【A+ランク】アイシン開発で家を建てる! FP兼宅建士の評価と180人の評判・坪単価

住宅メーカー

アイシン開発が手掛けるアルバックスホームは、自動車部品メーカーとして培った高い技術力を住宅づくりに活かしている注文住宅ブランドです。安心感と住まいの品質を重視する方から注目を集めている人気住宅メーカーですが、一方で

  • 「本当に信頼できる住宅メーカーなのか」
  • 「坪単価はどれくらいなのか」
  • 「他社と比べてどんな特徴があるのか」

といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、FP兼宅建士の視点から、アルバックスホームの住宅性能や価格帯、実際のメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。構造・断熱・設計思想といったプロならではの切り口で、メリットだけでなくデメリットも正直に解説します。

価格と品質のバランスに悩む方にこそ読んでほしい、後悔しない家づくりのための情報をお送りしますので、ぜひ最後までお読みください。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. 評判悪い?アイシン開発の口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!アイシン開発で家を建てる方法
    1. アルバックスホームの「W断熱×Wサッシ」で、冬の体感と光熱費を両立しやすい
    2. 2×4工法+耐震等級3で、安心を「標準の土台」に置きやすい
    3. ALBAX HOME +Neoの「ベストプラン規格」で、迷いとコストを減らしやすい
    4. セミオーダー主力で「家事動線・ホテルライク・3階建て」まで現実解を作れる
    5. ALBAX HOME +GRのビルトインガレージなど「趣味と実用」を同時に取りにいける
  3. アイシン開発の坪単価は約50万~70万円!
    1. 商品ラインナップ別の価格目安
    2. 坪単価ごとの仕様イメージ
    3. 注意点と付帯費用
    4. アイシン開発と有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. アイシン開発のメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.圧倒的なコストパフォーマンスと商品力
      2. 2.世界的企業グループの一員としての安心感
      3. 3.最高水準の住宅性能と構造安全性
      4. 4.最長30年の長期保証制度
    2. デメリット
      1. 1.アフターサービスの受動的な姿勢
      2. 2.デザインの独自性や高級感の限界
      3. 3.担当者の対応や施工管理のばらつき
  5. アイシン開発の商品ラインナップ
    1. ALBAX HOME +Neo(規格住宅)
    2. セミオーダー型住宅
    3. ALBAX HOME +GR(インナーガレージ付き住宅)
    4. フルオーダー(自由設計)
  6. アイシン開発のQ&A
    1. Q. アイシン開発とはどのような会社ですか?
    2. Q. どのエリアで対応していますか?
    3. Q. 土地探しから相談できますか?
    4. Q. 展示場やモデルハウスは見学できますか?
    5. Q. アイシン開発で保険に加入できますか?
  7. まとめ

評判悪い?アイシン開発の口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる、アルバックスホームの様々な評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回180人の評判を徹底的に調査してみました。

冷え性の妻が「この家は冬でも春みたい!」と驚いています。独自のW断熱とWサッシの効果を肌で実感しており、真冬の早朝でもキッチンに立つのが苦になりません。以前の賃貸マンションよりも快適なのにエアコンの使用回数が減り、電気代が大幅に抑えられて家計も助かっています。アイシン開発さんの確かな技術力を信じて本当に良かったです。一年中、魔法瓶の中にいるような心地よさに夫婦で大満足しています。

キッチンから洗面所、洗濯スペースへの移動がスムーズで、朝のバタバタが劇的に解消されました。また、夫の念願だったビルトインガレージも最高です。雨の日でも濡れずに車へ移動でき、趣味のバイクいじりに没頭する夫の姿を見て、私も幸せな気持ちになります。機能性と遊び心を両立できるのは、アイシン開発さんの自由設計ならではの醍醐味ですね。

シンプルで洗練されたデザインになり、近所の方からも「素敵な家ですね」と褒められる自慢の住まいです。派手さはありませんが、街並みに馴染む美しさがあり、年月が経つほどに愛着が湧いています。

両親との同居を機に、駅近の土地探しからお願いしました。駅から徒歩圏内の限られた敷地ですが、使い勝手の良い3階建てのプランのおかげで家族6人がのびのびと暮らせています。内装をホテルライクな落ち着いた雰囲気にしたのも大正解でした。キッチンから家族の様子が見守れる設計は、忙しい家事の合間にも会話が弾みます。利便性と心地よさ、どちらも妥協せずに叶えてくれたアルバックスホームさんには感謝しかありません

アルバックスホームで建てて一番良かったことは、開放感あふれる吹き抜けのリビングです。高校生の子供たちも、自分の部屋にこもらず自然とリビングに集まるようになりました。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!アイシン開発で家を建てる方法

アイシン開発で家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

アイシン開発は、自動車部品メーカーで培った技術力を背景に、アルバックスホームとして「W断熱・Wサッシ」と耐震等級3を軸に、価格と品質のバランスを狙える注文住宅ブランドです。

そのため「高性能で光熱費も含めた暮らしの満足度」「セミオーダー〜自由設計の選びやすさ」に強みがある一方で、点検の連絡フロー、担当者との相性、付帯工事・外構など見積の範囲を整理しておくのがコツです。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者によるアイシン開発の全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.6
耐震性 4.7
断熱性・気密性 4.6
間取りの自由度 4.5
コストパフォーマンス 4.5
アフターサービス 4.1
会社の信頼度 4.6

アルバックスホームの「W断熱・Wサッシ」と耐震等級3を土台に、冬も春のように感じる体感と電気代の抑えやすさまで狙えるのが魅力です。

そのため満足度は作りやすい一方で、外構・地盤・申請など“別途になりやすい費目”と、点検の連絡運用は契約前に整理しておく必要があります。

そこで、アイシン開発での家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

アルバックスホームの「W断熱×Wサッシ」で、冬の体感と光熱費を両立しやすい

外側と内側で断熱を重ね、窓も性能を上げる発想で、真冬の早朝でもキッチンに立つのが苦になりにくい住環境を作りやすいのが特徴です。冷暖房の効きが安定すると、住み心地だけでなく家計にも効いてきます。

向いている人:寒さが苦手で、体感の快適さと電気代のバランスを重視したい人。性能を“住んでから実感できる形”で取りたい人。

注意点+契約前の確認:窓のグレードや採用範囲で体感が変わるため、Wサッシの仕様・開口計画・日射遮蔽の方針を仕様書で書面確認。

2×4工法+耐震等級3で、安心を「標準の土台」に置きやすい

面で支える構造と最高等級の耐震性能を組み合わせ、家族の安心を取りにいく設計思想が軸です。吹き抜けなどの開放感も狙える一方で、構造の整合が取れたプランにまとめる提案力が生きます。

向いている人:地震への備えを優先しつつ、開放感のあるリビングや吹き抜けも取り入れたい人。

注意点+契約前の確認:大開口・吹き抜け・間取り変更で条件が動くため、耐震等級3の前提条件と構造上の制約を図面で書面確認。

ALBAX HOME +Neoの「ベストプラン規格」で、迷いとコストを減らしやすい

プロが組んだ住みやすい型をベースに、必要なところだけ調整していけるため、打ち合わせ疲れを抑えつつ、性能や暮らしやすさの落とし穴を避けやすいのが特徴です。価格の見通しも立てやすく、資金計画がブレにくくなります。

向いている人:家づくりに時間をかけ過ぎたくない人。大外しせずに、暮らしやすさ重視で早く形にしたい人。

注意点+契約前の確認:規格の「変えられる範囲」と「固定範囲」を先に区分し、変更時の追加費用ルールを見積明細で書面確認。

セミオーダー主力で「家事動線・ホテルライク・3階建て」まで現実解を作れる

パターンの強みでコストを守りつつ、キッチン〜洗面〜洗濯の動線最適化や、駅近の限られた敷地での3階建て提案など、暮らし起点の調整がしやすいのが特徴です。シンプルで街並みに馴染むデザインに寄せやすい点も相性が良いところです。

向いている人:共働きで家事の時短を狙いたい人。敷地条件が厳しくてもプランで解決したい人。落ち着いたデザインが好きな人。

注意点+契約前の確認:動線の“短さ”は収納計画とセットなので、収納量・位置・奥行を図面に落とし、造作や仕様アップの増額を見積で書面確認。

ALBAX HOME +GRのビルトインガレージなど「趣味と実用」を同時に取りにいける

雨の日の出入りや趣味の整備スペースなど、生活のストレスを減らしながら遊び心も入れられる提案が特徴です。プラン次第では、ガレージ動線と家事動線をぶつけずに成立させやすく、満足度が上がりやすくなります。

向いている人:車・バイク・アウトドアなど趣味が明確で、暮らしの中に“作業場”を組み込みたい人。

注意点+契約前の確認:ガレージは換気・防音・床仕上げ・シャッター仕様で費用差が出るため、標準範囲と追加条件、固定資産税評価への影響を含めて書面確認。

アイシン開発の坪単価は約50万~70万円!

アイシン開発が手がける「アルバックスホーム」の注文住宅を検討する際、最も気になる要素の一つが坪単価ですね。公式に明確な坪単価は公表されていませんが、業界情報や実例から推定される坪単価は約50万円~70万円程度とされています。

商品ラインナップ別の価格目安

アルバックスホームでは、お客様の予算やこだわりに応じて複数のプランを展開しています。

ALBAX HOME +Neo(規格住宅)は、プロが考え抜いた「住みやすさを追求したベストプラン」をベースにする商品です。具体的な実例として、延床面積35.81坪(118.41㎡)で価格2,170万円(税込)というプランが紹介されています。これを坪単価に換算すると約60.6万円となります。

セミオーダー型住宅は現在の主力商品であり、基本的な仕様や間取りパターンをベースにカスタマイズを行います。注文住宅のデザイン力を活かしつつ、コストパフォーマンスと自由度のバランスを重視したプランです。

フルオーダー(自由設計)は、「W断熱&Wサッシ」や最高等級の耐震性能を備えつつ、ビルトインガレージや茶室など、住む方の理想をゼロからカタチにするプランです。

坪単価ごとの仕様イメージ

予算(坪単価)によって、実現できる住まいのスペックは以下のように変化します。

坪単価49万円~50万円台:コストパフォーマンス重視のプランでは、ローコストな価格帯から設定があり、シンプルな外観デザインと標準仕様の設備を中心とした効率的な家づくりが可能です。

坪単価60万円台:バランス型では、独自の「W断熱」と「Wサッシ」を採用し、高い省エネ性・防音性・耐久性を実現した高性能な仕様が選択肢に入ります。

坪単価70万円以上:高仕様プランでは、高級設備の採用や、複雑な形状への対応が可能になります。一般基準を上回る収納や、インナーバルコニー、シアタールームといった趣味を楽しむ空間など、こだわりを凝縮した自由設計が可能となります。

注意点と付帯費用

提示される坪単価を比較する際には、以下の点に注意が必要です。

別途費用が発生するものとして、多くの実例価格には、外構工事費、地盤補強工事、深基礎工事、各種申請費用などは含まれておらず、建築先の条件により別途見積もりとなります。

スケールメリットの恩恵として、アイシングループとしての盤石な経営基盤と総合力を活かし、高品質な建材や設備を合理的な価格で調達しているため、高いコストパフォーマンスを実現しています。

アルバックスホームは、アイシングループの技術力を背景とした耐震等級3(最高等級)や優れた断熱性能を標準的に備えており、予算に合わせて「安心」と「品質」を妥協せずに選べる点が大きな特徴です。家づくりを検討する際は、これらの坪単価を一つの指標としつつ、詳細な見積もりを通じて自分たちの理想がどの価格帯で実現できるかを確認することをおすすめします。

アイシン開発と有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、アルバックスホームの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

住宅メーカー・商品名 推定坪単価 特徴・仕様の傾向
アルバックスホーム 約50万~70万円 耐震等級3、W断熱、Wサッシを標準装備した高性能仕様
アエラホーム 50万~70万円前後 高気密・高断熱性能に優れたアルミ箔遮熱材を使用した住宅
ジャスト 50万~70万円前後 自由設計と高性能をバランスよく実現する注文住宅
三浦工務店 50万~70万円前後 地域密着型の工務店として、細やかな対応と自由度の高い家づくり
一条工務店 比較的高価格帯 業界トップクラスの断熱性能と全館床暖房を標準装備
大和ハウス 比較的高価格帯 大手ハウスメーカーとしての信頼性と先進技術による高品質な住宅

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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アイシン開発のメリット・デメリット

アイシン開発が提供する注文住宅ブランド「アルバックスホーム」には、世界的企業グループならではの信頼性と高性能住宅を手の届きやすい価格で実現できる魅力がある一方で、いくつかの注意すべき点も存在します。

ここでは、アルバックスホームのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

メリット

アルバックスホームには、他社と比較して優位性のある特徴が数多く存在します。特に価格面での競争力と住宅性能の高さは、多くの施主から評価されているポイントです。

1.圧倒的なコストパフォーマンスと商品力

アルバックスホームの最大の強みは、高品質な住宅を手の届きやすい価格で提供している点です。

ALBAX HOME +Neo(規格住宅)は、1,000邸以上の設計実績を活かしたベストプランを提案しており、実例では延床面積35.81坪(118.41㎡)で価格2,170万円(税込)という、坪単価に換算して約60.6万円という価格設定が示されています。現在はこだわりを反映できるセミオーダー型住宅を主力としつつ、完全自由設計にも対応しており、お客様の予算や要望に応じた柔軟な選択肢が用意されています。

2.世界的企業グループの一員としての安心感

自動車部品のグローバルサプライヤーであるアイシングループの主要企業、アイシン開発が手掛けているため、盤石な経営基盤があります。

大手企業グループの一員である点は、企業基盤の安心材料になりやすく、長期にわたるサポート面でも期待が持てます。加えて、資材調達力や技術開発力といった面でも強みを活かしやすいとされています。

3.最高水準の住宅性能と構造安全性

標準仕様で高い性能を確保しているのが特徴です。外断熱(ポリスチレンフォーム)と内断熱(発泡ウレタンフォーム)を組み合わせたW断熱と、開口部の工夫(Wサッシ)により、断熱性・省エネ性の向上を目指した仕様です。

また、消防署や警察署と同等の強度である耐震等級3(最高等級)に対応した2×4(ツーバイフォー)工法を採用しており、建築基準法の1.5倍の耐震性を誇ります。

4.最長30年の長期保証制度

法律で義務付けられた10年間の瑕疵保証に加え、有償メンテナンスを条件に最長30年まで延長可能な長期保証を用意しています。また、自社の保険部門による割安な火災・地震保険の提供も行っており、建てた後の安心感も大きな魅力となっています。

デメリット

メリットが多い一方で、アルバックスホームにはいくつかの注意すべき点も存在します。家づくりを成功させるためには、これらのデメリットも理解した上で検討することが重要です。

1.アフターサービスの受動的な姿勢

保証制度は充実していますが、会社側からの積極的なアプローチが不足しているとの指摘が一部であります。

口コミでは「定期点検などは自分から連絡しないと来てくれない」という声もあり、能動的なサポートを期待する方には不安が残る可能性があります。手厚いアフターフォローを重視する場合は、契約前に点検やメンテナンスの体制について確認しておくことをおすすめします。

2.デザインの独自性や高級感の限界

アルバックスホームのデザインは、1邸ごとにお客様の要望に応えるため、ひと目でそのブランドと分かるような特徴的な外観を持っていません。そのため、独創的なデザインや圧倒的な高級感を求める層からは、無難で物足りないと感じられるケースがあります。デザイン性を最優先する方は、他社との比較検討が必要でしょう。

3.担当者の対応や施工管理のばらつき

一部のケースで、契約後の担当者の対応(連絡の遅れなど)や、引き渡し時の品質チェックの不備(細かい傷や仕様違い)に関するネガティブな評判が見られます。

また、工期の遅延や早期の劣化(ベランダのきしみ等)を懸念する声も報告されています。担当者との相性や施工品質は個別のケースによって異なるため、契約前に担当者とのコミュニケーションを十分に取り、信頼関係を築くことが大切です。

アイシン開発の商品ラインナップ

アイシン開発が展開する注文住宅ブランド「アルバックスホーム」は、世界的な自動車部品メーカーであるアイシングループの総合力を活かし、安心・性能・デザインのすべてを追求した住まいを提供しています。

お客様の多彩なニーズに応えるため、複数の商品ラインナップを用意しており、予算やこだわりに応じた家づくりが可能です。

ALBAX HOME +Neo(規格住宅)

1,000邸以上の注文住宅を手がけた設計士がつくった「ベストプラン」から選ぶことができる規格住宅です。プロがつくった間取りをベースにできるため、打ち合わせの迷いを減らしながら進めやすい家づくりを目指せます。注文住宅のように設備を選んだり、オプション設備を取り付けることができ、建売のような低価格で購入できる満足度の高い商品となっています。

具体的な価格例として、延床面積35.81坪(118.41㎡)で価格2,170万円(税込)というプランが提供されています。これを坪単価に換算すると約60.6万円となり、高性能でありながらコストパフォーマンスに優れた住宅を実現しています。

外観や内装のカラーをセレクトできるほか、トレンドをつかんだ洗練されたデザイン&テイストを提案します。デザインだけではなく、機能性も考え抜くことで高い居住性も確保しています。耐震性、耐火性、断熱性のすべてにおいて高いレベルを実現し、安心の基本構造で資産価値の高い住まいをお届けします。

セミオーダー型住宅

現在の主力商品であり、注文住宅で培ったデザイン力を活かしつつ、あらかじめ用意された仕様や間取りパターンをベースにカスタマイズを行う商品です。自由度とコストパフォーマンスのバランスを重視しており、効率的な家づくりが可能です。

設計チームによる厳選したカラーセレクトがすでに組まれており、選べる楽しみもありながら、失敗しないパターンが選択できます。子供がいて長時間・長期間の打合せが大変な方や、注文住宅で家を建てたいけれど自分の希望する間取りが分からない方、建売住宅のような左右前後と同じ外観は嫌だという方にピッタリな商品となっています。

ALBAX HOME +GR(インナーガレージ付き住宅)

愛車を大切にする方や、趣味の空間を求める方に向けたインナーガレージ付き住宅です。ガレージから直接玄関がつながっているので、雨の日も濡れることなく出入りが可能です。門型フレーム工法により大型スペースを実現し、2台並列駐車が可能なプランもあります。

インナーガレージは駐車スペースとしてだけでなく、趣味の釣り道具やキャンプ用品などを保管する場所、愛車の整備やメンテナンスを楽しむ空間としても活用できます。水栓と排水を設ければ、道具を洗ってそのまま保管することも可能で、家の中に持ち込む手間もなければ、汚すこともありません。

フルオーダー(自由設計)

1邸ごとの要望にゼロから応える完全自由設計です。W断熱&Wサッシや最高等級の耐震性能を備えつつ、ビルトインガレージや本格的な茶室、シアタールーム、大容量収納など、住む方の理想を具現化します。間取りや外観、設備など細部まで幅広く理想を詰め込むことが可能な建築方法で、こだわりの住宅を叶えることができます。

予算に応じて、坪単価70万円以上の高仕様プランでは、高級設備の採用や複雑な形状への対応が可能になり、一般基準を上回る収納や、インナーバルコニー、シアタールームといった趣味を楽しむ空間など、こだわりを凝縮した自由設計が実現できます。

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アイシン開発のQ&A

ここからはアイシン開発に関するQ&Aを紹介していきます。

Q. アイシン開発とはどのような会社ですか?

A. アイシン開発は、世界的な自動車部品メーカーであるアイシングループの主要企業です。注文住宅ブランド「アルバックスホーム」を展開する住宅事業のほか、分譲マンション事業、保険サービス事業など、多角的な事業を手掛けています。盤石な経営基盤を持つグループ企業として、長期にわたる安心したサポートを提供しています。

Q. どのエリアで対応していますか?

A. 主に愛知県(西三河エリア中心)で展開しています。モデルハウスは大府市(中京テレビハウジング)に加え、高浜市・安城市・碧南市に街中モデルハウスが案内されています。拠点としては刈谷市の本社のほか、豊田営業所・安城営業所が掲載されています。

Q. 土地探しから相談できますか?

A. はい、土地探しから相談可能です。アイシン開発は不動産事業も手掛けており、土地分譲も行っています。建物についての知識を持ったスタッフが、土地の形状に応じた建物プランも含めて提案できるため、仲介手数料を抑えつつ、最適な土地探しをサポートします。

Q. 展示場やモデルハウスは見学できますか?

A. はい、大府展示場や碧南モデルハウスなど、複数のモデルハウスを用意しています。W断熱やWサッシの性能を実際に体感できるリアルサイズモデルハウスもあります。来場予約をすることで、スムーズな見学が可能です。

Q. アイシン開発で保険に加入できますか?

A. はい、アイシン開発には保険サービス事業本部があり、自動車保険、火災保険、地震保険、生命保険、がん保険など、各種保険サービスを提供しています。住宅購入と合わせて保険の相談も可能で、グループ企業としてのスケールメリットを活かした割安な保険商品が用意されています。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場からアイシン開発の注文住宅ブランド「アルバックスホーム」の評価を行いました。

坪単価約50万円~70万円という価格帯で、耐震等級3やW断熱&Wサッシといった高性能住宅を実現している点は高く評価できます。アイシングループの盤石な経営基盤による安心感と、ALBAX HOME +Neoをはじめとする多彩な商品ラインナップにより、幅広いニーズに対応できる住宅メーカーといえるでしょう。一方で、アフターサービスの積極性や担当者による対応のばらつきには注意が必要です。家づくりは人生における大きな決断です。

本記事で紹介した情報を参考にしながら、実際にモデルハウスを見学し、担当者とじっくり話し合うことで、理想の住まいを実現してください。

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