家づくりで「性能も価格も妥協したくない」と考える方にとって、エルクホームズは気になる存在ではないでしょうか?
高気密・高断熱を軸に、山口・広島エリアで実績を重ねてきたエルクホームズは、住み心地とコストバランスの両立を強みとしています。一方で、
- 「坪単価はどの水準なのか」
- 「自由設計の幅や標準仕様に不足はないのか」
- 「品質はどの程度か」
など不安を感じる方も少なくありません。
そこで本記事では、FP兼宅建士な視点からエルクホームズの注文住宅を客観的に評価し、坪単価の目安からメリット・デメリットまでを分かりやすく解説します。後悔しない住宅会社選びのヒントを、ぜひ確認してください。
\家づくりで後悔しないための最初のステップ/
また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。
1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。
誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。
しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。
住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。
「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。
しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。
焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。
マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。
「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。
しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。
数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。
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①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。
②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。
③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。
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これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。
3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、
がおすすめです。
さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。
「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。
多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。
- SUUMO…工務店のカタログ中心
- 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
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それでは解説をしていきます。
やばい?後悔する?エルクホームズの口コミ・評判を徹底調査
ネット上で見受けられる「エルクホームズ やばい」や「エルクホームズ 後悔」という評判は真実なのでしょうか。
家を建てる完全ガイドでは今回118人の評判を徹底的に調査してみました。
夫婦共通の趣味である映画を全力で楽しむため、100%自社設計の強みを活かしたシアタールームを作りました。私たちの細かなこだわりを設計士さんが丁寧に汲み取ってくださり、没入感抜群の特別な空間が完成しました!遮音性が高いおかげで、夜遅くても周囲を気にせず大迫力で鑑賞できるのが幸せです。デザインも機能性も妥協せず、自分たちだけの隠れ家を手に入れられた満足感でいっぱいです。
高齢の両親との同居で一番心配だったのが冬のヒートショックでしたが、家中どこでも温度差が少ないこの家なら安心です。全館空調が24時間快適な室温を保ってくれるので、両親も夜中にトイレに立つのも怖くないと喜んでいます。担当の方の親身な対応のおかげで、理想の家を建てられて嬉しいです。
驚いたのは、以前の住まいで悩んでいた結露が一切なくなったことです。国内最高レベルの断熱性能の謳うだけあって、真夏も冷房一台で家中が涼しく、家族全員が快適に過ごせています。健康と快適さを同時に手に入れられました
キッチンからランドリールームへ最短距離で移動できる回遊動線のおかげで、家事がやりやすくなりました。これまでよりも時間にゆとりができたことで、夫婦でゆっくり朝食を楽しむ余裕が生まれたのは嬉しい変化です。暮らしを細部までシミュレーションした提案力には脱帽でした。
冬の朝、布団から出るのが苦痛だった日々が嘘のようです。全館空調のおかげで、リビングだけでなく廊下やトイレまで暖かいのは助かります。以前の賃貸暮らしより光熱費が抑えられているのも嬉しい驚きです。
参考:Googleマップ
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FP兼宅建士が教える失敗しない!エルクホームズで家を建てる方法
エルクホームズで家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。
エルクホームズは、山口・広島エリアで高気密・高断熱を軸に、全館空調も選べる完全自由設計の注文住宅を手がける住宅会社です。
そのため「高性能で家中の温度差を減らしやすい」「設計提案で暮らしを作り込みやすい」に強みがある一方、(グレード選択で総額が動く・本体と付帯の含まれ方・施工中の確認の仕方)を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士の筆者によるエルクホームズの全体評価はこちら!
| 項目 |
詳細 |
| 総合評価 |
A+ランク
4.7 |
| 耐震性 |
4.6 |
| 断熱性・気密性 |
4.8 |
| 間取りの自由度 |
4.7 |
| コストパフォーマンス |
4.3 |
| アフターサービス |
4.5 |
| 会社の信頼度 |
4.4 |
2×6工法と高断熱・高気密を土台に、全館空調まで組み合わせて「温度差の少ない暮らし」を作りやすいのが魅力です。
そのため“どの性能グレードを、どこまで標準に含めるか”で総額が変わりやすく、見積の前提条件を早めに固定することが重要になります。
そこで、エルクホームズでの家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。
2×6工法のモノコック構造で、断熱と強さを同時に取りにいく
壁を厚く取れる2×6工法をベースに、面で支える考え方で性能を積み上げるのが特徴です。断熱材の容量を確保しやすく、結露や温度ムラの悩みを減らす方向に寄せられます。遮音性の体感につながりやすい点も、暮らしの満足度を底上げします。
向いている人:冬の寒さや結露のストレスを減らし、長く快適に住みたい人。外の音が気になりやすい立地の人。
注意点+契約前の確認:耐震等級の取得条件と、壁量・開口計画の制約が間取りに与える影響を図面で書面確認。
全館空調「YUCACOシステム」で、廊下やトイレまで温度差を抑える
家庭用エアコン1台を活かし、家全体を一定の温度帯に寄せる発想が核です。夜間のトイレ移動や脱衣所の寒さが不安な家庭ほど、体感メリットが分かりやすい仕組みです。運転を止めずに“ゆるく回し続ける”暮らし方と相性が良いのもポイントになります。
向いている人:ヒートショック対策を重視したい人。部屋ごとの温度差をなくして生活の質を上げたい人。
注意点+契約前の確認:フィルター清掃など日常メンテの頻度、停電時や故障時の代替運用、個室の温度調整の考え方を書面で確認。
HEAT20 G2〜G3水準を狙えるグレード設計で、UA値の“納得感”を作る
性能を「感覚」ではなく数値で整理しやすく、断熱等級の上位を目指す選択肢が明確です。トリプル樹脂サッシや外張り断熱などを組み合わせ、夏冬の冷暖房効率を底上げして、光熱費と快適性のバランスを作り込みます。
向いている人:長期の光熱費まで含めて判断したい人。性能の優先順位を数値で決めたい人。
注意点+契約前の確認:自邸の目標UA値と窓仕様、日射遮蔽の方針(南面の窓計画など)を仕様書で確定し、プラン変更時の性能影響も書面で管理。
100%自社設計の自由度で、趣味室や回遊動線など“暮らし起点”の間取りが得意
設計の段階で生活シーンを具体化し、シアタールームの遮音や家事の最短動線など、やりたい暮らしから逆算して間取りを組み立てやすいのが強みです。造作や収納計画まで一体で整えると、住んでからの「片づく・回る・疲れない」が出やすくなります。
向いている人:間取りを“見た目”より“生活の仕組み”として最適化したい人。趣味やこだわり空間を入れ込みたい人。
注意点+契約前の確認:要望は「必須・できれば・不要」に分け、遮音・照明・コンセント計画など増額要素の単価と上限目安を見積明細で書面確認。
初期30年+最長60年保証の長期視点で、維持費の不安を下げやすい
長期保証を前提に、点検やメンテナンスの考え方を“住んでからの計画”として組み立てやすいのが特徴です。設備10年保証なども絡めると、突発的な出費リスクを平準化しやすく、家計管理の見通しが立ちます。
向いている人:住んだ後の安心や、修繕費の見通しまで含めて住宅会社を選びたい人。
注意点+契約前の確認:保証延長の条件(有償点検・指定メンテの有無、費用、実施時期)と、保証対象外になりやすい項目を保証書・約款で書面確認。
エルクホームズの坪単価は約60万~85万円!
注文住宅を検討する際、最も気になる要素の一つが坪単価ではないでしょうか?
エルクホームズは、完全自由設計のフルオーダー住宅を提供しているため、仕様や設備によって価格は大きく変動します。実際の施工事例やお客様の声から分析すると、坪単価はおよそ60万円から85万円が中心価格帯となっており、ミドルクラスからハイクラスに位置しています。
ここではFP兼宅建士な視点から、商品ラインナップ別の具体的な坪単価と、価格を左右する要因について詳しく解説していきます。
商品ラインナップ別の坪単価目安
エルクホームズでは完全自由設計のため商品ごとに定価は存在しませんが、主力3商品の坪単価目安は次のようになっています。
LaPlus α(ラ・プラスα)
最上位モデルである「ラ・プラスα」は、坪単価70万円から80万円台が目安です。
国内最高水準の断熱性能であるHEAT20 G3基準(断熱等級7、UA値0.22)を誇るフラッグシップモデルで、全館空調YUCACOシステム、トリプル樹脂サッシ、内気循環型空気清浄機、セントラル浄水システムなど最高水準の設備が標準装備されています。2021年にハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー特別優秀賞を受賞しており、省エネ性能においても最高クラスの評価を得ています。
LaPlus(ラ・プラス)
中核商品の「ラ・プラス」は、坪単価60万円から70万円前後が目安です。
エルクホームズで最も人気があり、性能と価格のバランスに優れたモデルといえます。HEAT20 G2基準(断熱等級6、UA値0.27)の断熱性能を持ち、全館空調YUCACOシステムを標準搭載しています。2020年にハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー大賞を受賞した実績があり、エアコン1台で家中を快適に保つ次世代の住まいを実現しています。
PRECEDE(プレシード)
エントリーモデルの「プレシード」も、坪単価60万円から70万円前後となっています。
高性能住宅の原点とされる商品で、断熱性能はHEAT20 G2基準(UA値0.35)を確保していますが、全館空調を非搭載(個別空調)とすることで、初期コストを抑えた仕様です。2016年にハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー大賞を受賞しており、高い断熱性能は維持しながら予算に応じた選択ができる商品となっています。
建物形態・規模による坪単価の変動
坪単価は商品グレードだけでなく、建物の形状や延床面積によっても大きく変動します。
平屋住宅を検討する場合、坪単価が高くなることを理解しておく必要があります。同じ延床面積の2階建てと比較して、平屋は基礎面積が約2倍、屋根面積も約2倍必要となるため、構造上のコストが増加します。実例として、30坪の平屋では坪単価75万円程度が目安となり、本体価格は2,250万円前後からとなります。
一方、延床面積35坪程度の標準的な2階建て住宅を想定した場合、建物本体価格は2,100万円から2,800万円程度がボリュームゾーンです。坪単価は60万円から80万円の範囲に収まるケースが多く、これが最も多くの方に選ばれている価格帯といえます。
また、坪単価は建物の規模によっても変動します。キッチンやバスルーム、トイレなどの住宅設備は、家の大きさに関わらず一定の費用がかかるため、延床面積が小さいほど坪単価は高くなり、延床面積が大きいほど坪単価は低く見える傾向があります。例えば、30坪の住宅と50坪の住宅では、同じ仕様でも坪単価に5万円から10万円程度の差が生じることも珍しくありません。
坪単価以外に必要な費用を理解する
提示される坪単価は「建物本体価格」のみを示したものです。実際の家づくりでは、総額予算として以下の費用も考慮する必要があります。
付帯工事費や諸費用として、建物本体価格の約10パーセントから20パーセントが別途必要です。具体的には、地盤改良工事、外構工事、屋外給排水工事、電気・ガスの引き込み工事、各種申請費用、登記費用などが含まれます。エルクホームズでは建物の周囲1メートル以内の工事を本体価格に含めていますが、住宅会社によって本体価格の範囲は異なるため、他社と比較する際は注意が必要です。
また、オプション費用も見込んでおきましょう。標準仕様も充実していますが、海外製キッチンへの変更、無垢フローリングの採用、インナーガレージの設置、太陽光発電システムの導入などのこだわりを追加すれば、坪単価は80万円から85万円を超えることもあります。実際の施主からは「太陽光設置込みで坪単価81万円」という声も寄せられています。
さらに、土地から購入する場合は土地取得費用も必要です。総予算を考える際は、建物本体価格を総額の70パーセントから80パーセント程度と見積もり、残りを付帯工事費、諸費用、土地代として確保しておくと安心です。
エルクホームズのコストパフォーマンスを評価する
エルクホームズの坪単価は、ローコスト住宅(30万円から50万円)と比較すると高額ですが、大手ハウスメーカー(70万円から100万円以上)と比較すると、同等以上の設備や性能をより抑えた価格で提供しており、コストパフォーマンスは非常に優秀です。
特に注目すべきは、初期費用だけでなく生涯コストで考えた場合の経済性です。高い断熱性能を誇る2×6工法と全館空調により、入居後の光熱費を大幅に抑えられます。実際の施主からは「電気代は春秋で売電プラス、夏冬はマイナスですが通年でトントン」「家中どこに居ても快適なのに電気代が安い」という声が多数寄せられており、省エネ性能の高さが実証されています。
また、初期保証30年、最長保証60年という手厚い保証体制により、メンテナンスコストも抑えられます。高耐久な構造躯体を採用しているため、将来的な修繕費用も最小限に抑えることが可能です。
エルクホームズの家づくりは、燃費性能が極めて高い最新のハイブリッド車をオーダーメイドで仕立てるようなものです。初期費用は格安車よりかかりますが、毎月の燃料代(光熱費)が安く、かつ最高級の乗り心地(室内環境)が長く続くため、長く住むほどその価値と満足度が高まっていく住まいといえるでしょう。30年、40年という長期的な視点で見れば、トータルコストは決して高くない、むしろ賢明な投資といえます。
エルクホームズと有名ハウスメーカー坪単価比較表
それでは、エルクホームズの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。
| ハウスメーカー名 |
カテゴリー |
坪単価の目安 |
主な特徴 |
| エルクホームズ |
地域密着型ビルダー |
60万円~85万円 |
2×6工法、全館空調YUCACO、HEAT20 G2~G3、最長60年保証 |
| 積水ハウス |
大手ハウスメーカー |
80万円~100万円以上 |
高いブランド力、充実したアフターサービス、独自の構造技術 |
| 住友林業 |
大手ハウスメーカー |
80万円~100万円以上 |
木造軸組工法、木の質感を活かした設計、提案力の高さ |
| 一条工務店 |
大手ハウスメーカー |
65万円~80万円 |
高気密・高断熱性能、全館床暖房、性能重視の家づくり |
| タマホーム |
ローコスト住宅 |
40万円~60万円 |
規格化によるコストダウン、若年層向けの価格設定 |
| アイフルホーム |
ローコスト住宅 |
40万円~60万円 |
FCシステムによる全国展開、コストパフォーマンス重視 |
| 地域工務店(一般) |
地域密着型 |
50万円~70万円 |
地元密着の柔軟な対応、独自のデザインや工法 |
※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。
エルクホームズのメリット・デメリット
山口県・広島県を拠点とするエルクホームズは、2×6工法による高い断熱・耐震性能と全館空調システムを強みとするハウスメーカーです。ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーで大賞を2度受賞するなど、省エネ性能において高い評価を得ています。
ここではFP兼宅建士の視点から、エルクホームズで家を建てる際の具体的なメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
メリット
エルクホームズには、高性能住宅を適正価格で提供するという明確な強みがあります。以下、5つの主要なメリットについて具体的に見ていきましょう。
1.国内トップクラスの断熱・省エネ性能
エルクホームズの最大の強みは、標準仕様でZEH基準をクリアする高い断熱性能です。最上位モデル「ラ・プラスα」では、断熱性能を示すUA値0.22を実現しており、これは国内最高水準の断熱等級7(HEAT20 G3基準)に相当します。中核商品「ラ・プラス」でもUA値0.27(断熱等級6・HEAT20 G2基準)を誇り、エントリーモデル「プレシード」でさえUA値0.35と高い断熱性能を確保しています。
これらの高性能な住まいにより、実際の居住者からは「冬でも朝まで暖かい」「光熱費が月額1万円以上削減できた」といった具体的な成果が報告されています。2×6工法により一般的な2×4工法よりも壁が厚く、高性能グラスウールをたっぷり充填できるため、優れた断熱性能を実現しているのです。
2.全館空調YUCACOシステムによる究極の快適性
家庭用エアコン1台で家全体の温度をコントロールし、各部屋の温度差を2度以内に抑制する「YUCACOシステム」を提案しています。廊下や脱衣所、トイレまで一定の温度に保たれるため、高齢者のヒートショック防止に非常に有効です。冬場の浴室での事故リスクを大幅に軽減できる点は、家族の健康を守る上で大きなメリットといえます。
また、内気循環型空気清浄機の搭載により、PM0.5よりも細かい0.3μmの微粒子を95パーセント以上捕集できるため、花粉症やアレルギーをお持ちの方にも健康面でのメリットが期待できます。実際の施主からは「家中どこでも年中室温が変わらないのは本当に素晴らしい」という声が寄せられており、快適性の高さが実証されています。
3.2×6工法による強固な構造と高い耐震性
一般的な2×4工法よりも壁が厚い「2×6工法」を全棟に採用しています。2×6工法は壁の厚みが約140mmあり、2×4工法の約89mmと比較して1.5倍以上の厚さがあります。これにより、地震の力を面で分散させるモノコック構造となり、全商品で最高ランクの「耐震等級3」を標準で取得しています。
また、横からの曲げ強度が2.5倍、鉛直荷重に対する応力が3倍もあるとされており、非常に強固な構造体です。さらに、ホールダウン金物や帯金物、ハリケーンタイと呼ばれる台風に強い特殊な金物も採用するなど、耐震性能を高める施策を徹底しています。この工法は遮音性にも優れており、外部の騒音を大幅にカットする効果もあります。
4.100パーセント自社設計による高い自由度
社内の設計スタッフが直接要望を聞き取り、白紙からプランニングを行う「邸別自由設計」を徹底しています。100パーセント社内スタッフによる設計のため、営業・インテリアコーディネーター・エクステリアプランナーとのスムーズな連携が可能で、精度の高い提案を実現しています。
趣味のシアタールーム、インナーガレージ、効率的な8の字回遊動線、ファミリークローゼットなど、施主のライフスタイルに合わせた完全オーダーメイドの住まいづくりが可能です。実際の施主からは「私達のいろんな要望をしっかりと予算内で形にしてくださって感謝しています」という声が寄せられており、自由設計の満足度の高さがうかがえます。
5.地域密着型では異例の最長60年保証
構造躯体について、初期保証30年に加え、有償メンテナンスを行うことで最長60年まで保証を延長できるロングラン体制を整えています。この保証内容は大手高級ハウスメーカーにも匹敵する手厚さで、地域密着型ビルダーとしては破格といえます。
さらに、住宅設備についても10年間の長期保証が付帯しており、24時間365日対応のアフターサービス窓口が設置されている点も大きな安心材料です。高い住宅性能と高耐久な構造躯体を確保しているからこそ付けられる保証体制といえるでしょう。
デメリット
エルクホームズには多くのメリットがある一方で、検討する際に注意すべきポイントもあります。以下、4つの主なデメリットと注意点について解説します。
1.ミドルからハイクラスの価格帯(初期費用の高さ)
坪単価の目安は60万円から85万円程度であり、30万円から40万円台のローコスト住宅と比較すると建築費用は高くなります。延床面積35坪の場合、建物本体価格だけで2,100万円から2,800万円、諸費用や外構工事を含めると総額3,000万円前後の予算を見込む必要があります。
また、完全自由設計ゆえにこだわりを追求すると、予算を数百万単位でオーバーしたという声も散見されます。全館空調や太陽光発電、高性能な窓への変更などを追加すると、坪単価が80万円を超えるケースも珍しくありません。初期費用を重視する方、できるだけ予算を抑えたい方には不向きといえるでしょう。
2.山口県・広島県限定の施工エリア
品質管理と迅速なアフターサービスを維持するため、施工エリアを山口県と広島県に限定しています。そのため、他地域での建築を希望する場合には対応できないという物理的な制約があります。
転勤の可能性がある方や、将来的に他県への移住を考えている方は、この地域限定という点を理解した上で検討する必要があります。ただし、逆に考えれば、地域を限定しているからこそ迅速なアフターサービスや細やかな対応が可能になっているともいえます。
3.施工品質や担当者の対応にばらつきがある
口コミの多くはエルクホームズを評価する声ですが、中には「施工中に巾木の隙間やクロスの汚れを見つけた」「施工がしっかり行われればいい家だと思うけれど、不具合も多かったのが不満」といった指摘や、担当者によって連絡が遅い、説明不足を感じるなどのネガティブな意見も見られました。
口コミでは、施工中の仕上げや連絡頻度について意見が分かれることもあるため、施主側も定期的に現場を確認し、担当者とこまめに共有しておくとスムーズです。ただし、「良いスタッフに恵まれた」「担当の方が熱心で信頼できた」という肯定的な声も多く、担当者次第という側面があることは理解しておくべきでしょう。
4.シンプル志向で地味に感じやすい外観デザイン
機能性と耐久性を重視しているため、外観は上品なシンプルモダンが中心となります。モダン・ナチュラル・スタイリッシュ・フレンチテイストなど幅広いデザインに対応していますが、基本的には長く飽きのこないシンプルなデザインが主流です。
大手ハウスメーカーのような重厚感のある外観や、非常に個性的で華やかなデザインを求める方には、やや物足りなく感じられる可能性があります。ただし、シンプルなデザインは時代を問わず美しく、将来的なメンテナンスコストも抑えられるというメリットもあります。
エルクホームズの商品ラインナップ
エルクホームズは山口県・広島県を拠点とし、2×6工法を全棟に採用した高い断熱・耐震性能を誇るハウスメーカーです。住み始めてからの光熱費や修繕費を抑える「ライフサイクルコスト(LCC)」の低減をコンセプトに、完全自由設計のフルオーダー住宅を提供しています。
ここでは、エルクホームズの主力3商品と、特定のライフスタイルに対応した提案商品について、具体的な性能数値とともに詳しく解説していきます。
最上位モデル:LaPlus α(ラ・プラスα)
エルクホームズのフラッグシップモデルであり、国内最高水準の性能を追求した住宅です。2021年にハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー特別優秀賞を受賞しており、省エネ性能において最高クラスの評価を得ています。
断熱性能を示すUA値は0.22を実現しており、これは断熱等級7(HEAT20 G3基準)に相当する業界トップクラスの数値です。この数値は、大手ハウスメーカーの最上位モデルにも匹敵する性能といえます。
標準装備として、家庭用エアコン1台で家全体の温度を一定に保つ全館空調「YUCACOシステム」を搭載しています。また、トリプル樹脂サッシ、外張り断熱、内気循環型空気清浄機、全熱交換24時間換気システム、セントラル浄水システムなど、最高水準の設備が標準で備わっています。特に内気循環型空気清浄機は、PM0.5よりも細かい0.3μmの微粒子を95パーセント以上捕集する高い性能を誇り、花粉症やアレルギーをお持ちの方にも安心です。
坪単価の目安は70万円から80万円台となっており、エルクホームズの商品の中では最も高い価格帯ですが、その分最高レベルの快適性と省エネ性能を実現しています。
中核商品:LaPlus(ラ・プラス)
性能と価格のバランスが取れた、エルクホームズで最も人気のある代表的な商品です。2020年にハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー大賞を受賞しており、省エネ性と快適性を兼ね備えた住まいとして高い評価を受けています。
断熱性能はUA値0.27を実現し、断熱等級6(HEAT20 G2基準)の性能を確保しています。この数値は、国内の高性能住宅の中でもトップクラスに位置する優れた性能です。
上位モデルと同様、エアコン1台で年中快適な環境を作る「YUCACOシステム」を標準搭載しています。2×6工法による堅牢な構造に加え、トリプル樹脂サッシ、内気循環型空気清浄機、全熱交換24時間換気システム、セントラル浄水システムが標準装備されています。
坪単価の目安は60万円から70万円前後となっており、実際の施主からは「ラプラスを坪単価60万円で建てました」という声も寄せられています。高性能ながら手の届きやすい価格帯であることから、エルクホームズで最も多く選ばれている商品です。
エントリーモデル:PRECEDE(プレシード)
高性能住宅の原点として、住まいでもっとも大切な「住みやすさ」を追求したモデルです。2016年にハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー大賞を受賞しており、エルクホームズの高い技術力を証明する商品といえます。
断熱性能はUA値0.35を確保しており、上位モデルには及びませんが断熱等級6(HEAT20 G2基準)の高い性能を維持しています。この性能は、多くの大手ハウスメーカーの標準仕様を上回る水準です。
2×6工法による高い基本性能は共通していますが、全館空調システムを非搭載(個別空調)とすることで初期コストを抑えているのが特徴です。外気清浄機、全熱交換24時間換気システム、アルミ樹脂複合サッシ、セントラル浄水システムなどは標準装備されており、快適性は十分に確保されています。
坪単価の目安は60万円から70万円前後です。全館空調を後から追加することも可能なため、まずは初期費用を抑えて建てたい方に適した商品といえます。
ライフスタイル別提案商品
エルクホームズでは、邸別自由設計(フルオーダー)の強みを活かし、特定のニーズに特化した提案も積極的に行っています。これらは固定された商品というより、設計の方向性を示すコンセプトとして位置づけられています。
「平屋の家」は、ワンフロアでスムーズな動線が特徴です。開放的な空間でゆったりとした暮らしを愉しむことができ、バリアフリーにも対応しやすいため、将来を見据えた住まいづくりに適しています。平屋は2階建てに比べ基礎や屋根の面積が広くなるため、坪単価は75万円前後(30坪の場合)と、2階建てより割高になる傾向があります。
「インナーガレージのある家」は、憧れの空間がワクワクする暮らしを演出してくれる夢のガレージライフを実現します。愛車を守るだけでなく、DIYや趣味を楽しむスペースとしても人気です。
「趣味と暮らす家」は、趣味を設計の中心に据えた豊かな暮らしを実現できる提案です。シアタールーム、ロフト、アイランドキッチン、ロードバイクを眺める部屋など、個人のこだわりを形にする設計が可能です。
「らくらく家事動線の家」は、料理や洗濯、掃除、後片付けなど日々の暮らしの中での家事を最短距離でこなせる工夫が詰まった住まいです。効率的な8の字回遊動線やファミリークローゼットなど、共働き世代に向けた家事のしやすさを追求しています。
全商品共通の基本スペックと保証
すべての商品において、エルクホームズは高い基準を設けています。構造・耐震については、床・壁・天井の6面体で支えるモノコック構造(2×6工法)により、全棟で耐震等級3(最高等級)を標準取得しています。地震の多い日本において、最高レベルの耐震性能を確保していることは大きな安心材料です。
長期保証については、地域密着型としては異例の、構造躯体に対する初期保証30年を提供しており、有償メンテナンスを組み合わせることで最長60年までの長期保証が可能です。また、住宅設備についても10年間の長期保証が付帯します。この保証内容は大手高級ハウスメーカーにも匹敵する手厚さといえるでしょう。
エルクホームズの注文住宅は、初期費用こそローコスト住宅より20万円から30万円ほど高いものの、優れた断熱性能により月額1万円以上の光熱費削減が期待できるなど、長期的な経済性に優れた住まいといえます。
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エルクホームズのQ&A
ここからはエルクホームズに関するQ&Aを紹介していきます。
Q. エルクホームズで2,000万円台で家は建てられますか?
エルクホームズの坪単価は60万円から85万円が目安となっているため、2,000万円台で建てることは可能ですが、延床面積や仕様によって調整が必要です。
建物本体価格2,000万円の場合、坪単価60万円で計算すると約33坪の住宅が建てられます。エントリーモデルの「プレシード」や、全館空調を後付けにする、オプション設備を最小限にするなどの工夫により、コンパクトな住まいであれば2,000万円台前半でも実現可能です。
ただし、建物本体価格以外に付帯工事費や諸費用が10パーセントから20パーセント程度必要になるため、総予算として2,500万円程度を見込んでおくと安心です。具体的な予算計画については、初回相談時に希望条件を伝えて見積もりを依頼するとよいでしょう。
Q.エルクホームズと一条工務店はどちらがおすすめですか?
エルクホームズと一条工務店は、どちらも高気密・高断熱住宅を得意とするハウスメーカーですが、それぞれ特徴が異なります。
エルクホームズは、100パーセント自社設計による完全自由設計が最大の強みです。山口県・広島県に特化した地域密着型のため、細やかな対応と迅速なアフターサービスが期待できます。坪単価は60万円から85万円で、全館空調YUCACOシステムによる快適性が特徴です。
一条工務店は、全国展開する大手ハウスメーカーで、全館床暖房を標準装備とした高性能住宅を提供しています。坪単価は65万円から80万円程度で、規格化によるコストパフォーマンスの高さが魅力です。ただし、一条工務店は規格型のプランが中心となるため、自由設計の幅はエルクホームズの方が広いといえます。
どちらを選ぶかは、完全自由設計を重視するか、全国規模の安心感を重視するか、また施工エリアがどこかによって判断するとよいでしょう。
Q. エルクホームズのアフターサービスや点検はどのような内容ですか?
エルクホームズは、地域密着型ハウスメーカーとしては非常に手厚いアフターサービス体制を整えています。
構造躯体については初期保証30年が付帯し、有償メンテナンスを行うことで最長60年まで保証を延長できます。住宅設備についても10年間の長期保証があり、大手ハウスメーカーに匹敵する保証内容です。定期点検は、引き渡し後6か月、1年、2年、5年、10年のタイミングで実施されます。10年点検以降も、有償メンテナンスプログラムに参加することで定期的な点検を受けられる体制が整っています。
また、24時間365日対応のアフターサービス窓口が設置されており、緊急時のトラブルにも迅速に対応してもらえます。山口県・広島県に施工エリアを限定しているからこそ、素早い対応が可能になっている点は大きなメリットといえるでしょう。
Q. エルクホームズで値引きは可能ですか?
エルクホームズは、完全自由設計のフルオーダー住宅を適正価格で提供することをコンセプトとしているため、大幅な値引きは期待しにくいでしょう。
ただし、建物本体価格を抑える工夫はいくつかあります。エントリーモデル「プレシード」を選ぶ、全館空調を後付けにする、建物の形状をシンプルにする、オプション設備を最小限にするなどの方法により、総額を調整することは可能です。
また、キャンペーン期間中や決算期などのタイミングで、特典や優遇措置が提供されることもあります。無理な値引き交渉よりも、予算内で最大限の満足を得られる仕様や設計を担当者と一緒に考えていく姿勢が、結果的によい家づくりにつながります。初回相談時に予算を明確に伝え、その範囲内でベストな提案をしてもらうことをおすすめします。
Q. エルクホームズの建売住宅はありますか?
エルクホームズは基本的に注文住宅を主力としていますが、下関や防府などの一部エリアで分譲地の開発や建売住宅の販売を行っている場合があります。
建売住宅のメリットは、すでに完成した実物を見学してから購入を決められる点、土地と建物をセットで購入できる点、注文住宅よりも価格が抑えられている場合がある点などです。エルクホームズの建売住宅であれば、高い断熱性能や耐震性能は注文住宅と同等の品質が期待できます。
ただし、建売住宅は間取りや仕様が既に決まっているため、完全自由設計の注文住宅と比較すると自由度は限られます。自分たちのライフスタイルに合わせた間取りやこだわりの設備を実現したい方は、注文住宅を検討することをおすすめします。建売住宅の在庫状況は時期によって変動するため、興味がある方は公式サイトや各展示場で最新情報を確認するとよいでしょう。
Q. エルクホームズの展示場はどこにありますか?
エルクホームズは、山口県と広島県に複数の展示場を構えています。
山口県内では、山口市の維新公園展示場、下関市の下関展示場、岩国市の岩国展示場、宇部市の宇部展示場、下松市の下松展示場などがあります。また、山口支店や山口工場も山口市内に所在しています。
広島県内では、広島市内に複数の展示場があり、東広島市などにも拠点を展開しています。各展示場では、実際の建物を見学しながら性能や仕様を体感できるため、検討初期段階での訪問をおすすめします。
展示場では、全館空調YUCACOシステムの快適性、高い断熱性能による室温の安定性、2×6工法の遮音性など、カタログだけでは分かりにくい性能を実際に体感できます。また、設計スタッフとの相談も可能なため、具体的な要望を伝えて初期プランを提案してもらうこともできます。営業時間や定休日、予約の要否については、事前に公式サイトで確認するか、電話で問い合わせることをおすすめします。
まとめ
今回はFP兼宅建士な視点からエルクホームズの評価を行いました。
エルクホームズは、高い断熱性能と全館空調による快適性、2×6工法による耐震性を兼ね備えた、コストパフォーマンスに優れた住宅会社です。坪単価60万円から85万円というミドルクラスの価格帯ながら、大手ハウスメーカーに匹敵する性能と最長60年の長期保証を実現しています。
完全自由設計により理想の住まいを形にできる点、山口県・広島県に特化した地域密着型ならではの細やかな対応も大きな魅力です。初期費用は決して安くありませんが、優れた省エネ性能により光熱費を大幅に削減でき、長期的な視点で見れば賢明な投資といえるでしょう。一生に一度の家づくりだからこそ、性能も快適性も妥協したくない方は、ぜひエルクホームズを検討候補に加えてみてください。
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