【A+ランク】アサヒアレックスで家を建てる!FP兼宅建士の評価と158人の評判・坪単価

住宅メーカー

新潟で注文住宅を検討している方の中には、

「アサヒアレックスって実際どうなの?」
「デザインは良さそうだけど、性能や価格は?」

と気になっている方も多いはずです。

アサヒアレックスは、洗練されたデザイン力と新潟の気候に配慮した住まいづくりで注目される住宅メーカー。地域密着型の住宅会社として、新潟の気候風土を知り尽くした家づくりを続けてきたこの会社ですが、実際のところ、本当に信頼できるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

  • 「単価は適正なのか」
  • 「アフターサービスは充実しているのか」
  • 「長く安心して暮らせる家を建ててくれるのか」

今回はFP兼宅建士の視点から、アサヒアレックスの注文住宅を徹底的に分析します。メリットだけでなくデメリットも包み隠さずお伝えしますので、家づくりの判断材料としてぜひ参考にしてください。後悔しない家づくりのために、ぜひ最後までご覧ください。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. やばい?後悔する?アサヒアレックスの口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!アサヒアレックスで家を建てる方法
    1. 全棟気密測定「C値0.4目安」でつくる魔法瓶の室内環境
    2. 断熱等級7も狙える「SWING」など高性能ラインの用意
    3. 制震ダンパーMIRAIE標準で「揺れ」まで備える設計
    4. Reco〜VITA〜HEART made HOUSEの「価格帯40〜90万円」選べる設計
    5. 初期20年+最長50年延長の「安心サポート50」で長期目線の資金計画
  3. アサヒアレックスの坪単価は約40万~90万円!
    1. 主要な商品ラインナップと坪単価の目安
    2. 坪単価に含まれる「本物の性能」
    3. トータルコストという考え方
    4. アサヒアレックスと有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. アサヒアレックスのメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.高水準の断熱・気密性能
      2. 2.優れたコストパフォーマンスと多彩な商品展開
      3. 3.高い耐震性と制震装置の標準装備
      4. 4.充実した長期保証制度
      5. 5.トータルコストを抑える設計思想
    2. デメリット
      1. 1.自由設計における価格上昇のリスク
      2. 2.アフターサービスや対応の質のばらつき
      3. 3.施工エリアが限定的
      4. 4.商品選択による満足度の差
  5. アサヒアレックスの商品ラインナップ
    1. HEART made HOUSE(完全自由設計ブランド)
      1. SWING(スウィング)
      2. NexAS(ネクサス)
      3. VITA(ヴィータ)
      4. FLATRIA(フラットリア)
    2. Zutto(トータルライフコスト重視ブランド)
      1. Styling House(スタイリングハウス)
      2. Reco(リコ)
    3. 一世紀住宅(資産価値重視ブランド)
      1. Organic HAUS(オーガニックハウス)
      2. Selection HAUS(セレクションハウス)
    4. その他の特別商品
      1. T-BOX(ティーボックス)
      2. Famipet(ファミペット)
    5. 共通する高い基本性能
  6. アサヒアレックスのQ&A
    1. Q. 1000万円台で家は建てられますか?
    2. Q. 一世紀住宅とは何ですか?
    3. Q. 建売住宅は取り扱っていますか?
    4. Q. リフォームにも対応していますか?
  7. まとめ

やばい?後悔する?アサヒアレックスの口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「アサヒアレックス やばい」や「アサヒアレックス 後悔」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回158人の評判を徹底的に調査してみました。

冬を初めてアサヒアレックスの家で過ごしましたが、本当に魔法瓶のような暖かさに感動しています。以前は朝、冷え切った寝室から出るのが苦痛でしたが、今は床下エアコン1台で家中が均一な温度に保たれており、布団から出るのが楽しみになりました。気密測定の数値に裏打ちされた確かな性能を肌で感じ、光熱費も驚くほど安く抑えられ、家計にも優しいのが嬉しいです。

ウォークインクローゼットからサンルーム、バスルームまでが直線で繋がっているおかげで、毎日の洗濯や身支度が最短距離で完結するようになりました。おかげで朝の時間に余裕が生まれ、夫婦でゆっくり会話を楽しむ時間が増えたことが何よりの幸せです。また、子供が床におもちゃを落としても傷が付きにくい素材を提案していただき、掃除も楽で本当に助かっています。

モデルハウスでの素晴らしい接客が決め手でしたが、完成した家は想像以上の住み心地です。私たちの漠然とした理想を、設計士の方が丁寧にヒアリングして形にしていく過程は、まさに注文住宅の醍醐味でした。特に、引き渡し式典ではスタッフの皆さんが温かく祝ってくださり、家族全員で感動してしまいました。建てた後もアフターケアがしっかりしており些細な箇所もすぐ直してくれるので、末永くお付き合いできる安心感があります。

ローコストながら、ZEH基準の断熱性や耐震+制震仕様が標準で備わっているのは本当にびっくりしました。豊富なプランの中から私たちのスタイルにぴったりのものを選べて、打ち合わせもスムーズに進みました。浮いた予算で家具やインテリアにこだわることができたのも嬉しかったです。

アサヒアレックスさんはミライエが標準装備なのが決め手でした。地震の揺れを大幅に軽減してくれる性能は、家族を守るための大きな安心材料です。構造見学会で、ベタ基礎の太さや骨太な構造を実際に目で見て確認できたことも信頼に繋がりました。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!アサヒアレックスで家を建てる方法

アサヒアレックスで家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

アサヒアレックスは、新潟の気候風土に合わせて高気密・高断熱を磨きつつ、洗練されたデザイン提案も得意とする地域密着型の住宅会社です。

そのため「全棟気密測定を前提にした高い断熱・気密」「制震まで含めた標準仕様の安心感」に強みがある一方、(商品ラインによる価格差・自由設計での予算膨張・アフター対応の担当差)を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者によるアサヒアレックスの全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.6
耐震性 4.5
断熱性・気密性 4.9
間取りの自由度 4.5
コストパフォーマンス 4.4
アフターサービス 4.3
会社の信頼度 4.4

雪国でも「魔法瓶のような暖かさ」を狙う高気密・高断熱と、デザイン性を両立させた住まいづくりが魅力です。

そのため性能と快適性を重視するほど満足度が上がりやすい一方で、商品ラインの選び方や自由設計の入れ方次第で総額が動きやすく、点検・アフターの運用は事前に確認しておく必要があります。

そこで、アサヒアレックスでの家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

全棟気密測定「C値0.4目安」でつくる魔法瓶の室内環境

アサヒアレックスは、全棟で気密測定を行い、C値0.4を目安に“数値で語れる性能”を積み上げるのが強みです。床下エアコン1台で家全体の温度ムラを抑えるような暮らし方とも相性がよく、冬の体感と光熱費の両面で納得感が出やすい設計思想です。

向いている人:冬の寒さがつらい地域で、室温の均一さと光熱費の安定を重視したい人/性能を感覚ではなく数字で判断したい人。

注意点+契約前の確認:気密測定の実施タイミング、測定結果の提示方法、是正対応の範囲を契約前に書面で確認しましょう。

断熱等級7も狙える「SWING」など高性能ラインの用意

アサヒアレックスは、断熱等級7をクリアするSWINGのように、雪国の暮らしを前提に“上限を高く取りにいける”ラインを用意しています。こだわりを尽くしたデザインと、最高水準の温熱環境を両立したい層にとって選択肢の幅が広いのが特徴です。

向いている人:とにかく暖かさ・涼しさの体感を最優先にしたい人/将来も光熱費を抑えつつ快適に暮らしたい人。

注意点+契約前の確認:等級達成の前提(窓仕様・換気・断熱構成)がプランで変わらないか、仕様書で固定してください。

制震ダンパーMIRAIE標準で「揺れ」まで備える設計

アサヒアレックスは、耐震をベースにしつつ制震ダンパーMIRAIEを標準装備として、地震時の揺れそのものを抑える考え方を取り入れています。新潟のように災害リスクを意識しやすい地域では、安心材料を“オプション追加”ではなく最初から織り込める点が評価ポイントです。

向いている人:耐震だけでなく揺れの軽減も重視したい人/家族の安心を仕様で担保したい人。

注意点+契約前の確認:制震装置の保証条件(期間・対象外・メンテ要否)と、耐震等級の扱い(取得可否・根拠資料)を必ず書面で確認しましょう。

Reco〜VITA〜HEART made HOUSEの「価格帯40〜90万円」選べる設計

アサヒアレックスは、規格住宅Reco(低価格帯)から、セミオーダーのVITA・Styling House、完全自由設計のHEART made HOUSEまで揃い、予算と自由度のバランスで選び分けやすいのが特徴です。ローコストでも基本性能を落としにくい一方、自由設計は要望の入れ方次第で上振れしやすいので“選び方”が結果を分けます。

向いている人:性能は妥協したくないが予算の上限も明確な人/プラン選択で打ち合わせ負担を減らしたい人/デザインも性能も取りにいきたい人。

注意点+契約前の確認:本体に含まれる範囲(外構・空調・照明・カーテン・諸費用など)と、商品ごとの標準差を見積明細で書面固定してください。

初期20年+最長50年延長の「安心サポート50」で長期目線の資金計画

アサヒアレックスは、初期保証20年を起点に、点検やメンテナンス条件を満たすことで最長50年まで延長できる長期保証制度を用意しています。さらに設備保証の考え方も手厚めなので、住んでからの突発出費リスクを抑えやすく、トータルコストで考える人ほどメリットが出やすい設計です。

向いている人:住宅ローンだけでなく、将来の修繕・設備交換まで含めて家計を安定させたい人/保証のルールが明確な会社が安心な人。

注意点+契約前の確認:保証延長の必須条件(有償メンテの内容・時期・費用)と、設備保証の対象範囲を契約書面で確認しましょう。

アサヒアレックスの坪単価は約40万~90万円!

新潟を拠点に展開するアサヒアレックスは、創業以来「長寿命の家を造ること」をコンセプトに、高い住宅性能とデザイン性を両立させた家づくりを行っています。坪単価は商品ラインナップによって大きく異なり、規格住宅で約40万円から、完全自由設計の注文住宅で約90万円前後となっています。

FP兼宅建士の視点から、具体的な商品名とその価格帯、そして価格に見合う価値について詳しく解説します。

主要な商品ラインナップと坪単価の目安

アサヒアレックスでは、予算や自由度に応じた複数の商品プランを展開しています。

HEART made HOUSE(ハートメイドハウス)/ 完全自由設計

坪単価は約65万円から90万円前後となっており、建築家とともにゼロから創り上げるフルオーダーの注文住宅です。

断熱等級7をクリアする「SWING(スウィング)」や、省エネと創エネを融合した「NEXAS(ネクサス)」などの高性能ブランドも含まれており、こだわりを尽くしたデザインと最高水準の住宅性能が特徴です。高性能な光触媒コーティング外壁や、プラズマクラスター付きの熱交換換気システムなど、光触媒コーティング外壁や熱交換換気システムなど、住宅設備の採用例が紹介されています。

Styling House(スタイリングハウス)・VITA(ヴィータ)/ セミオーダー

坪単価は約45万円から60万円前後です。

自由度とコストのバランスを重視したカスタムメイドの商品で、あらかじめ用意された豊富なプランから選択・調整することで、高品質な住まいを比較的抑えた価格で実現できます。ハートメイドほどの充実度ではありませんが、耐震と制震仕様、ZEH仕様、トリプル樹脂サッシを標準装備しており、安全性や快適性など暮らしやすさはほとんど変わりません。

Reco(リコ)/ 規格住宅

坪単価は約40万円から55万円前後となっており、「月々3万円台から建てられる」をコンセプトにした、最もコストを抑えたラインナップです。

規格住宅ながら、選べるプランは50以上用意されており、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。低価格帯でありながらC値平均約0.4という高気密性能を実現しており、多くのローコストハウスでオプションとなるような高性能住宅水準の安全性能や快適性能を標準で備えています。

一世紀住宅・Organic HAUS(オーガニックハウス)/ 資産価値重視

坪単価は約50万円から80万円前後です。

フランク・ロイド・ライトの建築思想を取り入れたデザイン住宅や、地元の木材を使用した長寿命住宅など、次世代へ引き継ぐ資産価値を重視した邸宅を提供しています。

坪単価に含まれる「本物の性能」

アサヒアレックスの価格を評価する上で、特筆すべきは標準仕様のレベルの高さです。低価格帯のRecoであっても、安全性や快適性に関わる基本性能はハイグレード商品と同水準を保っています。

圧倒的な断熱・気密性能として、吹付ウレタンフォームやトリプルサッシを採用した「魔法瓶のような家」が特徴です。全棟で気密測定を実施し、C値0.4を指標としています。高い耐震・制震性能も備えており、全棟で耐震等級2以上を基本とし、制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)が標準装備されています。さらに、初期保証20年で、定期的なメンテナンスにより最長50年まで延長可能な長期保証制度を設けています。

トータルコストという考え方

アサヒアレックスは、建築時の費用だけでなく、住み始めてからの光熱費や修繕費を合わせたトータルコストが安い家を追求しています。断熱仕様を高めることで光熱費負担の軽減を狙いやすく、長期視点でのトータルコストを重視する人に向いた考え方です。

アサヒアレックスと有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、アサヒアレックスの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー / プラン名 予想坪単価の目安 特徴・主なターゲット層
アサヒアレックス 40万円~90万円前後 規格住宅から完全自由設計まで幅広く対応。高気密・高断熱を標準装備
一条工務店 80万円~105万円前後 業界トップクラスの断熱性能。全館床暖房やトリプルサッシが標準仕様
R+house(アールプラスハウス) 50万円~70万円前後 建築家によるデザインと高気密・高断熱を両立したい層向け
アイ工務店 60万円~80万円前後 自由設計の注文住宅。耐震性・断熱性に優れた高性能住宅
ハーバーハウス 42万円~65万円前後 コミコミ価格で分かりやすい。新潟・長野で人気のローコスト系
アキュラホーム 45万円~60万円前後 ZEH水準を標準とし、大空間リビングなど自由な間取りを求める層向け
タマホーム 40万円~65万円前後 ローコストの代表格。近年は断熱性能に特化した上位モデルも展開
桧家住宅 50万円~70万円前後 全館空調「Z空調」が人気。ローコストで快適性を求める層向け

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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アサヒアレックスのメリット・デメリット

家づくりにおいて、ハウスメーカーのメリットとデメリットを正確に把握することは非常に重要です。アサヒアレックスには、新潟の気候風土を知り尽くした地域密着型ならではの強みがある一方で、注意すべき点も存在します。

ここではFP兼宅建士の視点から、アサヒアレックスのメリットとデメリットを詳しく解説していきましょう。

メリット

アサヒアレックスには、他のハウスメーカーと比較しても優位性のある特徴が数多く存在します。特に住宅性能とコストパフォーマンスの面で、施主から高い評価を得ています。

1.高水準の断熱・気密性能

新潟の厳しい冬に対応するため、全棟で気密測定を実施しており、その数値はC値0.4という極めて高い水準を指標としています。宮城県支社ではC値0.38を達成した例も紹介されており、気密性能を重視した住まいづくりが特徴です。断熱性能においても、完全自由設計ブランドのHEART made HOUSEシリーズに含まれるSWING(スウィング)は、最高等級である断熱等級7を実現しています。冬の室温低下を抑える設計や、少ない冷暖房台数での快適性を目指した「魔法瓶のような家」として紹介されています。

2.優れたコストパフォーマンスと多彩な商品展開

予算やライフスタイルに合わせて複数のプランが用意されており、幅広い層のニーズに対応しています。月々3万円台からの支払いをコンセプトにした規格住宅のReco(リコ)は、坪単価約40万円から55万円前後という低価格ながら、耐震・制震仕様やトリプル樹脂サッシが標準装備されており、非常にコストパフォーマンスが良いと評価されています。セミオーダーのVITA(ヴィータ)は坪単価約45万円から60万円前後、自由設計とコストを両立したStyling House(スタイリングハウス)は坪単価約50万円から60万円前後と、予算に応じた選択が可能です。どの商品を選んでも、安全性や快適性に関わる基本性能はハイグレード商品と同水準を保っているため、規格住宅プランは特にコストパフォーマンスに優れています。

3.高い耐震性と制震装置の標準装備

全棟で耐震等級2以上を基本とし、設計次第では耐震等級3の取得も可能です。さらに、地震の揺れを最大70%軽減する住友ゴム製の制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)を標準搭載しています。実際に2004年の中越地震、2007年の中越沖地震を体験した長岡市のお客様の邸宅では、地盤が割れ、土砂崩れで基礎が傾いても住宅そのものの構造には何ら補修が必要なかったという実績があり、技術力の確かさを物語っています。

4.充実した長期保証制度

安心サポート50により、初期保証20年に加え、定期的な有償メンテナンスを条件に最長50年まで延長可能な長期保証を提供しています。これは、創業当時から掲げる「住宅寿命100年」というコンセプトに基づいた手厚いサポート体制です。住宅設備についても、工事請負契約書内に記載されている電気機械は全て保証対象となるため、他社と比較しても厚待遇といえます。

5.トータルコストを抑える設計思想

建築時の費用だけでなく、住み始めてからの光熱費や修繕費を合わせたトータルコストが安い家を追求しています。高性能な断熱仕様により光熱費を大幅に削減できるため、坪単価が極端に安いローコストメーカーと比較しても、数十年という長いスパンで考えれば非常にコストパフォーマンスに優れた選択となります。

デメリット

一方で、アサヒアレックスにも注意すべき点がいくつか存在します。契約前にこれらのデメリットを理解しておくことで、後悔のない家づくりが可能になります。

1.自由設計における価格上昇のリスク

フラッグシップモデルであるHEART made(ハートメイド)は、こだわりを詰め込むことができる完全自由設計ですが、その分坪単価が65万円から90万円前後まで跳ね上がる可能性があります。完全オーダーメイドのため、要望次第で予算を大幅に上回ってしまうケースがあり、予算管理を徹底する必要があります。オプションの追加は慎重に検討し、初期段階から明確な予算の上限を設定しておくことが重要です。

2.アフターサービスや対応の質のばらつき

一部の口コミでは、定期点検の担当者が設備に詳しくない場合や、アフターサービスの対応にばらつきがある可能性が指摘されています。手厚い保証制度があるものの、実際の運用面での課題が見受けられます。引き渡し後のサポート体制については、契約前に具体的な内容を確認し、担当者との信頼関係を構築しておくことが大切です。

3.施工エリアが限定的

拠点が新潟県を中心に宮城県、埼玉県、東京都、福岡県に限定されており、これらの対応エリア外では建築することができません。地域密着型ならではの強みがある一方で、施工可能な地域が限られているため、対応エリアかどうかの確認が必要です。

4.商品選択による満足度の差

デザインに関する評判は、評価が高い商品とそこまで口コミが集まらない商品とで大きく分かれる傾向があります。完全自由設計のHEART madeや建築家住宅のOrganic HAUSなどは高評価を得ている一方で、規格住宅プランでは外観デザインが地味だと感じる方もいるようです。デザイン性を重視する場合は、商品選択の段階で慎重に検討する必要があります。

アサヒアレックスの商品ラインナップ

アサヒアレックスは、新潟県を拠点に「100年住める長寿命住宅」をコンセプトに掲げるハウスメーカーです。最大の特徴は、全棟で気密測定を実施し、C値(相当隙間面積)0.4を指標としている点にあります。

FP兼宅建士の視点から、主要な商品ラインナップとその具体的なスペック、価格帯について解説します。

HEART made HOUSE(完全自由設計ブランド)

フラッグシップモデルであり、建築家とともにゼロから理想の住まいを創り上げるフルオーダープランです。高い気密性と断熱性を備えた性能を重視したラインナップで、断熱等級6以上の高気密高断熱住宅を実現しています。高性能グラスウールを断熱材を基本仕様に、施工品質を重視し、高気密を目指した住まいづくりを行っています。

SWING(スウィング)

最高等級である断熱等級7をクリアする超高性能住宅です。パッシブデザインを取り入れ、エアコン1台で家中を快適な温度に保つ「魔法瓶のような家」を実現します。冬でもエアコンを使わずに概ね15℃以下に室温が下がらない設計となっており、夏も冬もそれぞれ1台のエアコンだけで家中の温度を快適に保てます。HEAT20 G3基準もクリアした雪国型ZEH住宅として、新潟の厳しい気候に対応しています。

NexAS(ネクサス)

断熱等級6以上の性能を持ち、高性能グラスウールを基本仕様とした高気密・高断熱住宅です。省エネと創エネを融合させたバランスの良い住まいとして、快適性と経済性を両立させています。

VITA(ヴィータ)

トータルライフコストのバランスを重視したセミオーダープランです。あらかじめ用意された豊富なベースプランから選べ、家具やデザインのコーディネートにスポットを当てています。坪単価は約45万円から60万円前後で、性能を維持しつつコストを抑えたい層に人気です。

FLATRIA(フラットリア)

HEART made HOUSEシリーズの新しいラインナップとして登場した商品です。平屋や2階建てなど、さまざまなライフスタイルに対応した設計が可能です。

参考価格として、HEART made HOUSEシリーズは坪単価約65万円から90万円前後、本体価格は1,950万円前後からが目安となります。

Zutto(トータルライフコスト重視ブランド)

建築費だけでなく、住み始めてからの光熱費やメンテナンス費を抑えることを目的としたラインナップです。住宅ローンで払い続ける建築費にプラスしてかかる、光熱費や修繕費をできる限り抑えた無理のない理想の暮らしを実現します。

Styling House(スタイリングハウス)

自由設計ながらグレードを調整することで、コストパフォーマンスを高めたスタンダードプランです。耐震と制震、ZEH仕様、トリプル樹脂サッシを標準装備しており、安全性や快適性など暮らしやすさはハイグレード商品とほとんど変わりません。坪単価は約50万円から60万円前後、本体価格は1,500万円から1,800万円前後が目安です。

Reco(リコ)

月々3万円台から建てられるをコンセプトにしたローコスト規格住宅です。3,500棟の施工実績から導き出されたパターンセレクトが可能で、規格住宅でありながら高い自由度を誇ります。低価格帯でありながらC値平均約0.4という高気密性能を実現しており、多くのローコストハウスでオプションとなるような高性能住宅水準の安全性能や快適性能を標準で備えています。坪単価は約40万円から50万円前後、本体価格は1,200万円から1,500万円前後が目安となります。

一世紀住宅(資産価値重視ブランド)

次世代まで引き継げる資産としての価値を重視し、自然素材とそれを建築技術に取り入れた、100年後も色あせないデザイン住宅を提供しています。長期的な資産価値を維持する高品質な住まいを実現します。

Organic HAUS(オーガニックハウス)

世界的な建築家フランク・ロイド・ライトの建築思想を取り入れた邸宅です。100年後も色あせない本物のデザインを追求しており、資産価値を重視する方に適しています。

Selection HAUS(セレクションハウス)

厳選されたプランからドレスセレクト感覚で選べる、コストパフォーマンスの高い邸宅ラインナップです。資産価値を保ちながらも、比較的手の届きやすい価格帯を実現しています。

その他の特別商品

T-BOX(ティーボックス)

キューブ型の高性能モデルハウスとして新登場した商品です。コンパクトながら高性能を実現したモデルで、限られた敷地でも快適な住まいを提供します。

Famipet(ファミペット)

ペットと暮らす家族のために設計された専用プランです。ペットの快適性と家族の暮らしやすさを両立させた設計が特徴です。

共通する高い基本性能

アサヒアレックスの住宅は、どの商品を選んでも高い基本スペックが維持されています。

耐震・制震性能として、多くの商品で住友ゴム製の制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)を採用しており、揺れの低減を狙った仕様として紹介されています。全棟で耐震等級2以上を基本とし、設計次第では耐震等級3の取得も可能です。

断熱・気密性能では、吹付ウレタンフォーム断熱材やオール樹脂サッシとトリプルガラスを採用しており、特に宮城県支社ではC値0.38という極めて高い実測値を公表しています。全棟で気密測定を実施し、数値を明確にしている点は、施工品質への自信の表れといえます。

長期保証制度として、安心サポート50により、初期保証20年、定期的なメンテナンスにより最長50年まで延長可能な長期保証制度を設けています。これは、創業当時から掲げる住宅寿命100年というコンセプトに基づいた手厚いサポート体制です。

アサヒアレックスは、高性能な器をベースに、予算に合わせてフルオーダーから規格住宅までを柔軟に選べる点が最大の強みといえます。どの商品を選んでも、新潟の厳しい気候に対応した快適な室内環境と高い省エネ性能を両立した理想の住まいを提供しています。

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アサヒアレックスのQ&A

ここからはアサヒアレックスに関するQ&Aを紹介していきます。

Q. 1000万円台で家は建てられますか?

A. はい、可能です。規格住宅のRecoであれば、本体価格1,200万円から1,500万円前後で建築できます。月々3万円台からの支払いをコンセプトにしており、予算を抑えながらも高気密・高断熱の性能を備えた住宅を実現できます。ただし、土地代や諸費用は別途必要になるため、総額での予算計画が重要です。

Q. 一世紀住宅とは何ですか?

A. 一世紀住宅は、次世代まで引き継げる資産価値を重視したブランドです。世界的な建築家フランク・ロイド・ライトの建築思想を取り入れたOrganic HAUS(オーガニックハウス)や、厳選されたプランから選べるSelection HAUS(セレクションハウス)などがあり、100年後も色あせない本物のデザインを追求しています。

Q. 建売住宅は取り扱っていますか?

A. はい、建売住宅や分譲地の販売も行っています。グループ会社のアサヒアレックスエステートが不動産事業を担当しており、土地探しから建築までワンストップでサポートしています。公式サイトから土地情報を検索できます。

Q. リフォームにも対応していますか?

A. はい、対応しています。グループ会社を通じて、リフォームやリノベーション事業も展開しています。新築だけでなく、既存住宅のメンテナンスや改修工事にも対応できる体制を整えています。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場からアサヒアレックスの評価を行いました。

C値0.4という業界トップクラスの気密性能と、断熱等級7を実現するSWINGをはじめとする高性能住宅は、新潟の厳しい気候に真摯に向き合った家づくりの証といえます。坪単価40万円から90万円と幅広い商品展開により、予算に応じた選択が可能でありながら、どの商品を選んでも基本性能は妥協されていません。トータルコストを重視した設計思想は、長期的な視点で家づくりを考える方にとって大きな魅力です。ただし、自由設計における価格上昇のリスクやアフターサービスのばらつきなど、注意すべき点も存在します。

家づくりは人生最大の買い物です。複数のハウスメーカーを比較検討し、展示場で実際の住まいを体感したうえで、ご自身に最適なパートナーを見つけてください。

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