「理想の家を建てたいけれど、予算内で本当に満足できる住まいは実現できるのだろうか」
注文住宅を検討される方の多くが、このような不安を抱えています。特に山陽地域で家づくりを考えている方にとって、地域の気候や風土を理解し、適切な提案ができる住宅メーカー選びは重要な決断です。
アイデザインホームは、デザイン性と機能性を両立させた家づくりで注目を集めていますが、実際の坪単価や住み心地はどうなのでしょうか。
- 「坪単価は？」
- 「実際の住み心地はどう？」
- 「品質は確かなの？」
など気になっている方も多いかもしれません。
そこで本記事では、 FP兼宅建士の視点から、アイデザインホームの特徴や強み、そして注意すべきポイントまで、家づくりを成功させるために知っておきたい情報を詳しく解説します。
山陽地域で後悔しない家づくりを実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
＼家づくりで後悔しないための最初のステップ／
また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。
1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。
誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。
しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。
住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。
「とりあえず行ってみよう！」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。
しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか？
もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。
焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。
マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。
「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。
しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。
数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。
|
①SUUMO
不動産情報サイトの大手であるSUUMOが運営するサイト。全国各地の工務店の情報が充実しており、高品質ながらも低価格な家づくりを得意とする工務店を見つけることができます。 ②HOME4U家づくりのとびら
NTTデータグループが運営する、信頼性の高いサイトです。全国から厳選された優良ハウスメーカーのカタログを請求できます。家づくりプランを無料で作成してくれるサービスも魅力です。 ③LIFULL HOME’S
東証プライム上場企業であるLIFULLが運営。厳しい審査を通過した優良な住宅メーカーのみが掲載されているため、安心して利用できます。ローコスト住宅に強みを持つメーカーが多く、予算を抑えたい方におすすめです。 |
これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。
3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、
- 工務店を中心に探したい方は…SUUMO
- ハウスメーカーにこだわりたい方は…家づくりのとびら
- ローコスト住宅をメインで考えている方は…LIFULL HOME’S
がおすすめです。
さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。
「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。
多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。
後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。
- SUUMO…工務店のカタログ中心
- 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
- LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心
【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒
それでは解説をしていきます。
最悪？坪単価は高い？アイデザインホームの口コミ・評判を徹底調査
ネット上で見受けられる「アイデザインホーム 最悪」や「アイデザインホーム 坪単価高い」という評判は真実なのでしょうか。
家を建てる完全ガイドでは今回、アイデザインホームの評判を徹底的に調査してみました。
デザインに徹底的にこだわりたかったので、1mm単位の完全自由設計という点に強く惹かれました。設計士さんが私の漠然としたイメージを親身に汲み取り、リビングに造作したお酒のコレクションを飾るニッチやお気に入りのアンティーク家具がぴったり収まる壁面収納まで、細かく調整して形にしてくれました。細部まで妥協せず、理想のホテルライクな上質空間が実現し、毎日が気分が上がります。
アイデザインホームの家は断熱等級6相当が標準なので、吹抜けがあるリビングでも真冬も暖かく、驚くほど快適です。以前の賃貸よりも家が広くなったのに光熱費が大幅に抑えられており、家計への負担も軽減されました。さらに営業担当の方が、お金のことにまで親身になって調べてくれたので、安心して家づくりを進められました。
これからのセカンドライフを見据え、アイデザインホームさんで平屋を建てました。平屋でも2階建てと同じ費用感で建てられると聞き、予算面でも安心でした。標準仕様で耐震等級3と制震装置が搭載されているため、地震が多い地域でも安心して暮らせるのが何より心強いです。
参考：Googleマップ
【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒
FP兼宅建士が教える失敗しない！アイデザインホームで家を建てる方法
アイデザインホームで家づくりを検討している方へ、FP宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。
アイデザインホームは、山陽地域を中心に展開し「限りある予算でデザイン住宅を」を掲げ、デザイン性と機能性を両立させた完全自由設計の注文住宅で注目される住宅メーカーです。
そのため「1mm単位の完全自由設計」「断熱等性能等級6（Ua値0.46以下）以上（※条件あり）＋耐震等級3など、性能面を基本仕様として訴求している点」に強みがある一方、（担当者・現場・アフター対応のばらつきや、初期見積もりからの価格変動）を見極めるのがコツ。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士の筆者によるアイデザインホームの全体評価はこちら！
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | A+ ランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
アイデザインホームの魅力は、「限りある予算でデザイン住宅を」という思想のもと、デザインと性能を両立した完全自由設計を狙える点です。
そのため標準仕様の満足度は高い一方で、初期見積もりから仕様を詰める過程での増額や、担当者・現場・アフターの対応差は事前に織り込んで進める必要があります。
そこで、アイデザインホームでの家づくりを成功させるために、押さえておきたい特徴を5つに整理しました。
1mm単位の「完全自由設計（パーソナルモジュール）」で“収まり”まで詰められる
アイデザインホームは、1mm単位で設計できる完全自由設計（パーソナルモジュール）を強みに、造作・壁面収納・ニッチなどの細部まで生活に合わせて調整しやすい設計思想です。
向いている人：ホテルライク・カフェ風などテイストにこだわりたい方、家具・趣味を前提に寸法を合わせたい方、敷地条件に合わせて無駄を減らしたい方。
注意点＋契約前の確認（書面確認）：要望は「図面（平面・立面・展開）＋仕様書＋見積明細」に必ず反映し、口頭合意で終わらせないことが重要です。
断熱等性能等級6（Ua値0.46以下）以上＋全棟気密測定で、冷暖房効率を高めやすい
アイデザインホームは、公式では「断熱等性能等級6（Ua値0.46以下）以上を基本仕様」とする旨が案内されており、全棟で気密測定を行って計画性能を実測で確認する運用が特徴です（適用条件はプラン・地域区分等で異なる場合があります）。
向いている人：冬の底冷え・夏の暑さを減らしたい方、吹抜けのあるLDKでも快適性を優先したい方、光熱費を長期で抑えたい方。
注意点＋契約前の確認（書面確認）：UA値やC値の扱い（目標値・測定結果の提出有無・改善対応）を契約前に書面で確定させましょう。
耐震等級3＋制震装置「MAMORY」標準で“大地震の繰り返し”まで備えやすい
アイデザインホームは、耐震等級3（住宅性能表示制度）の考え方を前提に設計している点は公式に明記されています。制震装置「MAMORY」についても公式ページで案内がありますが、適用条件（商品・仕様・時期）により扱いが異なる可能性があるため、見積・仕様書で“含まれているか”を必ず確認しましょう。
向いている人：地震リスクを強く意識している方、長く住む前提で“本震＋余震”まで見据えたい方、性能を標準で確保したい方。
注意点＋契約前の確認（書面確認）：耐震等級の取得方法（評価書の有無）と、制震装置の配置・保証条件を仕様書・図面で確認しましょう。
第一種換気＋「全熱交換換気システム」標準で“換気のムダ”を減らしやすい
アイデザインホームは、機械給気・機械排気の第一種換気に加え、全熱交換換気を標準装備として、温湿度のロスを抑えながら換気量を確保する考え方です。
向いている人：冷暖房効率を落とさず空気環境も整えたい方、花粉・ニオイ・結露対策まで含めて住み心地を重視する方。
注意点＋契約前の確認（書面確認）：フィルター交換など維持費、ダクト清掃の考え方、給気位置・排気位置を図面で確認しておくと安心です。
「シカクの家／平屋の家／スキップフロアの家」など6ラインで“暮らしの型”から選べる
アイデザインホームは、シカクの家・平屋の家・スキップフロアの家・ガレージの家・ヌックの家・中庭の家といったラインナップで、敷地条件や好みを“型”に落として提案しやすいのが特徴です。
向いている人：間取りの方向性を早く固めたい方、狭小地や変形地で空間の取り方に工夫が欲しい方、趣味（車・小さな居場所・中庭）を暮らしに組み込みたい方。
注意点＋契約前の確認（書面確認）：スキップ・ガレージ・中庭はコストや法規（床面積の扱い等）に影響が出やすいので、見積の増減理由と面積算定を必ず書面で確認しましょう。
アイデザインホームの坪単価は約60万~75万円！
アイデザインホームは、「限りある予算でデザイン住宅を」というコンセプトのもと、デザイン性と住宅性能を両立させながら、適正価格で注文住宅を提供している住宅メーカーです。山陽地域を中心に広島、岡山、山口、さらに関西や東海エリアまで展開し、コストパフォーマンスの高い家づくりで注目を集めています。
平均坪単価と価格帯
様々な情報を総合すると、アイデザインホームの平均坪単価は約62万円でローコストからミドルクラスの価格帯に位置付けられます。中心的な価格帯はおおよそ60万円から75万円とされており、予算に応じた柔軟な対応が可能です。
アイデザインホームでは「建物本体価格1,000万円台からの完全自由設計」を実現しており、特にコストパフォーマンスの高さが多くの施主から評価されています。例えば、坪単価が60万円の場合、40坪の建物の本体価格は約2,400万円が目安となります。この価格帯で完全自由設計の注文住宅を建てられる点は、大きな魅力と言えるでしょう。
商品ラインナップと特徴
アイデザインホームでは、ライフスタイルや好みに合わせて選べる6つの商品ラインナップを展開しています。
- シカクの家：
断熱性能・耐震性能・コストのバランスが優れた真四角の家です。シンプルな形状により施工効率が良く、コストを抑えながらも高性能を実現できます。 - 平屋の家：
暮らしやすさとデザイン性を両立したフラットフロアの家です。階段がないため建築コストが抑えられる一方、基礎面積が広くなる点を考慮する必要があります。 - スキップフロアの家：
フロアを半階ずらすことで空間を有効活用する家です。限られた敷地を立体的に使うことで、実際の床面積以上の広がりを実現します。 - ガレージの家：
ガレージを備えた2階リビングの家です。1階のガレージスペースを有効活用することで、限られた敷地でも駐車場と居住空間を両立できます。 - ヌックの家：
小さな居心地よい空間が点在する家です。既存の空間を工夫することで、追加コストを抑えながら多様な居場所を生み出します。 - 中庭の家：
中庭を中心に開放感を生む住まいです。プライバシーを確保しながら明るく風通しの良い空間を実現できます。
坪単価と性能のバランス
アイデザインホームの価格の魅力は、単に坪単価が手頃という点だけではありません。標準仕様が充実しているため、追加費用を抑えながら高品質な家づくりができる点が大きな強みです。
住宅性能面では、国の定める最高等級である耐震等級3を標準で取得しており、さらに地震の揺れを制御する制震装置MAMORYも標準装備しています。大地震に備えた安心の住まいを、追加費用なしで実現できます。
断熱性能については、公式では「断熱等性能等級6（Ua値0.46以下）以上を基本仕様」とする旨が案内されており、GX志向型住宅に対応可能な断熱性能を前提にした提案も可能です（プラン・地域区分・設備構成により変わる場合があります）。また、全棟で気密測定を実施して施工品質の確認を行う点も特徴です。これにより、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境と、光熱費の削減を両立できます。
他社では高額なオプション費用が必要となることの多いこれらの高性能仕様を標準装備している点が、アイデザインホームの真のコストパフォーマンスの高さと言えるでしょう。長期的に見れば、光熱費の削減やメンテナンス費用の抑制により、初期投資以上の経済的メリットを享受できる可能性があります。
総費用の目安
住宅購入を検討する際には、坪単価だけでなく総費用を把握することが重要です。坪単価は建物本体工事費のみを指しますが、実際の家づくりでは付帯工事費や諸費用も必要になります。
これらの費用は、本体価格の200万～500万円程度上回るケースが多いとされています。坪単価を62万円と仮定した場合、30坪（3LDKの目安）の家では本体価格が約1,860万円となり、付帯工事費や諸費用を合わせた総額は約2,657万円とシミュレーションされています。
付帯工事費には、外構工事、地盤改良工事、給排水工事、電気引き込み工事などが含まれます。諸費用には、登記費用、住宅ローン関連費用、火災保険料、引越し費用などがあります。また、照明器具やカーテン、エアコンなどの費用も別途必要となるケースが多いため注意が必要です。
予算計画を立てる際には、本体価格に加えてこれらの費用も考慮し、余裕を持った資金計画を立てることをおすすめします。アイデザインホームでは、専門のスタッフが詳細な資金計画のサポートを行っているため、不安な点は相談しながら進めることができます。
長期的なコストメリット
アイデザインホームでは、初期費用だけでなく、入居後のランニングコストも抑えられる設計になっています。高い断熱性能により冷暖房費を削減できるほか、耐久性の高い仕様により将来のメンテナンス費用も抑制できます。
さらに、充実したアフターサポート体制も大きなメリットです。保証・サポートは「地盤保証20年」「しろあり保証（最大30年）」「構造・防水の保証（制度・条件あり）」など複数制度で構成されます。公式案内では、点検（無償）やメンテナンス（有償）等の条件を満たすことで“最長75年”までの保証・サポートシステムも示されています。
住宅は人生で最も大きな買い物の一つです。初期費用だけでなく、長期的な視点でコストを評価することが、真に満足できる家づくりにつながります。
アイデザインホームと有名ハウスメーカー坪単価比較表
それでは、アイデザインホームの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。
| ハウスメーカー名 | 平均坪単価（目安） | 比較ポイント / 価格帯の位置づけ |
|---|---|---|
| アイデザインホーム | 62.1万円 | 自由設計かつ、耐震等級3や断熱等級6相当の高性能が標準仕様 |
| タマホーム | 61.0万円 | アイデザインホームと近い価格帯のローコスト大手 |
| ヘルシーホーム | 64.8万円 | アイデザインホームよりやや上の価格帯 |
| アイフルホーム | 65.2万円 | コストを優先した子育て世帯向けの設計に強み |
| ヤマダホームズ | 65.9万円 | 比較的価格を抑えた中堅価格帯 |
| オープンハウス | 67.6万円 | アイデザインホームより上の価格帯 |
| クレバリーホーム | 68.0万円 | 外壁タイルを標準採用する商品が多く、メンテナンスコストを抑えたい層に人気 |
| ユニバーサルホーム | 71.3万円 | 独自の地熱床システムを採用し、耐震性・省エネ性能を重視 |
| アイ工務店 | 74.4万円 | 性能重視の自由設計で、収納力と住宅性能が高い |
| 住友不動産 | 77.7万円 | 他のローコスト・中堅メーカーと比較して高めの価格帯 |
※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。
【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒
アイデザインホームのメリット・デメリット
アイデザインホームは、「限りある予算でデザイン住宅を」というコンセプトのもと、デザイン性、高性能、および適正価格を両立させているハウスメーカーです。家づくりを検討する際には、メリットだけでなくデメリットや注意点も理解した上で判断することが重要です。
ここでは、アイデザインホームの注文住宅における強みと課題について、詳しく解説します。
メリット
アイデザインホームの最大の強みは、高い住宅性能とデザイン性を保ちながら、コストパフォーマンスに優れている点です。多くの施主から支持される理由を、具体的に見ていきましょう。
1．圧倒的な設計自由度と立体的な空間設計
アイデザインホームは「1mm単位の完全自由設計」「断熱等性能等級6（※地域区分など条件あり）」「耐震等級3など、性能面を“基本仕様”として訴求している点」を特徴としており、施主の細かな要望を反映できる設計力の高さが強みです。従来の尺モジュールやメーターモジュールの制約がないため、敷地の形状を最大限に活用し、無駄のない間取りを実現できます。
人気の商品ラインナップである「スキップフロアの家」では、スキップフロアを活用し、「0.5階」「1.5階」といった多層階利用や立体的な大空間を提案しています。限られた敷地面積でも、縦の空間を有効に使うことで、実際の床面積以上の広がりと多様な用途の空間を生み出すことができます。
また、一般的な住宅の天井高（2.4m）よりも0.3m高い天井高2.75mを実現できるプランもあり、開放的な空間を標準的な価格帯で手に入れることができます。この設計自由度の高さは、施主それぞれのライフスタイルに合わせた唯一無二の住まいづくりを可能にします。
2．高水準な基本性能の標準装備
平均坪単価が約62万円という中堅価格帯にありながら、他社でオプションになりがちな高性能仕様を標準で搭載している点は、大きなメリットです。追加費用なしで高品質な住まいを手に入れられることは、予算管理の面でも安心材料となります。
耐震・制震性能については、すべての住宅で国の定める最高等級である耐震等級3を標準採用しています。さらに、地震の揺れを吸収する制震装置MAMORY（住友ゴム工業開発）も標準搭載しており、繰り返しの地震に対する安全性を高めています。大地震が発生した際の本震だけでなく、余震による建物へのダメージも軽減できる点は、長く安心して暮らすために重要な要素です。
断熱・気密については、公式では「断熱等性能等級6（Ua値0.46以下）以上を基本仕様」とする旨が案内されています（地域区分・プラン等で扱いは変わる可能性があります）。また、全棟で気密測定を実施し、自社基準（C値0.5㎠/㎡以下）を掲げて施工品質を確認する運用です。C値は間取りや開口部などの条件で変動するため、契約前に目標値・測定結果の提示有無・改善対応の有無を、見積・仕様書で確認しておくと安心です。
さらに、長期優良住宅の認定基準を上回る性能を標準で確保しており、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）にも対応可能です。これらの性能は、快適な室内環境の実現だけでなく、住宅ローン減税などの優遇措置を受けられる可能性も高めます。
3．長期にわたる充実した保証体制
建てた後の安心感も、アイデザインホームの大きなメリットの一つです。住宅は建てて終わりではなく、長く住み続けるものだからこそ、充実したアフターサポート体制が重要になります。
初期保証は10年間ですが、有償メンテナンスを受けることを条件に、構造体などの長期サポートを最大60年まで延長可能としています。地盤保証は20年間、しろあり保証は最長30年間（更新あり）と、保証制度が充実しており、万が一のトラブルにも備えることができます。
また、定期点検は、公式案内では「3ヶ月・1年・2年・5年・10年」の無料定期点検が明記されています。さらに制度・仕様条件によっては、10年以降も節目で無償点検が設定されている案内もあるため、実際に適用される点検スケジュールは保証書・案内書面で確認してください。この定期点検により、小さな不具合を早期に発見し、大きな問題に発展する前に対処できる点は、長期的なメンテナンスコストの削減にもつながります。
デメリット
アイデザインホームの評判は全体的に良好ですが、急成長に伴う組織的な課題や、価格変動に関する懸念も見られます。契約前に把握しておくべき注意点について、詳しく見ていきましょう。
1．担当者やアフターサービス対応のばらつき
施主からの評判を見ると、担当者（営業担当や設計士、現場監督）によって対応力や知識に差があるという指摘が一部で見られます。これは成長中の企業によくある課題ですが、家づくりという人生の一大イベントにおいては重要な懸念事項です。
特に、引き渡し後のアフターサービスや補修対応について、「連絡が遅く感じた」「依頼内容の共有に時間がかかったように見えた」といった声が一部で見られます。対応スピードや連絡体制は担当・時期で差が出ることがあるため、契約前に連絡手段（窓口・対応時間・緊急時フロー）を確認しておくと安心です。
このようなリスクを避けるためには、契約前に担当者とのコミュニケーションをしっかり取り、信頼関係を築くことが重要です。また、重要な打ち合わせ内容は記録に残し、認識の相違が生じないよう注意することをおすすめします。
2．初期見積もりからの価格変動リスク
完全自由設計や標準仕様の充実が評価される一方で、最初の概算見積もりから最終的な契約金額が大幅に上がったという指摘があります。これは、アイデザインホームに限った話ではありませんが、予算計画において注意が必要なポイントです。
豪華なモデルハウスの仕様（吹抜け、アイランドキッチン、全館空調など）に近づけようとすると、オプション追加により費用が大きく変動する可能性があります。例えば、吹き抜けリビングは約30〜60万円、アイランドキッチンは約50〜100万円、太陽光発電システム（5kW）は約100〜120万円といった追加費用が発生します。
さらに、坪単価に含まれる「建物本体価格」は総費用の約70%であり、地盤改良費などの付帯工事費（総費用の約20%）や諸経費（総費用の約10%）が別途必要となります。総額は本体価格よりも200万～500万円程度上回るケースが多いため、初期の段階から余裕を持った予算計画を立てることが重要です。
3．長期保証の維持に必要な費用
最大60年の長期保証制度があることは大きな安心材料ですが、この保証を継続するためには条件があることを理解しておく必要があります。10年ごとに指定する有償の点検およびメンテナンス工事を受けることが条件となっているため、長期的な維持費が発生します。
保証を継続するための費用は、住宅の状態や必要な工事内容によって変動しますが、事前にある程度の予算を見込んでおく必要があります。ただし、定期的なメンテナンスは住宅の寿命を延ばし、大規模な修繕を避けるためにも重要です。長期的な視点で、適切なメンテナンスと費用のバランスを考えることが大切です。
4．営業エリアの限定
アイデザインホームの対応エリアは、本社のある広島を中心とした山陽（広島、岡山、山口）、関西（大阪、奈良など一部）、東海（愛知、三重、岐阜など一部）に限定されており、全国対応はしていません。
エリアが限定されていることは、地域の気候や風土を熟知した家づくりができるというメリットでもありますが、対応エリア外の方は選択肢に入れることができません。また、将来的に転勤などで対応エリア外に転居する可能性がある場合、アフターサービスを受けにくくなる可能性も考慮する必要があります。
これらのデメリットや注意点を理解した上で、自分の優先順位と照らし合わせて判断することが、後悔のない家づくりにつながります。
アイデザインホームの商品ラインナップ
アイデザインホームは「限りある予算でデザイン住宅を」というコンセプトを掲げ、高いデザイン性と住宅性能を適正価格で提供するハウスメーカーです。
その商品ラインナップは、施主の多様なライフスタイルや敷地条件に応じた完全自由設計を可能としています。
1mm単位の完全自由設計
アイデザインホームの最大の特徴は、1mm単位で設計できる完全自由設計（パーソナルモジュール）です。従来の「尺モジュール」や「メーターモジュール」といった設計の制約をなくし、敷地や空間を最大限に活用した無駄のない間取りを実現できます。この自由度の高さにより、施主それぞれの理想とする住まいを形にすることが可能です。
主要商品ラインナップ
アイデザインホームでは、ライフスタイルや好みに合わせて選べる6つの商品ラインナップを展開しています。それぞれに明確なコンセプトがあり、「住みやすくてちょっとカッコいい家」を実現します。
シカクの家
断熱性能・耐震性能・コストのベストバランスを追求したスタンダードプランです。真四角のシルエットが特徴で、シンプルな形状により構造的な安定性が高く、施工コストを抑えながらも高い性能を実現できます。
注文住宅・デザイン住宅のスタンダードプランとして、住まいを安全・快適にするための住宅性能をベストバランスでまとめています。居室等の配置を工夫し、通路や廊下などを極力省くことで、限られたスペースの中で居住スペースを十分確保できる設計が魅力です。
平屋の家
暮らしやすさとデザイン性を両立した、住み心地のよいフラットフロアの家です。スタイリッシュでありながら、上下階がない動線が小さなお子様から高齢者までやさしく包み込む、老若男女に優しいプランとなっています。
平屋の最大の特徴は、リビング・キッチン・浴室・居室等、通常上下階に分けられるものを全てワンフロアに集約した、階段の上り下りがない動線です。引き戸等の段差などを無くせば、容易にバリアフリー化できるのも魅力です。上下階がないことで、小さなお子様や高齢の方も安心して暮らすことができます。
スキップフロアの家
フロアを半階ずらすことで限られたスペースの中で空間を有効活用する家です。2階建てのフロアを半階ずらすことで6層の空間を生み出す、縦への広がりを有効活用したプランとなっています。
天井高1.4m以内で直下の床面積の2分の1未満の広さの収納スペースであれば、床面積に加算されないため、固定資産税の対象とならず経済的に収納スペースを確保できます。従来の2階建てと比べると、縦に伸びて仕切りも少なくなるため、面積以上に広さや開放感を実感できます。また、フロアを半階ずらすことで、スペースを損なうことなく1階に吹き抜けを設けることができます。
段差を活用するスキップフロアなら、傾斜地も無駄なく活用できます。狭小地も縦空間を有効活用することで、限られた面積でも快適な住まいを実現可能です。
ガレージの家
カーテンいらずの暮らしができる、憧れのガレージを備えた2階リビングの家です。ビルトインガレージを設けたプランで、2階にリビングを配置することでプライバシーを確保しつつ、愛車と共に暮らすスタイルを叶えます。
車やバイク好きの方にとって、ガレージは単なる駐車場ではなく、趣味の空間です。シャッター付きにも変更可能で、大切な愛車を守りながら、いつでも眺められる贅沢な暮らしを実現できます。
ヌックの家
小さな居心地よい空間で家族が緩やかにつながる、程よい距離感が生まれる家です。コンパクトで居心地のいいユーティリティスペース「ヌック」を採用し、家族をほどよい距離感でつなぐプランとなっています。
小上がりヌックなど、立体的な空間を家族のコミュニケーションスペースとして提案しています。リビングの一角やスキップフロアの下など、既存の空間を工夫することで、追加コストを抑えながら多様な居場所を生み出せます。
中庭の家
開放感を生むコートヤード（中庭）を中心に、色々繋げて暮らす豊かな住まいです。住まいの中心に中庭を設け、明るく開放的な居住空間を創造します。
プライバシーを確保しながら明るく風通しの良い空間を実現できるのが、中庭の家の最大の魅力です。周囲からの視線を気にすることなく、大きな開口部を設けることができ、自然光と風を室内に取り込む心地よい住環境を作り出します。
高水準な標準性能
アイデザインホームの住宅は、低価格帯でありながら、追加費用をかけずとも高水準の基本性能が標準仕様として確保されている点が大きな強みです。デザイン性と高性能を両立させながら、適正価格で提供できる理由がここにあります。
断熱等級6が基本仕様
アイデザインホームでは、住宅性能表示制度で定める断熱等級6等級（Ua値0.46以下）以上の外皮性能を標準採用しています。2025年4月から省エネ基準を満たすことが義務付けられていますが、アイデザインホームの標準仕様はそれを大きく上回る性能です。
また、計画された断熱・省エネ性能が発揮できるよう気密測定を全棟実施し、自社基準（C値0.5㎠/㎡以下）をクリアすることを確認しています。また、計画された断熱・省エネ性能が発揮できるよう、気密測定を全棟で実施し、自社基準（C値0.5㎠/㎡以下）を掲げて確認しています。C値の平均実測値は、公式の案内内でも0.33㎠/㎡・0.45㎠/㎡など複数の記載が見られるため、集計時期や条件で変動する可能性があります。契約前に「最新の基準値」と「自宅の測定結果（提出の有無・未達時の対応）」を仕様書・書面で確認しましょう。
体感温度に差が出る基礎断熱工法
従来の工法では外部と一続きになっていた床下を、室内空間としてとらえることで、床下の温度が室内とほぼ同一になり、冬の床の冷たさが和らぎます。例えば、室温20℃の部屋にいても表面温度（床・壁・天井の平均温度）が10℃の場合、体感温度は15℃まで下がってしまいますが、基礎断熱工法により面積の広い床からの外気温の影響を小さくすることで、体感温度を上げて暖房効率を高めることができます。
また、基礎断熱工法は夏型結露の防止にも繋がります。高温多湿な外気が床下に侵入することによる見えない結露を防ぐことで、建物の耐久性を高めています。
耐震等級3と制震装置MAMORYを標準装備
国の定める最高等級である耐震等級3を基本設計とし、さらに地震の揺れを吸収する制震装置MAMORY（住友ゴム工業開発）を標準搭載しています。耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる構造で、震度6強から7程度の大地震でも倒壊しない強度を持っています。
制震装置MAMORYは、地震の揺れを熱に変えて逃す高減衰ゴムを使用しており、繰り返される地震に対して高い耐久性があります。本震だけでなく余震に対しても高い制震性能を発揮し、約60年以上の耐久年数を誇ります。この高減衰ゴムは、熊本城天守閣や京都・東本願寺の御影堂門等の歴史的建造物をはじめ、高層ビルや橋などの制振装置にも使われている信頼性の高い素材です。
アイデザインホームでは、壁量バランスや直下率などにも留意した全棟許容応力度計算を行い、単なる壁量計算ではなく、柱の位置や梁の大きさ、荷重のかかり方、建物のゆがみ、バランス、上下階の直下率などを考慮して計算しています。時間も費用もかかりますが、安心できる家のために絶対に必要なものと考えています。
全熱交換換気システムを標準採用
機械給気と機械排気で確実な換気を実現する第一種換気を採用しています。さらに、換気時の室内温度や湿度の変動を抑え、熱ロスを抑制すると共に冷暖房コストを低減する全熱交換換気システムを標準装備しています。正常な内外圧差の維持がしやすく、快適性と省エネ性を両立させています。
長期優良住宅の認定基準を上回る性能
住宅性能表示制度の必須項目4分野8項目に標準対応し、長期優良住宅の認定基準を上回る性能がアイデザインホームの標準仕様です。劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、省エネルギー性などの基準を満たし、国が目標として定めた「長期にわたり丈夫で、断熱性も高く、良好な状態で循環利用できる質の高い住宅」を実現しています。
マイホームの設計が仕上がった段階で、住まいの省エネ性能を見える化する省エネ診断を全棟実施しているため、具体的な数値で性能を確認することができます。
モノコック工法による高い構造性能
地震や火災・湿気に強いだけでなく、高気密・高遮音も実現する無機質系耐力面材によるモノコック工法を採用しています。面で建物を支える構造により、地震や台風などの外力を建物全体で受け止めることができ、高い耐久性を実現しています。
デザインと性能・価格のベストバランス
アイデザインホームの商品ラインナップは、どの商品を選んでも高い基本性能が標準装備されている点が大きな特徴です。坪単価約60万～75万円という中堅価格帯でありながら、断熱等級6、耐震等級3、全熱交換換気システムなど、他社では高額なオプションとなることの多い仕様を標準で提供しています。
デザイン・性能・品質・価格の4つをベストバランスで叶える家づくりにより、施主は限られた予算の中で「住みやすくてちょっとカッコいい家」を実現できます。完全自由設計により、それぞれのライフスタイルや敷地条件に合わせた唯一無二の住まいを、高性能かつ適正価格で手に入れることができるのがアイデザインホームの強みです。
アイデザインホームのQ&A
ここからはアイデザインホームに関するQ&Aを紹介していきます。
Q. アイデザインホームの会社概要を教えてください
A. アイデザインホーム株式会社は広島県に本社を置く注文住宅メーカーです。「限りある予算でデザイン住宅を」をコンセプトに、デザイン性と住宅性能を両立させた家づくりを行っています。山陽・関西・東海エリアに複数の展示場を展開し、地域密着型のサービスを提供しています。具体的な会社概要や電話番号については、公式ホームページをご確認ください。
Q. アイデザインホームの対応エリアはどこですか？
A. 山陽エリア（広島、岡山、山口）、関西エリア（大阪、奈良の一部）、東海エリア（愛知、三重、岐阜の一部）で対応しています。
具体的には、広島市、福山市、倉敷市、周南市、東広島市、大阪市、堺市、橿原市、一宮市、小牧市、大府市、桑名市、各務原市などに展示場があります。詳しい対応エリアについては、最寄りの展示場にお問い合わせください。
Q. 展示場はどこにありますか？
A. 山陽エリアでは周南展示場、こころ展示場、アスタ展示場、東広島展示場、福山展示場、福山北展示場、倉敷展示場、RSKバラ園展示場があります。関西エリアでは花博展示場、中百舌鳥展示場、橿原展示場、東海エリアでは桑名展示場、各務原展示場、一宮展示場、小牧展示場、大府展示場があります。詳しい所在地や営業時間は公式ホームページをご確認ください。
Q. アイデザインホームとアイ工務店の違いは何ですか？
A. アイデザインホームとアイ工務店は全く別の会社です。名前が似ているため混同されることがありますが、本社所在地も事業展開エリアも異なります。アイデザインホームは広島県を本社とし山陽・関西・東海エリアで展開している地域密着型のハウスメーカーです。一方、アイ工務店は大阪府を本社とし全国展開しているハウスメーカーです。坪単価や商品特性も異なるため、それぞれの特徴を理解した上で比較検討することをおすすめします。
コメント