【A+ランク】日本住建で家を建てる!FP兼宅建士の評価と204人の評判・坪単価

住宅メーカー

注文住宅を検討する際、「本当に信頼できる住宅会社はどこだろう」「適正な価格で質の高い家は建てられるのか」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

愛知県を中心に展開する日本住建は、デザイン性とコストバランスを重視しながら、地域密着で家づくりを続けてきた住宅会社です。地域密着型の住宅会社として長年の実績を持っていますが、実際の評判や坪単価、そして本当のメリット・デメリットはどうなのでしょうか。

  • 「日本住建って実際どうなの?」
  • 「坪単価は高い?安い?」
  • 「自由度や性能は十分?」

このように疑問に思っている方も多いかもしれません。

この記事では、FP兼宅建士の視点から日本住建の注文住宅を徹底的に分析し、価格の妥当性、設計力、施工品質、アフターサービスまで詳しく解説していきます。マイホーム購入という人生最大の買い物で後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. やばい?評判悪い?日本住建の口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!日本住建で家を建てる方法
    1. 制震ダンパー「MIRAIE」全棟標準で“揺れのダメージ”を抑えやすい
    2. 全棟「許容応力度計算」+オリジナル金物「ストローグ」で構造根拠を出しやすい
    3. 耐力面材「ダイライト」モノコックで“面で支える家”を作りやすい
    4. 断熱は「HEAT20 G2」基準+断熱材「パーフェクトバリア」で快適性を狙いやすい
    5. 定額制高性能住宅「reco.」と完全自由設計の“二本立て”で予算設計がしやすい
  3. 日本住建の坪単価は約65万~85万円!
    1. 延床面積別の建築費用の目安
    2. 愛知県における坪単価の位置づけ
    3. 企画住宅「reco.」について
    4. 坪単価を比較する際の注意点
    5. 日本住建と有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. 日本住建のメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.圧倒的なコストパフォーマンスと明快な価格設定
      2. 2.制約のない「完全自由設計」と提案力
      3. 3.科学的根拠に基づいた高い耐震・断熱性能
      4. 4.地域密着の信頼感と職人との絆
    2. デメリット
      1. 1.スタッフの多忙による対応のばらつき
      2. 2.アフターサービスの満足度に個人差がある
      3. 3.こだわりによる予算オーバーの可能性
      4. 4.リフォーム・リノベーションへの課題
  5. 日本住建の商品ラインナップ
    1. 主要な商品ラインナップと価格帯
      1. 定額制高性能住宅「reco.(レコ)」
      2. 完全自由設計の注文住宅
    2. 商品を支える標準性能と技術
      1. 耐震・制震性能
      2. 断熱・防火性能
      3. その他の標準性能
    3. 自社完結システムによるコスト削減
  6. 日本住建のQ&A
    1. Q. モデルハウスや展示場はどこにありますか?
    2. Q. 日本住建はリフォームもやっていますか?
  7. まとめ

やばい?評判悪い?日本住建の口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「日本住建 やばい」や「日本住建 評判悪い」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回204人の評判を徹底的に調査してみました。

地震が多い地域なので、何よりも耐震性能を重視して日本住建を選びました。制震ダンパーや、柱の欠損を最小限にする最新技術を全棟に標準採用している点が大きな決め手です。以前は小さな揺れでも不安でしたが、今は科学的根拠に基づいた強い構造に守られているという実感があり、なんとなく安心感があります。

いくつかの展示場を回りましたが、私たちの曖昧な好みを完璧に汲み取ってくれたのは日本住建だけでした。提示されたプランを見た瞬間、夫婦で「求めていたのはこれだ!」と確信したのを覚えています。完全自由設計なので、無垢材の質感や畳コーナーの絶妙な配置など細かなこだわりをすべて形にできました。プロの視点で「広い方が絶対にいい」とアドバイスされた和室も、今では家族が自然と集まる一番のお気に入りスポットになっています

日本住建で一番感動したのは、工事に関わる職人さんたちが一堂に会する着工式です。一人ひとりが誠実に挨拶してくださる姿を見て、この方たちなら大切な家を任せられると確信し大変安心しました。大工さんも非常に丁寧で、現場に足を運ぶたびに温かく迎えてくれ、進捗を自分の目で見守る時間が家族の楽しみでした。

アパート時代の結露と冬の寒さが嘘のように、新居での暮らしは快適そのものです!高断熱性能のおかげで、暖房を少し入れるだけで家全体がずっと温かく保たれます冬の朝に布団から出るのが辛くないのは、本当に嬉しい変化でした。また、アレルギーを心配していた私たちにとって、安全性の高い断熱材「パーフェクトバリア」を採用している点も心強かったです。

バイクを眺めながら暮らしたいという、私のわがままを形にしてくれたのが日本住建でした。他社では断られたり、予算を大幅に超えたりしましたが、担当さんはできないではなく「こうすれば実現できる」と常に前向きな提案をしてくれました。設計士さんと一緒に、趣味の空間とスムーズな家事動線をミリ単位で調整していく打ち合わせは本当に楽しかったです。引き渡しの日は、嬉しい反面、この楽しい時間が終わってしまうのが少し寂しく感じたほどでした

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!日本住建で家を建てる方法

日本住建で家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

日本住建は、愛知県(三河地域中心)で完全自由設計の注文住宅を、性能と価格のバランスを重視して地域密着で提供する住宅会社です。

そのため「耐震・制震の標準化」「完全自由設計×提案力」に強みがある一方で、打ち合わせの進め方やアフター対応の受け止め方、こだわり追加による総額の動き方は事前に整理しておくのがポイントです。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者による日本住建の全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.6
耐震性 4.8
断熱性・気密性 4.6
間取りの自由度 4.8
コストパフォーマンス 4.4
アフターサービス 4.0
会社の信頼度 4.3

耐震等級3相当の考え方や制震ダンパー「MIRAIE」など“見えない性能”を標準で固めつつ、完全自由設計で理想を形にしやすいのが、日本住建の魅力です。

そのため、提案の自由度が高い一方で、打合せ密度やオプション次第で総額が動きやすく、担当者・アフターの当たり外れを減らす工夫が重要になります。

そこで、日本住建での家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

制震ダンパー「MIRAIE」全棟標準で“揺れのダメージ”を抑えやすい

地震対策を「耐える」だけでなく「揺れを減らす」方向で標準化しているのが強みです。繰り返しの揺れまで想定しやすく、安心感が“仕様で担保される”設計になりやすいのが特徴です。

向いている人:地震が多い地域で暮らす人/家族の安心を最優先したい人/構造の標準装備で迷いを減らしたい人

注意点+契約前の確認:MIRAIEの仕様(本数・配置)と保証条件が、見積明細と仕様書に明記されているか書面確認してください。

全棟「許容応力度計算」+オリジナル金物「ストローグ」で構造根拠を出しやすい

木造2階でも一棟ごとに構造を検証し、柱の欠損を最小化する考え方で強度を積み上げるのが特徴です。「なんとなく強い」ではなく、計算と金物で説明が組み立てやすいのは大きなメリットです。

向いている人:耐震等級の根拠を重視する人/構造の説明を資料で理解して納得したい人/長期で安心して住み続けたい人

注意点+契約前の確認:構造計算書の提示範囲、耐震等級3“相当”か“取得”かの扱いを契約前に書面で揃えましょう。

耐力面材「ダイライト」モノコックで“面で支える家”を作りやすい

柱と梁だけに頼らず、壁面全体で力を受ける構成にしやすいのが特徴です。間取りの取り方と耐震バランスを両立しやすく、設計段階から弱点を作りにくい方向へ寄せられます。

向いている人:大開口や回遊動線なども検討したい人/間取りと耐震の両立を重視する人/構造のバランスをプロに任せたい人

注意点+契約前の確認:壁量計画・耐力壁の位置が、最終図面(平面・立面)で確定しているか書面確認してください。

断熱は「HEAT20 G2」基準+断熱材「パーフェクトバリア」で快適性を狙いやすい

冬の寒さや結露に悩みやすい住環境でも、断熱の考え方を一段上に置きやすいのが特徴です。光熱費だけでなく、室温差のストレスを減らす設計に繋げやすくなります。

向いている人:冬の冷え・結露を解決したい人/家族の健康面(温度差・空気環境)も重視したい人/光熱費を長期で抑えたい人

注意点+契約前の確認:UA値の目標、窓仕様、換気方式(全熱交換の有無など)が見積と仕様書で一致しているか確認してください。

定額制高性能住宅「reco.」と完全自由設計の“二本立て”で予算設計がしやすい

価格を読みやすい企画住宅と、要望を詰め込める自由設計を選べるのが特徴です。資金計画の段階で「どこまで標準で入るか」を整理しやすく、総額のコントロールに繋げやすくなります。

向いている人:予算のブレを抑えたい人/性能は確保しつつデザインも整えたい人/選択肢を比較して納得して決めたい人

注意点+契約前の確認:坪単価比較ではなく、付帯工事・諸経費・外構・設備変更の増額条件まで含めた総額を見積明細で書面確認しましょう。

日本住建の坪単価は約65万~85万円!

愛知県安城市に本社を置く日本住建は、1975年の創業以来、三河地域を中心に累計6,000棟以上の実績を誇る地域密着型の住宅会社です。完全自由設計の注文住宅を提供しながらも、コストパフォーマンスに優れた家づくりが特徴となっています。

日本住建の坪単価は、最新の情報によると約65万円から85万円が参考価格となっています。これはハウスメーカーの中では標準的な価格帯に位置づけられます。ただし、実際の坪単価は仕様や設備のグレード、間取りの複雑さなどによって変動するため、あくまで目安として考えるべきでしょう。

延床面積別の建築費用の目安

坪単価をもとに、一般的な延床面積における建築費用の概算を見てみましょう。

  • 延床面積30坪の場合 65万円 × 30坪 = 1,950万円 85万円 × 30坪 = 2,550万円
  • 延床面積35坪の場合 65万円 × 35坪 = 2,275万円 85万円 × 35坪 = 2,975万円
  • 延床面積40坪の場合 65万円 × 40坪 = 2,600万円 85万円 × 40坪 = 3,400万円

これらはあくまで建物本体価格の目安であり、実際には付帯工事費や諸経費などが別途必要になります。一般的に、建物本体価格は総費用の約75%を占め、残りの約25%が付帯工事費や諸経費となることを考慮しておく必要があります。

愛知県における坪単価の位置づけ

愛知県で建てられた注文住宅の平均坪単価は約84.9万円とされており、全国で5番目に高い水準です。こうした地域の相場と比較すると、日本住建の坪単価65万円から85万円という価格帯は、愛知県内では平均的からやや抑えめの範囲に収まっていると言えるでしょう。

企画住宅「reco.」について

日本住建では、完全自由設計の注文住宅のほかに、「家族の暮らしに、ちょうどいい。」をコンセプトとした企画住宅「reco.」も展開しています。企画住宅は設計の自由度を一定範囲に絞ることでコストを抑えられるため、予算を重視される方にとって魅力的な選択肢となります。

坪単価を比較する際の注意点

坪単価を比較検討する際には、いくつか注意すべき点があります。まず、坪単価の算出方法は住宅会社によって異なるということです。延床面積を基準とする会社もあれば、施工床面積を基準とする会社もあります。施工床面積には、延床面積に含まれないベランダやバルコニー、玄関ポーチなども含まれるため、同じ家でも算出方法によって坪単価は変わってきます。

また、坪単価に含まれる項目も会社によって異なります。標準仕様の設備がどこまで含まれているか、オプション扱いになる項目は何かをしっかり確認することが重要です。

日本住建の場合、耐震等級3相当の構造計算や制震ユニット「MIRAIE」、断熱性能「HEAT20 G2」基準など、高い住宅性能が標準仕様となっているため、坪単価だけでなく、含まれる性能や仕様の内容もあわせて評価すべきでしょう。

日本住建と有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、日本住建の価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー名 坪単価(万円) 特徴
日本住建 65~85 完全自由設計、制震ダンパー「MIRAIE」全棟標準装備、地域密着型
タマホーム 40~80 ローコスト住宅の代表格、若年層に人気、自由設計
一条工務店 75~90 業界トップクラスの断熱・気密性能、全館床暖房標準
セキスイハイム 80~110 ユニット工法による高品質、工期短縮、太陽光発電に強い
パナソニックホームズ 85~100 鉄骨造の高耐震性、パナソニック製設備充実
住友林業 90~150 木造高級住宅、木材へのこだわり、デザイン性の高さ
ヘーベルハウス 100~150 ALCコンクリート採用、高耐火性・高耐久性

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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日本住建のメリット・デメリット

愛知県安城市に本社を置く日本住建は、1975年の創業以来、三河地域を中心に6,000棟以上の施工実績を誇るハウスメーカーです。

ここでは、日本住建で家を建てる際のメリットとデメリットを詳しく解説します。家づくりを成功させるためには、良い点だけでなく注意すべき点も理解しておくことが重要です。

メリット

日本住建には、地域密着型のハウスメーカーならではの強みが数多くあります。特に、コストパフォーマンスの高さと性能面での充実ぶりは、多くの施主から高い評価を得ています。

1.圧倒的なコストパフォーマンスと明快な価格設定

日本住建の最大の魅力は、高品質な注文住宅を「最安クラス」の価格で提供できる点にあります。自社完結システムを採用し、資材の仕入れから設計、施工、アフターケアまでを自社で行うことで、中間手数料を排除してお客様に還元しています。

定額制高性能住宅「reco.(レコ)」では、外観デザインと建物の大きさで価格が決まる明快な料金体系を採用しています。例えば、Boxタイプの間口3.0間プラン(延床面積89.43㎡・27.04坪)では、耐震等級3や断熱性能等級6といった最高等級の性能を備えながら、定額制でわかりやすい価格設定となっています。

完全自由設計の注文住宅においても、坪単価約65万~85万円という価格帯で、愛知県平均の84.9万円と比較してもリーズナブルな設定です。30坪で1,950万~2,550万円、35坪で2,275万~2,975万円、40坪で2,600万~3,400万円と、サイズ別の目安も明確で予算計画が立てやすくなっています。

2.制約のない「完全自由設計」と提案力

日本住建は「100人いれば100通りの家がある」という考えのもと、画一的なパターンに縛られない家づくりを徹底しています。「十人十色の暮らし」を大切にする完全自由設計を掲げ、それぞれのご家族のライフスタイルに合わせた住まいを実現しています。

他社で断られるような「わがまま」な要望に対しても「できない」と言わず、代替案を提示して具現化する姿勢が高く評価されています。実際のお客様の声では、「施工のメリット・デメリットを丁寧に教えてくれ、自分たちのことを考えてくれているのが伝わった」という評価が寄せられています。

デザイン性にこだわった企画住宅「reco.」では、Box、Gate、Pencil、Cube、Flat、Courtの6つの外観デザインから選択でき、和モダン、リゾート風、ガレージハウスなど、施主の好みに合わせた幅広いスタイルに対応可能です。間取りや部屋数は完全に自由にアレンジできるため、外観の美しさと暮らしやすさを両立できます。

3.科学的根拠に基づいた高い耐震・断熱性能

低コストでありながら、家の性能に関わる部分には最新技術を標準採用している点も日本住建の大きな強みです。安全性と快適性を妥協せず、むしろ業界トップクラスの性能を実現しています。

耐震・制震技術では、地震の揺れを最大95%低減する制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」を全棟に標準装備しています。熊本地震の再現実験では、MIRAIEを設置した132棟すべてが無被害という実績があり、前震・本震ともに耐えられることが証明されています。さらに、柱の断面欠損を最小限に抑えるオリジナル金物「ストローグ」や、耐力面材「ダイライト」を使用したモノコック工法を採用しています。

本来は義務化されていない木造2階建てでも、1棟ごとに「許容応力度計算」を実施し、科学的根拠に基づいた耐震等級3の取得を推進しています。また、断熱性能では省エネ基準を上回る「HEAT20 G2」基準を満たし、断熱性能等級6を実現。真冬の室温環境に配慮した設計を重視しており、断熱性能を高めることで快適性と省エネ性の両立を目指しています。

4.地域密着の信頼感と職人との絆

日本住建は、安城市・碧南市において地域ビルダー部門で施工棟数ナンバーワンを獲得しており、累計6,000棟以上の実績があります。三河地域を中心とした地域密着型の営業により、地域特性を理解した家づくりが可能です。

特に評価が高いのが、工事に関わる職人たちが一堂に会する「着工式」です。施主から「非常に安心できる」「家はお付き合いが長いですからね。本当に信頼関係がないと続かないと思います」と感激の声が多く上がっています。顔の見える職人との関係性が、安心感と仕上がりの質につながっています。

デメリット

日本住建にも、いくつか注意すべき点があります。これらのデメリットを事前に理解しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、より満足度の高い家づくりができます。

1.スタッフの多忙による対応のばらつき

地元での人気が高く施工棟数が多いため、スタッフの対応が追いついていないという指摘が一部で見られました。特に繁忙期には、担当者との連絡が取りづらくなることがあるようです。打ち合わせで決めた内容が現場に正確に伝わっているか、施主側も積極的に確認する必要があるでしょう。

また、営業担当者とのコミュニケーションの取りやすさは、受け止め方に差が出ることがあります。打ち合わせで違和感がある場合は、遠慮せず相談して進め方を整えることが大切です。担当者との相性は家づくりの満足度に大きく影響するため、初回の打ち合わせで違和感を感じた場合は、担当変更を申し出ることも検討すべきでしょう。

2.アフターサービスの満足度に個人差がある

公式にはアフターフォローの満足度95.5%を掲げていますが、実際の口コミでは評価が分かれています。満足している方がいる一方で、不満を感じている方もいるのが現状です。

不具合の連絡をしても直しに来るまで時間がかかる、あるいは修理に来ても完全に直っていないといった不満の声も一部で見られます。アフターケア専門の部署は設置されていますが、担当者によって親身な対応とそうでない場合の差が激しいという意見があります。

ただし、「『もうちょっとこうしたい』の対応が早く、1年経った頃にはずっと住んでいた感覚に近かった」という肯定的な声もあり、担当者次第で対応の質が大きく変わる可能性があります。こうした問題は他の多くのハウスメーカーでも見られるため、マイホームを建てた際には引き渡し後も定期的にコミュニケーションを取り、信頼関係を維持することが重要となります。

3.こだわりによる予算オーバーの可能性

「完全自由設計」であるがゆえの注意点として、こだわりすぎによる予算オーバーのリスクがあります。自由度が高いことは大きなメリットですが、同時に費用管理の難しさにもつながります。

標準仕様でも十分な性能がありますが、無垢材の種類の変更や細かな造作を増やすと、当初の予算を大幅に超えてしまうことがあります。例えば、標準の土台がホワイトウッドであるため、ヒノキなどの高級材にこだわる場合は追加費用が発生します。

オプションを追加する際は、その都度見積もりを確認し、総額がどのくらいになるかを把握することが大切です。理想と予算のバランスを考えながら、優先順位をつけて選択していく姿勢が求められます。

4.リフォーム・リノベーションへの課題

新築注文住宅に強みを持つ一方で、リフォームに関しては新築時ほどの高い満足度を得られなかったという意見が存在します。「結果的に高いものについてしまった」「おすすめしない」といった声も見られます。

日本住建は新築注文住宅を主力事業としているため、リフォーム・リノベーション部門では経験や実績が新築ほど豊富ではない可能性があります。リフォームを検討する場合は、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。


日本住建は、「大手ハウスメーカー並みの性能を、地元の工務店価格で手に入れたい」という方にとって非常にメリットの大きい会社です。しかし、自由度が高い分、施主側も積極的に現場や打ち合わせに関わり、担当者との密なコミュニケーションを維持することが成功の鍵となります。デメリットを理解した上で、事前にしっかりと対策を立てることで、理想の家づくりを実現できるでしょう。

日本住建の商品ラインナップ

愛知県安城市に本社を置く日本住建は、1975年の創業以来、三河地域を中心に6,000棟以上の施工実績を誇るハウスメーカーです。「100人いれば100通りの住まいのカタチがある」という考えのもと、制約のない完全自由設計を最大の特徴としています。

現在、日本住建では予算やライフスタイルに合わせた商品を展開しており、定額制の企画住宅から完全自由設計まで、幅広い選択肢を提供しています。ここでは、そのラインナップと性能を解説します。

主要な商品ラインナップと価格帯

日本住建の商品展開は、明快な価格設定と高性能を両立させた住宅が中心となっています。特に、定額制の「reco.(レコ)」と、完全自由設計の注文住宅が主力商品として位置づけられています。

定額制高性能住宅「reco.(レコ)」

「reco.(レコ)」は、「家族の暮らしに、ちょうどいい」をコンセプトにしたデザイン住宅ブランドです。設計士が考案した高性能でコストパフォーマンスに優れた定額制住宅として、多くの施主から支持を集めています。

外観デザインと建物の大きさで価格が決まる安心の定額制を採用しており、土地と合わせた予算検討がしやすい点が特徴です。外観は6つのタイプから選択でき、それぞれに複数のサイズバリエーションが用意されています。

外観デザインのラインナップ:

  • Box(ボックス):シンプルなキューブ型デザイン。間口3.0間(延床面積89.43㎡・27.04坪)、間口3.5間(延床面積109.71㎡・33.18坪)、間口4.0間(延床面積125.86㎡・38.07坪)の3タイプ
  • Gate(ゲート):モダンな印象のゲート型。間口3.0間(延床面積98.08㎡・29.66坪)、間口3.5間(延床面積103.06㎡・31.17坪)の2タイプ
  • Pencil(ペンシル):スリムでスタイリッシュ。間口3.0間(延床面積86.94㎡・26.29坪)、間口3.0間(延床面積96.88㎡・29.30坪)、間口3.5間(延床面積112.61㎡・34.06坪)の3タイプ
  • Cube(キューブ):正方形に近い安定感のある形状。間口4.0間(延床面積99.36㎡・30.04坪)、間口4.5間(延床面積112.62㎡・34.06坪)の2タイプ
  • Flat(フラット):平屋タイプ。間口5.5間(延床面積79.49㎡・24.04坪)、間口4.0間(延床面積77.42㎡・23.41坪)など複数タイプ
  • Court(コート):中庭のある開放的なプラン。間口4.0間(延床面積95.22㎡・28.79坪)

プランで決まっているのは外観とサイズのみで、間取りや部屋数は完全に自由にアレンジできます。そのため、外観の統一感を保ちながら、それぞれのご家族に合わせた住まいづくりが可能です。

完全自由設計の注文住宅

reco.以外にも、日本住建では完全自由設計の注文住宅を提供しており、お客様の理想を一からかたちにすることができます。「十人十色の暮らし」を大切にし、料理をしやすいキッチン、家事動線、趣味を楽しむガレージやエクステリアなど、それぞれのご家族が大切にしていることを中心に、ミリ単位でのオーダーメイド住宅を提案しています。

商品を支える標準性能と技術

日本住建のすべての住宅において、安全性と快適性を担保するための科学的根拠に基づいた技術が導入されています。低コストでありながら、家の性能に関わる部分には最新技術を標準採用しているのが大きな特徴です。

耐震・制震性能

日本住建は「家族を守る強い家」を実現するために、耐震に並外れたこだわりを持っています。1棟1棟違う構造の家をすべて強く作り上げるため、以下の技術を標準採用しています。

全棟構造計算の実施:

本来は義務化されていない木造2階建てでも、全棟に対して**「許容応力度計算」**を実施し、科学的根拠に基づいた耐震等級3の取得を推進しています。これにより、数値的な裏付けのある確かな耐震性能を実現しています。

制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」の標準装備:

揺れによる建物へのダメージ軽減を狙う制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」を、全棟で標準採用しています。熊本地震の再現実験に関する紹介では、MIRAIEを設置した住宅の結果が示されており、前震・本震を想定した検証に活用されています。複数回の揺れにも対応できるため、大地震後の余震に対しても高い効果を発揮します。

オリジナル金物「ストローグ」の採用:

柱の断面欠損を最小限に抑える自社オリジナルの金物**「ストローグ」**を使用し、構造の強度を高めています。地震被害の原因となる通し柱の断面欠損を減らすことで、建物全体の耐震性能を向上させています。

モノコック工法の採用:

壁材には火災時の延焼を抑え、シロアリにも強い耐力面材**「ダイライト」**を使用したモノコック工法を採用しています。地震の揺れを壁全体で分散して受け止めることで、建物にかかる負担を軽減し、高い耐震性を実現しています。

断熱・防火性能

日本住建では、ご家族が健康に長く暮らしていただくために、「省エネ基準断熱等級4」や「ZEH」の一歩上を行く高性能な断熱仕様を標準としています。

HEAT20 G2基準の高断熱住宅:

省エネ基準を上回る「HEAT20 G2」基準を満たす高断熱住宅を提供しており、断熱性能等級6を実現しています。真冬でも暖房なしで室温が13度を下回らない環境を目指しており、快適性と省エネ性を両立しています。

この高断熱性能により、光熱費の負担を抑えやすい設計を目指せます。高気密・高断熱の家は健康に良いだけでなく、家事が楽になった、ストレスが減った、年間の光熱費が下がったなど、たくさんのメリットが報告されています。

高性能断熱材の採用:

断熱材には、アレルギーの方にもおすすめの高い安全性と断熱性能を持った「パーフェクトバリア」を使用しています。吸音性にも優れているため、室内の静かな環境づくりにも貢献します。また、調湿性能に優れた「セルロースファイバー」も採用可能で、湿度コントロールによる快適な住環境を実現できます。

全熱交換型24時間換気システム:

熱ロスの少ない全熱交換型24時間換気システムを導入することで、暖房の暖かさ、冷房の涼しさを保ちながら省エネで快適な換気を実現します。これにより、室内の空気質を保ちながらエネルギー効率の高い生活が可能になります。

reco.の特別仕様:

定額制高性能住宅「reco.」では、さらに充実した設備を標準装備しています。

  • アルゴンガス入りトリプルガラス
  • 高性能樹脂窓
  • 全熱交換換気システム(第一種換気)
  • 高性能換気フィルター
  • 全棟気密測定

これらの設備により、北海道と同レベルの高断熱性能(UA値0.46以下)を実現しています。

その他の標準性能

省令準耐火構造(reco.):

reco.では省令準耐火構造を採用しており、火災のリスクが低く安心に暮らせるだけでなく、火災保険料・地震保険料が約半額になるメリットがあります。35年間で約140万円の保険料削減効果が期待できます。

充実の保証制度:

  • 地震建て替え保証:10年
  • 設備保証:10年
  • 躯体長期保証:最大40年
  • 地盤保証:20年
  • 防水保証:20年
  • シロアリ保証:10年
  • JIO住宅瑕疵担保保険:10年

自社完結システムによるコスト削減

日本住建の家づくりを例えるなら、「熟練の職人が、最新の安全装備を備えたオーダーメイドの船を、独自の調達ルートでリーズナブルに仕立ててくれる」ようなものです。資材の仕入れから設計、施工、アフターケアまでを自社完結させることで中間手数料を排除し、これらの高性能な住宅をコストパフォーマンスよく提供しています。

ブランド料による上乗せを避けつつ、目に見えない構造体や断熱性能には一切の妥協をしない姿勢が、地域での高い信頼につながっています。累計6,000棟以上の施工実績と、安城市・碧南市での地域ビルダー部門施工棟数ナンバーワンという実績が、その証明となっています。

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日本住建のQ&A

ここからは日本住建に関するQ&Aを紹介していきます。

Q. モデルハウスや展示場はどこにありますか?

日本住建は複数のモデルハウスを展開しています。主な展示場は以下の通りです。

  • 安城市横山町八左51-5:reco.の体感モデルハウス「八左の家」
  • 刈谷市小垣江町東中根5番9:上質だけど、どこか可愛い大人スタイルの家
  • 知立市弘栄二丁目15番:五感が安らぐゆとりの平屋
  • 安城市城南町1丁目1番地1:本社ショールーム

各モデルハウスでは、実際の住まいを体感できます。

Q. 日本住建はリフォームもやっていますか?

はい、日本住建ではリフォーム事業も行っています。公式サイトにもリフォームページが設けられており、問い合わせが可能です。ただし、新築注文住宅を主力事業としているため、リフォームに関しては新築ほどの実績や評価が得られていない可能性があります。リフォームを検討する場合は、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場から日本住建の評価を行いました。

愛知県三河地域で6,000棟以上の実績を持つ日本住建は、坪単価65万~85万円という価格帯で、耐震等級3や断熱性能等級6(HEAT20 G2)といった最高等級の性能を実現している点を高く評価します。特に、全棟構造計算の実施や制震ダンパー「MIRAIE」の標準装備は、地震国日本において重要な安全性の証です。完全自由設計による柔軟な対応力も魅力ですが、担当者の多忙さや予算管理の難しさには注意が必要です。

家づくりを成功させるには、モデルハウスで実際の性能を体感し、担当者との相性を確認することが大切です。理想の住まいを実現するため、ぜひ積極的に情報収集を進めてください。

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