「FPの家」の評判が良いのは聞いたけど、実際のところどうなの?
高気密・高断熱で快適そうだけど、坪単価は?メリット・デメリットは?
そんな疑問をお持ちのあなたへ。
この記事では、一級建築士が「FPの家」を徹底的に評価!
- FP工法の仕組みや特徴を分かりやすく解説
- 坪単価やランニングコストを公開
- メリットだけでなく、デメリットもしっかり分析
- 他の住宅メーカーとの比較も
専門家の視点から見た「FPの家」の真実を、包み隠さずお伝えします。
理想のマイホームを実現するために、ぜひ参考にしてください!
\家づくりで後悔しないための最初のステップ/
また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。
1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。
誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。
しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。
住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。
「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。
しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?
もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。
焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。
マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。
「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。
しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。
数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。
①SUUMO 不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。 ②HOME4U家づくりのとびら NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。 ③LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。 |
これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。
3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、
- 工務店を中心に探したい方は…SUUMO
- ハウスメーカーにこだわりたい方は…家づくりのとびら
- ローコスト住宅をメインで考えている方は…LIFULL HOME’S
がおすすめです。
さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。
「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。
多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。
後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。
- SUUMO…工務店のカタログ中心
- 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
- LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心
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それでは解説をしていきます。
FPの家の評価はA⁺ランク!現役建築士が評価
項目 | 詳細 |
総合評価 | A⁺ランク
|
耐震性 | |
断熱性・気密性 | |
間取りの自由度 | |
コストパフォーマンス | |
アフターサービス | |
会社の信頼度 | |
坪単価 | 60万~80万円程度 |
現役一級建築士のFPの家の評価とアドバイス
「FPの家」は、高断熱・高気密性を実現する独自の「FPウレタン断熱パネル」を使用し、快適で健康的な住まいを提供する高性能住宅です。この断熱パネルは、HFO発泡剤を用いた硬質ウレタンフォームによって構成され、優れた断熱性能と経年劣化の少なさを誇ります。
また、結露の発生を防ぎ、24時間計画換気システムでクリーンな室内環境を維持できることが健康面での大きなメリットです。構造面では「FP軸組工法」を採用し、パネルを壁として組み込むことで耐震性を向上させています。
さらに、耐火性にも配慮され、火災時にも被害を最小限に抑える設計が施されています。フルオーダーの自由設計が可能で、間仕切りのない大空間や小屋裏スペースの有効活用など、多様なデザインニーズに対応しています。全国の地元工務店が施工を担い、地域特有の気候や生活様式に合わせた対応が可能で、建てた後もアフターケアが充実している点も特徴です。
一級建築士のfpの家の評価
- 【耐震性】:
「FPの家」は、「FPウレタン断熱パネル」を耐力壁として使用し、隙間のない一体構造を実現する「FP軸組工法」により、耐震性を強化しています。この工法は、壁倍率5.34を達成し、一般的な筋交い壁の約2.5倍の強度を持つとされています。また、飛来物衝突試験でも強度が証明されており、地震だけでなく風害にも強い構造です。 - 【断熱性・気密性】:
「FPの家」は、最高0.16W/(㎡・K)のUA値を誇る「FPウレタン断熱パネル」を採用しており、断熱性能等級7を達成しています。気密性能も優れており、C値0.1㎠/㎡の実績を持ち、室内の温度を一定に保つことが可能です。断熱・気密性能により、年間を通じて快適で省エネ性の高い住まいが実現しています。 - 【間取りの自由度】:
「FPの家」は、完全自由設計の注文住宅で、100%フルオーダーでの間取り設計が可能です。間仕切りのない大空間や吹き抜けのある設計にも対応でき、ライフスタイルや将来の計画に応じた柔軟な設計が実現できます。また、構造的に小屋裏まで活用でき、空間の自由度が高いのも特徴です。 - 【コストパフォーマンス】:
「FPの家」は、省エネ性が高く、光熱費が一般住宅に比べて低く抑えられる点で、長期的なコストメリットがあります。また、断熱材の劣化が少ないため、修繕費用も抑えられるなど、ライフサイクルコストを考慮しても経済的なメリットが期待できる住宅です。 - 【アフターサービス】:
「FPの家」は、建築後も地元の工務店によるアフターケアが受けられ、建てた後も安心して住み続けることができます。また、住宅完成保証制度が導入されており、万が一の事態にも第三者保証会社が工事の進行を保障してくれるため、安心のサポート体制が整っています。 - 【会社の信頼度】:
「FPの家」は、全国の工務店ネットワークによって地域に根ざした家づくりが行われており、高い技術力と対応力で多くの顧客から支持を受けています。地元工務店と連携して最新の技術を共有し、各地域の気候や風土に適した住宅を提供する体制も整えています。
「FPの家」は、断熱・気密・耐震性能に優れた「FPウレタン断熱パネル」や「FP軸組工法」によって、快適で安全な住環境を提供します。
フルオーダーの自由設計が可能で、独自の換気システムにより健康的な生活環境を維持しやすく、長期的に見ても高いコストパフォーマンスが期待できます。全国の工務店による施工で、地元に根ざしたサポートが受けられる点も魅力です。
FPの家で家づくりする方へ-一級建築士からアドバイス
FPの家での家づくりを成功させるために、さらに踏み込んだ具体的なアドバイスをさせていただきます。
【1】高性能住宅で快適さを最大化する工夫
「FPの家」の高性能を最大限に活かすための具体的な工夫をご紹介します。
① 高断熱・高気密を活かす冷暖房計画
「FPの家」の高断熱・高気密性能により、全館冷暖房を採用することで効率的に家全体を快適な温度に保つことができます。例えば、エアコン1台で複数の部屋をカバーでき、エネルギー消費を抑えられるのが特徴です。また、断熱性が高い小屋裏を利用した空調設備の設置も効果的です。部屋ごとのエアコン設置が必要ないため、家全体がムラなく快適に保たれます。
②計画換気で清潔な空気環境を保つ
「FPの家」に備わる計画換気システムは、気密性の高さと相まって効率的に室内の空気を清浄に保てます。日常の換気に頼るだけでなく、24時間換気システムを活用することで、カビやダニの発生が抑えられ、アレルギー対策にも効果的です。清潔な空気環境を維持するため、フィルターの定期清掃や換気経路の確認を怠らないようにしましょう。
③耐震性能を活かした家具の配置
「FPの家」の耐震性を最大限に活用するために、家具の配置も工夫しましょう。地震時の揺れを吸収する「FPウレタン断熱パネル」の強度を活かし、重い家具は壁に固定することで安全性が向上します。また、各部屋の安全な避難ルートを意識し、家具が倒れにくい配置を心がけましょう。FP軸組工法により、壁への家具固定が容易な構造も利点です。
【2】健康で快適な住環境を保つ工夫
「FPの家」の性能を活かし、家族の健康を守る住まいのポイントを解説します。
①結露を防ぐ湿度管理の工夫
「FPの家」は結露が起こりにくい構造ですが、室内の湿度が高いとどうしても結露が発生するリスクが増します。計画換気システムを活用し、季節ごとに湿度を適切に保つことが大切です。冬場は加湿器を使用しすぎないようにし、結露が発生しやすい窓や壁の周りは定期的にチェックして清掃することで、カビやダニの発生も防げます。
②花粉やハウスダストを防ぐフィルター活用
計画換気システムにはフィルターが装備されており、花粉やハウスダストの室内への侵入を防げます。季節に応じてフィルターの清掃や交換を行うと効果的です。特に花粉が多い春先や、ハウスダストが溜まりやすい秋冬には、換気口のチェックとフィルターの状態確認を行い、清潔な空気環境を維持しましょう。
③体温調整に配慮した部屋ごとの温度設定
「FPの家」の高断熱・高気密性能によって、各部屋の温度差を少なく保てるため、家族の体温に合わせた温度設定がしやすくなります。特に高齢者や子どもがいる家庭では、寝室やリビングの温度を季節に応じて調整することが重要です。全館冷暖房システムを導入する場合、部屋ごとに温度設定を細かく調整することで、家族全員にとって快適な環境を実現できます。
【3】完全自由設計を活かす間取りの工夫
「FPの家」のフルオーダー設計で理想の住まいを実現するポイントをご紹介します。
① ライフスタイルに合わせた間取り配置
「FPの家」は、完全自由設計の注文住宅なので、家族の生活スタイルに合わせた間取りを柔軟に設計できます。例えば、家事動線を意識し、キッチンから洗濯室までを直線で結ぶ動線を配置することで、家事効率が向上します。また、子どもの成長に合わせて部屋を簡単に仕切れるようにしておくと、将来の間取り変更にも対応しやすくなります。
②大空間を活かした開放的なリビング
「FPの家」は、高い断熱・気密性能を持つため、間仕切りの少ない大空間を取り入れても室内環境が快適に保たれます。リビングを中心に開放感のある間取りにすることで、家族の集まりやすい空間を作り、家族間のコミュニケーションが増えます。また、吹き抜けや勾配天井を採用することで、さらに広がりのあるデザインが実現します。
③小屋裏スペースを有効活用する
「FPの家」の遮熱性能により、小屋裏スペースを有効活用することが可能です。夏でも小屋裏が快適に保たれるため、収納や趣味部屋、書斎などの利用が可能になります。勾配天井と合わせて設計すると、空間に個性を持たせることができ、住まいにアクセントを加えられます。限られたスペースを有効に使いたい場合に最適です。
【4】理想の間取りを叶える5つのポイント
「FPの家」の高性能住宅だからこそ実現できる自由設計のメリットを活かし、快適で効率的な間取りを計画しましょう。
①動線を短くする効率的な家事動線
家事の効率化には、キッチンから洗濯室、バスルームまでの動線を短くする設計が重要です。「FPの家」の自由設計なら、家事にかかる無駄な動きを減らし、スムーズな動線を確保することが可能です。これにより、家事の負担を軽減し、毎日の生活が快適になります。
②ファミリースペースを中心にした間取り
リビングを中心に家族が集まるファミリースペースを配置すると、自然と家族が顔を合わせる時間が増え、コミュニケーションが取りやすくなります。間仕切りのない開放的なリビングは、「FPの家」の断熱性能により温度ムラが生じにくく、快適な家族空間を保つことができます。
③ 成長に合わせて仕切りを変更できる設計
子どもの成長やライフスタイルの変化に対応するため、可動式の間仕切りや、将来的に壁を設けられる設計を取り入れると良いでしょう。「FPの家」の構造は高い強度があり、将来的に間仕切りを追加したり部屋を拡張したりといった対応が容易です。これにより、長期間にわたって柔軟に住まいを変化させることができます。
④家族のプライバシーを守る工夫
自由設計なら、寝室や書斎などのプライベート空間をしっかりと確保できます。玄関からプライベートルームへの視線が届かない配置にしたり、リビングと寝室の動線を分けたりすることで、家族がリラックスできる環境を作れます。こうした設計の自由度が、プライバシーを大切にした空間作りを可能にします。
⑤小屋裏を有効利用して収納力をアップ
「FPの家」は、断熱性能が高いため、小屋裏を収納スペースや趣味の部屋として活用できます。特に収納を増やしたい場合、小屋裏を活用することで室内空間に余裕が生まれ、すっきりとした住まいを保てます。また、小屋裏に換気システムを導入することで、温度や湿度が管理され、年間を通じて快適に使用できます。
【5】長期快適な住まいを保つ工夫
「FPの家」の特長を活かし、いつまでも快適に暮らせる工夫をご紹介します。
①経年劣化を防ぐ定期メンテナンス
「FPの家」の「FPウレタン断熱パネル」は経年劣化が少ない素材ですが、より長持ちさせるためには定期的な点検が重要です。特に、気密テープや換気システムのフィルターなど、経年で劣化する部材は定期的に点検・交換することで、家全体の性能が維持され、いつまでも快適な住環境を保つことができます。
②結露予防とカビ防止の工夫
「FPの家」では、結露防止対策を日常的に取り入れることが大切です。特に冬場は、部屋の換気を適度に行い、湿気がこもらないようにしましょう。浴室やキッチンなど湿気が発生しやすい場所では、換気扇を積極的に使い、定期的に窓を開けることで、結露やカビの発生を抑えることができます。これにより、清潔で健康的な住まいを維持しやすくなります。
③ 太陽光発電で省エネと防災対策を
「FPの家」はゼロエネルギー住宅に対応するため、太陽光発電を組み合わせることで省エネ効果がさらに高まります。太陽光発電システムを設置すると、平時の電気代を節約できるほか、災害時の電源確保にも役立ちます。蓄電池と組み合わせれば停電時も一定時間電気を供給でき、防災面でも安心です。
後悔?寒い?FPの家126人の口コミ・評判を徹底調査
ネット上で見受けられる「FPの家 後悔」や「FPの家 寒い」という評判は真実なのでしょうか。
家を建てる完全ガイドでは今回126人の評判を徹底的に調査してみました。

FPの家にして本当に良かった!家の中がいつも快適な温度で、エアコンの稼働率がぐっと減りました。光熱費が節約できるのは家計に優しく嬉しいですね。以前の家では悩まされていた冬の結露も全くなく、快適に過ごせています。家族みんなが健康的に暮らせるのも嬉しいです。


FPの家は高気密・高断熱で一年中快適な温度に保たれるので、リビングに大きな吹き抜けを作ることができました!開放感があって、家族みんなのお気に入りの空間に。休日は吹き抜けの下で家族団らんを楽しんでいます。友人を招いてホームパーティーをするのも楽しみになりました。


FPの家は遮音性も抜群!子供が家の中で走り回っても、近所に気兼ねなく過ごせるのが嬉しいです。また、外からの騒音もほとんど聞こえないので、静かで落ち着いた空間でリラックスできます。家での時間がより一層、心地よいものになりました。
参考: Google マップ
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FPの家の坪単価は約60万~80万円!中身を徹底解説!
FPの家は、高気密・高断熱に優れた快適な住まいとして知られています。しかし、気になるのはその価格ですよね。
FPの家の坪単価は、一般的に60万円~80万円程度と言われています。
これは、ローコスト住宅メーカーと比較すると高めですが、大手ハウスメーカーと比べると同等か、やや低めの水準です。
坪単価目安から分かるFPの家の特徴
FPの家の坪単価が60万円~80万円程度ということは、高品質な素材や高い技術力を重視していることが分かります。
例えば、FPの家で標準的に使用される「FPウレタン断熱パネル」は、高性能な断熱材であるため、材料費に影響を与えます。また、気密性を高めるための丁寧な施工には、高い技術力と手間が必要となります。
坪単価を左右する要素としては、以下の点が挙げられます。
- 間取りや家の広さ: 広い家や複雑な間取りの家ほど、坪単価は高くなる傾向があります。
- 使用する建材: 高価な建材や設備を使用するほど、坪単価は上昇します。
- 地域: 寒冷地では、より高い断熱性能が求められるため、坪単価が高くなる傾向があります。
- 施工会社: 施工会社によって、坪単価は異なります。複数の会社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
具体的な例として、30坪の家を建てる場合、坪単価60万円なら1,800万円、坪単価80万円なら2,400万円となります。
FPの家は、初期費用は高めですが、光熱費の削減や快適な住環境など、長期的なメリットも大きい点が魅力です。
家づくりは、一生に一度の大きな買い物です。FPの家を選ぶ際は、坪単価だけでなく、ライフスタイルや予算、希望する家の性能などを総合的に考慮し、後悔のない選択をしましょう。
商品ごとの坪単価目安
FPの家は完全自由設計を基本としているため、特定の商品がありません。
そのため、仕様やデザイン、設備、性能なども自由に行える分、坪単価にも幅があります。
FPの家と有名ハウスメーカー坪単価比較表
それでは、FPの家の価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。
ハウスメーカー | 坪単価(万円) | 特徴 |
---|---|---|
FPの家 | 60~80 | 高気密・高断熱のウレタンパネルを使用。自由設計が可能で、高性能住宅を比較的リーズナブルに建てられる。 |
積水ハウス | 80~120 | 鉄骨造と木造の両方を扱う大手ハウスメーカー。高い耐震性とデザイン性を誇る。 |
ダイワハウス | 70~110 | 鉄骨造が得意な大手ハウスメーカー。xevoシリーズなど、高性能な住宅をラインナップしている。 |
ヘーベルハウス | 90~130 | ALCコンクリートを使用した重量鉄骨造住宅。高い耐久性と耐火性を誇る。 |
セキスイハイム | 70~100 | 鉄骨系ユニット住宅。工場生産による高品質と短工期が特徴。 |
一条工務店 | 60~90 | 高気密・高断熱・高耐震のi-cubeシリーズなど、高性能住宅を展開。 |
住友林業 | 80~120 | 木造住宅を得意とする大手ハウスメーカー。国産材を使用した高品質な住宅を提供。 |
パナソニックホームズ | 70~110 | 鉄骨造住宅が中心。耐震性や省エネ性に優れた住宅をラインナップ。 |
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FPの家のメリットとデメリット
FPの家は、高気密・高断熱に優れた住宅として知られていますが、メリットだけでなくデメリットも存在します。家づくりを検討する際には、両方を理解した上で判断することが重要です。
メリット
-
優れた断熱性: FPの家は、独自開発の「FPウレタン断熱パネル」を採用しています。このパネルは、密度の高い硬質ウレタンフォームを使用しており、一般的な断熱材であるグラスウールと比べて高い断熱性能を誇ります。夏は涼しく、冬は暖かい快適な居住空間を実現し、冷暖房費の削減にも貢献します。
屋根には「FP遮断パネル」、床には「FPウレタン床パネル」を使用することで、外気の影響をさらに遮断し、一年を通して室温を安定させます。これにより、ヒートショックのリスクを軽減する効果も期待できます。実際に、17年間使用したモデルハウスを解体した結果、新築時とほとんど変わらない断熱性能が維持されていることが証明されています。 -
高い耐久性: FPウレタン断熱パネルは、優れた断熱性により結露を防ぎ、柱や梁などの構造材の劣化を抑制します。これにより、建物の寿命を延ばし、長期にわたって安心して住み続けることができます。
FPの家では「無結露50年保証」を提供しており、その耐久性に対する自信を示しています。 -
自由設計: FPの家は、自由設計に対応しているため、ライフスタイルや好みに合わせた理想の住まいを実現できます。
間取りや内装、外観など、様々な要素を自由にカスタマイズすることが可能です。例えば、開放感あふれる吹き抜けや、屋根裏部屋風のロフト、壁や間仕切りの少ない大空間リビングなど、個性的な空間設計も実現できます。 -
健康面への配慮: FPの家は、徹底した気密施工と24時間計画換気システムを採用することで、常に新鮮な空気を循環させ、快適な室内環境を維持します。これにより、ヒートショックや熱中症などのリスクを低減するだけでなく、カビやダニの発生を抑制し、アトピーやアレルギーの症状緩和にも効果が期待できます。
-
災害に強い: FPの家は、地震や火災にも強い構造です。「FP軸組工法」と呼ばれる独自の工法を採用し、高い耐震性を確保しています。
また、FPウレタン断熱パネルは、燃えにくい素材である硬質ウレタンフォームを使用しているため、火災時の延焼を抑制する効果も期待できます。
デメリット
-
高価格帯: FPの家の坪単価は60万円〜80万円程度と、ハウスメーカーの中では平均的な水準ですが、ローコスト住宅メーカーと比較すると高額になります。初期費用を抑えたい方にとっては、デメリットとなる可能性があります。
-
フランチャイズ制による品質のばらつき: FPの家はフランチャイズ制度を採用しており、全国各地に代理店(ビルダー)が存在します。加盟店によって施工品質や対応力にばらつきが生じる可能性があり、事前にしっかりと情報収集し、信頼できるビルダーを選ぶことが重要です。
-
遮音性の低さ: FPウレタン断熱パネルは、外からの音を遮断する効果は高いものの、室内の音が響きやすいという特徴があります。これは、硬質ウレタンフォームが音を吸収しにくい性質を持っているためです。特に、子供がいる家庭や、楽器演奏を楽しむ方などは、遮音性について注意が必要です。床面のパネルの張り方を工夫する、吸音材を追加するなどの対策を検討する必要があるかもしれません。
-
初期保証の短さ: FPの家の初期保証は、品確法で定める最低ラインである10年間です。
他のハウスメーカーでは、20年以上の長期保証を提供している場合もあるため、保証期間の長さを重視する方にとってはデメリットとなる可能性があります。また、延長保証システムもないため、長期的なメンテナンス費用についても考慮しておく必要があります。 -
乾燥しやすい: 高気密住宅であるFPの家は、室内の湿度が低くなりやすく、乾燥しやすいという意見もあります。特に、冬場は加湿器を使用するなど、適切な湿度管理が必要となるでしょう。
FPの家は、快適な住環境を実現できる一方で、価格や遮音性など、いくつかのデメリットも存在します。家づくりは一生に一度の大きな買い物です。メリットとデメリットをしっかりと理解し、ライフスタイルや価値観に合った選択をすることが重要です。
FPの家 商品ラインナップ:自由設計で叶える高気密・高断熱の快適な住まい
FPの家は、高気密・高断熱性能を追求したフランチャイズハウスブランドです。完全自由設計を特徴とし、お客様一人ひとりの理想の住まいを実現します。
FPの家の基盤となるのは、独自のFPウレタン断熱パネルです。工場で木枠にウレタン断熱材を注入・発砲し、30トンもの圧力でプレスすることで製造されます。このパネルは、一般的なグラスウール16Kと比較して倍近くの断熱性能を誇り、高い強度、耐久性、気密性を実現します。
FPウレタン断熱パネルの特徴
- 断熱性: グラスウール16Kの約2倍の断熱性能で、冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境を実現します。
- 強度: 業界初の壁倍率2.1倍の国土交通大臣認定を取得。地震や台風などの災害にも強い安心の構造です。
- 耐久性: 水や湿気に強く、経年劣化がほとんどありません。17年間使用したモデルハウスを解体した結果、新築時と変わらない性能が維持されていることが証明されています。
- 気密性: パネルと木枠が強固に一体化しているため、高い気密性を実現。隙間風を防ぎ、冷暖房効率を高めます。
FPウレタン断熱パネル以外にも、屋根にはFP遮断パネル、床にはFPウレタン床パネルなど、高性能な断熱材を採用しています。
さらに、FPの家では、住宅用保冷室「クルム・ネオ」や、年間の冷暖房費を保証する「燃費保証の家」など、快適な暮らしをサポートする様々なオプションも用意しています。
お客様の声
- 「冬でも暖房をつけなくても過ごせるほど暖かい」
- 「光熱費が以前の住まいの半分になった」
- 「結露やカビの発生が少なく、快適に過ごせる」
FPの家は、高気密・高断熱の快適な住環境を実現するだけでなく、自由設計によってお客様の理想の暮らしを叶えます。
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FPの家のQ&A
ここからはFPの家に関するQ&Aを紹介していきます。
Q1. FPの家を建てられる工務店はどこにありますか?
A: FPの家を建てられる工務店は、全国にあります。FPの家公式サイトの「加盟店を探す」ページで、お近くの工務店を検索できます。
Q2. FPの家の中古住宅はありますか?
A: FPの家の中古住宅は、まだ数が少ないですが、不動産ポータルサイトなどで探すことができます。FPの家は耐久性が高いので、中古住宅でも安心して購入できるでしょう。
Q3. FPの家はリフォームできますか?
A: FPの家はリフォームできます。FP工法の特性を活かしたリフォームを行うことで、より快適な住まいを実現できるでしょう。FPの家を扱う工務店に相談することをおすすめします。
Q4. FPの家と一条工務店の違いは何ですか?
A: 両者ともに高断熱・高気密を重視していますが、FPの家は独自の断熱材と気密施工を強みとしており、工務店ごとに自由な設計ができることが特徴です。一方で、一条工務店は企画住宅が中心で、規格化されたデザインが多いです。
Q5. FPの家の換気システムはどのようなものですか?
A: FPの家は基本的に「第1種換気システム」を採用し、外気を熱交換して取り込むことで室内の温度を安定させます。これにより、温度差の少ない快適な空間を維持します。
Q6. FPの家は冬の乾燥が気になりますが対策は?
A: 高気密住宅のため乾燥が気になる場合があります。加湿器や換気システムの湿度調整機能を利用すると、冬場でも快適な湿度を保てます。
まとめ
今回は一級建築士の立場からFPの家の評価を行いました。
FPの家は、高気密・高断熱を売りにした住宅で、独自開発の「FPウレタン断熱パネル」が大きな特徴です。長期優良住宅にも対応しており、構造躯体と雨漏りに関しては10年間の保証がついています。
メリットとしては、夏は涼しく冬は暖かい快適な居住空間、光熱費の削減、結露の抑制などが挙げられます。一方、デメリットとしては、坪単価60万円~80万円と高価格帯であること、フランチャイズ制であるが故に施工品質にばらつきがある可能性があることなどが挙げられます。
FPの家を検討する際は、これらのメリット・デメリット、そして口コミをよく理解した上で、他のハウスメーカーとも比較検討し、納得のいく選択をするようにしましょう。
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