【A+ランク】三建で家を建てる!FP兼宅建士の評価と125人の評判・坪単価

住宅メーカー

「地元・加古川で信頼できる工務店はどこ?」——そんな悩みを抱える方に注目されているのが、地域密着型で実績を重ねてきた三建の注文住宅です。

株式会社三建は、地元加古川で長年にわたり住まいづくりに携わってきた実績のある会社ですが、実際の建築費用や住宅性能はどうなのでしょうか。

  • 「価格はどのくらいなのか」
  • 「坪単価と性能のバランスは適正なのか」
  • 「実際に建てた人の満足度はどうなのか」

など、気になる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、FP兼宅建士の視点から三建の注文住宅を徹底的に分析します。坪単価の目安から、断熱性能や耐震性などの技術的な評価、さらには実際に建てた方の声まで、家づくりを成功させるために知っておくべき情報を分かりやすくお伝えします。

地域密着型の工務店ならではの強みと、検討時に注意すべきポイントの両面から、三建の特徴を明らかにしていきますので、ぜひ最後までお読みください。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. やばい?評判悪い?三建の口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!三建で家を建てる方法
    1. 「2050 STANDARD HOUSE」思想とネオマフォームの完全外断熱で、温熱性能を先回りできる
    2. SE構法×耐震等級3で、大開口・大空間と安全性の両立を狙える
    3. 契約時と完成時の坪単価差が小さく、資金計画を立てやすい見積設計
    4. jigsaw・dwell・ONE’S CUBO・D-Styleなど、暮らし方に合わせて商品を選び分けやすい
    5. 「三建コンシェルジュ」や土地探し対応など、地域密着の“建てた後”を回しやすい
  3. 加古川の三建の注文住宅の坪単価は約60万~90万円!
    1. 商品別の価格帯と特徴
    2. 建築総額の目安
    3. 三建と有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. 三建のメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.未来基準を先取りした圧倒的な断熱・省エネ性能
      2. 2.資金計画の透明性と総額に近い見積もり
      3. 3.SE構法による安全性と自由な空間設計の両立
      4. 4.幅広い価格帯に対応する商品ラインナップ
    2. デメリット
      1. 1.ローコスト住宅と比較した際の初期費用の高さ
      2. 2.大手ハウスメーカーと比較した際の保証期間
      3. 3.担当者による提案力や対応のばらつき
  5. 三建の商品ラインナップ
    1. 注文住宅:高性能を極めるフラッグシップ
      1. フォレス・ゼロ・プラス
      2. G3(断熱等級7)を超える家
      3. atelie dwell(アトリエ ドゥエル)
      4. GranDesign(グランデザイン)
      5. SE構法
    2. セミオーダー・規格型住宅:コストと質のバランス
      1. D-Style(ディースタイル)
      2. ONE’S CUBO(ワンズキューボ)
      3. jigsaw(ジグソー)
      4. WITHDOM建築設計
    3. 三建の商品を支える共通の技術基準
  6. 三建のQ&A
    1. Q. 建売住宅や分譲地の販売はありますか?
    2. Q. メンテナンスやリフォームにも対応していますか?
    3. Q. 三建の施工エリアはどこですか?
    4. Q. 土地探しから相談できますか?
  7. まとめ

やばい?評判悪い?三建の口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「三建 やばい」や「三建 評判悪い」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回125人の評判を徹底的に調査してみました。

自然素材の温もりに惹かれ、jigsawを建てました。玄関を開けた瞬間に広がる無垢材の香りに、仕事帰りの疲れがスッと癒されるのを感じます。高性能でありながら、どこかホッとするナチュラルなデザインが私たち家族にぴったりでした。

猛暑の日でも家の中は驚くほど涼しく、遮音性も高いので外の騒音が全く気にならず、静かな時間を過ごせます。スタッフの方が最新の省エネ技術を丁寧に教えてくれたおかげで、後悔のないまさに「一生モノ」の家づくりができました。

加古川で45年以上の実績がある三建さんならと、土地探しから全てお任せしました。地域を知り尽くしたスタッフさんならではの視点で、理想の場所を見つけてくれた時は夫婦で手を取り合って喜びました。建てた後も、小さな不具合に「三建コンシェルジュ」がすぐ駆けつけてくれる手厚いサポートに安心しています。お引き渡し式の時のスタッフ皆さんの温かい笑顔は一生の思い出です。

自分たちらしい個性を出したくて、建築家と創る「dwell」を選びました。私たちの抽象的なこだわりを、設計士さんが見事な空間へと昇華させてくれた時は感動しました。特にリビングの窓から入る光の加減や素材の質感が贅沢で、毎日お気に入りのホテルに泊まっているような幸せな気分に浸れます。友人からも「センスがいいね」と褒められる自慢の家です。

以前住んでいた家は冬の結露と寒さが悩みでしたが、三建さんの完全外断熱の家に住み始めてから世界が変わりました。真冬でもエアコン一台で家中がほんのり暖かく、朝起きた時のヒンヤリ感が全くありません。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!三建で家を建てる方法

三建で家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

三建は、加古川を中心に兵庫県全域で45年以上の実績を持ち、完全外断熱やSE構法など高性能仕様を軸に注文住宅から規格住宅まで幅広く提案する地域密着の住宅会社です。

そのため「完全外断熱×高断熱仕様」「SE構法で耐震等級3と大空間の両立」に強みがある一方で、商品グレードによる坪単価の幅や、外構・空調が見積に含まれる範囲、自由設計のこだわりで総額が動く点を見極めるのがコツです。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者による三建の全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.6
耐震性 4.8
断熱性・気密性 4.9
間取りの自由度 4.6
コストパフォーマンス 4.3
アフターサービス 4.3
会社の信頼度 4.5

「2050 STANDARD HOUSE」を掲げ、ネオマフォームの完全外断熱や樹脂トリプルサッシ、SE構法など“性能の中身”を重視した家づくりが三建の魅力です。

そのため、性能と見積の納得感を得やすい一方で、商品選択やこだわり追加で総額が動くポイント、保証延長の条件などは事前に整理しておく必要があります。

そこで、三建での家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

「2050 STANDARD HOUSE」思想とネオマフォームの完全外断熱で、温熱性能を先回りできる

屋根・壁・基礎まで外断熱で包み、断熱材にネオマフォームを採用することで、夏の涼しさ・冬の暖かさを狙いやすい設計が特徴です。上位ではUa値0.20、スタンダード帯でもUa値0.26〜0.46を目安に据えており、光熱費と室温の安定を“性能値から逆算”しやすくなります。

向いている人:寒さ暑さのストレスを減らしたい人/光熱費を長期で抑えたい人/将来基準を見据えて性能に投資したい人

注意点+契約前の確認:採用商品ごとのUA値目標、窓(樹脂トリプル等)の範囲、断熱の厚みが仕様書に明記されているか確認してください。

SE構法×耐震等級3で、大開口・大空間と安全性の両立を狙える

木造でもラーメン構造の考え方を取り入れたSE構法を活用し、耐震等級3を基本にしながら、柱や壁を抑えた開放的な間取りを実現しやすいのが強みです。リビングの広がりや採光計画など、デザインの自由度を確保しつつ耐震性も妥協しにくい構成になります。

向いている人:広いLDKや大きな窓を取り入れたい人/デザインと耐震の両立を重視する人/構造の説明を根拠ベースで聞きたい人

注意点+契約前の確認:耐震等級3の取得方法(評価の有無)と、SE構法の適用範囲が見積・設計図書に揃っているか確認してください。

契約時と完成時の坪単価差が小さく、資金計画を立てやすい見積設計

契約時平均71万円(税別)に対して完成時平均75万円(税別)と差が小さく、当初計画からのブレを抑えやすいのが特徴です。さらに外構が含まれるケースや空調が含まれるケースがあるため、「本体だけ安い」に見せない見積の出し方になりやすく、総額を現実的に把握しやすい傾向があります。

向いている人:住宅ローン計画を堅めに組みたい人/追加費用の不安を減らしたい人/総額で比較して納得したい人

注意点+契約前の確認:外構・空調・照明・カーテン・諸費用の“含まれる/別途”を、見積明細の項目単位で書面確認してください。

jigsaw・dwell・ONE’S CUBO・D-Styleなど、暮らし方に合わせて商品を選び分けやすい

超高性能の上位モデルから、性能と価格のバランスを取るスタンダード、建築家とつくるデザイン系、明確なプランで進めやすい規格・セミオーダーまで、選択肢が豊富です。無垢材の心地よさを取り入れたい、唯一無二の空間をつくりたい、予算を読みやすく進めたいなど、優先順位に合わせたルート設計がしやすくなります。

向いている人:性能・素材・デザイン・予算の優先順位が家族で分かれている人/商品を比較しながら最適解を探したい人/規格でも質に妥協したくない人

注意点+契約前の確認:商品ごとの標準仕様と選べる範囲、坪単価に含まれる工事範囲の違いを、同じ条件の見積で横並び比較してください。

「三建コンシェルジュ」や土地探し対応など、地域密着の“建てた後”を回しやすい

地域を知るスタッフが土地探しから伴走しやすく、引き渡し後も小さな不具合に駆けつける体制が語られているのが特徴です。地元で長く続く会社ほど、相談窓口が近いこと自体が安心材料になりやすく、暮らしの変化(補修・メンテ)にも繋げやすくなります。

向いている人:地元で長く住む前提の人/住んでからの相談先を重視する人/土地探しからワンストップで進めたい人

注意点+契約前の確認:初期保証の範囲、延長条件(有償メンテの要否)、定期点検のスケジュールを契約前に書面で確認してください。

加古川の三建の注文住宅の坪単価は約60万~90万円!

加古川を中心に兵庫県全域で45年以上の実績を持つ三建の注文住宅は、高性能かつ多彩な商品ラインナップを展開しています。坪単価については、公式サイトの情報によると契約時点の平均が71万円(税別)、完成時の平均が75万円(税別)となっており、実際の価格帯は約60万~90万円が中心です。

この価格帯は、兵庫県の注文住宅の平均相場である50万~75万円前後と比較すると、標準からやや上位のクラスに位置します。しかし、三建の坪単価には単なる建物本体だけでなく、約6割のケースで外構工事、約3割のケースで空調設備が含まれているという特徴があります。契約時点と完成時点での坪単価の差が4万円程度と小さいことも、資金計画を立てやすい大きなメリットといえるでしょう。

三建が掲げる「2050 STANDARD HOUSE」というコンセプトのもと、将来の基準を見据えた高い断熱性能と耐震性能を標準仕様としている点が、この価格帯の理由です。国内最高水準の断熱材「ネオマフォーム」を屋根・壁・基礎に配置した完全外断熱工法や、大空間と高い耐震性を両立するSE構法など、長く快適に暮らせる住まいづくりに必要な性能が標準で組み込まれています。

商品別の価格帯と特徴

三建では、性能重視の注文住宅から、コストを抑えた規格住宅まで幅広い商品を用意しています。

最上位モデルの「G3(断熱等級7)を超える家」は、2050年のカーボンニュートラル社会を見据えた超高性能住宅です。Ua値0.20という驚異的な断熱性能を実現し、夏も冬も快適な室温を保ちます。

三建の高性能スタンダード住宅「フォレス・ゼロ・プラス」は、完全外断熱と樹脂トリプルサッシを標準装備し、ZEH基準を余裕でクリアするUa値0.26〜0.46を誇ります。このシリーズは、性能とコストのバランスが取れた人気の選択肢です。

建築家と共に理想を形にする「dwell(ドゥエル)」や「GranDesign(グランデザイン)」は、完全自由設計のデザイン住宅として、敷地の特性を読み解き、唯一無二の空間を追求したい方におすすめです。

規格型住宅「ONE’S CUBO(ワンズキューボ)」は、10パターンのプランから選べる明確な価格設定が魅力で、本体価格1,800万円(税別)からという手の届きやすい価格帯を実現しています。

自然素材・高性能・デザインを融合させた「jigsaw(ジグソー)」は、北海道基準の断熱性能を標準としながら、無垢材の床や建具を使用した癒しの空間を提供する高性能規格住宅です。

「D-Style(ディースタイル)」は、「こぢんまりと、ちょうどよく」をコンセプトにしたセミオーダー住宅で、建物予算を2,000万円以内に抑えたい方にも適したプランとなっています。

建築総額の目安

延床面積34.5坪の住宅を坪単価75万円(税別)で建てた場合、本体価格は約2,587万円(税別)、税込で約2,845万円となります。これに付帯工事費や諸経費を加えた建築総額は、約3,250万~3,525万円が一つの目安です。

三建の坪単価が単純なローコスト住宅より高い理由は明確です。魔法瓶のような快適さを実現する高性能断熱材、大地震への強さと自由な間取りを両立するSE構法、そして見積もりの透明性という、長く快適に暮らすための価値が含まれているからです。

初期費用は高めに感じるかもしれませんが、厳しい気候でも快適な室温を保ち、光熱費という維持費を長期的に抑えられる住まいは、一生モノの価値を持つ投資といえるでしょう。三建の家づくりは、目先の安さではなく、長期的な満足と安心を重視する方にこそ選ばれています。

三建と有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、三建の価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー・工務店名 坪単価の目安(万円) 特徴
三建(加古川) 60〜90 完全外断熱、SE構法、断熱等級7対応
積水ハウス 100〜150 大手トップクラスの高品質・高価格帯
一条工務店 80〜110 業界最高水準の断熱性能、全館床暖房標準
タマホーム 60〜70 ローコストながら長期優良住宅対応
アイ工務店 65〜90 高い設計自由度とコストパフォーマンス

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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三建のメリット・デメリット

加古川を拠点に45年以上の実績を持つ三建は、高性能住宅を得意とする地域密着型の住宅会社です。ここでは、三建で家を建てる際のメリットとデメリットを詳しく解説します。住宅選びの判断材料として、ぜひ参考にしてください。

メリット

三建の注文住宅には、他社と比較して優れている点が数多くあります。特に住宅性能や価格の透明性において、大きなアドバンテージを持っています。

1.未来基準を先取りした圧倒的な断熱・省エネ性能

三建の最大の強みは、国内最高水準の断熱性能です。看板商品である「フォレス・ゼロ・プラス」では、高性能断熱材「ネオマフォーム」を壁・天井・基礎に使用した完全外断熱工法を採用し、断熱等級6〜7相当(Ua値0.26〜0.46)を標準としています。

さらに上位モデルの「G3(断熱等級7)を超える家」では、Ua値0.20という極めて高い数値を実現しています。この性能により、1990年代の一般住宅と比較して光熱費を約40%削減できる試算も出ており、長期的なランニングコストの面で大きなメリットがあります。

2.資金計画の透明性と総額に近い見積もり

多くの住宅会社が「本体価格」のみを提示する中で、三建は契約後の追加費用が発生しにくい見積もり体制を整えています。公式データによると、契約時の平均坪単価は71万円(税別)、完成時の平均は75万円(税別)と、その差がわずか4万円程度です。

また、見積もりの約6割で外構工事、約3割で空調設備費用が含まれており、初期段階でリアルな総予算を把握できる点は大きな安心材料です。「思っていたより最終的に高くなった」という後悔を避けやすい価格提示方法といえるでしょう。

3.SE構法による安全性と自由な空間設計の両立

耐震性能においても妥協がなく、耐震等級3を基本としています。特にSE構法(重量木骨の家)を採用することで、大地震への強さを確保しながら、柱や壁を最小限に抑えた大開口・大空間の間取りが可能です。

これにより、建築家とつくる自由設計ブランド「dwell(ドゥエル)」などにおいて、デザイン性の高い開放的な住まいを実現できます。一般的な木造住宅では難しい広々としたリビングや、壁の少ない開放的な空間を安全性を損なわずに設計できる点が魅力です。

4.幅広い価格帯に対応する商品ラインナップ

フルオーダーだけでなく、コストを抑えた選択肢も豊富です。規格型住宅の「ONE’S CUBO(ワンズキューボ)」は本体価格1,800万円(税別)から提供されており、若い世代でも手が届きやすい価格設定となっています。

セミオーダー住宅の「D-Style」も建物予算を2,000万円以内に収めたい層に適しており、性能を維持しながら予算に合わせた家づくりが可能です。最上位モデルから規格住宅まで、幅広いニーズに対応できる柔軟性があります。

デメリット

一方で、三建にもいくつかの注意すべき点があります。特に価格帯や保証面では、他社と比較検討する際に確認しておきたいポイントがあります。

1.ローコスト住宅と比較した際の初期費用の高さ

三建の最多坪単価帯は80万〜90万円であり、兵庫県内の注文住宅相場(50万〜75万円前後)と比較すると標準から中上クラスに位置します。高性能なネオマフォームや樹脂トリプルサッシを標準採用しているため、とにかく安く建てたいという方には初期投資が重く感じられる可能性があります。

ただし、この価格には高い断熱性能による光熱費削減効果が含まれており、長期的に見ればコストパフォーマンスは決して悪くありません。初期費用と将来の維持費のバランスを考慮して判断する必要があるでしょう。

2.大手ハウスメーカーと比較した際の保証期間

三建の初期保証は10年間であり、有償メンテナンスを条件に最長30年まで延長可能です。これは地元密着型企業としては標準的な内容ですが、初期状態で30年〜60年の長期保証を掲げる大手ハウスメーカーと比較すると、アフターサービスの充実度で見劣りするという声もあります。

もっとも、地域密着型の強みとして迅速な対応が期待できる面もあり、45年以上の地域での実績は信頼性の証ともいえます。保証期間の長さだけでなく、実際の対応力も含めて総合的に判断することが大切です。

3.担当者による提案力や対応のばらつき

完全自由設計を謳う一方で、一部の利用者からは「設計士が受け身で提案が少なかった」「担当者によって対応に差がある」といった不満の声も報告されています。4,500棟以上の実績がある一方で、地元の工務店規模であるため、スタッフ一人ひとりのスキルや相性が家づくりの満足度に直結しやすい側面があります。

このため、初回の打ち合わせで担当者との相性をしっかり確認し、必要に応じて担当変更を依頼することも検討すべきでしょう。複数のモデルハウスを訪問して、複数のスタッフと話してみることもおすすめです。

三建の家づくりは、過酷な雪山にも耐えうる最高級の登山用ダウンジャケットのようなものです。ファストファッションのような手軽な価格ではありませんが、一度住み始めれば、外の厳しさを忘れるほどの圧倒的な温かさと安心感に包まれます。長く暮らし続けることで、光熱費というランニングコストを抑え、数十年後もその価値を実感できる一生モノの住まいといえるでしょう。

三建の商品ラインナップ

加古川、姫路、明石、神戸を中心に45年以上の実績を持ち、4,500棟以上の施工実績を誇る三建は、未来を見据えた「2050 STANDARD HOUSE」をミッションに掲げています。世界基準の高い断熱性能や耐震性能を標準とし、お客様のライフスタイルに合わせた多彩な商品を展開しています。

ここでは、三建が提供する主な商品ラインナップとその特徴を詳しくご紹介します。

注文住宅:高性能を極めるフラッグシップ

三建の注文住宅は、高い断熱性と気密性が特徴で、特に外断熱工法に力を入れています。将来にわたって快適に暮らせる住まいを実現するため、最高水準の性能を追求しています。

フォレス・ゼロ・プラス

三建の高性能スタンダード住宅です。高性能断熱材「ネオマフォーム」を壁と天井に計120mm、基礎に100mm使用し、樹脂トリプルサッシを組み合わせることで、Ua値0.26〜0.46(断熱等級6〜7相当)、C値0.5㎠/㎡相当という圧倒的な数値を実現しています。

国内最高水準の断熱材を壁・天井にダブルで配置することで、光熱費と健康に配慮した住まいを提供します。パッシブハウスの考え方を取り入れ、自然のエネルギーを最大限活用する設計が特徴です。

G3(断熱等級7)を超える家

2050年のカーボンニュートラル社会を見据えた最高性能モデルです。Ua値0.20、C値0.5以下を補償し、断熱性能・健康性能・省エネ性能を高いレベルで両立させた設計となっています。

快適な室内環境と大幅な省エネを実現する高性能住宅として、将来の基準を今から満たす住まいです。長期的な光熱費削減と健康的な暮らしを両立させたい方に最適な選択肢といえるでしょう。

atelie dwell(アトリエ ドゥエル)

建築家と共に一から理想を創り上げるデザイン住宅ブランドです。単なる規格ではなく、住む人の価値観や敷地特性を読み解いた唯一無二の空間表現を追求します。

ライフスタイルをじっくりと話し合うことで、あなたの暮らしや場所に合った新しい住まいが見えてきます。これからの住まいのビジョンがある方も、そうでない方も、建築家と一緒に考え、カタチにしていく家づくりが魅力です。

GranDesign(グランデザイン)

デザインとは「するもの」ではなく「自然にされるもの」という考え方のもと、優れた温熱環境、きれいな空気環境、安全性の高い構造も掛け合わせた心が和み弾む住空間を提案します。

機能性とデザイン性を高いレベルで融合させ、住む人の暮らしに自然に寄り添う住まいを実現します。長く愛着を持って住み続けられる、本質的な美しさを追求した住宅です。

SE構法

柱や梁そのものを互いに剛接合し、強固な構造躯体を作り上げます。従来、鉄骨造やRC造において主流だったラーメン構造を日本の木造住宅に取り入れたのがSE構法です。

耐震等級3を基本としながら、柱や壁を最小限に抑えた大開口・大空間の間取りが可能になります。安全性と開放的な空間設計を両立させたい方におすすめの工法です。

セミオーダー・規格型住宅:コストと質のバランス

こだわりを維持しつつ、合理的なプロセスで提供される商品シリーズです。コストを抑えながらも、三建の高性能な住宅性能を実現できる点が魅力となっています。

D-Style(ディースタイル)

「こぢんまりと、ちょうどよく」をコンセプトにしたセミオーダー住宅です。KIKAKUNA(キカクナ)吉田氏のコンセプト住宅に、三建の外断熱による高性能住宅のハード面をプラスしています。

外断熱仕様を維持しながら、建物予算を約2,000万円以内に抑えたい層に適した、実用性と快適性を重視するプランです。豊かで質が高く、居心地のいい住まいを手が届く価格で実現しています。

ONE’S CUBO(ワンズキューボ)

デザイナーが数多く手がけたプラン・外観・仕様から特に人気のあった形を集約し10プランにまとめました。規格住宅にすることにより大幅なコストダウンを実現し、三建の外断熱とコラボした高性能住宅を手の届く価格でご提供しています。

本体価格1,800万円(税別)からの実現が可能で、外構・照明・カーテン・諸費用は別途となります。無垢材の活用で知られるウッドワン社との提携により、自然素材の温もりも感じられる住まいです。

jigsaw(ジグソー)

自然素材×超高性能×デザインの揃った、住宅のプロが心から住みたいと思う家を基本理念に設計した家です。間取り・耐震・気密・断熱・換気・動線・住み始めてからのランニングコストまで考えぬいた安心の家となっています。

北海道基準の断熱性能(平均Ua値0.46、平均C値0.23)を誇り、無垢材の床や建具を標準装備しています。誰もが憧れる住まいを手の届く価格でお届けする、性能とデザインのバランスに優れた商品です。

WITHDOM建築設計

建築家との家づくりをサポートする新しいサービスです。三建の技術力と建築家の設計力を組み合わせることで、より洗練されたデザインと高性能を両立した住まいを実現します。

三建の商品を支える共通の技術基準

どの商品シリーズにおいても、家族の安全と健康を守るための高い基本性能が備わっています。三建が長年培ってきた技術とノウハウが、すべての住まいに活かされています。

耐震等級3を基本とし、強固なSE構法や、揺れを軽減する制震装置「ブレースリーK」を標準採用しています。大地震に対する備えとして、構造計算に基づいた確かな安全性を確保しています。

施主の98%が選ぶ独自の完全外断熱工法では、家全体を高性能断熱材「ネオマフォーム」で魔法瓶のように包み込み、結露やカビを防ぎます。夏は涼しく冬は暖かい、一年を通じて快適な室内環境を実現します。

子育てや共働き世帯を考慮したママ目線の設計(mamadori)も特徴のひとつです。家事動線を最短距離にするなどの工夫が、加古川モデルハウス「mamadori」などで提案されており、実際の暮らしやすさを体感できます。

三建の家づくりは、初期費用だけでなく、長期的な光熱費の削減や健康維持までを考慮した一生モノの価値を提供することを目指しています。2050年の基準を今から満たす住まいで、将来にわたって安心して暮らせる家を実現します。

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三建のQ&A

ここからは三建に関するQ&Aを紹介していきます。

Q. 建売住宅や分譲地の販売はありますか?

A. 三建は注文住宅を中心に展開していますが、不動産部門「SANKEN不動産」も併設しており、土地探しから建築までワンストップでサポートしています。分譲地情報については公式サイトの不動産情報ページで確認できます。

Q. メンテナンスやリフォームにも対応していますか?

A. 三建にはリフォーム専門部門「三建リフォーム」があり、建築後のメンテナンスやリフォームにも対応しています。新築時から長期的な視点でサポートを受けられる体制が整っており、築40年の住宅のリフォーム実績もあります。

Q. 三建の施工エリアはどこですか?

A. 加古川を本社に、姫路、明石、神戸を中心とした兵庫県全域が主な施工エリアです。大阪南エリアにも支店があり、地域密着型の家づくりを展開しています。詳しい対応エリアについては、お問い合わせください。

Q. 土地探しから相談できますか?

A. はい、三建には不動産部門「SANKEN不動産」があり、土地探しから建築までワンストップでサポートしています。敷地の特性を読み解いた設計提案も得意としており、土地の購入から家づくりまで一貫してサポートを受けられます。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場から三建の評価を行いました。

加古川を拠点に45年以上の実績を持つ三建は、断熱等級7を超える圧倒的な性能と、透明性の高い価格設定が大きな魅力です。坪単価は60万〜90万円と標準からやや高めですが、完全外断熱工法やSE構法による高性能住宅は、長期的な光熱費削減と健康的な暮らしを実現します。契約時と完成時の坪単価の差が小さく、外構工事や空調設備を含んだ見積もりは資金計画を立てやすい安心材料です。一方で、初期費用の高さや担当者による対応のばらつきには注意が必要でしょう。

地域密着型ならではの迅速な対応と、将来基準を見据えた家づくりは、長く快適に暮らしたい方に最適な選択肢です。ぜひモデルハウスで実際の性能を体感してみてください。

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