【A+ランク】アップルホームで家を建てる!FP兼宅建士の評価と131人の評判・坪単価

住宅メーカー

地域密着型の住宅メーカーをお探しですか?

一生に一度の住まいづくり、せっかくなら地域に根差した工務店にお願いしたいと考える方も多いですよね。

アップルホームは、埼玉県を中心に展開する住宅メーカーとして、地元の気候風土を熟知した家づくりを行っています。しかし、

  • 「実際の坪単価はどの程度なのか」
  • 「他社と比較してどのような強みがあるのか」
  • 「住み心地はどうなのか」

など気になる点も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、FP兼宅建士の視点からアップルホームの住宅性能や価格帯、実際の施工事例を踏まえた評価を詳しく解説します。これから家づくりを始める方が知っておくべき、メリットとデメリットを包み隠さずお伝えしていきます。「後悔しない家づくり」を目指す方こそ、ぜひ続きをご覧ください。

\家づくりで後悔しないための最初のステップ/

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう!」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか?

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

①SUUMO

不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。

②HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。

③LIFULL HOME’S

東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

  • SUUMO…工務店のカタログ中心
  • 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
  • LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心


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それでは解説をしていきます。

  1. 後悔する?高い?アップルホームの口コミ・評判を徹底調査
  2. FP兼宅建士が教える失敗しない!アップルホームで家を建てる方法
    1. 健康住宅「WELL+(ウェルプラス)」の自然素材標準で“空気感”まで作り込める
    2. C値0.5以下・UA値0.46以下(目安)+全館空調で温度差ストレスを減らしやすい
    3. 「テクノストラクチャー(テクノビーム)」で大空間と耐震の両立を狙える
    4. 建築家設計「R+house」で“カフェみたいな家”をコスト管理しながら実現しやすい
    5. 平屋「LIMINI(リミニ)」+ランドリールーム発想で家事動線を最短化しやすい
  3. アップルホームの坪単価は約70万円~120万円!
    1. 坪単価に含まれる内容と含まれない内容
    2. 商品別の坪単価の目安
    3. 建物の規模による坪単価の変動
    4. 総建築費の目安
    5. 価格変動の要因に注意
    6. アップルホームと有名ハウスメーカー坪単価比較表
  4. アップルホームのメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 1.自然素材を活かした、室内環境に配慮した家づくり
      2. 2.実証済みの省エネ性能と長期的な経済効果
      3. 3.最高水準の耐震性と構造の自由度
      4. 4.建築家デザインと長期安心の保証体制
    2. デメリット
      1. 1.坪単価が高く、オプション費用の累積が大きい
      2. 2.デザインの制約と外観の好みの偏り
      3. 3.一部の商品における設計段階での資金負担
      4. 4.営業担当者による対応のばらつき
  5. アップルホームの商品ラインナップ
    1. WELL+(ウェルプラス)/ 健康住宅
    2. テクノストラクチャー
    3. R+house(アールプラスハウス)
    4. LIMINI(リミニ)とSAN+(サンプラス)
  6. アップルホームのQ&A
    1. Q.アップルホームとはどんな住宅会社ですか?
    2. Q. アップルホームの施工エリアはどこですか?
    3. Q. アップルホームのモデルハウスや展示場はどこにありますか?
  7. まとめ

後悔する?高い?アップルホームの口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「アップルホーム 後悔」や「アップルホーム 高い」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回131人の評判を徹底的に調査してみました。

デザイン性の高い家が夢でしたが、「建築家の家は高い」というイメージがあり諦めていました。しかし、R+houseで完成した家は、光と風を巧みに取り込んだ開放的な空間デザインで、先日友人を招いた際にも「まるでカフェみたいで素敵!」と大絶賛されました。デザインだけでなく住み心地も抜群で毎日が楽しくて仕方ありません。

私たちは平屋のLIMINIでお願いしましたが、生活の全てが同一階に収まる設計のおかげで、家事動線が劇的にスムーズになりました。特にキッチンのすぐ横にランドリールームを配置してもらったので、料理と洗濯を同時にこなすことができて、家事にゆとりが生まれました。室内干しのスペースも充実しており、天候を気にせず洗濯が完了するのが本当に助かります。

長年住んでいた家は冬場の廊下が寒く、ヒートショックが心配でしたが、アップルホームさんの全館空調と高気密高断熱の性能には本当に驚きました。真冬でも家中どこもかしこも温度が一定で、朝起きてリビングに降りても寒さを感じません。特に冷え性だった私は、この冬、家の中では裸足で過ごせる快適さに感動しています。

アップルホームで家を建てて10年近くになりますが、本当に不具合もなく快適に過ごしています。先日、水廻りの小さなトラブルで連絡した際も、その日のうちに担当の方が駆けつけてくれて、スピーディーにかつ良心的な価格でメンテナンスをしてもらえました。

初期投資は高めかもしれませんが、WELL+にしたおかげで、毎月の光熱費が劇的に安くなりました。特に暑さが厳しい夏、以前の家と比べて光熱費を3割ほど抑えられています。賢い家づくりができたと夫婦で喜んでいます。

参考:Googleマップ

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FP兼宅建士が教える失敗しない!アップルホームで家を建てる方法

アップルホームで家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

アップルホームは、埼玉県(狭山市周辺)を中心に、健康住宅・高性能住宅から建築家デザイン、平屋まで幅広い注文住宅を展開する地域密着型の住宅メーカーです。

そのため「健康×自然素材の住み心地」「高気密高断熱+全館空調の快適性」に強みがある一方、(坪単価に含まれる範囲・設備グレードアップの追加費用・担当者対応のばらつき)を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。

FP宅建士の筆者によるアップルホームの全体評価はこちら!

項目 詳細
総合評価 A+ランク
4.5
耐震性 4.6
断熱性・気密性 4.7
間取りの自由度 4.4
コストパフォーマンス 3.9
アフターサービス 4.1
会社の信頼度 4.0

健康住宅の自然素材と、高気密高断熱+全館空調の“体感”を両立し、商品ごとに狙う暮らしを選べるのがアップルホームの魅力です。

そのため、坪単価の定義(本体のみか)と標準設備のグレード、オプション増額の起点、商品別の含有範囲を揃えないと総額がブレやすい点に注意が必要です。

そこで、アップルホームでの家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。

健康住宅「WELL+(ウェルプラス)」の自然素材標準で“空気感”まで作り込める

スギやヒノキの無垢材、珪藻土系の仕上げ、和紙クロスなど、素材の選び方から室内環境を整える思想が強いシリーズです。見た目のナチュラルさだけでなく、調湿・におい・触感まで含めて「帰るとホッとする」方向に寄せやすいのが特徴になります。

向いている人:素材の質感や木の香りが好きで、家族の体調や住み心地を優先して家を選びたい方。

注意点+契約前の確認:採用素材の範囲(床下地まで含むか等)と、汚れ・傷の補修ルール、メンテの推奨方法を書面で確認しましょう。

C値0.5以下・UA値0.46以下(目安)+全館空調で温度差ストレスを減らしやすい

高気密高断熱を前提に、家の中の寒暖差を抑える設計が得意なため、真冬の廊下や洗面の冷えが気になる家庭ほどメリットが出やすい構成です。冷暖房の効きが安定しやすく、結果的に光熱費の納得感につながりやすいのもポイントです。

向いている人:冬のヒートショックが不安な方、家じゅうを同じ快適さにしたい方、ランニングコストも含めて検討したい方。

注意点+契約前の確認:気密測定の実施範囲、換気方式とフィルター交換、電気代試算の前提(在宅時間・家族人数)を見積条件に入れましょう。

「テクノストラクチャー(テクノビーム)」で大空間と耐震の両立を狙える

梁の強さを活かして無柱に近い空間や吹き抜けなど、開放感のある間取りを成立させやすいのが売りです。構造計算を前提に耐震等級3を目指しやすく、デザインの自由度と安心のバランスを取りやすい選択肢になります。

向いている人:LDKを広くしたい方、将来の可変性も含めて大空間を検討したい方、耐震を数値で押さえたい方。

注意点+契約前の確認:耐震等級3の取得方法(計算・申請の扱い)と、間取り制約(開口・壁量)をプラン段階で書面化しましょう。

建築家設計「R+house」で“カフェみたいな家”をコスト管理しながら実現しやすい

光や風の取り込み方、抜け感の作り方など、空間デザインに強い設計が期待でき、友人を呼びたくなるような雰囲気づくりに向きます。性能だけでなく、暮らしの気分が上がる設計を狙いやすいのが特徴です。

向いている人:デザイン性を妥協したくない方、敷地条件が難しくても設計力で整えたい方、暮らしの“見え方”も重視したい方。

注意点+契約前の確認:設計料の扱い(別途・支払い時期)と、設計変更時の費用、総額の上限管理ルールを契約前に必ず確認しましょう。

平屋「LIMINI(リミニ)」+ランドリールーム発想で家事動線を最短化しやすい

生活が同一階で完結する平屋を軸に、キッチン横のランドリールームなど“ながら家事”を成立させる設計が組み立てやすいのが魅力です。将来の階段負担を減らしつつ、日々の家事時間を短縮する方向に寄せられます。

向いている人:共働きで家事効率を上げたい方、将来のバリアフリーも見据えて平屋にしたい方、室内干し前提で計画したい方。

注意点+契約前の確認:平屋で坪単価が上がる要因(屋根・基礎・設備の固定費)と、収納量・採光計画のバランスを図面と見積で確認しましょう。

アップルホームの坪単価は約70万円~120万円!

埼玉県狭山市を拠点とするアップルホームの注文住宅は、健康住宅や高性能住宅に特化しているため、一般的な工務店と比較してやや高めの価格帯となっています。公式サイトおよび実際の施工事例から、坪単価は約70万円から120万円程度が目安となります。

埼玉県の狭山市・所沢市・川越市周辺における一般的な注文住宅の相場は、35坪程度の住宅で坪単価70万円から100万円とされています。アップルホームではこの地域相場に沿った価格設定をしており、多くの方が契約する最多坪単価帯は75万円から85万円の範囲です。

ただし、アップルホームでは複数の商品ラインナップを展開しており、選択する商品や仕様によって坪単価は大きく変動します。

坪単価に含まれる内容と含まれない内容

アップルホームの坪単価を正しく理解するためには、何が価格に含まれ、何が含まれないのかを把握しておく必要があります。一般的に坪単価として提示される金額は建物本体価格のみを指し、実際に住み始めるまでには本体価格以外にも様々な費用が発生します。

建物本体価格に含まれるのは、基礎工事、構造躯体、屋根、外壁、内装仕上げ、住宅設備などです。一方で、外構工事、地盤改良工事、カーテンやエアコンなどの設備、照明器具、登記費用、火災保険料、引っ越し費用などは別途必要となります。

特にアップルホームのような高性能住宅では、地盤調査の結果によって地盤改良が必要となるケースも多く、その費用は50万円から150万円程度かかることもあります。また、外構工事も100万円から300万円程度の予算を見込んでおく必要があるでしょう。

商品別の坪単価の目安

WELL+(ウェルプラス):80万円~120万円程度

WELL+は、健康と性能を追求したハイエンドモデルです。スギやヒノキの無垢材、珪藻土、和紙クロスなどの自然素材を豊富に標準仕様として採用し、高断熱性能を備えた健康住宅シリーズとなっています。ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーの優秀賞を受賞した実績もあり、ZEH基準にも対応しています。

この価格帯になる理由は、新建材ではなく高品質な自然素材を使用するコストと、家全体の温度差を最小限に抑える全館空調や高気密高断熱性能によるものです。長期的な健康効果や光熱費削減効果を重視する方にとっては、価値の高い投資といえるでしょう。

テクノストラクチャー:75万円~110万円程度

パナソニックが開発したテクノストラクチャー工法を採用した住宅です。木と鉄を組み合わせた「テクノビーム」を用いることで、高い耐震性を確保しつつ、最大6mもの無柱空間や大空間デザインを実現できます。構造計算済みの高耐震性能と、従来の木造軸組工法よりも自由度の高い設計が可能になる点で付加価値が生まれています。

R+house(アールプラスハウス):70万円~100万円程度(本体価格)

R+houseは、コスト管理をしながら建築家が設計を手掛けるデザイン性の高いシリーズです。ただし、建築家による設計料が別途発生し、通常100万円から200万円程度が本体価格に加算されます。この設計料を含めると、実質的な坪単価は90万円から130万円程度になる可能性があります。

建物の規模による坪単価の変動

注文住宅の坪単価は、建物の延床面積によっても大きく変動します。一般的に、建物の規模が小さいほど坪単価は高くなる傾向があります。これは、キッチンやバスルームなどの住宅設備や、玄関ドア、窓などの建材は、建物の大きさに関わらず一定のコストがかかるためです。

例えば、25坪の住宅と40坪の住宅を比較した場合、設備や建材の固定費が延床面積で割られるため、小規模な住宅ほど坪単価が高くなります。アップルホームで30坪程度のコンパクトな住宅を建てる場合、坪単価は85万円から100万円程度になることが多いのに対し、40坪を超える住宅では坪単価が75万円から90万円程度に抑えられるケースもあります。

総建築費の目安

実際にアップルホームで注文住宅を建てる際の総建築費は、坪単価に建物の延床面積を掛け、さらに付帯工事費や諸費用を加えた金額となります。一般的に、総建築費は本体価格の1.2倍から1.4倍程度になることが多いです。

例えば、35坪の住宅を坪単価80万円で建てる場合、本体価格は2,800万円となります。これに付帯工事費や諸費用を加えると、総建築費は3,360万円から3,920万円程度になる計算です。さらに、オプションやグレードアップを希望する場合は、この金額にさらに200万円から500万円程度の追加費用を見込んでおく必要があります。

価格変動の要因に注意

上記の坪単価はあくまで目安であり、実際の総建築費は大きく変動する可能性があります。アップルホームでは、標準仕様の設備が一般的なグレードに留まるため、キッチンやバスなどをこだわりの仕様にアップグレードすると、オプション費用がかさみやすいという傾向があります。

オプション費用や外構工事、追加の収納工事などにより、当初の見積もりから200万円から500万円程度の追加費用が発生するケースも少なくありません。したがって、坪単価だけでなく、希望する設備や仕様がどこまで標準に含まれるのか、オプション費用を契約前に明確に把握し、総予算を慎重に検討することが非常に重要です。

アップルホームと有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、アップルホームの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

ハウスメーカー名 坪単価の目安 特徴
アップルホーム 70万円~120万円 自然素材を活用した健康住宅、高断熱・高気密性能
積水ハウス 80万円~120万円 業界最大手、鉄骨造の高い耐震性と充実したアフターサービス
一条工務店 65万円~90万円 高気密高断熱住宅、全館床暖房などの標準装備が充実
タマホーム 50万円~80万円 ローコスト住宅、コストパフォーマンスに優れた家づくり
住友林業 80万円~120万円 木造注文住宅、高品質な木材と木の質感を活かした設計
ヘーベルハウス 85万円~130万円 重量鉄骨造、耐久性・耐火性に優れたALC外壁

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

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アップルホームのメリット・デメリット

アップルホームは、地域密着型でありながら健康と高い住宅性能を追求した注文住宅を提供しています。

ここでは、FP兼宅建士の視点からアップルホームのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

メリット

アップルホームには、健康住宅に特化した独自の強みがあります。高性能な住宅性能と自然素材の活用により、住む人の健康と快適性を重視した家づくりを実現しています。

1.自然素材を活かした、室内環境に配慮した家づくり

アップルホームの主力商品である「WELL+(ウェルプラス)」シリーズは、健康を最優先にした設計が最大の強みです。床下地材にまでスギやヒノキの無垢材を採用し、壁材には調湿・消臭効果に優れた珪藻土を51%以上含む壁紙を使用しています。

実際に入居されたお客様からは、「アレルギーや喘息の症状が和らいだ」「子供のくしゃみが減った」といった具体的な健康改善効果が複数報告されています。自然素材がもたらす効果は、住まいの快適性だけでなく、家族の健康維持にも大きく貢献しているのです。

さらに、断熱・気密性能については、目安としてUA値0.46W/m²K以下・C値0.5cm²/m²以下を基準としている旨が案内されています。特に健康住宅では全棟で気密測定を実施しており、平均C値は0.48㎠/㎡です。この高性能を全館空調システムと組み合わせることで、家全体を均一な温度に保ち、冬でも裸足で過ごせるほどの快適性を実現し、ヒートショックのリスクを軽減します。

2.実証済みの省エネ性能と長期的な経済効果

外張り断熱や屋根断熱などの考え方を取り入れた高気密・高断熱の住まいにより、省エネ性を重視した家づくりを行っています。一般住宅と比較して光熱費を年間30%以上削減した実績があり、実際に「真夏のピーク時で光熱費を3割ほど抑えられた」という具体的な経済効果が報告されています。

初期投資は高めに設定されていますが、長期的なランニングコストの削減効果を考慮すると、トータルでの経済的メリットは大きいといえます。特に光熱費の高騰が続く現在において、省エネ性能の高さは大きな価値となるでしょう。

3.最高水準の耐震性と構造の自由度

アップルホームでは、許容応力度計算を実施し、耐震等級3相当を基準とした設計を行う旨が案内されています。地震大国である日本において、この最高等級の取得は家族の安全を守る上で非常に重要です。

さらに、パナソニックが開発した「テクノビーム」を採用した「テクノストラクチャー」シリーズでは、木と鉄の複合梁により高い強度を実現しています。この工法により、最大6m間口の柱のない大空間や吹き抜けの設計が可能となり、構造的な安全性とデザインの自由度を両立させています。

4.建築家デザインと長期安心の保証体制

「R+house(アールプラスハウス)」は、建築家が設計を手掛け、デザイン性と予算管理を両立させる商品です。狭小地などの困難な敷地条件でも、建築家のアイデアにより理想の住まいを実現できる実績があります。

また、建物は初期20年の保証をベースに、点検・メンテナンスにより最長60年まで延長できる仕組みが案内されています。あわせて地盤保証20年など、保証制度も用意されています。長期にわたって安心して住み続けられる保証は、施主にとって大きな安心材料となるでしょう。

デメリット

一方で、アップルホームにはいくつかの注意すべき点もあります。高性能住宅ゆえのコスト面での課題や、デザインの傾向など、契約前に確認しておくべきポイントを理解しておくことが重要です。

1.坪単価が高く、オプション費用の累積が大きい

高性能住宅であるため、建築費の初期コストは高くなる傾向があります。公称の最多坪単価は75万円から85万円ですが、主力商品の「WELL+」は80万円から120万円程度と推測され、地域相場の上限付近に位置します。

さらに、住宅設備の標準グレードは一般的なレベルに留まるため、キッチンやバスなどの設備にこだわると標準仕様だけでは物足りないと感じる方も多いようです。その結果、オプション費用がかさむ傾向があり、当初の見積もりから200万円から500万円程度の追加費用が発生するケースが多いと指摘されています。予算計画を立てる際は、この点を十分に考慮する必要があります。

2.デザインの制約と外観の好みの偏り

高気密・高断熱性能を最大限に高めるため、四角い箱のような外観やベランダがない機能的なデザインが中心となることが多く、外観デザインの好みが分かれることがあります。性能を追求した結果として、デザイン面での選択肢が限定される傾向にあるのです。

特に周辺の街並みとの調和を重視する方や、外観のデザイン性を最優先したい方にとっては懸念点となり得ます。機能性と意匠性のバランスをどう考えるかが、アップルホームを選ぶ際の重要なポイントとなるでしょう。

3.一部の商品における設計段階での資金負担

建築家による設計を行う「R+house」では、設計着手時に建築家の設計料として100万円から200万円程度を先に支払うシステムが必要となります。具体的なプラン確定前にまとまった金額を支払う必要があるため、資金計画において慎重な検討が求められます。

この前払いシステムは、設計の質を担保するための仕組みではありますが、施主側にとっては資金リスクとなる可能性があります。契約前にこの点をしっかりと理解し、資金繰りに問題がないか確認しておくことが大切です。

4.営業担当者による対応のばらつき

地域密着型企業特有の課題として、営業担当者やアフター担当者によって技術知識や対応の質にばらつきがあるという指摘があります。高性能住宅の技術的な説明が分かりにくいと感じたり、担当者の対応が遅いといった懸念が一部では見られました。

このようなケースはどのハウスメーカーでも多かれ少なかれ見られるものですが、担当者の質は、家づくりの満足度を大きく左右する要素です。初回の相談時から複数回打ち合わせを重ね、担当者との相性や対応力をしっかりと見極めることをおすすめします。

アップルホームの商品ラインナップ

アップルホームは、健康、性能、そしてデザイン性を重視した注文住宅を展開しています。それぞれの商品は明確なコンセプトを持ち、施主のライフスタイルや価値観に合わせた家づくりを提供しています。

WELL+(ウェルプラス)/ 健康住宅

「WELL+」は、アップルホームの代表的な健康住宅シリーズであり、自然素材と高い住宅性能を融合させたハイエンドモデルです。健康で快適な暮らしを最優先に考える方にとって、最適な選択肢といえるでしょう。

健康・素材へのこだわり

構造材にはスギやヒノキの無垢材を使用し、床下地材にまで無垢材を採用しています。壁材には、調湿・消臭効果に優れた漆喰や珪藻土が標準仕様です。特に、壁紙には珪藻土を51%以上含む製品や和紙を使用しており、シックハウス症候群やアレルギー対策に配慮されています。

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2024の優秀賞を受賞した高断熱性能を備えており、健康と省エネ性能の両立が評価されています。

性能・快適性

高気密高断熱の考え方をベースに、目安としてUA値0.46W/m²K以下・C値0.5cm²/m²以下、断熱等級6以上を基準としている旨が案内されています。健康住宅の平均C値は0.48㎠/㎡を達成しており、これは埼玉県の省エネ基準を大きく上回る数値です。

全館空調システムと高性能な断熱構造により、家全体の温度差を最小限に抑え、冬でも裸足で過ごせる快適な環境を実現します。価格帯は、高品質な自然素材の使用と高性能化のコストから、坪単価は80万円から120万円程度と推測されます。

テクノストラクチャー

テクノストラクチャーは、パナソニックが開発した工法を採用した、耐震性と設計の自由度を両立させたシリーズです。構造的な強さと空間の広がりを重視する方におすすめの商品となっています。

構造と自由度

木材に鉄骨を組み合わせた複合梁「テクノビーム」を使用することで、構造的な強度を高めています。この強靭な構造により、最大6mの間口を持つ柱のない大空間や、天井高2.8mの高天井設計が可能となり、従来の木造軸組工法よりも自由度の高いダイナミックな空間を実現します。

安全性の面では、許容応力度計算を全棟で実施し、耐震等級3相当を基準とした設計を行う旨が紹介されています。商品ラインナップには、自由設計の「つむぎえプラス」やスキップフロアの家「ME+ミータス」など6プランが展開されています。

坪単価は、高耐震性能と設計の自由度を考慮し、75万円から110万円程度と予想されます。

R+house(アールプラスハウス)

R+houseは、デザイン性とコストパフォーマンスを両立させた建築家によるデザイナーズ住宅シリーズです。個性的で洗練された住まいを求める方に適した商品といえます。

デザインと費用構造

第一線で活躍する建築家が、施主の個性やライフスタイルに合わせて理想を超える住まいを設計します。設計の自由度は高いものの、コストを抑えるため規格化された部材を活用する「セミオーダー住宅」の特性を持ちます。

長期優良住宅に対応しており、高い耐久性と資産価値を兼ね備えています。坪単価は本体価格で70万円から100万円程度ですが、建築家の設計料として別途100万円から200万円程度が加算されるシステムとなっています。この設計料は設計着手時に先払いが必要です。

LIMINI(リミニ)とSAN+(サンプラス)

アップルホームは、上記の主力商品に加え、特定のコンセプトに特化した商品も提供しています。ライフスタイルや好みに応じて、幅広い選択肢から選べる点が魅力です。

LIMINI(リミニ)

究極の平屋をコンセプトにした新しいスタイルの住宅です。同一階層に生活のすべてが納まる暮らしやすさと、地震や台風に強い低い重心が特徴です。階段の上り下りがない生活は、将来的なバリアフリーの観点からも安心できる設計といえるでしょう。

SAN+(サンプラス)

性能面を特に重視した自由設計の商品で、耐震等級3とZEH基準クリアを基本性能としています。構造には強固なツーバイフォー工法を採用しており、高気密高断熱を実現しています。自由設計とセミオーダーの2プランを展開しています。

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アップルホームのQ&A

ここからはアップルホームに関するQ&Aを紹介していきます。

Q.アップルホームとはどんな住宅会社ですか?

A. アップルホームは、埼玉西部(狭山・所沢・川越・入間・飯能・日高など)を中心に、注文住宅・リフォームなどを手がける地域密着型の住宅会社です。設計から施工、アフター対応まで一貫して行う点が特徴で、地元の土地事情に詳しい点も評価されています。

Q. アップルホームの施工エリアはどこですか?

A. アップルホームは埼玉県狭山市を拠点とし、主に狭山市、所沢市、川越市などの埼玉県西部エリアを中心に施工を行っています。地域密着型の工務店として、地元の気候風土を熟知した家づくりを提供しています。具体的な施工可能エリアについては、直接問い合わせて確認することをおすすめします。

Q. アップルホームのモデルハウスや展示場はどこにありますか?

A. アップルホームは埼玉県狭山市に本社を構えており、狭山市周辺にショールームやモデルハウスを展開しています。リフォーム狭山ショールームもあり、実際の仕様や性能を体感できます。見学を希望される場合は、事前に予約をしてから訪問することをおすすめします。

まとめ

今回はFP兼宅建士の立場からアップルホームの評価を行いました。

埼玉県狭山市を拠点とするアップルホームは、自然素材を活用した健康住宅と高い住宅性能が最大の特徴です。坪単価は70万円から120万円と地域相場よりやや高めですが、C値0.4以下、UA値0.46以下という高気密高断熱性能や、耐震等級3の取得、最長60年の保証など、長期的な価値を考えれば納得できる価格設定といえます。オプション費用が追加されやすい点や、機能優先のデザインになりがちな点は注意が必要ですが、健康で快適な暮らしを重視する方には最適な選択肢でしょう。

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。複数のハウスメーカーを比較検討し、ご自身とご家族にとって最良の住まいを実現してください。

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