【A+ランク】アルスホームで家を建てる!FP兼宅建士の評価と149人の評判・坪単価

住宅メーカー

北陸で家づくりを考えているあなたは、アルスホームという名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

高断熱・高気密を前提とした設計思想、素材選びから意匠まで妥協しないデザイン性が高い評価を受けている住宅メーカー。地域密着型のハウスメーカーとして長年の実績を持つアルスホームですが、実際のところ、どのような特徴があり、本当に信頼できる会社なのか気になりますよね。

  • 「坪単価はどれくらいなのか」
  • 「他社と比べてどんな強みがあるのか」
  • 「気をつけるべき点は何なの」

この記事では、FP兼宅建士の視点から、アルスホームの家づくりを徹底的に分析します。プロの目線だからこそ見える、技術力や設計の特徴、コストパフォーマンスについて、分かりやすく解説していきます。理想の住まいを実現するための、信頼できる情報をお届けします。

ぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. 寒い?高い?アルスホームの口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!アルスホームで家を建てる方法
    1. 1) 「プレウォール工法」×雪国想定で、耐震を“設計の前提”にできる
    2. 2) フェノールフォーム断熱が“標準寄り”だから、冬のストレスを減らしやすい
    3. 3) 商品ラインナップが無い=“自由度が高い”反面、予算管理が命
    4. 4) 大開口・中庭は魅力だが、冬の体感は「窓仕様」と「配置」で決まる
    5. 5) 30年保証・最長60年サポートは強い。だからこそ“運用の確認”が重要
    6. FP兼宅建士からの結論:アルスホームで失敗しない人の特徴
  3. アルスホームの坪単価は約55万~110万円!
    1. 坪単価の目安と価格帯別の特徴
    2. 実際の建築費用事例
    3. アルスホームには商品ラインナップがない理由
    4. 価格が高めになる3つの理由
    5. オーダーメイドだからこそ注意したいポイント
    6. アルスホームと有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. アルスホームのメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.北陸の気候に最適化された「プレウォール工法」と断熱性能
      2. 2.「簡素という美しさ」を具現化するデザイン力
      3. 3.長期保証・長期サポートの案内がある
    2. デメリット
      1. 1.建築費用の高さと予算オーバーのリスク
      2. 2.アフターサービス体制の課題
      3. 3.デザインスタイルの専門性と制約
      4. 4.大開口設計による冬場の体感温度
  5. アルスホームの注文住宅の商品について
    1. 商品に代わる「核」となる技術と設計思想
    2. プレウォール工法による高性能住宅
    3. 世界最高レベルの断熱性能
    4. 充実の保証制度
    5. 長期優良住宅を基本性能として
  6. アルスホームのQ&A
    1. Q. アルスホームの平屋の価格はどれくらいですか?
    2. Q. アルスホームで値引きは可能ですか?
    3. Q. アルスホームの施工エリアはどこですか?
  7. まとめ

寒い?高い?アルスホームの口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「アルスホーム 寒い」や「アルスホーム 高い」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回149人の評判を徹底的に調査してみました。

アルスホームの「内と外をつなげる空間設計」に一目惚れしました。リビングから続く広いウッドデッキと大きな窓のおかげで、住宅街にいることを忘れるほどの開放感です。特に中庭は、カーテンを開け放して家族で気兼ねなくBBQを楽しめる最高のプライベート空間になりました。四季の移ろいを家の中から感じられ、毎日がリゾート地で過ごしているような豊かな気持ちで満たされています。

朝起きた瞬間から家中が暖かく、結露の悩みも一切なくなったのは嬉しいポイントでした。高断熱のおかげかと思います。以前は冬の寒さがストレスでしたが、今では子供たちが真冬でも薄着で元気に走り回っています。

担当者の方と何度も丁寧な打ち合わせを重ねて、敷地の個性を最大限に活かした提案をしてくれたことに感動しています。画一的なものではなく、私たち家族の価値観を反映した唯一無二の作品を創り上げているという実感がありました。設計士さんと密に語り合った時間は、今でも大切な思い出です。

開放的な大窓に憧れつつも耐震性が不安でしたが、独自の技術の強さを知り、安心して決断できました。屋根に雪が積もった状態での厳しい振動実験データを見せていただき、構造の強さを確信できたことが大きかったです。実際に住んでいても、どっしりとした安定感があり、大きな地震への不安を感じることなく過ごせています。

小さな子供がいるので床の傷が心配でしたが、凹みを自分で直せる「生き返る木」の話を聞いてアルスホームに決めました。実際に子供が付けてしまった傷に補正を加えると、元の美しい状態に戻る実験を目の当たりにした時は本当に驚きました。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!アルスホームで家を建てる方法

北陸で家づくりを検討している方にとって、アルスホームは「高断熱・高気密 × 美しい意匠」を高い次元で両立させる、存在感のある住宅メーカーです。

一方で、完全オーダーメイドゆえに総額が読みにくい窓計画次第で体感がブレるアフターの運用面は事前確認が必須といった“落とし穴”もあります。

ここではFP兼宅建士の目線で、お金(総額・ローン・維持費)土地(敷地の癖・日射・近隣)をセットで見ながら、失敗しない進め方を整理します。

まずは、アルスホームの全体評価です。

項目 詳細
総合評価 A+ランク
(丸め前:91.2点 / 100点換算:91点)
4.6
耐震性(雪国対応含む) 4.7
断熱性・気密性 4.7
間取りの自由度・提案力 4.8
コストパフォーマンス(価格帯の幅) 4.0
アフターサービス(運用面の確認必須) 4.1
会社の信頼度(北陸実績・保証) 4.5

アルスホームは、北陸の気候に合わせた構造・断熱の“土台性能”が強い一方、完全オーダーでこだわるほど坪単価が55万〜110万円と大きく振れるため、最初に「上限」と「優先順位」を決めるのが成功の鍵です。


1) 「プレウォール工法」×雪国想定で、耐震を“設計の前提”にできる

アルスホームの核は、柱・梁・壁を一体化させたモノコック系のプレウォール工法です。大開口の設計をしながらも、耐震等級3を狙いやすいのが強み。積雪状態を想定した厳しい振動実験データの説明がある点も、雪国では安心材料になります。

失敗しないコツ:プランが固まる前に「この間取り・窓サイズでも耐震等級3で行けるか」を先に確認。後から窓を増やすと、コストと構造調整が膨らみやすいです。

2) フェノールフォーム断熱が“標準寄り”だから、冬のストレスを減らしやすい

アルスホームは断熱材にフェノールフォームを採用し、高断熱・高気密を前提とした設計思想です。口コミでも「朝起きた瞬間から家中が暖かい」「結露がなくなった」といった体感が出ています。

失敗しないコツ:断熱は強くても、北陸は日射取得と遮蔽で差が出ます。南面の取り方・庇・外付けブラインドの有無まで、早い段階でセット提案してもらうのがおすすめです。

3) 商品ラインナップが無い=“自由度が高い”反面、予算管理が命

アルスホームはシリーズ商品を持たず、一棟一棟をコンセプトシートから個別設計で組み立てるスタイル。敷地の癖を活かす提案や、内外をつなぐ空間設計(中庭・デッキ・大窓)が得意で、「唯一無二の作品感」が出やすいです。

失敗しないコツ(FP視点):

  • 上限総額を先に決める(本体ではなく、付帯工事・外構・諸費用込み)
  • 「ここは絶対」「ここは削れる」を3つずつ言語化する
  • オプションが増える前提で、予備費を5〜10%確保する

完全オーダーは満足度が高い反面、打ち合わせが進むほど“足し算”になりやすいので、ここを最初にルール化するとブレません。

4) 大開口・中庭は魅力だが、冬の体感は「窓仕様」と「配置」で決まる

アルスホームの象徴が、内と外をつなげる大窓や中庭設計です。開放感は強烈ですが、窓は壁より断熱が弱くなりやすく、冬に窓際が冷える(コールドドラフト)リスクがあります。

失敗しないコツ:

  • 大窓を採用するなら、サッシ・ガラスのグレードはケチらない
  • 窓の“数”より、景色が切り取れる位置風の抜けを優先する
  • 外構(目隠し・植栽)込みで、カーテンを開けて暮らせる計画にする

「大窓をやるなら、性能・日射・外構までセットで完成」と考えると後悔が減ります。

5) 30年保証・最長60年サポートは強い。だからこそ“運用の確認”が重要

構造躯体30年初期保証、最長60年の長期サポートは大きな安心材料です。一方、口コミではアフターの対応スピードに触れる声もあるため、契約前に“運用面”を詰めておきましょう。

失敗しないコツ:

  • 窓・建具・設備の不具合時、連絡窓口と初動目安を確認
  • 点検スケジュールと、保証延長の条件(有償メンテの有無)を明文化
  • 担当が変わった後も困らないよう、仕様・品番の管理方法を聞いておく

FP兼宅建士からの結論:アルスホームで失敗しない人の特徴

  • “デザイン×性能”に投資する価値観がある(安さ最優先ではない)
  • 大開口・中庭など、やりたい暮らしが明確
  • 総額と優先順位を最初に決めて、打ち合わせをコントロールできる

アルスホームは、ハマる人には一生ものの満足度が出る反面、「何となく良さそう」で進めると坪単価が跳ねて後悔しやすいタイプです。

展示場や実例見学では、デザインだけでなく「窓の仕様」「日射の取り方」「暖房計画」「総額の内訳」までセットで確認してみてください。そこまで握れれば、アルスホームは北陸でかなり強い選択肢になります。

アルスホームの坪単価は約55万~110万円!

富山・石川・福井の北陸3県を拠点とするアルスホームは、完全オーダーメイドの注文住宅を手がけるハウスメーカーです。坪単価は約55万円から110万円と幅広く、北陸エリアではミドルクラスからハイクラスに位置づけられています

坪単価の目安と価格帯別の特徴

アルスホームの坪単価は、仕様やこだわりの度合いによって大きく変動します。最も一般的な価格帯は80万円台で、実際の建築事例でもこの価格帯での施工が多く見られます。

価格帯を大きく分けると、次のようになります。最もコストを抑えた場合は50万円台後半から対応可能ですが、これは仕様をかなり絞り込んだケースです。標準的な仕様で家づくりを進める場合、65万円から80万円程度が目安となります。

設計や素材に強くこだわり、モデルハウスに近い仕様を求める場合には、100万円を超えて110万円台に達することも珍しくありません。

実際の建築費用事例

具体的な金額をイメージしやすくするため、実際の建築事例をご紹介します。

富山県で延床面積約33坪の3LDK住宅を建てた施主の事例では、建物本体価格が3,500万円となり、坪単価は約106万円でした。外装にこだわり、吹き付けで3色を混ぜ合わせるなど、細部までこだわった結果の価格です。

SUUMOに掲載されている建築実例を見ると、本体価格3,000万円から4,000万円台の住宅が中心となっています。延床面積は30坪から50坪程度が多く、坪単価70万円台から110万円台まで幅広い事例が掲載されており、お客様の要望に応じて柔軟に対応していることが分かります。

アルスホームには商品ラインナップがない理由

大手ハウスメーカーのような「商品名」や「シリーズ名」が存在しないのが、アルスホームの大きな特徴です。これは一棟一棟を完全個別設計で手がけるという、基本方針によるものです。

既製品のスーツを選ぶのではなく、お客様一人ひとりの体型や好みに合わせて仕立てるオーダーメイドのスーツのように、それぞれのご家族の暮らし方や価値観に寄り添った家づくりを行っています。専属の設計チームが敷地の個性や家族の価値観をヒアリングし、一棟ごとに「コンセプトシート」を作成してゼロから提案するスタイルです。

価格が高めになる3つの理由

アルスホームの価格が北陸の一般的な工務店より高めに設定されている背景には、明確な理由があります。

まず、本物志向の素材へのこだわりです。世界最高レベルの断熱性能を持つフェノールフォーム断熱材を標準採用し、高品質な国産木材を使用するなど、素材選びに妥協がありません。実際に施主からも「他社は少しでも安くしようという提案だったが、アルスホームはせっかく家を建てるならと、本物志向で素材の良いものを提案してくれた」という評価があります。

次に、独自のプレウォール工法による高い技術力です。柱・梁・壁が一体化したモノコック構造パネルを採用することで、高い耐震性と設計自由度を両立させています。大開口の窓や開放的な空間設計を実現するには、高度な構造計算と高品質な建具が必要となり、それが価格に反映されています。

そして、充実した保証体制です。構造躯体の30年初期保証や最長60年の長期サポート体制を維持するためのコストも含まれています。

オーダーメイドだからこそ注意したいポイント

完全オーダーメイドという特性上、打ち合わせを重ねる中でオプションや仕様変更が増え、当初の予算を大きく超えてしまうケースもあります。実際の施主からは「スイッチの数を増やすと追加費用がかかるため、コスト面を気にしすぎて増やさなかったが、実際に住んでみると後悔した」という声もあります。

予算を組む際は、最初から上限いっぱいで設定せず、ある程度の余裕を持たせることをおすすめします。また、こだわりたい部分とコストを抑える部分のメリハリをつけることも重要です。

アルスホームの坪単価は決して安くはありませんが、その価格には妥協のない素材選び、完全オーダーメイドの設計、長期にわたる安心のサポート体制が含まれています。北陸エリアで質の高い家づくりを求める方にとって、検討する価値のある選択肢といえるでしょう。

アルスホームと有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、アルスホームの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー・工務店名 坪単価 特徴
アルスホーム 55万~110万円(中心:80万円台) 完全オーダーメイド設計。デザイン性と高性能を両立した北陸密着型ハウスメーカー
KUMUKU 90万円台 無垢材とWB工法を用いた健康・省エネ住宅
マイレアホーム富山 60万円台 高性能デザイン住宅を手頃な価格で提供
デキノヤホーム 50万円台 自然素材を活用した木の家づくり
大手ハウスメーカー 80万円台以上 全国展開のブランド力と安定した品質

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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アルスホームのメリット・デメリット

北陸で注文住宅を検討する際、アルスホームにはどのような強みと弱みがあるのでしょうか。完全オーダーメイドという特性上、メリットとデメリットがはっきりと現れます。

ここでは、実際の性能数値や施主の声をもとに、具体的に解説していきます。

メリット

アルスホームの強みは、北陸の気候風土を知り尽くした技術力と、妥協のないデザイン性にあります。特に構造性能と断熱性能においては、大手ハウスメーカーにも引けを取らない水準を実現しています。

1.北陸の気候に最適化された「プレウォール工法」と断熱性能

アルスホームの最大の強みは、独自開発の「プレウォール工法」による高い構造性能です。これは柱・梁・壁が一体化したモノコック構造で、プレウォール工法の特性を活かし、耐震性と設計自由度の両立を狙った住まいとして紹介されています。

耐震等級3を前提にした設計や、振動実験データの説明があることが紹介されており、構造面の安心材料として示されています。北陸特有の豪雪にも対応した設計となっており、積雪条件を想定した実験・検証データが示されることもあり、雪国での耐震性に配慮した考え方として説明されています。

断熱・気密性においても妥協がありません。世界最高レベルの断熱材「フェノールフォーム」を床・壁・天井に標準採用し、北陸の厳しい冬に対応するUA値0.46以下(ZEH基準以上)、C値0.5以下という極めて高い数値を基準としています。断熱材の特性を踏まえ、北陸の冬でも冷暖房効率を重視した住まいとして紹介されています。

2.「簡素という美しさ」を具現化するデザイン力

アルスホームは「内と外をつなげる空間設計」を得意とし、大開口のサッシを用いて庭や中庭をリビングと一体化させる提案が施主から高く評価されています。日本の美意識に基づき、過剰な装飾を削ぎ落とした普遍的なデザインを追求しているため、流行に左右されず、長く愛される住まいを実現できます。

設計においては、専属の建築士集団が敷地を多角的に検証し、家族の価値観を反映した「コンセプトシート」を作成して提案します。このプロセスにより、単なる要望の実現ではなく、施主自身も気づいていなかった理想の暮らし方を引き出すことができます。

素材選びにも本物志向が貫かれています。グループ会社の「ウッドリンク」による高品質な国産材を使用し、凹み傷を自分で補修できる「生き返る木」など、長く使い続けることを前提とした素材を採用しています。

3.長期保証・長期サポートの案内がある

地元密着型でありながら、長期保証・長期サポートの制度が案内されている点も、検討時の特徴として挙げられます。構造躯体の「初期保証30年」を標準とし、有償メンテナンスを継続することで最長60年まで延長可能です。

定期点検は1ヶ月、1年、2年、5年、10年のタイミングで実施され、長期にわたって住まいの状態をチェックしてもらえます。シロアリ被害に対しても初期10年の防蟻保証があり、5年ごとに更新手数料30,000円のみで保証を延長できる制度も用意されています。

デメリット

一方で、アルスホームにはいくつかの注意すべき点もあります。特に価格面とアフターサービスについては、契約前にしっかりと確認しておく必要があります。

1.建築費用の高さと予算オーバーのリスク

アルスホームは北陸のハウスメーカーの中でもミドルからハイクラスに位置づけられており、コスト面が最大の壁となります。坪単価のボリュームゾーンは80万円台ですが、こだわりを反映した実例では107万円/坪(延床面積約33坪で本体価格3,500万円)に達するケースも報告されています。

大手ハウスメーカーと比較すると若干安価な場合もありますが、北陸の地場工務店(坪単価50〜60万円台)と比べると明らかに高価格帯です。実際の施主からも「価格はグンと落ちて安い地場メーカーもあるので、予算に余裕がなければアルスホームは控えたほうがいい」という声があります。

完全オーダーメイドという特性上、打ち合わせを重ねる中でオプションや仕様変更が増え、当初予算を大きく上回る傾向があることにも注意が必要です。「予算的に厳しいのなら他社のローコストへどうぞという雰囲気だった」という口コミもあり、ローコスト住宅を求める層には不向きといえます。

2.アフターサービス体制の課題

建築中や引き渡し直後の対応は非常に丁寧である一方、引き渡し数年後の対応スピードに不満を持つ施主の声も一部で見られます。具体的には、アフターの連絡頻度や対応スピード、説明の分かりやすさについて、気になったという声が見られることもあります。

お客様センター担当への移行後、対応の遅延や不具合修繕への迅速性に欠ける事例が複数報告されており、長期的なサポートの質に改善の余地があることが示唆されています。24時間対応や即日訪問といったサービスレベルを期待する方には、より充実したアフターサービス体制を持つハウスメーカーの検討をおすすめします。

3.デザインスタイルの専門性と制約

アルスホームは「簡素という美しさ」「和モダン」を追求しているため、希望するスタイルによっては相性が合わない場合があります。アルスホームが得意とするのは、日本の美意識に基づいたシンプルで洗練されたデザインです。

そのため、ヨーロピアンやアメリカンカントリーといった洋風デザイン、あるいは極めて奇抜な意匠を希望する施主には推奨されません。実際の施主からも「自分はありふれた希望しか持っていなかったので、ありふれた家になってしまった。アルスホームの良さが活かせず、少しもったいなかった」という声があり、明確なこだわりやビジョンがない場合、アルスホームの強みを十分に活かしきれない可能性があります。

4.大開口設計による冬場の体感温度

デザインの象徴である「大きな窓」が、断熱性能を上回る寒さの原因になることがあります。アルスホームは内と外をつなぐ空間設計を重視しており、大開口のサッシを多用する傾向があります。

高性能な断熱材を使用していても、窓は壁に比べると断熱性能が劣るため、冬場に窓際で冷気を感じる(コールドドラフト現象)可能性があります。実際に「大開口の空間設計は、たとえ高性能住宅でも寒いと感じる可能性がある。窓に関しては標準装備以上の設備が必要かもしれない」という指摘もあります。大きな窓を希望する場合は、トリプルガラスや高性能サッシへのグレードアップを検討する必要があるでしょう。

アルスホームの注文住宅の商品について

アルスホームには、大手ハウスメーカーのような特定の「商品名」や「シリーズ名」が存在しません。これは一棟一棟をゼロから創り上げる「完全個別設計」を基本としているためです。既製品を選ぶのではなく、お客様のライフスタイルや価値観に合わせて一から設計する、まさにオーダーメイドの家づくりを行っています。

商品に代わる「核」となる技術と設計思想

特定のパッケージ商品は持ちませんが、すべての住宅において共通した技術仕様と設計思想が注ぎ込まれています。アルスホームの家づくりは「簡素という美しさ」という設計思想を掲げ、内と外をつなぐ空間設計や、日本の美意識を大切にした外観デザインを特徴としています。

設計の初期段階では、専属の建築士集団が敷地の個性を多角的に検証し、家族の価値観を反映した独自の「コンセプトシート」を作成します。このプロセスにより、単なる要望の実現ではなく、施主自身も気づいていなかった理想の暮らし方を引き出すことができます。

プレウォール工法による高性能住宅

アルスホームでは、ウッドリンク社の「プレウォール工法」を核とした家づくりが紹介されています。これは柱・梁・壁が一体化したモノコック構造パネルで、高い耐震性と断熱性を両立させた独自の工法です。

耐震性能は最高ランクの「耐震等級3」を確保しており、独自開発の「真壁サンドイッチ構造」により壁倍率3.3倍、5倍での設計が可能です。2016年に実施された三次元実大振動実験では、積雪1メートルを想定した10トンの積雪荷重をかけた状態で、震度7を2回、震度6弱を8回の計10回の加震に耐えることが実証されています。最大加振速度は818ガルと、阪神淡路大震災と同レベルの地震波で検証されました。

さらに、制震ダンパー「プレウォールTX」を採用することで、地震の揺れをより効果的に吸収します。特殊形状の鋼製アームによる制震機能により、揺れにブレーキをかけて変形を抑えます。プレウォールTXについては、地震時の損傷低減を狙う説明や、保証制度に関する案内があるとされています。

世界最高レベルの断熱性能

断熱材には世界最高レベルの性能を持つ「フェノールフォーム」を床・壁・天井に標準採用しています。熱伝導率は0.020W/mKと、一般的な住宅で使用されるグラスウール(0.038W/mK)の約2倍の断熱効果を誇ります。

アルスホームの断熱性能は、省エネ基準より高いレベルの「断熱等性能等級6等級」を実現しており、ZEH(ゼッチ)基準を満たしています。断熱・気密を重視することで、冬の暮らしやすさや冷暖房効率に配慮した住まいとして紹介されています。

フェノールフォームの特徴は断熱性能の高さだけではありません。素材は強く燃えにくいフェノール樹脂で、火に当たると炭化し、燃焼時の発生ガスが少ないという安全性も備えています。また、長期にわたって高い断熱性能を維持し、湿気を通さないため内部結露が起きにくく、家を長持ちさせます。

充実の保証制度

アルスホームでは、長期にわたり安心できる住まいのために充実した保証制度を確立しています。建物の構造躯体については「初期30年保証」を標準とし、定期点検を受けることで最長60年まで保証を延長することが可能です。

設備機器についても「10年長期保証」を提供しており、建物だけでなく設備面でも安心して暮らすことができます。シロアリ被害に対しては初期10年保証に加えて、5年毎に更新手数料30,000円のみで延長できる防蟻保証も準備されています。

引き渡し後は専任のカスタマーセンターが継続的に対応するため、住まいに関する問題や不具合を安心して相談できる体制が整っています。定期点検は引き渡し後1ヶ月、1年、2年、5年、10年のタイミングで実施され、30年の長期にわたる無料点検・診断システムが確立されています。

長期優良住宅を基本性能として

アルスホームの住まいは、内と外を大開口サッシで一体化した拡がりある空間提案を基本としながら、長期にわたり住み続けられる耐久性を持った性能を基本仕様としています。耐震等級3等級、断熱等性能等級6等級、劣化対策3等級、維持管理等級3等級といった高い性能を備え、長期優良住宅の考え方(耐久性・維持管理など)を重視した住まいづくりとして案内されています。

アルスホームの家づくりは、特定の商品名を持たない代わりに、これらの高度な技術と設計思想をベースに、住む人の物語に合わせて一邸一邸を「作品」として創り上げるスタイルそのものが、最大の商品価値といえるでしょう。

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アルスホームのQ&A

ここからはアルスホームに関するQ&Aを紹介していきます。

Q. アルスホームの平屋の価格はどれくらいですか?

A. アルスホームの平屋の価格は、建物の規模や仕様、敷地条件などによって異なります。坪単価は通常の2階建てと同様に55万円から110万円程度が目安となりますが、平屋は基礎面積や屋根面積が大きくなるため、坪単価は若干高めになる傾向があります。30坪前後の平屋で2,400万円から3,300万円程度が一般的な価格帯です。アルスホームは平屋を得意としており、施工事例の約4割が平屋を選択しているという実績があります。

Q. アルスホームで値引きは可能ですか?

A. アルスホームは完全オーダーメイドで、一棟一棟を「作品」として創り上げるスタイルのため、大幅な値引きは期待しにくいハウスメーカーです。ただし、仕様の見直しや標準仕様の範囲内での設計変更によってコストを抑えることは可能です。予算に制約がある場合は、最初から担当者に予算をしっかり伝え、その範囲内で最適なプランを提案してもらうことをおすすめします。複数のハウスメーカーと比較検討することで、より適切な判断ができるでしょう。

Q. アルスホームの施工エリアはどこですか?

A. 主に富山・石川・福井・新潟(上越)が中心です。金沢・富山・高岡・野々市・上越などに展示場があります。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場からアルスホームの評価を行いました。

北陸の気候風土を知り尽くした技術力と、妥協のないデザイン性を兼ね備えたアルスホームは、完全オーダーメイドという特性上、坪単価は55万円から110万円とミドルクラスからハイクラスに位置づけられます。プレウォール工法による耐震等級3の高い構造性能、世界最高レベルのフェノールフォーム断熱材による断熱等性能等級6等級、そして30年長期保証という充実したサポート体制は、長く安心して暮らせる住まいを実現します。

価格面やアフターサービスの対応スピードには注意が必要ですが、本物志向の素材選びと美しい空間設計を求める方にとって、検討する価値のあるハウスメーカーといえるでしょう。理想の住まいを実現するために、ぜひ展示場を訪れて実際の空間を体感してみてください。

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