【A+ランク】ベルハウジングで家を建てる!FP兼宅建士の評価と199人の評判・坪単価

住宅メーカー

鹿児島で注文住宅をお考えの方の中には、ベルハウジングという名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

ベルハウジングは、鹿児島の気候や暮らし方を熟知した住まいづくりで注目される住宅会社です。

しかし、

  • 「実際の坪単価はどのくらいなのか」
  • 「本当に信頼できるメーカーなのか」
  • 「品質や性能はどれ程なのか」

など不安に感じている方も少なくないはずです。

そこでこの記事では、FP兼宅建士の視点から、ベルハウジングの特徴や価格帯、メリット・デメリットを徹底的に分析します。家づくりで後悔しないために、プロの目線で見た正確な情報をお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. やばい?評判悪い?ベルハウジングの口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!ベルハウジングで家を建てる方法
    1. 「じぶんいろのいえ」×建築家提案でパッシブデザインを組み込みやすい
    2. 制震ダンパー「マモリー」標準で“耐震+制震”を前提にできる
    3. 第1種熱交換換気+高性能フィルターで火山灰・PM2.5対策を標準化
    4. ターミダンシート等の「多重防蟻・防湿」思想で高温多湿に備える
    5. 「ベルクルーズ」や安否確認など“地域密着アフター”が暮らしの安心に直結
  3. ベルハウジングの坪単価は約55万~65万円!
    1. 基本の坪単価と建物本体価格
    2. 鹿児島の相場と比較したコストパフォーマンス
    3. 完全自由設計ならではの価格変動要素
    4. 適正価格を実現する理由
    5. ベルハウジングと有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. ベルハウジングのメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.圧倒的な標準仕様の高さと耐震性能
      2. 2.鹿児島の風土に特化した克灰・防蟻対策
      3. 3.高い断熱・気密性能による省エネ性
      4. 4.多彩なデザインラインナップと自由設計
      5. 5.高いコストパフォーマンス
    2. デメリット
      1. 1.予算超過のリスクとオプション費用
      2. 2.自然素材特有のメンテナンスの手間
      3. 3.木造住宅ゆえの遮音性の課題
      4. 4.情報開示の限定性
  5. ベルハウジングの商品ラインナップ
    1. 多彩なデザインスタイルの提案
    2. 圧倒的な標準仕様と住宅性能
      1. 耐震等級3+制震の安心構造
      2. 木造軸組ダイライトパネル工法
      3. 高断熱・高気密性能によるZEH基準超え
      4. 鹿児島に特化した換気システム
    3. 鹿児島に特化したシロアリ対策
    4. 価格帯とコストパフォーマンス
  6. ベルハウジングのQ&A
    1. Q. ベルハウジングとはどんな住宅会社ですか?
    2. Q. ベルハウジングの建売住宅はありますか?
    3. Q. 鹿児島のどのエリアに対応していますか?
    4. Q. ベルハウジングのモデルハウスはどこで見学できますか?
  7. まとめ

やばい?評判悪い?ベルハウジングの口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「ベルハウジング やばい」や「ベルハウジング 評判悪い」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回199人の評判を徹底的に調査してみました。

モデルハウスの玄関に一目惚れしたのがきっかけでした。建築家の方と作り上げた家は、私たちの好みを完璧に反映したデザインで毎日がワクワクします。特にパッシブデザインを取り入れたおかげで、夏は風が通り抜けで気持ちが良く冬は陽だまりの暖かさを感じられ、エアコンに頼りすぎない暮らしが叶いました。夕暮れ時に窓からの景色を眺めながら夫婦で過ごす時間が、何よりの宝物です。

無垢材と珪藻土をふんだんに使っていただいたので、玄関を開けた瞬間に木の香りが漂います。時間の経過とともに色合いが変わる「経年美」を楽しみたくてこの素材を選びましたが、数年経った今もますます愛着が湧いています。スタッフの方も親身で、珪藻土の補修方法を丁寧に教えてくれるなど、建てた後のフォローも抜群です。

定期点検の丁寧さはもちろん、台風や地震のたびに安否確認の連絡をくださるので地域密着のところにお願いして良かったなと感じています。毎年夏に開催される「ベルクルーズ」で他の施主さんやスタッフさんと交流するのも楽しみの一つとなっています。

土地探しから難航していましたが、ベルさんが希望にぴったりの場所を提案してくださり、夢が一気に現実味を帯びました。予算内で理想のデザインと高い性能を両立させるための提案力には驚くばかりでした。担当者さんの真摯な対応と遊び心ある空間設計のおかげで妥協のない家づくりができたのは、ベルさんのおかげです。

火山灰のことが心配でしたが、高性能フィルターがついていて灰を気にせず室内の空気が常に清浄なのは本当に助かります。断熱性も高いので、真冬も外の寒さを忘れるほど快適です。地元の気候や風土を熟知した工務店さんだからこそ、ここまで安心して暮らせるのだと感謝しています。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!ベルハウジングで家を建てる方法

ベルハウジングで家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

ベルハウジングは、鹿児島の気候風土(火山灰・台風・高温多湿)に合わせて、高性能換気や耐震+制震、高断熱を標準に寄せつつ、建築家提案の自由設計でデザインも両立する住宅会社です。

そのため「地域特化の換気・防蟻など標準仕様の強さ」「パッシブ設計を含むデザイン提案力」に強みがある一方、(自由設計ゆえのオプション増による総額上振れ・自然素材のメンテ・標準範囲の捉え違い)を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者によるベルハウジングの全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.6
耐震性 4.7
断熱性・気密性 4.6
間取りの自由度 4.5
コストパフォーマンス 4.4
アフターサービス 4.5
会社の信頼度 4.4

桜島の火山灰まで想定した高性能フィルター換気や、耐震等級3+制震など、鹿児島で“安心して長く暮らす”ための標準仕様が魅力です。

そのため性能面の満足度が上がりやすい一方で、完全自由設計でこだわりを足すほど総額は動きやすく、無垢材・珪藻土の扱いも含めて標準範囲とメンテの前提整理が必要です。

そこで、ベルハウジングでの家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

「じぶんいろのいえ」×建築家提案でパッシブデザインを組み込みやすい

ベルハウジングは、暮らし方から逆算して窓の位置・庇・抜け感を整え、風と光を味方にするパッシブの考え方を設計に落とし込みやすいのが強みです。吹き抜けや景色の切り取り、夕暮れの居場所づくりなど、デザインが“生活の質”に直結する提案が得意になります。

向いている人:デザインも性能も両方欲しい人/夏の風通しや冬の日射取得など、自然エネルギーを上手に使って暮らしたい人。

注意点+契約前の確認:パッシブは窓仕様・庇寸法・外構(植栽や隣地条件)で効き方が変わるため、日射・通風の狙いを図面とメモで書面化してください。

制震ダンパー「マモリー」標準で“耐震+制震”を前提にできる

大地震の一撃だけでなく、繰り返す揺れで建物ダメージを抑える発想を標準側に置けるのが特徴です。鹿児島は台風も多く、安心感を「構造の思想」で作りやすいので、家族の不安を減らしやすくなります。

向いている人:地震の揺れに対して“壊れにくさ”まで重視したい人/構造の安心をオプションにしたくない人。

注意点+契約前の確認:制震装置の保証条件(対象・期間・免責)と、耐震等級3の証明方法を契約書面に紐づけて確認しましょう。

第1種熱交換換気+高性能フィルターで火山灰・PM2.5対策を標準化

鹿児島特有の火山灰リスクを前提に、室内空気の清浄性を“設備思想”として組み込んでいる点が固有の強みです。熱交換で温度ロスを抑えやすく、夏冬の体感と光熱費のバランスも取りやすくなります。

向いている人:火山灰や花粉の時期も、室内の空気質を重視したい人/冷暖房に頼りすぎず快適に暮らしたい人。

注意点+契約前の確認:フィルター交換の頻度・費用、清掃方法、点検体制を引き渡し後の運用ルールとして書面で確認してください。

ターミダンシート等の「多重防蟻・防湿」思想で高温多湿に備える

高温多湿の土地柄は、白蟻・湿気・結露の設計が住まいの寿命を左右します。基礎の防蟻防湿シートや、材料選定を含めて“侵入させない・湿らせない”を重ねる考え方で、長期優良住宅の前提づくりと相性が良いのが特徴です。

向いている人:メンテのしやすさと耐久性を重視したい人/床下環境まで含めて安心したい人。

注意点+契約前の確認:防蟻の保証条件、定期点検の間隔、薬剤に頼らない範囲と追加工事の有無を契約前に書面で揃えましょう。

「ベルクルーズ」や安否確認など“地域密着アフター”が暮らしの安心に直結

定期点検だけでなく、台風や地震の際の連絡、オーナー交流の場づくりなど、住んだ後の関係性を大事にするスタイルが特徴です。家は建てて終わりではないため、相談先が明確なことは家計の突発支出リスクを下げる意味でも効いてきます。

向いている人:困ったときにすぐ相談できる距離感を重視したい人/家のメンテや暮らしの情報を継続的に得たい人。

注意点+契約前の確認:緊急時の受付窓口、出動目安、定期点検の内容と無償範囲を、引き渡し後の運用ルールとして書面で確認しましょう。

ベルハウジングの坪単価は約55万~65万円!

ベルハウジングでマイホームを建てる際に最も気になるのが、実際にいくらかかるのかという点でしょう。鹿児島県で30年以上の実績を持つベルハウジングの坪単価について、詳しく解説していきます。

基本の坪単価と建物本体価格

ベルハウジングのオリジナル注文住宅における坪単価は、一般的に55万円~65万円前後が目安となります。30坪~35坪程度の標準的な広さの住宅を建てる場合、建物本体価格で約1,900万円~2,300万円になる計算です。

この価格は、あくまで建物本体のみの価格であり、外構工事やガス・水道の引き込み工事費用などの付帯設備費、諸費用は含まれていません。実際の総額を把握するためには、建物本体価格に加えて、これらの費用も考慮する必要があります。

鹿児島の相場と比較したコストパフォーマンス

相場感と比べて、ベルハウジングは坪単価55万円~65万円前後の価格帯から検討しやすいとされています。30坪の住宅を建てる場合、単純計算で300万円以上の差が生まれることになります。

ただし、ベルハウジングが「安い」というだけでなく、この価格帯で提供される住宅性能の高さこそが注目すべきポイントです。耐震等級3や制震ダンパー「マモリー」、断熱・気密の目安値(UA値・C値)など、性能面を重視した仕様として紹介されており、大手ハウスメーカーで同等の性能を求めると数百万円高くなるケースも珍しくありません。

完全自由設計ならではの価格変動要素

ベルハウジングは「じぶんいろのいえ」をコンセプトに、完全自由設計の注文住宅を提供しています。そのため、坪単価は以下のような要素によって変動します。

まず、間取りやデザインの複雑さです。吹き抜けやスキップフロア、勾配天井など空間に変化を持たせる設計を取り入れると、構造計算や施工の難易度が上がるため価格に影響します。

次に、素材へのこだわりです。ベルハウジングでは無垢材や珪藻土などの自然素材を積極的に採用していますが、使用する範囲を広げるほど費用は上昇します。また、設備のグレードアップやオプション追加も価格変動の大きな要因となります。

実際の施主からは「坪単価は安いけどオプションが割高に感じられた」という声もあるため、標準仕様で何が含まれているのかを事前にしっかり確認することが重要です。

適正価格を実現する理由

ベルハウジングが高性能な住宅を適正価格で提供できる理由は、地域密着型の工務店ならではの強みにあります。大手ハウスメーカーのように広告宣伝費やモデルハウス維持費に多額のコストをかけず、材料の一括仕入れや地元の協力業者との連携によってコストを抑えています。

また、一級建築士5名を含む専門チームが在籍し、設計から施工まで自社で一貫して行うことで、中間マージンを削減している点も大きなポイントです。これにより、浮いたコストを住宅性能や素材の質に還元することができているのです。

鹿児島特有の桜島の火山灰対策として、高性能フィルター付きの第1種熱交換換気システムを標準採用している点も、地域に根ざした工務店ならではの配慮といえるでしょう。

ベルハウジングと有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、ベルハウジングの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー・工務店 坪単価(万円) 主な特徴
ベルハウジング 55~65 完全自由設計「じぶんいろのいえ」。耐震・制震や断熱・気密(UA値・C値の目安)など、性能面を重視した住まい。
七呂建設 50~60 鹿児島県内着工棟数No.1の実績。ZEH標準仕様「ZEROENE」。ECO-Yパネル工法採用。
国分ハウジング 40~60 月々5万円から建築可能なローコスト住宅。鹿児島県内シェア率No.1。Kダンパー(制震装置)標準装備。
三洋ハウス 64~79 ZEH基準標準の「木咲な家」。ハイブリッド工法採用。30年無料点検・最長60年保証の充実したアフターサービス。
タマホーム 40~80 全国展開の大手ローコストハウスメーカー。「大安心の家」が主力商品。標準仕様で長期優良住宅対応。
鹿児島県平均 約77 鹿児島県の注文住宅の平均的な坪単価。

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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ベルハウジングのメリット・デメリット

鹿児島で37年以上の実績を持つベルハウジングは、高性能住宅を適正価格で提供する地域密着型の工務店です。しかし、どんな住宅会社にも良い面と注意すべき面があります。ここでは、実際の施主の声や専門家の評価をもとに、ベルハウジングで家を建てる際のメリットとデメリットを具体的に解説していきます。

メリット

ベルハウジングには、他社と比較しても際立つ魅力的な特徴が数多くあります。特に、高性能な標準仕様と地域特性に合わせた家づくりは、鹿児島で長く快適に暮らしたい方にとって大きな安心材料となるでしょう。

1.圧倒的な標準仕様の高さと耐震性能

ベルハウジングの最大の強みは、他社ではオプション扱いになりがちな高性能仕様が標準装備されている点です。耐震等級3や耐風等級2、制震ダンパー「マモリー(Mamory)」などを軸に、「耐震+制震」の考え方で備える住まいとして紹介されています。

これにより、大災害級の地震や繰り返しの揺れに対しても、構造躯体へのダメージを大幅に軽減する安心感を提供しています。耐震等級3は「極めてまれに発生する地震力の1.5倍の力に対し倒壊・崩壊しない」基準であり、一般的な住宅の1.5倍の耐震性を持っていることを意味します。

2.鹿児島の風土に特化した克灰・防蟻対策

地元企業ならではの地域対応力が非常に高く、特に桜島の火山灰対策として注目すべきなのが、高性能フィルターを備えた第1種熱交換換気システム「すみかEco換気システム」を採用し、花粉やPM2.5、火山灰など外気の影響を抑える考え方として紹介されています。このシステムにより、火山灰が多い日でも室内の空気を清潔に保つことができます。

また、高温多湿な環境に備え、基礎全面に防蟻防湿シート「ターミダンシート」を敷き、土台にはシロアリが嫌うヒノキ材、壁には無機質系の「ダイライトパネル」を使用する5重のシロアリ対策を徹底しています。さらに第1種熱交換換気システムが床下空間を常に乾燥状態に保つため、ジメジメとした環境を好むシロアリの侵入リスクも軽減されています。

3.高い断熱・気密性能による省エネ性

現場発泡型の吹付ウレタンフォーム「アクアフォーム」を採用し、断熱・気密については、UA値0.5以下・C値0.7以下といった目安値が紹介されており、室内の温度環境を保ちやすい住まいを目指す考え方が示されています。

HEAT20 G2基準やZEH+基準を満たすことで、断熱・気密を重視することで、暖房負荷の低減(冷暖房効率の向上)を狙った住まいとして紹介されています。これにより、光熱費の削減だけでなく、一年中快適な室温を維持でき、ヒートショックのリスクも軽減されます。2050年のカーボンニュートラル時代にも対応できる、30年先を見据えた高性能住宅といえるでしょう。

4.多彩なデザインラインナップと自由設計

一級建築士5名を含む専門チームにより、施主のライフスタイルに合わせた完全自由設計が可能です。S.styleではシンプルモダンなデザインを追求し、FREEQ HOMESは平屋をベースとした自然を感じる暮らしを提案、G.styleでは趣味を存分に愉しむガレージハウスを実現できます。

これらの提案力は、2016年度グッドデザイン賞の受賞や、LIXILメンバーズコンテストでの多数の受賞歴によって裏付けられています。光や風の動きを計算した「パッシブデザイン」を取り入れることで、自然エネルギーを最大限に活用した快適な住空間を生み出すことができます。

5.高いコストパフォーマンス

高性能住宅でありながら、坪単価の目安は55万円~65万円前後、30~35坪の本体価格目安は1,900万円~2,300万円と、鹿児島県の平均坪単価である約77万円と比較してリーズナブルに設定されています。これは地域相場よりも10万円以上安い価格設定です。

大手ハウスメーカーで同等の性能(耐震等級3+制震+高断熱)を求めた場合、数百万円高くなるケースも珍しくありません。中間マージンを削減し、材料の一括仕入れや地元の協力業者との連携によってコストを抑えながら、浮いたコストを住宅性能や素材の質に還元している点が、非常にバランスの良い価格設定を実現している理由です。

デメリット

一方で、ベルハウジングにもいくつか注意すべき点があります。完全自由設計であるがゆえの価格変動や、自然素材を多用することによる特性など、事前に理解しておくべきポイントを確認しておきましょう。

1.予算超過のリスクとオプション費用

「手の届く価格帯」を掲げていますが、実際のオーナーからは「予算ギリギリになった」という声や、「坪単価は安いけどオプションが割高に感じられた」という指摘があります。完全自由設計であるため、こだわりを追求するほど価格が上昇する傾向にあります。

建築条件やこだわりの度合いによっては、坪単価が基本の目安(55万円~65万円前後)から大きく上がるケースもあるため、標準仕様と追加費用の整理が重要です。初期段階で標準仕様に何が含まれているのかをしっかり確認し、追加したい設備や素材の費用を事前に把握しておくことが、予算オーバーを防ぐために重要です。

2.自然素材特有のメンテナンスの手間

無垢材や珪藻土などの自然素材を積極的に採用していますが、これらは経年変化や傷にデリケートです。実際の口コミでは「珪藻土のひび割れはできましたが、連絡したらすぐに直してもらい、自分でも直し方を教えてもらいました」という声がある一方、「珪藻土の角が剥がれやすい」「床に白い粉が溜まる」「無垢材の手入れが面倒で凹みやすい」といった声もあります。

自然素材は時間とともに味わいが増す魅力がありますが、工業製品のようなメンテナンスフリーを求める方には不向きな側面があります。自然素材の特性を理解し、定期的なメンテナンスを楽しめる方に向いている家づくりといえるでしょう。

3.木造住宅ゆえの遮音性の課題

木造軸組みパネル工法を採用している構造上、生活音が伝わりやすいという特性があります。居住者からは「2階の子供の足音が1階に響く」といった不満が見られ、特に小さなお子様がいる家庭では気になる場合があります。

設計段階で遮音材の追加や間取りの工夫による対策を能動的に検討する必要があります。例えば、寝室の上に子供部屋を配置しない、リビングの上に収納スペースを設けるなど、生活音を考慮した間取り設計を担当者と相談することで、この問題を軽減することが可能です。

4.情報開示の限定性

具体的な価格表や値引き実績、C値の実測値などの詳細な数値データがインターネット上では限定的です。他社と厳密な数値比較を行いたい検討者にとっては、資料請求や対面での打ち合わせに手間と時間がかかることがネックになる可能性があります。

ただし、これは地域密着型の工務店では珍しいことではなく、お客様一人ひとりのプランによって価格が大きく変動するため、個別に見積もりを出す方針を取っています。正確な情報を得るためには、実際にモデルハウスを訪れたり、見学会に参加したりして、直接担当者と話すことが最も確実な方法といえるでしょう。

ベルハウジングの商品ラインナップ

鹿児島県で37年以上の実績を持つベルハウジングは、「じぶんいろのいえ」を商品コンセプトに掲げ、建築家と共に創り上げる完全自由設計の注文住宅を展開しています。特定の規格プランに縛られず、施主の理想とする暮らしを形にする家づくりが特徴です。

ここでは、ベルハウジングの商品ラインナップと、全棟標準で備わる高性能な住宅仕様について詳しく解説します。

多彩なデザインスタイルの提案

ベルハウジングでは、固定プランではなく施主のライフスタイルに合わせた多彩なデザインスタイルを提案しています。一級建築士を含む専門チームが、自然の光や風を最大限に活用する「パッシブデザイン」を取り入れながら、一邸一邸異なる住まいを創り上げます。

主なデザインスタイルとして、シンプルモダンなデザインを追求した「S.style(エス・スタイル)」、平屋をベースとした自然と調和する暮らしを提案する「FREEQ HOMES(フリークホームズ)」、趣味を存分に楽しめるガレージハウス「G.style(ジー・スタイル)」があります。これらはあくまでデザインの方向性を示すもので、実際にはお客様の要望に応じて自由にカスタマイズできます。

実際に、ベルハウジングの設計力は外部からも高く評価されており、2016年度グッドデザイン賞の受賞や、LIXILメンバーズコンテストでの多数の受賞歴がその実力を証明しています。

圧倒的な標準仕様と住宅性能

ベルハウジングの最大の特徴は、他社ではオプション扱いになりがちな高性能なスペックを全棟で標準装備している点です。この充実した標準仕様により、追加費用を気にせず安心・安全・快適な住まいを手に入れることができます。

耐震等級3+制震の安心構造

全棟で耐震等級3(最高等級)および耐風等級2を標準取得しています。耐震等級3とは、建築基準法が想定する「極めてまれに発生する地震力の1.5倍の力に対し倒壊・崩壊しない」という基準であり、一般的な住宅の1.5倍の耐震性を持っていることを意味します。

さらに、住友ゴム工業の制震ダンパー「Mamory(マモリー)」を標準装備し、地震エネルギーを吸収する「耐震+制震」構造を実現しています。制震ダンパー「マモリー」については、実験データや耐久性に関する説明が紹介されており、揺れによる建物ダメージの低減を狙った仕様として案内されています。

木造軸組ダイライトパネル工法

構造面では、無機質系の「ダイライトパネル」を外壁全面に設置する木造軸組ダイライトパネル工法を採用しています。筋かいを入れる耐力壁が壁倍率2倍であるのに対して、ダイライトMS9では2.5倍の力を発揮し、方向性に左右されない強度を実現しています。

ダイライトパネルは、地震に強いだけでなく、火災にも強く準不燃材料として認定されています。さらに、湿気を通すため壁内部の結露を防ぎ、腐りにくく、無機質素材のためシロアリが食料とする成分を含まず白アリを寄せつけない特性も持っています。

高断熱・高気密性能によるZEH基準超え

断熱性能については、現場発泡型の吹付ウレタンフォーム「アクアフォーム」を採用し、UA値(断熱性能)0.5以下を標準で確保しています。これはZEH基準の0.6を大幅に上回り、HEAT20 G2基準やZEH+基準に対応する高い性能です。

気密性能についても、C値(気密性能)0.7以下という高い基準を実現しています。これは「家全体でハガキ0.7枚分しか隙間がない」状態を意味し、一般的な省エネ住宅より暖房負荷を約50%削減することが可能です。

鹿児島に特化した換気システム

第1種熱交換換気システム「すみかEco換気システム」を標準採用しています。このシステムは、花粉やPM2.5を99.8%除去する高性能フィルターを搭載し、桜島の火山灰対策も徹底しています。

熱交換率は80%で、外気温0度・室温28度の場合、22.5度の新鮮な空気が給気されます。さらに、温度だけでなく湿度も交換するため、冬の過乾燥防止にも有効です。夏は地熱を利用して床下を冷やし、冬は暖かい排気で床下を暖めることで、家全体を快適な温度に保ちます。

鹿児島に特化したシロアリ対策

高温多湿な鹿児島の環境に対応するため、5重のシロアリ対策を標準化しています。基礎全面への防蟻防湿シート「ターミダンシート」の施工、ホウ酸系防腐防蟻材「モクボーペネザーブ」の塗布、土台にシロアリが嫌うヒノキ材の使用、壁パネルに無機質系の「ダイライトパネル」を使用、そして第1種熱交換換気システムによる床下空間の乾燥状態維持という徹底した対策を講じています。

価格帯とコストパフォーマンス

ベルハウジングは「手の届く価格帯」での高品質提供を理念としています。坪単価の目安は55万円〜65万円前後で、30坪〜35坪程度の一般的な広さで本体価格1,900万円〜2,300万円前後が目安となります。ただし、完全自由設計であるため、こだわりを反映した仕様では坪単価が約79.5万円〜90.5万円に達する場合もあります。

全棟で「長期優良住宅」認定を取得しており、将来的な資産価値の維持や税制優遇のメリットも備えています。鹿児島県の平均坪単価である約77万円と比較すると、基本仕様では10万円以上安い価格設定となっており、大手ハウスメーカーで同等の性能を求めた場合と比べると、数百万円のコスト差が生まれることも珍しくありません。

ベルハウジングの住まいは、地域の気候風土を熟知した地場企業ならではの知恵と、建築家による意匠性、そして大手メーカーに引けを取らない高い住宅性能をバランスよく兼ね備えている点が、多くの施主から支持される理由となっています。

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ベルハウジングのQ&A

ここからはベルハウジングに関するQ&Aを紹介していきます。

Q. ベルハウジングとはどんな住宅会社ですか?

A. ベルハウジングは鹿児島県を中心に、注文住宅・建売住宅・分譲地販売・リフォームまで幅広く手がける地域密着型の住宅会社です。土地探しから建物、アフターサポートまでワンストップで対応できる点が特徴です。

Q. ベルハウジングの建売住宅はありますか?

A. はい、あります。ベルハウジングは注文住宅だけでなく、建売住宅やモデルハウスの販売も行っています。公式サイトのイベント情報では、吉野、姶良、星ヶ峯、向陽などの建売住宅が随時見学可能となっています。建売住宅でも、ベルハウジングの高い住宅性能(耐震等級3、高断熱・高気密など)を備えているため、注文住宅を建てる時間や予算に余裕がない方におすすめです。

Q. 鹿児島のどのエリアに対応していますか?

A. 鹿児島市(紫原・宇宿・吉野・マリンポート周辺など)を中心に、霧島市・姶良市・隼人・国分エリアまで幅広く対応しています。

Q. ベルハウジングのモデルハウスはどこで見学できますか?

A. 現在、以下の場所でモデルハウスが見学可能です(2025年12月時点)。

  • 向陽モデルハウス「街中でも木に囲まれて暮らす家」(鹿児島市向陽1丁目)
  • 隼人モデルハウス「自分に丁度良い空間で、好きな暮らしができる平屋のお家」(霧島市隼人町小田)
  • 吉野モデルハウス「家族の空間をつくる居心地の良い家」(鹿児島市吉野3丁目)
  • 姶良モデルハウス「大きな窓で空とつながる家」(姶良市平松)

平日・休日ともに随時見学可能ですが、事前予約がおすすめです。

まとめ

今回は一級建築士の立場からベルハウジングの評価を行いました。

鹿児島で37年以上の実績を持つベルハウジングは、耐震等級3+制震ダンパー、UA値0.5以下・C値0.7以下という高性能仕様を標準装備しながら、坪単価55万円〜65万円というコストパフォーマンスの高さが際立ちます。特に、桜島の火山灰対策として花粉やPM2.5を99.8%除去する換気システムや5重のシロアリ対策など、地域特性を熟知した家づくりは高く評価できます。一方で、完全自由設計ゆえの予算管理の難しさや、自然素材特有のメンテナンス性については事前の理解が必要です。

まずはモデルハウスの見学や完成見学会に参加し、実際の住まいを体感されることをおすすめします。鹿児島で長く快適に暮らせる高性能住宅をお考えの方にとって、ベルハウジングは有力な選択肢の一つといえるでしょう。

 

 

 

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