年目までは毎年、以降は5年ごとの定期点検を実施する「永続点検」システムを整えています。主要な住宅設備機器のメーカー保証を10年間に独自に延長している点も大きな魅力です。

デメリット

高性能と健康へのこだわりが強みである反面、検討時に注意すべき点も存在します。家づくりを成功させるためには、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解しておくことが重要です。

1.初期費用が比較的高額

高性能な標準仕様(トリプル樹脂サッシ、制震ダンパー「MIRAIE」など)を採用しているため、初期費用は福岡県内の一般的な注文住宅と比較して高めの価格帯に設定されています。坪単価のボリュームゾーンは約60万円〜80万円前後ですが、事例によっては約77万円〜145万円と幅広く、一般的な福岡の相場(40万〜60万円程度)より高水準です。

また、高性能を維持するため、換気システム(澄家など)のフィルター交換や浄水器のフィルター交換など、毎年まとまったメンテナンス費用が発生する点が想定外の出費となる可能性があります。

2.設計や設備仕様の自由度に制約がある

自由設計がベースですが、標準仕様外の設備やデザインを強く求めると、制約が生じることがあります。

キッチンや洗面台など、選べる設備に一部指定メーカーがあり、標準仕様外のメーカーや造作を希望する場合、差額分だけでなく追加費用が発生するケースがあるとの指摘が見られます。自然素材を活かしたナチュラルテイストに強みがあるため、奇抜性や個性を重視したデザインを求める場合、実現できる範囲が木造建築の特性上、限定される可能性があることには注意が必要でしょう。

3.性能と素材に由来する物理的な特性と懸念点

高気密・自然素材ゆえに生じる、特有の物理的現象があります。

極めて高い気密性能(C値0.2)を実現しているため、玄関ドアの開閉が気圧で重く感じるという現象が、日常生活で違和感として指摘されています。無垢材フローリングや自然素材の塗り壁は、湿度や乾燥による収縮・膨張により、床鳴りや家鳴りが発生することがあり、これをデメリットと感じる施主の方も一部見られます。

4.アフター対応のばらつき

アフターサポート体制は充実していますが、現場での実務や対応スピードに関して、一部で不満の声も報告されています。対応を評価する声が多いですが、一部では「対応が遅い」「何度も連絡しないと動いてもらえない」といった口コミが見られ、担当者やタイミングによって対応にばらつきがある可能性が指摘されています。

健康住宅は、初期費用が高く、設備やデザインの自由度には一定の制約があるものの、高断熱・高気密・高耐震を標準とした高性能仕様や、UA値0.26・C値0.2といった国内トップクラスを目指す断熱・気密グレード、耐震等級3と制震ダンパー「MIRAIE」を組み合わせたプランなどを用意しており、家族の健康と安全を守るための高い価値を適正価格で提供しているハウスメーカーと評価できます。初期コストよりも、長期的な快適性、光熱費削減効果、そして健康への配慮を最優先するご家族にとって、特に魅力的な選択肢となるでしょう。

健康住宅の商品ラインナップ

健康住宅の注文住宅は、単なるデザインや間取りだけでなく、「機能」「美」「健康」を追求した仕様が特徴であり、多くの技術が標準で組み込まれています。本体価格は2,500万円からとなっており、国内最高レベルの高断熱と全館空調の家を実現しています。

国内トップクラスの高性能仕様

健康住宅の家づくりは、国が定めるZEH基準をはるかに超える、国内最高水準の断熱・気密性能を標準としています。

断熱性能

HEAT20のG2またはG3レベル(最高ランクに相当)の性能を備える家づくりが可能であり、UA値(外皮平均熱貫流率)では0.26W/㎡・Kという全国トップクラスの数値を実現しています。気密性能についても全棟で気密測定を実施し、C値0.2㎠/㎡以下を基準としています。これは一般的な新築住宅の5〜10倍優れた性能であり、光熱費削減や換気システムの効果最大化に貢献します。

断熱工法

「あんみん外断熱工法」と呼ばれる、基礎から屋根まで家全体を高性能な断熱材ですっぽり覆う外断熱工法を基本とし、さらに内断熱を組み合わせたダブル断熱工法も採用することで、高性能を実現しています。

採用資材

断熱材に世界トップクラスの断熱性能を誇るネオマフォーム(フェノールフォーム系)などの高性能断熱材を採用。ネオマフォームは熱伝導率が0.020W/(m・K)であり、建築用断熱材JIS A 9521において最高ランクの性能を誇ります。また内断熱には、現場発泡のウレタンフォームであるアクアフォームを採用し、熱伝導率0.036W/(m・K)の性能で柱間に隙間なく施工します。

熱の出入りが最も大きい箇所であるため、断熱性、遮音性に優れるトリプル完全樹脂サッシを全棟標準搭載しています。製品としてはエクセルシャノン社の「トリプルシャノンⅡx」が採用されており、ガラス部分の中空層にはアルゴンガスが封入されています。熱貫流率は0.8W/(m2・K)という高い性能を誇ります。

災害に強い安心の構造

快適性だけでなく、災害時にも家族と資産を守る安全性が標準で確保されています。

耐震性

全棟で国の定める最高等級である耐震等級3(建築基準法の1.5倍の強度)を取得しています。さらに制震装置として、地震の揺れを最大70%低減する住友ゴムの制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」を標準搭載しています。MIRAIEは高減衰ゴムを使用しており、運動エネルギーを熱に変えて吸収・発散するため、90年間メンテナンス不要で長期に渡り地震に備えます。

構造体

耐力壁に耐震性・耐火性・耐久性に優れる耐力面材「あんしん」や、鉱物を主成分とし調湿性も持つ「耐力面材モイス」を採用しています。

健康と快適性を高めるシステム・素材

社名にもある「健康」への配慮は、空気、水、素材のあらゆる側面に反映されています。

空気環境

換気システムについては、室内の空気環境を保つため、全熱交換式第一種換気システム「澄家(すみか)」を標準採用しています。これは高性能フィルターで花粉やPM2.5などの微細な粒子をカットし、熱交換によって冷暖房効率の低下を防ぐシステムです。澄家の特徴として、床面排気システムを採用しており、ニオイ、ハウスダスト、花粉などを巻き上げずに排気します。また給気ダクトを使用しないシステムのため、長期間使用してもメンテナンスが容易です。

全館空調を希望する場合は、オプションとしてルームエアコン1台で家全体を空調できる「yucacoシステム」をベースとした「くるりシステム」を採用可能です。これは東京大学の坂本雄三名誉教授が開発したシステムで、導入時のコストとランニングコストを大幅に抑えながら、24時間365日、家中どこでも快適な温度を保ちます。

水環境

水環境については、キッチン、浴室、洗面など住まい全体で使う水をまるごと浄水する「家中浄水器」システムを導入しており、肌の弱い方にも配慮しています。このセントラル方式浄水システムは、2つの活性炭(ヤシガラ活性炭と繊維状活性炭)でダブルの吸着効果を発揮するACFフィルターを搭載しており、厚生労働省の定める給水装置品として水道法基準に適合しています。

素材

自然素材については、床材に無垢材フローリング、内壁には調湿効果のある塗り壁(漆喰や珪藻土など)といった自然素材をふんだんに採用し、シックハウス症候群の原因となる有害物質を抑えた健康的な室内環境を実現しています。構造体にはヒノキの柱(通し柱と管柱)を標準仕様としており、30坪程度の家の場合、100本前後使用します。ヒノキは築1300年以上の法隆寺にも使用されており、木造住宅の柱としては理想的な木材です。

抗酸化対策として、建材に塗布することでホルムアルデヒドの分解や消臭、防カビなどの効果が期待される「抗酸化リキッド」の導入も行っています。珊瑚の化石が主成分で、その効能は半永久的に持続するといわれています。揮発性化学物質の分解除法・発生防止、消臭効果、空気の清浄効果、酸化抑制効果、防カビ・防腐効果など、多くの効果をもたらします。

健康住宅のanminは、これらの高い性能や充実した設備が標準仕様に含まれているため、「適正価格での高い価値」を提供していると評価されています。

【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

健康住宅のQ&A

ここからは健康住宅に関するQ&Aを紹介していきます。

Q. 健康住宅とはどんな住宅メーカーですか?

A. 健康住宅は、福岡を中心に注文住宅・建売・リフォームを手掛ける住宅メーカーです。高断熱・高気密と自然素材を重視し、「家族の健康を守る家づくり」をコンセプトにしています。モデルハウスや宿泊体験など、体感型の提案にも力を入れています。

Q. 健康住宅の会社概要を教えてください

A. 健康住宅株式会社は1998年創業で、福岡市城南区別府5丁目25-21に本社があります。営業時間は9:00〜18:00で、水曜日が定休日です。福岡県を中心に高気密・高断熱・高耐震の高性能住宅を提供しており、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を14年連続でダブル受賞するなど、省エネ住宅のトップランナーとして評価されています。

Q. 健康住宅の展示場・モデルハウスはどこにありますか?

A. 福岡県内に複数の展示場があります。主な展示場は、住宅資料館(健康住宅株式会社本社・城南区)、今宿展示場、hit香椎宮前住宅展示場、福岡西展示場、伊都住宅公園、子育てマイホームパーク梅林、春日下白水南展示場、次郎丸展示場、春日展示場などです。実際の高性能住宅を体感できますので、ぜひ見学されることをおすすめします。

Q. リフォームやリノベーションにも対応していますか?

はい。福岡市を中心にリフォーム・リノベーションも行っています。断熱改修や性能向上リフォームを得意としている点が特徴です。

まとめ

今回はFP宅建士の立場から福岡の健康住宅の評価を行いました。

健康住宅は、高断熱・高気密・高耐震を標準とした高性能住宅を提供しており、上位グレードでは UA値0.26・C値0.2クラスを目指す仕様や、耐震等級3に制震ダンパー「MIRAIE」を組み合わせた構造も選択できます。坪単価はローコスト系より高めの中〜高価格帯ですが、トリプル樹脂サッシや全熱交換型換気システム「澄家」、家中浄水器など、他社では高額オプションになりやすい設備が標準仕様に含まれるため、総合的には高いコストパフォーマンスを実現していると言えるでしょう。

初期費用よりも長期的な快適性、光熱費削減、そして家族の健康を最優先される方には、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。福岡で本物の高性能住宅をお考えの方は、ぜひ一度モデルハウスで実際の性能を体感されることをおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました