栃木県で注文住宅を検討されている方にとって、木の花(このはな)ホームは地域密着型の工務店として気になる存在ではないでしょうか。
「栃木で自然素材の家を建てたい」
「木の温もりに包まれた暮らしが理想だけど、価格や性能は大丈夫?」
そんな不安や期待を抱えて木の花ホームを調べている方も多いかもしれません。
地元栃木で無垢材や漆喰など“本物の素材”にこだわる木の花ホームは、住み心地を重視する一方で、坪単価や間取りの自由度、メンテナンス性が気になるという声もあります。
家づくりは人生で最も大きな買い物の一つですから、慎重に選びたいのは当然のこと。そこでこの記事では、FP兼宅建士の視点から木の花ホームの特徴や強み、そして注意すべきポイントまで、プロの目線で徹底的に分析していきます。坪単価の詳細からメリット・デメリットまで、家づくりで後悔しないための情報をお届けします。ぜひ、最後までお読みください。
\家づくりで後悔しないための最初のステップ/
また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。
1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。
誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。
しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。
住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。
「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。
しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。
焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。
マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。
「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。
しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。
数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。
|
①SUUMO 不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。 ②HOME4U家づくりのとびら NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。 ③LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。 |
これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。
3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、
- 工務店を中心に探したい方は…SUUMO
- ハウスメーカーにこだわりたい方は…家づくりのとびら
- ローコスト住宅をメインで考えている方は…LIFULL HOME’S
がおすすめです。
さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。
「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。
多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。
- SUUMO…工務店のカタログ中心
- 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
- LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心

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それでは解説をしていきます。
失敗?評判悪い?木の花ホームの口コミ・評判を徹底調査
ネット上で見受けられる木の花ホームの様々な評判は真実なのでしょうか。
家を建てる完全ガイドでは今回153人の評判を徹底的に調査してみました。

娘と一緒に建築現場へ行くたび、大工さんが丁寧に作業の説明をしてくれたのが印象的です。「いい家は大工で決まる」という言葉通り、細部まで魂がこもっているのを感じて完成が本当に楽しみでした。実際に住んでみると、基礎や構造がしっかりした安定感に包まれているようで、家族全員が心から安心しています。


初めての家づくりでしたが、木の花ホームさんの誠実な対応に安心しました。不必要な売り込みがなく、私たちの理想に寄り添って何度も間取り図を書き直してくれた担当者の方には感謝しかありません。諸経費も含めた明確な予算提示があったので、後から金額が跳ね上がる心配もなく安心してお任せできました。


集成材を使わず国産桧の無垢材にこだわる木の花ホームさんを選びました。玄関を開けた瞬間に広がる桧の香りが心地よく、深呼吸したくなる毎日です。全ての壁が「丸角仕様」なのも、小さな子が走り回る我が家には嬉しい心遣いでした。
参考:Googleマップ
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FP兼宅建士が教える失敗しない!木の花ホームで家を建てる方法
木の花ホームで家づくりを検討している方へ、FP兼宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。
木の花(このはな)ホームは栃木を拠点に、国産桧の無垢材や(希望に応じて)漆喰などの自然素材、そして職人の施工品質を軸に「住み心地」を作る地域密着型の工務店です。口コミでも“大工の丁寧さ”“現場の安心感”が評価されやすい一方、(デザイン提案の方向性、性能値の見える化、オプション増で総額が動く点)を押さえるのがコツです。まずは全体像と評価を確認しましょう。
宅建士の筆者による木の花ホームの全体評価はこちら!
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | Aランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
木の花ホームの参考坪単価は、60〜85万円前後が目安です。無垢材・断熱仕様・造作・設備の選び方で総額が動くため、「最初に総額の枠」を決め、優先順位をつけて仕様を固定していくのが失敗しない進め方です。
そこで、木の花ホームでの家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。
「いい家は大工で決まる」思想で、施工品質の安心感を得やすい
口コミでも多いのが「現場で大工さんが丁寧に説明してくれた」「構造の安定感がある」という声です。地域工務店の中でも“現場力”を売りにしやすいタイプで、仕上がりの納得感につながりやすいのが特徴です。
向いている人:施工品質を最優先したい人/現場を見ながら家づくりを進めたい人/つくり手の顔が見える安心感がほしい人
注意点+契約前の確認:現場での連絡ルート(担当・現場監督・職人)と、変更依頼の手順(口頭NG、書面・アプリ管理等)を最初に決めておくと“言った言わない”を防げます。
国産桧の無垢材を軸に、“木の香りと質感”を暮らしの中心に置ける
玄関を開けた瞬間の桧の香り、無垢材の温もりは、住み心地を素材から作るアプローチです。集成材よりも「木そのもの」を重視したい方には強い魅力になりやすい一方、自然素材特有の表情(小傷・色ムラ等)を理解しておくことが満足度を左右します。
向いている人:木の温もりが好きな人/素材の経年変化を楽しめる人/健康配慮(素材選定)を重視したい人
注意点+契約前の確認:床・柱の樹種、塗装(オイル/ウレタン等)、節の許容、傷の補修方法を“仕様書とメンテ説明”で確定しましょう。
泡断熱などで「冬も暖かい」体感を得やすいが、性能は“数値確認”が鍵
口コミでは「冬でも暖かい」「結露が減った」など評価が見られます。断熱・気密は体感に直結しますが、比較検討で後悔しないためにはUA値・C値・断熱等級などの“見える化”が重要です。
向いている人:冬の底冷えや結露を減らしたい人/光熱費を抑えたい人/エアコン効率を上げたい人
注意点+契約前の確認:UA値(外皮性能)、気密測定の有無(C値目標・実測提出)、換気方式、暖冷房計画(台数・位置)をセットで確認しましょう。
自由設計で要望を形にしやすい一方、“デザインの方向性”は施主側の準備が効く
北欧テイストやストリップ階段など、希望を反映した満足の声がある一方、デザイン提案は「無難寄り」と感じるケースもあります。ここは施主側がイメージを具体化して共有するほど、仕上がり精度が上がりやすい領域です。
向いている人:やりたい暮らしが明確な人/SNSや事例で好みを言語化できる人/間取りもインテリアも一緒に作り込みたい人
注意点+契約前の確認:好きな事例を10〜20枚用意し、「外観」「内装」「照明」「床材」「建具」の優先順位を決めて打合せすると、提案ブレが減ります。
坪単価45〜85万円と幅が出やすいので、“総額管理”と“増減ルール”が最重要
無垢材のグレード、造作量、階段や吹き抜け、設備のグレードアップで総額は上振れしやすくなります。最初から本体だけで判断せず、付帯工事・外構・諸費用まで含めて資金計画を固めるのが失敗しない進め方です。
向いている人:優先順位を決めて取捨選択できる人/性能と素材に投資して長く住みたい人
注意点+契約前の確認:本体・付帯・外構・諸費用を分けた総額見積を取得し、オプション(断熱強化/造作/設備/窓等)の単価と上限を明細で固定しましょう。
木の花ホームの坪単価は約60万~85万円!
栃木県を拠点とする木の花ホームは、「いい家は大工で決まる」というコンセプトのもと、熟練の職人技と自然素材にこだわった家づくりを展開しています。創業100年以上の歴史を持つ地域密着型の工務店として、栃木県の気候風土に合わせた住宅を提供し続けてきました。
坪単価の目安と価格帯
木の花ホームの参考坪単価は、60〜85万円前後が目安です。この幅は、仕様や設備のグレード、間取りの複雑さによって変動するものです。注文住宅としてはミドルクラスに位置する価格帯ですが、国産桧の無垢材や高性能な断熱仕様を考慮すると、非常にバランスの取れた設定といえるでしょう。
参考価格は1,500万円〜2,800万円程度(カタログ掲載の目安)となっています。延べ床面積35坪前後の住宅であれば2,000万円前後がボリュームゾーンとなっており、多くのお客様がこの価格帯で家づくりを実現されています。実際の施工事例では、延床面積36坪で2,000万円から2,099万円といった実例も確認できます。
適正価格を実現する仕組み
木の花ホームが適正価格を実現できる理由は、徹底したコスト管理にあります。まず、テレビCMや大規模な広告宣伝を行わず、地域密着型の営業スタイルを貫いています。この広告宣伝費の削減が、お客様の住宅価格に直接反映されているのです。
さらに、建材や設備をメーカーから直接仕入れることで、流通コストを大幅にカットしています。一般的なハウスメーカーでは複数の卸業者を経由するため中間マージンが発生しますが、木の花ホームではこうした無駄を省いています。加えて、専属の職人を抱えることで下請けや孫請けといった外注費用も削減し、その分を建材の品質向上や職人の技術向上に充てているのです。
年間200棟限定の価格戦略
木の花ホームは年間着工数を200棟に限定しています。これは単なる生産管理ではなく、価格と品質のバランスを最適化するための戦略です。大量生産で棟数を増やせば一棟あたりのコストは下がりますが、職人の手が回らず品質が低下するリスクがあります。
200棟という規模は、厳選した職人が一棟一棟に丁寧に向き合える限界値です。この体制により、価格を抑えながらも妥協のない施工品質を維持できているのです。また、棟数を限定することで無理な値引き競争に巻き込まれることなく、適正な利益を確保し、それを職人の育成や技術向上に再投資しています。
高性能住宅を手の届く価格で
特筆すべきは、断熱等級6という高い性能基準を1,000万円台から実現できる点です。一般的に高断熱・高気密住宅は坪単価が高額になりがちですが、木の花ホームでは効率的なコスト管理により、性能と価格の両立を図っています。
国産桧の無垢材「匠 乾太郎」を構造材に使用しながらも、この価格帯で提供できるのは、素材の一括仕入れと自社職人による施工という強みがあるからです。お客様が支払う費用の大部分が、実際の家の品質向上に充てられる仕組みになっているといえるでしょう。
栃木県内で質の高い注文住宅を適正価格で建てたいとお考えの方にとって、木の花ホームは検討する価値のある選択肢です。
木の花ホームと有名ハウスメーカー坪単価比較表
それでは、木の花ホームの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。
| ハウスメーカー名 | 坪単価(万円) | 構造・特徴 |
|---|---|---|
| 木の花ホーム | 65~85 | 木造軸組、国産桧無垢材使用 |
| 積水ハウス | 70~120 | 鉄骨・木造、大手ハウスメーカー |
| 一条工務店 | 65~90 | 木造、高気密高断熱 |
| 住友林業 | 70~100 | 木造、ビッグフレーム構法 |
| タマホーム | 40~70 | 木造、ローコスト住宅 |
| アイフルホーム | 40~65 | 木造、フランチャイズ展開 |
| ヤマダホームズ | 50~80 | 木造、家電量販店系 |
| 桧家住宅 | 50~75 | 木造、Wバリア工法 |
※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。
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木の花ホームのメリット・デメリット
家づくりを検討する際には、そのハウスメーカーや工務店の長所と短所を正しく理解することが重要です。木の花ホームは創業100年以上の歴史を持つ地域密着型の工務店として、多くの実績を積み重ねてきました。
ここでは、実際の施工事例や利用者の声をもとに、木の花ホームのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
メリット
木の花ホームには、長年の経験と地域に根ざした家づくりから生まれた独自の強みがあります。特に職人の技術力と素材へのこだわりは、他のハウスメーカーと一線を画す特徴といえるでしょう。
1.熟練の職人による高品質な施工
木の花ホーム最大の強みは、社長自身が大工の棟梁出身であり、自ら厳選し育成した高い技術力を持つ職人集団が施工を担当する点です。「いい家は大工で決まる」という理念のもと、年間200棟限定という施工体制を取ることで、一棟一棟に職人が丁寧に向き合える環境を整えています。
現場の整理整頓が徹底された「日本一きれいな現場」を目指す姿勢も、多くの施主から信頼される要因となっています。実際に建てた方からは「大工さんの技術に納得できた」「現場を見学するたびに説明してくれて安心できた」といった声が多く寄せられています。
2.国産桧無垢材へのこだわり
構造材の柱や土台には、接着剤を使用した集成材を一切使用せず、国産桧の無垢材を採用しています。特に自社ブランド材「匠 乾太郎」は、JAS認定工場で含水率15%以下まで乾燥させることで、変形や割れを極限まで抑えた高品質な構造材です。どこの山で伐採されたかがわかる出荷証明も付いており、トレーサビリティも確保されています。桧は防カビ性、消臭・脱臭効果、リラックス効果にも優れており、住む方の健康面にも配慮した素材選びとなっています。
3.優れたコストパフォーマンス
広告宣伝費を大幅にカットし、建材を直接仕入れることで流通コストを削減することで、高品質ながら適正価格での提供を実現しています。関連ブランド「しもつけ匠会」では1,000万円台から断熱等級6の高性能住宅が実現可能です。
また、平屋専門ブランド「ホーデリーホーム」では550万円からという手の届きやすい価格設定も用意されています。具体的な商品プランとしては、北欧スタイルの家が3,000万円程度、ZEH仕様の住宅が2,000万円から2,200万円程度、コンパクトな箱型住宅が1,900万円程度と、幅広い予算に対応しています。
4.充実したアフターフォロー体制
木の花ホームは「家をつくる」だけでなく「家をまもる」ことを重視しています。引き渡し後も施工を担当した職人が責任を持ってメンテナンスに関わる体制を整えており、定期点検は最長20年間実施されます。
各モデルハウスから車で1時間圏内のエリアに施工を限定することで、トラブル時にも素早く駆けつけられる体制を構築しています。地域密着型だからこそ実現できる、きめ細やかなサポート体制が整っているのです。
デメリット
一方で、木の花ホームにもいくつかの注意すべき点があります。家づくりを検討する際には、これらのデメリットも十分に理解しておくことが大切です。
1.デザイン提案力の課題
自由設計が可能であるものの、設計のセンスや洗練さにおいては大手ハウスメーカーに及ばないという評価が見られます。実際に建てた方の口コミでは「建物の品質は良いが、設計のセンスは大手メーカーには敵わない」「外観は無難なシンプルモダンという感じ」といった声が一部で見られました。
デザイン性や独自性を最優先に考える方にとっては、やや物足りなさを感じる可能性があるでしょう。職人の技術力と素材の質に重点を置いているため、デザインの先進性よりも普遍的で飽きのこない設計が中心となっています。
2.高性能方針は明確だが、快適性の良し悪しは「設計」で決まる
木の花ホームは「断熱等級6」や第一種換気など、性能面の方針を明記しています。また、公式発信ではUA値(外皮平均熱貫流率)0.56以下など、断熱性能に関する数値目標も示されています。一方で口コミには「冬の寒さを感じた」「断熱を上げたかった」といった声もあり、体感は間取りや窓、暖房計画の影響も受けます。性能を数値で比較したい場合は、建築予定プランのUA値や気密(C値)の実測結果を同条件で確認して判断すると安心です。
3.施工時期とエリアの制約
品質維持のために年間着工上限を200棟に設定しており、タイミングによっては希望の時期に建てられない可能性があります。人気が集中する時期には契約から着工まで待機期間が発生することもあるでしょう。
また、対応エリアは栃木県内の栃木市、宇都宮市、鹿沼市、小山市、下野市、上三川町、壬生町、野木町およびその周辺地域に限定されています。各モデルハウスから車で1時間圏内という施工エリアの制限は、アフターフォローの質を保つための方針ですが、栃木県内でもエリアによっては対応できない場合があります。
4.現場での連携体制の不安
一部の口コミでは、大工の技術力を重視するあまり、現場監督が大工に対して強く意見できない「大工主導」の体制により、施主側の要望が軽視されたり連携に不安を感じたりしたという事例が報告されています。また「完成後に不具合が出てしまった」「説明不足もあった」といった声も一部で見られました。
職人の腕を信頼する一方で、施主と職人、現場監督との意思疎通が十分でないケースもあるようです。このようなケースは他の住宅メーカーでも同様に生じるリスクはあるため、契約前に担当者とのコミュニケーション方法や現場での対応について、しっかり確認しておくことが重要でしょう。
木の花ホームの注文住宅商品ラインナップ
栃木県を拠点とする木の花ホームは、「いい家は大工で決まる」というコンセプトのもと、熟練の職人技と厳選された自然素材を活かした注文住宅を提供しています。品質維持のために年間着工棟数を200棟限定としており、一邸一邸に丁寧な施工を徹底しています。
ここでは、木の花ホームが展開する主要な商品ラインナップと関連ブランドについて詳しく解説しましょう。
木の花ホームの主要商品ブランド
木の花ホームでは、基本的に完全自由設計の注文住宅を提供しており、従来の「商品」という概念を持たず、一邸一邸がお客様のライフスタイルに合わせたオリジナルの住まいとなります。ただし、価格帯やコンセプトの異なる関連ブランドを展開することで、幅広いニーズに対応しています。
しもつけ匠会
木の花ホームの関連ブランドとして展開されている「しもつけ匠会」は、熟練の職人技を継承しつつ、高いコストパフォーマンスを実現したブランドです。代々受け継がれてきた匠の技術と若手職人の育成により、質の高い家づくりを手頃な価格で提供しています。坪単価は50万円から70万円程度が目安で、1,000万円台から断熱等級6の高性能住宅を実現できることが大きな特徴です。予算を抑えながらも性能面で妥協したくない方にとって、魅力的な選択肢といえるでしょう。
ホーデリーホーム
「ホーデリーホーム」は、栃木県の平屋専門店として展開されているブランドです。家事動線やバリアフリーを熟知した設計により、地域トップクラスの施工実績を誇ります。坪単価は65万円から85万円程度ですが、シンプルな設計により550万円からという手の届きやすい価格帯も実現しています。平屋ならではの暮らしやすさと、将来を見据えたバリアフリー設計が特徴で、夫婦二人暮らしや子育て世代、シニア世代まで幅広い層に支持されています。
最新の注文住宅商品
無垢のめぐみ
2024年に新たにラインナップに加わった「無垢のめぐみ」は、「住むほどに、もっと好きになれる」家を目指した注文住宅ブランドです。健康に配慮した住まう方に優しい天然素材・無垢材をふんだんに使用し、床や建具、キッチンなど手に触れる部分すべてに無垢材を採用しています。無垢材は調湿作用があり、室内の湿度を適度に保つため、四季を通じて快適な空間を提供します。
また、有害物質を含まないため健康にも優しく、自然な香りがリラックス効果を高めます。栃木県の寒暖差が大きい気候に対応するため、第1種換気を採用し、熱が逃げにくく湿度も調整される設計となっています。耐震等級3の基準をクリアし、耐用年数の長い瓦を標準仕様とし、外壁には30年保証の外壁材を使用するなど、長期的なメンテナンスコストを抑える工夫も施されています。
niko and … EDIT HOUSE
2024年4月にラインナップに加わった「niko and … EDIT HOUSE」は、人気ライフスタイルブランド「niko and …」が完全プロデュースした注文住宅の新ブランドです。「日常にもワクワクを」をテーマとして、住むだけの器ではなく、住む方が居るだけでワクワクするような空間を提案しています。家族との時間も趣味も、そして何気ない日常も、欲張りに楽しめる遊び心のある住まいが特徴です。リビングからダイニングキッチンまで広がる空間に、高さのある吹抜けによってメリハリを演出。床材に用いたオークの木目とスチールとの異素材コラボが空間をカッコよく、印象的に彩ります。オリジナルキッチンは、面材に框をデザインし、立体的でかわいい雰囲気を演出。キッチン背面の壁はタイル張りとし、ソフトなカラーと釉薬の独特のむら感が印象的な仕上がりとなっています。
木の花ホームを支える共通の高品質仕様
どのブランドや商品プランにおいても、木の花ホームでは以下の高品質な仕様を共通して採用しています。
国産桧「匠 乾太郎」
柱と土台には、JAS認定工場で格付けされた希少な桧の無垢材を使用しています。樹齢50年から60年の原木から採れる芯持ち材を、含水率15パーセント以下まで乾燥させることで、変形や割れを極限まで抑えた構造材となっています。どこの山でいつ伐採されたかがわかる出荷証明書付きで、品質管理も徹底されています。桧の特徴である防カビ性、消臭・脱臭効果、リラックス効果により、住まう方に優しい空間を提供します。
高性能な断熱仕様
硬質ウレタンフォームを現場で発泡させて吹き付ける「泡断熱」を採用し、高い気密性と断熱性を確保しています。壁や柱の隙間にも満遍なく断熱材を施工できるため、優れた断熱性能を実現します。また、床には最高クラスの断熱材も採用されており、栃木県の寒暖差が大きい気候でも快適に過ごせる環境を整えています。
耐震・制震性能
在来工法に制震ダンパー「K型ダンパー」を組み合わせることで、地震の揺れを吸収し、高い耐震性を実現しています。耐震等級3という厳しい基準をクリアすることで、日本における地震や台風といった自然災害にも対峙できる家づくりを目指しています。
安全への細やかな配慮
すべての壁の角を丸く仕上げる「丸角仕様」を採用することで、小さな子供がいる家庭でも安心して暮らせる工夫が施されています。また、クローゼットには防虫・消臭効果に優れた杉を使用するなど、随所に職人ならではの気配りが感じられます。
木の花ホームは、広告宣伝費を大幅にカットし、その分を建材の品質向上と職人の技術向上に充てることで、高品質な住宅を適正価格で提供することに成功しています。完全自由設計を基本としながらも、お客様の予算やライフスタイルに合わせた幅広い選択肢を用意している点が、地域で長く支持されている理由といえるでしょう。
木の花ホームのQ&A
ここからは木の花ホームに関するQ&Aを紹介していきます。
Q. 木の花ホームの読み方を教えてください
木の花ホームは「このはなホーム」と読みます。栃木県を拠点とする地域密着型の工務店で、創業100年以上の歴史を持つ老舗企業です。
Q. 木の花ホームの施工エリアはどこまでですか?
施工エリアは栃木市、宇都宮市、鹿沼市、小山市、下野市、上三川町、壬生町、野木町およびその周辺地域です。各モデルハウスから車で1時間圏内のエリアに限定することで、迅速なアフターフォローを可能にしています。周辺地域で建設予定の場合は個別に相談が可能です。
Q. 木の花ホームの本社や展示場はどこにありますか?
本社は栃木県栃木市西方町本城62-3にあり、ショールーム「咲耶館(さくやかん)」を併設しています。主な展示場としては、栃木住宅公園展示場(栃木市箱森町)、宇都宮店/デジタルスタジオ(宇都宮市西川田町)、鹿沼市東末広モデルなどがあります。営業時間は9時から17時で、定休日は火曜日と水曜日です。
Q. 木の花ホームでは建売住宅や分譲地も扱っていますか?
はい、木の花ホームでは注文住宅だけでなく、建売住宅や分譲地の販売も行っています。公式サイトの不動産情報ページで、最新の土地情報や建売物件を確認できます。建築条件付きの土地もあれば、建築条件なしの土地もあり、お客様の希望に合わせて選択できます。
まとめ
今回はFP兼宅建士の立場から木の花ホームの評価を行いました。
創業100年以上の歴史を持つ木の花ホームは、「いい家は大工で決まる」という理念のもと、熟練の職人技と国産桧の無垢材にこだわった家づくりを続けています。坪単価45万円から85万円という適正価格で、断熱等級6の高性能住宅も実現可能な点は大きな魅力です。一方で、デザイン提案力や性能値の開示については改善の余地があることも事実です。
栃木県で注文住宅を検討されている方は、ぜひ一度展示場を訪れて、職人の技術力や無垢材の質感を実際に確かめてみてください。年間200棟限定という丁寧な家づくりが、あなたの理想の住まいを実現してくれるはずです。


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