【A+ランク】ベルクハウスで家を建てる!FP兼宅建士の評価と113人の評判・坪単価

住宅メーカー

注文住宅を検討されている方にとって、どの住宅メーカーを選ぶかは人生最大の決断の一つです。

東京を中心に展開するベルクハウスは、自由設計と高品質な施工で注目を集めていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

  • 「坪単価は適正なのか」
  • 「本当に信頼できる会社なのか」
  • 「メリットだけでなくデメリットも知りたい」

というのが本音ではないでしょうか?

この記事では、FP兼宅建士の視点から、ベルクハウスの特徴や価格帯、施工品質について客観的に評価します。実際の施主の声も交えながら、あなたの家づくりに役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. 高い?後悔する?ベルクハウスの口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!ベルクハウスで家を建てる方法
    1. 特許取得の「建築家コンペ方式」で3名以上の提案を比較できる
    2. 木造からRC造まで、構造選択で“都市の条件”に合わせられる
    3. キッチン・収納までフルオーダーの造作で“ホテルライク”を作りやすい
    4. 高断熱・高遮音の“体感性能”を、仕様で積み上げる設計思想
    5. 自社責任施工+第三者チェック+安心の365日アフターサービスと30年間継続保証の運用
  3. ベルクハウスの坪単価は約70万~100万円!
    1. 延床面積別の費用目安
    2. 価格に影響を与える独自のシステムと仕様
    3. 造作家具と内装によるカスタマイズ
    4. ベルクハウスと有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. ベルクハウスのメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.特許取得の「建築家コンペ方式」
      2. 2.こだわりのオリジナル建材とフルオーダー対応
      3. 3.高水準の住宅スペックと構造
      4. 4.自社責任施工と長期保証
    2. デメリット
      1. 1.坪単価が比較的高額
      2. 2.施主側の明確なビジョンと労力が必要
      3. 3.工期が長くなる傾向
      4. 4.対応エリアが限定的
  5. ベルクハウスの商品ラインナップ
    1. 理想を形にする「建築家コンペ方式」
    2. 高い資産価値を支える構造と工法
    3. 空間を彩るオリジナル建材と設備
    4. 具体的な価格目安
    5. 安心を支えるアフターサポート
  6. ベルクハウスのQ&A
    1. Q. ベルクハウスの施工事例や実例はどこで見られますか?
    2. Q. ベルクハウスのオーダーキッチンや家具の特徴は?
    3. Q. ベルクハウスの保証・アフターサービスはどうなっていますか?
  7. まとめ

高い?後悔する?ベルクハウスの口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「ベルクハウス 高い」や「ベルクハウス 後悔」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回113人の評判を徹底的に調査してみました。

建築家コンペ方式で、自分たちの要望にぴったりの先生を選べました。3名以上の建築家が独自のプランを競い合い、提案してくれた内容はどれも贅沢な体験でした。最終的には、天然石トラバーチンを贅沢に使ったホテルライクな内装に一目惚れし、理想の住まいを形にできました。

キッチンから収納家具まで、すべてをフルオーダーで統一できたことが一番うれしいです。オリジナル家具は建物の素材感とも見事に調和して、家全体に圧倒的な高級感と統一感を与えてくれていると感じています。生活動線に完璧に合わせたキッチンは使い勝手も抜群で、細かなこだわりを職人さんが丁寧に形にしてくれたことに感謝しています。

RC造を選びましたが、その堅牢さだけでなく断熱性能の高さにも驚いています。吹き抜けのある開放的なリビングでも、冬場はエアコン一台で家中がぽかぽかと暖かく足元が冷えることもありません。地震に対する安心感はもちろんのこと、一年中快適な温度で過ごせる環境を手に入れられ、家族全員がこの家を選んで本当に良かったと感じています。

担当者のレスポンスが非常に早く、どんな些細な疑問や要望にも迅速かつ丁寧に対応してくれたおかげで、終始ワクワクしながら進めることができました。自分たちの夢が着々と形になっていく過程は楽しく、ベルクハウスさんにお願いして本当に良かったです。

二度目の家づくりでしたが、ベルクハウスのスタッフの方々の教育の高さには心から感心しました。以前の住まいでの反省を活かし、より快適な動線や収納を相談したところ、プロフェッショナルな視点から期待を超えるプランを提示してくれました。現場監督さんも非常に誠実な対応で、安心してお任せすることができ、これからの人生を穏やかに過ごせる最高の家が完成しました。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!ベルクハウスで家を建てる方法

ベルクハウスで家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

ベルクハウスは、東京を中心に建築家提案を活かした自由設計と高品質な施工体制で、都市部の条件に合わせた住まいづくりを行う住宅会社です。

そのため「建築家提案で敷地を活かし切る設計力」「高品質な仕上がりへのこだわり」に強みがある一方、(こだわり次第で総額が上がりやすい・打ち合わせ量が多い・対応エリアが限定的)を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者によるベルクハウスの全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.6
耐震性 4.6
断熱性・気密性 4.6
間取りの自由度 4.8
コストパフォーマンス 4.0
アフターサービス 4.4
会社の信頼度 4.4

建築家の提案力を活かし、素材や造作まで統一した空間づくりで“住まいの完成度”を高めやすい点が魅力です。

そのため理想を追求するほど総額が伸びやすく、要望整理と見積の前提固めを先に行うことが満足度を左右します。

そこで、ベルクハウスでの家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

特許取得の「建築家コンペ方式」で3名以上の提案を比較できる

複数の建築家が同じ要望・同じ敷地条件から別解を出してくるため、狭小地や変形地でも“伸びしろ”を見つけやすいのが特徴です。比較の過程で優先順位がクリアになり、最終プランの納得感を作りやすくなります。

向いている人:間取りに「正解が一つじゃない」と感じていて、複数案からベストを選びたい人。敷地の癖を強みに変えたい人。

注意点+契約前の確認:要望の整理(必須・できれば・不要)を先に固め、提案段階の費用条件と設計変更時の扱いを書面で確認。

木造からRC造まで、構造選択で“都市の条件”に合わせられる

構造の選択肢が広いことで、耐震・耐火・遮音・大空間など、何を最優先するかに合わせて計画を組み立てやすいのが強みです。特に都市部では、隣家距離や道路条件などの制約を読み替えた提案が活きます。

向いている人:性能や安心感を重視しつつ、敷地条件に合う最適解を取りたい人。将来の資産価値も意識したい人。

注意点+契約前の確認:構造によってコストと工期が大きく変わるため、同じ延床でも「構造別の総額レンジ」を見積で書面確認。

キッチン・収納までフルオーダーの造作で“ホテルライク”を作りやすい

内装の素材感に合わせて家具・建具・収納を一体で設計できるため、既製品を寄せ集めた印象になりにくく、統一感のある高級感を出しやすいのが特徴です。動線に合わせた造作計画は、使い勝手の差にも直結します。

向いている人:見た目の完成度を重視し、生活感を整理しながら上質に暮らしたい人。収納計画に妥協したくない人。

注意点+契約前の確認:造作は増額ポイントになりやすいので、標準範囲と追加単価、仕様決定の期限を見積明細で書面確認。

高断熱・高遮音の“体感性能”を、仕様で積み上げる設計思想

吹き抜けでも暖かさを保ちやすい断熱計画や、外の音を抑える開口・内装の組み合わせなど、都市の暮らしに合わせた体感性能を狙いやすいのが特徴です。開放感と快適性を両立させたい層に刺さりやすい方向性です。

向いている人:大空間にしたいが、冬の寒さや音のストレスは減らしたい人。性能を“住み心地”として感じたい人。

注意点+契約前の確認:断熱・気密の目標水準、窓仕様、遮音の考え方を仕様書で確認し、プラン変更時の性能影響も書面で整理。

自社責任施工+第三者チェック+安心の365日アフターサービスと30年間継続保証の運用

設計の意図を現場で崩しにくい体制と、検査体制を重ねて品質を担保する運用が特徴です。引き渡し後もトラブル対応の窓口が明確で、長く住む前提の安心を作りやすくなります。

向いている人:施工品質と責任の所在を重視し、建てた後まで含めて“任せ先”を一本化したい人。

注意点+契約前の確認:保証の継続条件(有償点検の頻度・内容・費用)と、緊急対応の範囲を保証書・約款で書面確認。

ベルクハウスの坪単価は約70万~100万円!

東京を拠点に、建築家との自由な家づくりを展開するベルクハウスの坪単価は、一般的に70万円~100万円程度が目安とされています。平均的な坪単価は約80万円前後で、建築本体価格の相場としては3,000万円前後から検討される方が多いのが特徴です。

ただし、ベルクハウスは完全自由設計を採用しているため、どこまでこだわるかによって価格は大きく変動します。実際の施工実例を見ると、60万円台から実績がある一方で、設計グレードや仕様によっては坪単価80万円以上、場合によっては100万円を超えるケースもあります

ベルクハウスの坪単価や総額を左右する具体的な要素について、詳しく解説していきます。

延床面積別の費用目安

建物の規模によって総額は変動しますが、ベルクハウスが提供する標準的な価格帯は以下の通りです。

25坪の都市部コンパクト住宅では、坪単価70万~100万円、総額目安は約2,275万円~3,250万円となります。都心の狭小地でも、建築家の設計力を活かして開放感のある住まいを実現できます。

30坪の標準的なファミリー層向けでは、坪単価70万~100万円、総額目安は約2,730万円~3,900万円です。リビングを広めに確保しつつ、子ども部屋や寝室もバランスよく配置できる広さで、最も人気のある規模といえます。

40坪の二世帯やゆとりある住まいでは、坪単価70万~100万円、総額目安は約3,640万円~5,200万円となります。余裕のある間取りを確保しやすく、二世帯住宅や趣味の部屋を設けたい方に適しています。

平屋のワンフロア設計では、坪単価80万~110万円と若干高めの設定となり、30坪の場合の総額目安は約3,120万円~4,290万円です。平屋は基礎や屋根の面積が広くなるため、坪単価が上昇する傾向にあります。

価格に影響を与える独自のシステムと仕様

ベルクハウスの坪単価がミドルからハイクラスに位置する背景には、以下の具体的な商品仕様や仕組みがあります。

まず特筆すべきは、特許取得済みの「建築家コンペ方式」です。このシステムでは、50名を超える厳選された登録建築家の中から、最低3名以上がプランとコスト試算をプレゼンテーションします。複数の視点から最適なプランを選べる贅沢なプロセスが、高いデザイン性とお客様満足度を支えています。複数の建築家がそれぞれプランを提案するため、設計費用は一般的なハウスメーカーよりも高くなる傾向がありますが、著名な建築家や経験豊富な建築家との家づくりを実現できる点は大きな魅力です。

次に、多彩な工法への対応が挙げられます。坪単価を大きく左右するのが構造の選択です。コストを抑えやすい木造軸組工法から、大空間を可能にするSE構法、2×4工法、重量鉄骨造、さらに耐震・耐火性に優れた鉄筋コンクリート造まで幅広く対応しており、工法によって費用は大きく異なります。特に鉄筋コンクリート造を選択した場合は坪単価が上昇する傾向にあります。

高性能な建材とオリジナル製品も、価格に影響を与える重要な要素です。断熱材には現場吹付発砲断熱材(フォーラムライトSL)などを採用し、気密性と断熱性の確保を図っています。窓・サッシについては、スウェーデン製木製トリプルガラスサッシ「レノホンダ」を採用し、スーパーエナジーガラス(LOW-E+アルゴンガス)によって最高水準の断熱性能を実現可能です。壁材には、強度と耐久性に優れた「ダイライトMS」パネルを柱の外側に取り付け、地震に強い躯体を作ります。

造作家具と内装によるカスタマイズ

坪単価が100万円を超えるようなハイグレードな実例では、内装へのこだわりが顕著です。

ベルクハウスは「BROS(ブロス)」という専門会社を設立しており、キッチンや収納、建具をフルオーダーで製作できます。自社工場を活用することで、高品質なオリジナル家具を適正価格で提供し、空間の統一感を高めています。収納などの造作家具はもちろん、テーブルなどの置き家具も同様にオーダー対応が可能です。

天然素材を贅沢に使用した内装も特徴的です。イタリア直輸入の天然石「トラバーチン」やライムストーン、無垢材、珪藻土などをふんだんに使用したホテルライクな空間づくりが可能です。無垢材や珪藻土などの自然素材は、調湿効果や断熱効果が高く、健康的で快適な室内環境を実現しますが、一般的に価格が高いため、坪単価に影響します。

ベルクハウスは、建築家の独創的なデザインと工務店としての施工技術を融合させたハイブリッドな住宅会社です。坪単価はローコスト住宅より高めですが、自社一貫施工によって中間マージンを削減しており、デザインや資産価値を重視される方にとって、費用対効果の高い選択肢となっています。

たとえるなら、ベルクハウスでの家づくりは、複数の仕立て屋が競い合って自分だけに最適な一着を提案し、最高級の生地で仕立てるフルオーダーのスーツのようなものです。手間とコストはかかりますが、それに見合う世界に一つだけの満足感を手に入れることができます。

ベルクハウスと有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、ベルクハウスの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー 坪単価目安 特徴
ベルクハウス 70万〜100万円 建築家コンペ方式による自由設計、RC造対応、オーダー家具
積水ハウス 80万〜120万円 大手ハウスメーカー、独自の鉄骨構造、高い施工品質
セキスイハイム 70万〜130万円 ユニット工法、工場生産による高品質、太陽光発電に強み
住友林業 80万〜120万円 木造住宅の最高峰、ビッグフレーム構法、自由設計対応
一条工務店 80万〜105万円 高気密高断熱、全館床暖房標準、省エネ性能トップクラス
タマホーム 60万〜90万円 ローコスト住宅、シンプルな仕様、コストパフォーマンス重視
アイフルホーム 60万〜80万円 フランチャイズ展開、セミオーダー型、手頃な価格帯

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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ベルクハウスのメリット・デメリット

注文住宅を建てる際、どのハウスメーカーを選ぶかは人生における重要な決断です。ベルクハウスは建築家との自由な家づくりを特徴としていますが、その分メリットとデメリットがはっきりしています。

ここでは、ベルクハウスで家を建てる際の利点と注意点について、具体的な数字や商品名を交えながら詳しく解説します。

メリット

ベルクハウスの最大の強みは、デザイン性と住宅性能を高い次元で融合させている点にあります。建築家との家づくりでありながら、工務店としての施工品質も兼ね備えているため、理想の住まいを実現したい方にとって魅力的な選択肢となっています。

1.特許取得の「建築家コンペ方式」

50名を超える厳選された登録建築家の中から、お客様の要望に合わせて最低3名以上がプランを競い合う「建築家コンペ方式」を採用しています。

この方式は特許を取得しており(特許番号:第5216482号)、ベルクハウス独自のシステムです。複数の建築家が異なる視点から提案を行うため、敷地のポテンシャルを最大限に引き出す多様なアイデアを比較検討できます。

また、実際にプレゼンテーションを聞いた上で、自分たちの感性や相性にぴったりの建築家を選べる点が大きな魅力です。それぞれのプランの良いところを参考にすることもでき、思いがけない発見や新しい創造性をもたらしてくれます。

2.こだわりのオリジナル建材とフルオーダー対応

グループ会社であるブロスジャパン株式会社を通じて、「BROS(ブロス)」ブランドのオーダーキッチンや家具、建具を自社工場で生産しています。これにより、高品質なオリジナル家具を適正価格で提供することが可能です。

イタリア直輸入の天然石「トラバーチン」やライムストーン、無垢材、珪藻土などをふんだんに使用した、既製品では不可能なトータルコーディネートができます。収納などの造作家具はもちろん、テーブルなどの置き家具も同様にオーダー対応が可能で、空間全体の統一感を極限まで高めることができます。

3.高水準の住宅スペックと構造

木造(軸組工法、2×4工法、SE構法)から重量鉄骨造、鉄筋コンクリート造まで幅広い工法に対応しており、お客様の要望に最も適した構造を提案できます。特に鉄筋コンクリート造は耐震性・耐火性・遮音性に優れており、都市部の住宅に最適です。

具体的な仕様として、スウェーデン製木製トリプルガラスサッシ「レノホンダ」を採用し、スーパーエナジーガラス(LOW-E+アルゴンガス)などの仕様により、高い断熱性能を目指しています。また、気密性の高い現場吹付発泡断熱材「フォームライトSL」や、地震の力を面で支える耐力面材「ダイライトMS」パネルなど、高性能な建材を使用しています。長期優良住宅にも標準対応しており、古くなったら建て替えるのではなく、長く大切に使う家づくりを目指しています。

4.自社責任施工と長期保証

建築家との家づくりでありながら、施工は自社で一貫して行う「自社責任施工」体制をとっています。これにより中間業者を挟まないコスト削減が可能となり、建築家のデザインを正確に実現。さらに、第三者専門検査機関による検査とホームインスペクターも交えたトリプル施工チェックが日々行われており、施工品質に対する安心感があります。

お引き渡し後は10年毎に検査(有料)を実施・更新でき、30年間継続保証が用意されています。アフターサービスは「安心の365日アフターサービス」を掲げています。着工からお引渡し、アフターサービスまでのすべてをベルクハウスが請け負うため、責任の所在が明確で安心して家づくりを任せられます。

デメリット

自由度やクオリティが高い反面、施主側に求められる負担やコスト面での注意点も存在します。ベルクハウスでの家づくりを検討する際は、これらのデメリットも十分に理解しておく必要があります。

1.坪単価が比較的高額

ベルクハウスの坪単価目安は70万円~100万円(平屋は80万円~110万円)と、一般的なハウスメーカーに比べて高めの設定です。実際の施工実例を見ると、60万円台から実績はあるものの、こだわりを詰め込みすぎると坪単価が100万円を超えるケースもあります。

口コミでは「坪100万円超えました。かなり凝ったので」という声や、「グレードの高いデザインや資材を取り入れるため高額になりやすい」という指摘も見られます。建築家によるコンペ方式を採用しているため、複数の建築家が設計を行う分の費用も発生します。予算に余裕を持って計画を立てる必要があり、オプションの追加で当初予定していた予算をオーバーしてしまう例も少なくありません。

2.施主側の明確なビジョンと労力が必要

ゼロからプランを創り上げるフルオーダー住宅のため、施主自身が希望やライフスタイルを具体的に伝える必要があります。口コミでも「1からの設計となるので施主にもそれなりの労力と明確なビジョンが求められます」という声があります。

また、要望が曖昧な場合、コンペ方式のメリットを最大限に活かせず、満足度が下がるリスクもあります。建築家との打ち合わせ回数も多くなるため、仕事や家事で忙しい方にとっては時間的な負担が大きくなる可能性があります。規格住宅のように「このプランから選ぶ」という選択肢がないため、家づくりに積極的に関わる姿勢が求められます。

3.工期が長くなる傾向

建築家によるコンペや詳細な設計打ち合わせを行うため、一般的な規格住宅に比べて設計期間や工期が長くなる傾向があります。建築家の選定、プラン作成、コンペ実施、詳細設計と段階を踏んでいくため、着工までに時間がかかるのです。

着工後も4~6か月程度の工期を見込む必要があり、急いで家を建てたい方には向いていない可能性があるでしょう。ただし、この時間をかけることで、細部までこだわり抜いた唯一無二の住まいが完成するという見方もできます。

4.対応エリアが限定的

ベルクハウスは東京都を中心に、東京近隣(埼玉、千葉、神奈川)に特化した注文住宅を展開しています。展示場も駒沢、瀬田、二子玉川の3か所のみで、すべて東京都世田谷区内にあります。

そのため、遠方からの依頼はできず、対応エリア外にお住まいの方は利用できません。都内や都内までのアクセスが良いエリアに限定されるため、全国どこでも建てられるわけではない点は注意が必要です。

ベルクハウスの商品ラインナップ

ベルクハウスの注文住宅は、単なる既製品の組み合わせではなく、特許取得済みの独自の設計プロセスと、国内外から厳選された高品質な建材・設備によって構築されています。建築家の独創性と工務店の施工技術を高いレベルで融合させた住まいづくりが、ベルクハウスの最大の特徴です。

理想を形にする「建築家コンペ方式」

ベルクハウスの最大の商品的特徴は、特許を取得している「建築家コンペ方式」です。50名を超える厳選された登録建築家の中から、お客様の要望に合わせて最低3名以上がプランを提案します。お客様は、異なる感性と技術を持つプロフェッショナルによる複数の図面やコスト試算を比較した上で、最も理想に近い建築家を1名選定することが可能です。

同じ敷地に同じ要望があっても、それを具体化する方法は様々であり、複数の建築家が違う目線、違う技術、違う感性で答えを探すことで、思いがけない発見や新しい創造性をもたらしてくれます。

高い資産価値を支える構造と工法

特定の工法に縛られず、予算や敷地条件に合わせて最適な構造を選択できる柔軟性がベルクハウスの強みです。ベルクハウスが採用する主な構造は以下の通りです。

在来工法(木造軸組工法)
木製の軸組で家の骨組みをつくる工法です。建物のそれぞれの長さが自由に決められるので、他の工法よりプランニングの自由度がもっとも高い工法となっています。

木造ラーメン構法(ビーフレーム)
構造用集成材とその端部等に金物を取り付け接合するものです。地震や台風などを考慮して、厳重な構造計算を行うことで安心で安全な家づくりを行う構法です。

2×4工法
パネル化された壁や床などの「面」で家を構成するのが特徴です。耐震性、気密性、断熱性に優れ、在来工法と比較して、施工が簡単で、工期も比較的短いのが特徴です。

重量鉄骨造
造材に厚さ6mm以上の鋼材を使用します。鉄骨自体がとても丈夫なので柱の本数が少なく、設計の自由度が広がります。耐用年数も長い構造です。

鉄筋コンクリート(RC)造
地震・火災・台風・水害などの災害に強く、高い耐久性があります。狭小地から大空間のプランまでお客様のご要望を満たす自由なデザインと設計が可能です。

ベルクハウスは長期優良住宅を推奨しており、古くなったら建て替えるのではなく、永く大切に使う家づくりを目指しています。

空間を彩るオリジナル建材と設備

ベルクハウスでは、意匠性と機能性を両立させるために具体的な製品選定にも妥協がありません。

オーダー家具については、専門の会社であるブロスジャパン株式会社を設立し、キッチン、洗面化粧台、収納、建具などをゼロから設計するフルオーダー対応を行っています。自社・提携生産ラインを国内外に所有し、多彩なオリジナル建材も高いコストパフォーマンスで提供が可能です。収納などの造作家具はもちろん、テーブルなどの置き家具も同様にオーダー対応が可能で、空間全体の統一感を極限まで高めることができます。

高級天然素材としては、イタリア直輸入の天然石「トラバーチン」やライムストーン、無垢材、珪藻土など、自然由来の建材を贅沢に使用したホテルライクな空間演出を得意としています。天然突板、無垢フローリング、自然塗料など、世界中を駆け回り良質な自然素材を厳選して提案しています。

高性能な断熱・省エネ建材については、現場吹付発泡断熱材「フォームライトSL」を使用し、隙間なく施工することで高い気密性と断熱性能を実現します。窓には複層ガラスを採用し、スウェーデン製木製トリプルガラスサッシ「レノホンダ」などの最高水準の断熱・省エネ性能を誇る建材も選択可能です。

耐震・耐久性を高める建材としては、地震の力を面で支える外壁下地材「ダイライトMS」、耐震構法として「SE構法」、住宅用制振ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」、木造軸組工法用の耐震・制震壁「ウーテック」などを採用しています。基礎には「ベタ基礎」を採用し、通し柱と梁の接合部には接合金物を使用するなど、地震に強い住まいづくりを追求しています。

遮音性を高める建材として、遮音用石膏ボードや「防震吊木」、剛床工法などを採用しています。

耐久性を高める設備としては、防腐・防蟻材「夢炭」、耐食性・耐寒性・耐熱性に優れた給水・給湯架橋ポリエチレン管、外壁通気工法用モルタル「ベースモルタルB」などを採用しています。

快適な空気環境のためには、全館空調システム「きくばり」を提案しており、家全体の温度を一定に保ち、快適な暮らしを実現します。

具体的な価格目安

ベルクハウスの住まいはミドルからハイクラスに位置づけられており、建築家住宅としては極めて透明性の高い価格提示がなされています。

平均坪単価は一般的に70万円~100万円が目安となります。平屋の場合は80万円~110万円程度が相場です。

延床面積別の総額目安は以下の通りです。25坪の都市部コンパクト住宅では約2,275万円~3,250万円、30坪の標準的なファミリー層向けでは約2,730万円~3,900万円、40坪の二世帯やゆとりある住まいでは約3,640万円~5,200万円、平屋30坪想定では約3,120万円~4,290万円が目安となります。

安心を支えるアフターサポート

商品は建てて終わりではなく、長期的な維持管理まで含まれています。10年ごとの有償メンテナンスを条件に、最長30年間の継続保証を提供しています。また、住まいのトラブルに備えた「安心の365日アフターサービス」を用意しています。

お引渡し後の定期点検などのアフターサービスはベルクハウス社内の専門部門が丁寧に迅速に対応し、ずっと安心して暮らせる住まいを提供しています。

ベルクハウスの商品は、建築家の独創性と工務店の施工技術を高いレベルで融合させた作品であり、同時に長期的な資産価値を維持する高性能な器であると言えます。

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ベルクハウスのQ&A

ここからはベルクハウスに関するQ&Aを紹介していきます。

Q. ベルクハウスの施工事例や実例はどこで見られますか?

A. ベルクハウスの施工事例は、公式サイトのギャラリーページで多数公開されています。また、駒沢モデルハウス、瀬田プレミアムモデルハウス、二子玉川プレミアムショールームの3か所の展示場で実際の空間を体感できます。駒沢モデルハウスでは、30坪の敷地内にリアルサイズのモデルハウスが2棟建っており、グレードの異なるデザインで金額的な比較ができる点が特徴です。建築家コンペブログでは、実際のコンペの様子やお客様の声も紹介されています。

Q. ベルクハウスのオーダーキッチンや家具の特徴は?

A. ベルクハウスは専門会社であるブロスジャパン株式会社を設立し、キッチン、洗面化粧台、収納、建具などをフルオーダーで製作しています。自社・提携生産ラインを国内外に所有しているため、高品質なオリジナル家具を適正価格で提供できます。収納などの造作家具はもちろん、テーブルなどの置き家具も同様にオーダー対応が可能です。イタリア直輸入の最新キッチンやウォールシステムも取り扱っており、空間全体の統一感を高めることができます。

Q. ベルクハウスの保証・アフターサービスはどうなっていますか?

A. ベルクハウスは10年ごとの有償メンテナンスを条件に、最長30年間の継続保証を提供しています。お引渡し後の定期点検などのアフターサービスはベルクハウス社内の専門部門が丁寧に迅速に対応します。また、引き渡し後の緊急時に迅速に対応できるよう「安心の365日アフターサービス」を掲げています。着工からお引渡し、アフターサービスまでのすべてをベルクハウスが請け負うため、責任の所在が明確で安心です。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場からベルクハウスの評価を行いました。

建築家コンペ方式という独自のシステムは、複数の専門家の視点から最適なプランを選べる点で非常に理にかなっています。坪単価70万円~100万円という価格帯は決して安くありませんが、自由度の高い設計、多様な構造への対応、高品質な建材の使用を考えれば妥当な水準といえるでしょう。特に都市部の限られた敷地を最大限に活かしたい方、デザイン性と住宅性能の両立を求める方には最適な選択肢です。ただし、施主自身が明確なビジョンを持ち、家づくりに積極的に関わる姿勢が求められます。

理想の住まいを実現したい方は、まずは展示場を訪れて実際の空間を体感し、建築家コンペ方式の魅力を確かめてみることをおすすめします。

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