【Aランク】フォーライフで家を建てる！FP宅建士の評価と148人の評判・坪単価

横浜で注文住宅を検討されている方にとって、地域密着型の工務店選びは大きな決断です。

フォーライフは横浜を拠点に、お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添った家づくりを行っている住宅会社です。都市部の限られた敷地条件でも暮らしやすさを最大化する設計力と、コストバランスに配慮した家づくりで人気のフォーライフ。

しかし、

• 「実際の品質や価格は適正なの」
• 「設計の自由度や性能は十分？」
• 「後悔しない？」

などと気になる方も多いかもしれません。

本記事ではFP宅建士の視点から、フォーライフの施工品質、設計力、坪単価の妥当性を徹底的に評価します。地域に根ざした工務店ならではのメリットと、知っておくべき注意点を包み隠さず解説。あなたの理想の住まいを実現するパートナーとして、フォーライフが本当にふさわしいのか、プロの目で判断します。

ぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。

＼家づくりで後悔しないための最初のステップ／

また、本題に入る前に家づくりにおいて1番重要なことをお伝えします。

1度建てたら30年、40年と生活するマイホーム。

誰もが夢見る理想の住まいを実現するためにも、絶対に失敗は避けたいですよね。

しかし、多くの人が家づくりで後悔する原因の一つに、情報収集不足が挙げられます。

住宅展示場やイベントに足を運ぶ前に、まずはしっかりと情報収集を行うことが重要です。

「とりあえず行ってみよう！」と軽い気持ちで住宅展示場に行ってしまうと、素敵なモデルハウスに心を奪われ、営業マンの巧みな話術に流されてしまうことも…。

しかし、その場での勢いで契約を決めてしまうと、本当に自分の理想に合った家づくりを実現できるのでしょうか？

もしかしたら、もっと予算を抑えられたり、条件に合った、さらに高品質な住宅メーカーがあったかもしれません。

焦って契約を急いでしまうことで、数百万円、場合によっては1,000万円以上の損失につながる可能性もあるのです。

マイホームは人生で最も高価な買い物の一つ。だからこそ、時間をかけて情報収集を行い、後悔のない住宅メーカー選びをしなければなりません。

「情報収集しすぎ」と感じるくらいが、ちょうど良いのです。

しかし、いざ情報収集を始めようと思っても、膨大な数の住宅メーカーの中から、自分に合った会社を見つけるのは至難の業。そこでおすすめなのが、複数の住宅メーカーに一括で資料請求ができる「一括カタログサイト」です。

数ある一括カタログサイトの中でも、特におすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサイトです。

これらのサイトは、大手企業による運営であるため、掲載されている住宅メーカーの審査基準が厳しく、悪質な業者に当たるリスクを最小限に抑えられます。また、資料請求をした後も、しつこい営業電話がかかってくる心配もありません。

3つのサイトの中から、どれか一つを選ぶとすれば、

• 工務店を中心に探したい方は…SUUMO
• ハウスメーカーにこだわりたい方は…家づくりのとびら
• ローコスト住宅をメインで考えている方は…LIFULL HOME’S

がおすすめです。

さらに、より慎重に、絶対に失敗したくないという方は、工務店、ハウスメーカーと決めつけずに、複数のサイトから資料を取り寄せてみることをおすすめします。

「ハウスメーカーで考えていたけれど、工務店のほうが理想の家づくりに近かった」「工務店で考えていたけれど、ハウスメーカーでも予算内で建てられることがわかった」というケースは少なくありません。

多くの会社から資料を取り寄せることで、それぞれのメーカーの強みや特徴を比較検討することができます。また、複数の会社に見積もりを依頼することで、価格競争が生まれ、全く同じ品質の家でも400万円、500万円と価格差が出ることもあります。

後悔のない家づくりのためには、面倒くさがらずに、まずは情報収集から始めましょう。一社でも多くの会社からカタログを取り寄せて、じっくりと比較検討してみてください。

• SUUMO…工務店のカタログ中心
• 家づくりのとびら…ハウスメーカーのカタログ中心
• LIFULL HOME’S…ローコスト住宅のカタログ中心

【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒


【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

それでは解説をしていきます。

後悔する？欠陥住宅？フォーライフの口コミ・評判を徹底調査

ネット上で見受けられる「フォーライフ　後悔」や「フォーライフ　欠陥住宅」という評判は真実なのでしょうか。

家を建てる完全ガイドでは今回148人の評判を徹底的に調査してみました。

横浜市内の限られた土地での家づくりは、正直デザインは二の次かと諦めていました。しかし、フォーライフさんは狭さを感じさせない3階建ての設計力に驚かされました。特に、設計士さんが提案してくれたスタイリッシュでかっこいい外観は、ご近所からも褒められるほどです。自分たちの希望が反映されたオリジナル性の高い空間で生活できて毎日が本当に楽しいです。妥協しなくて良かった！

以前の賃貸は冬が本当に寒く、毎朝起きるのが憂鬱でしたが、フォーライフで建てた家は冬でも家全体がポカポカと暖かいです。子どもたちも裸足でリビングを走り回っています！年間を通して快適な環境が維持できるため、エアコン代も以前よりずっと抑えられて、家計にも優しくて大助かりです。特に寒暖差が和らぎ、健康面で大きなメリットがあることを実感し、家で過ごす時間が本当に心地よくなりました。

家づくりは初めてで不安だらけでしたが、担当の営業さんが最初から最後まで豊富な知識でサポートしてくれました。私たちの要望を伝えるうちに、打ち合わせは10回以上になりましたが、いつも丁寧で根気強く付き合ってくださったおかげで納得のいく家づくりができました。構造的に難しい点も「なぜできないか」を明確に説明してくれたので、プロとしての誠実さに心から信頼を置くことができました。ちょっとした要望や細かい確認もしやすく、担当者さんとの信頼関係が最高の家を生んだのだと思います。

私たちは「建売では物足りないけど、高い注文住宅は予算オーバー」というジレンマを抱えていました。そんな中でフォーライフのテーラーメイドプランは、まさに私たちのためのプランでした！費用を抑えながらも、リビングに念願のスタディースペースを設けることができ、価格と自由度のバランスが最高だと感じています。

都市部の小さな土地で3階建てを建てることになり、窮屈になるのではと心配していました。しかし、設計士さんが吹き抜けや回遊動線を取り入れたプランを提案してくださり、狭さを全く感じさせない開放的な空間が実現しました！特に2階リビングは周りの目を気にせずカーテンを開けられ、日当たりが良く明るくなりました。限られた敷地で駐車場を確保するなど、土地の形状を利用して真正面からプランニングしてくれる専門性に家族全員で感激しています。

参考：Googleマップ

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

FP宅建士が教える失敗しない！フォーライフで家を建てる方法

フォーライフで家づくりを検討している方へ、宅建士の視点から“失敗しない進め方”を解説します。

フォーライフは、都市部の限られた敷地を活かしたプランニングと、耐震等級3相当の構造性能を備えた住まいを、比較的手の届きやすい価格帯で提供しているハウスメーカーです。

そのため「価格と性能のバランス」「狭小地や三階建てなど都市型敷地への対応力」に強みがある一方、断熱仕様のグレード選びやアフターサービスの内容は、事前にしっかり確認しておきたいポイントです。まずは全体像と評価を押さえましょう。

宅建士の筆者によるフォーライフの全体評価はこちら！

都市部のコンパクトな土地を活かした三階建て住宅や二世帯住宅など、「限られた敷地でしっかり暮らす」家づくりに定評のあるフォーライフ。
耐震等級3相当の構造設計と、長期優良住宅・省エネ基準にも対応しやすい仕様をベースに、無理のない価格帯で都市型の住まいを提案しているハウスメーカーです。

そのため、「価格と性能のバランス」「土地条件に合わせた設計の柔軟さ」に強みがあり、変形地や狭小地でも、家族のこだわりを予算内で形にしやすいのが魅力と言えるでしょう。

そんなフォーライフでの家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかりと理解することが重要です。フォーライフの特徴を5つにまとめました。

土地付きでわかりやすい「総額重視のコスパ設計」

フォーライフは、建物単体ではなく「土地＋建物＋諸費用」を含めた総額バランスを重視した提案が得意です。坪単価を極端に下げるのではなく、設備や仕様とのバランスを取りつつ、“月々いくらで無理なく返せるか”という視点で資金計画を組み立てやすいのがポイントです。ローコスト寄りではあるものの、必要な性能は確保した「背伸びしすぎないマイホーム」を実現しやすいメーカーと言えるでしょう。

耐震等級3相当を目指した安心の構造計画

フォーライフの構造は、木造軸組工法をベースに耐力壁や接合金物を適切に配置し、耐震等級3相当を目標とした構造計画を行っているのが特徴です（プランにより異なるため、等級取得の有無は要確認）。地盤調査を前提に、必要に応じて地盤改良やベタ基礎を採用することで、地震に強い家づくりを目指しています。契約前に「このプランで耐震等級いくつか」を必ず書面で確認しておくのがおすすめです。

標準仕様で“そこそこ暖かい”＋オプションで高断熱も選べる

断熱は、地域の省エネ基準を満たすグラスウール断熱材＋ペアガラスサッシを標準とし、一般的な分譲レベルより一歩踏み込んだ省エネ性能を確保しやすい仕様です。さらに、Low-Eガラスや断熱性能の高いサッシ、高性能断熱材などへのグレードアップも選択できるため、「予算の範囲でどこまで断熱に振るか」を調整しやすいのがポイント。光熱費を抑えたい方は、契約前にUA値・断熱等級の目標を決めておくと安心です。

コンパクトな敷地でも活きる「間取り提案力」

駅近や狭小地など、限られた敷地条件の中で“暮らしやすさ”を出すのがフォーライフの得意分野です。回遊動線のあるLDK、充実した収納計画、2階リビングやビルトインガレージなど、土地の形状や家族構成に合わせた提案が受けやすいのが強み。完全自由設計とまではいかないものの、「ベースプラン＋カスタマイズ」のイメージで、コストを抑えつつ暮らし方にはしっかりこだわれるバランス型の自由度です。

地域密着のサポート体制と分譲実績による安心感

フォーライフは、分譲住宅・建売住宅の供給実績をベースに、エリア特性や生活インフラを踏まえた計画を得意とする会社です。アフターサービスは、引き渡し後の定期点検と保証制度を組み合わせた一般的な内容ですが、施工エリアを絞った地域密着型のため、トラブル時の相談窓口が分かりやすいのはメリットと言えます。契約前に「何年目にどんな点検があるのか」「保証延長の条件」を書面で確認しておくと、より安心して付き合えるでしょう。

フォーライフの坪単価は約55.5万円～70.0万円！

横浜・川崎・東京23区を中心に年間300棟以上の施工実績を誇るフォーライフは、ローコスト住宅とミドルコスト住宅の中間に位置付けられる住宅会社です。限られた予算内で高性能とデザイン性を両立させた住まいづくりを得意としており、都市部の狭小地や変形地を活かした3階建て住宅に定評があります。

フォーライフの坪単価は、プランや仕様によって幅がありますが、概ね約55.5万円から70.0万円が相場となっています。

実際の建築事例から算出した過去の平均坪単価は約61万円となっており、大手ハウスメーカーの平均坪単価70万円以上と比較すると、手の届きやすい価格帯といえるでしょう。営業担当者によると、建物本体価格で1,800万円から2,200万円前後で建築される方が多く、本体価格が2,500万円を上回るケースはほとんどないとのことです。

プラン別の坪単価と価格目安

フォーライフでは、施主の要望や予算に合わせて選べる2つの主要な商品プランを用意しています。

フルオーダーメイドプラン

フルオーダーメイドプランは、間取りや収納、インテリア、外観デザイン、さらには素材やテクスチャーの細部に至るまで、徹底的にこだわりを反映できる完全自由設計のプランです。オリジナルの住まいを求める方に最適で、吹き抜けのある開放的なリビングや趣味専用の部屋なども柔軟に設計できます。

公式サイトでは2階建てと3階建ての参考プラン（どちらも延床面積101.02㎡）が紹介されていますが、具体的な価格は非公開となっています。ただし、各種情報サイトの分析によると、フルオーダーメイドプランの建物本体価格は2,000万円から2,800万円前後、坪単価は約65万円から80万円前後が目安とされています。

他社では断られた狭小地や変形地、予算内の希望にも前向きに対応し、完全オリジナルの家づくりを実現します。細部までこだわり抜きたい方、世界に一つだけの住まいを求める方におすすめのプランです。

テーラーメイドプラン

テーラーメイドプランは、自由設計の魅力を保ちながら、厳選された素材を使用することでローコストを実現したプランです。予算を抑えつつ自由な家づくりを楽しみたい方に最適で、フルオーダーメイドプランよりもコストを抑えながら高品質な住まいを実現できます。

公式サイトで公開されているテーラーメイドプランの具体的な価格は以下の通りです。

• Plan01: 1,980万円（延床面積100.18㎡・約30.3坪）坪単価約65.3万円
• Plan02: 1,980万円（延床面積99.36㎡・約30.1坪）坪単価約65.8万円
• Plan03: 1,980万円（延床面積92.73㎡・約28.1坪）坪単価約70.5万円
• Plan04: 1,925万円（延床面積79.48㎡・約24.0坪）坪単価約80.2万円

テーラーメイドプランの建物本体価格は1,900万円から2,200万円前後、坪単価は約60万円から70万円前後が目安となっており、1,980万円で3階建てを建てることも可能です。延床面積約30坪で1,980万円という価格設定は、都市部の狭小地を最大限に活かすプランとして人気があります。

あらかじめ用意されたプランや提案の中から最適な選択ができるため、完全自由設計のようにすべてを選ぶ必要がなく、家事動線を考慮した間取りやメンテナンス性の高い素材を効率的に取り入れることができます。予算を重視しつつ理想に近い住まいを実現したい方にぴったりのプランといえるでしょう。

費用検討時の注意点

フォーライフが提示する坪単価や本体価格は、基本的に建物本体価格をベースに算出されています。しかし実際に家を建てる際には、本体価格に加えて、水道・ガス等の引込工事、外構工事、地盤改良工事、エアコン、カーテン、照明工事などの付帯工事費や諸経費が別途必要になります。

これらの追加費用は、本体価格の約20%から30%程度になることが一般的です。例えば、本体価格2,000万円の住宅を建てる場合、付帯工事費や諸経費で400万円から600万円程度が加算され、総額では2,400万円から2,600万円程度になると想定しておく必要があります。

そのため、予算を検討する際には、提示された坪単価や本体価格だけでなく、付帯工事費や諸経費を含めた総額費用で計画を立てることが重要です。契約前には詳細な見積もりを依頼し、何が本体価格に含まれていて何が別途費用となるのかをしっかり確認しましょう。

フォーライフは、価格を抑えながらも耐震等級3を標準仕様とし、断熱等性能等級5(ZEH水準)をクリアするなど、住宅性能にも妥協していません。コストパフォーマンスを重視しながら、安全で快適な住まいを実現したい方にとって、検討する価値のある住宅会社といえるでしょう。

フォーライフと有名ハウスメーカー坪単価比較表

それでは、フォーライフの価格帯は他のハウスメーカーと比較するとどの辺りに位置するのでしょうか。表にまとめましたので、参考にしてください。

※坪単価は、選択するプラン、仕様、延床面積、時期などにより大きく変動するため、上記はあくまで目安です。

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

フォーライフのメリット・デメリット

横浜を拠点とするフォーライフは、都市部の狭小地や変形地での施工を得意とし、価格と性能のバランスに優れた住まいづくりを提供しています。

ここでは、FP宅建士の視点から、フォーライフで注文住宅を建てる際の具体的なメリットとデメリットを、数字や実例を交えて解説します。

メリット

フォーライフには、コストパフォーマンスの高さや都市型住宅への対応力など、多くの魅力的なメリットがあります。特に予算を抑えながらも性能面で妥協したくない方にとって、注目すべきポイントが揃っています。

1．優れたコストパフォーマンスと明確な価格帯

フォーライフは、テレビCMなどの多額の広告宣伝費を抑え、お客様の紹介や口コミによる集客を重視することで、大幅なコスト削減を実現しています。その結果、価格帯はローコスト住宅とミドルコスト住宅の中間に位置し、平均坪単価は約61万円が目安とされています。建物本体価格は1,800万円から2,200万円前後で建築される方が多く、大手ハウスメーカーと比較して手の届きやすい価格設定となっています。

特に、規格化された素材を用いつつ自由設計の魅力を残したテーラーメイドプランは、予算内で理想を叶えたい方に最適です。例えば、延床面積約30.3坪（100.18㎡）の3階建て住宅を1,980万円で提供した事例があり、坪単価は約65.3万円と、建売住宅とほぼ同じ金額で注文住宅を建てられる点が大きな強みです。このコストパフォーマンスの高さは、これから家づくりを始める若い世代にとって大きな魅力となるでしょう。

2．都市部の狭小地・変形地への高い設計力と実績

フォーライフは、東京23区、横浜市、川崎市といった都市部の狭小地や変形地での施工実績が豊富で、累計3,400棟以上の都市型コンパクト住宅の実績があります。一般的に建築が難しいとされる土地でも、敷地の形状を活かしたプランニングが可能です。

限られた敷地内であっても、3階建て住宅の提案に強みを持ち、吹き抜けや回遊動線を活用することで狭さを感じさせない間取りを実現します。また、狭小地で駐車場を確保したり、Plan04のように24.0坪（79.48㎡）の3階建て住宅（本体価格1,925万円）で土間スペースを確保するなど、土地の特性を最大限に利用した工夫が見られます。都市部で限られた土地を有効活用したい方にとって、この設計力は心強いパートナーとなるでしょう。

3．最高水準の耐震性と高い基本性能

フォーライフは、コストを抑えながらも住宅の基本性能に妥協していません。全棟で構造計算を実施し、国の定める最高等級である耐震等級3（建築基準法の1.5倍の強度）を標準仕様としています。構造面では、地震の揺れによる「ねじれ」を防ぐ効果があるとされる剛床工法や、強固な木造軸組パネル工法（モノコック構造）を採用しています。

断熱性についても、国が定める「断熱等性能等級」において標準で等級4に対応しており、プランや地域によっては等級5（ZEH水準）も可能です。さらに、不同沈下が発生しにくいベタ基礎工法を採用しており、高い安全性を確保しています。価格を抑えながらもこれだけの性能を標準装備している点は、長く安心して暮らせる住まいを求める方にとって大きなメリットといえます。

4．施主の満足度を高める柔軟な設計とサービス体制

フォーライフの設計プランは、価格を抑えたテーラーメイドプランから、細部の素材やデザインまで徹底的にこだわれるフルオーダーメイドプランまで、施主の要望に合わせて選択できます。それぞれのライフスタイルや予算に応じた柔軟な対応が可能です。

また、営業担当者は土地や法規全般に関する豊富な知識を持ち、プラン提案まで遅くとも1週間以内というスピーディーな対応が可能です。引き渡し後も、スマホアプリ「うちラク」を通じて、24時間365日いつでもチャットで軽微なトラブル（ドアのがたつきなど）の相談ができるアフターサービス体制が整っています。こうした迅速な対応と充実したサポート体制は、家づくりをスムーズに進めたい方にとって安心材料となるでしょう。

デメリット

フォーライフには多くのメリットがある一方で、契約前に理解しておくべき注意点もいくつか存在します。これらのデメリットを事前に把握しておくことで、より適切な判断ができるでしょう。

1．本体価格以外の追加費用が多い

フォーライフが提示する本体価格（例：1,980万円）には、いくつかの重要な費用が含まれていません。具体的には、水道・ガス等引込工事、外構工事、地盤改良工事、エアコン、カーテン、照明工事、および一部オプションが別途費用となります。

これらの付帯工事費や諸経費は、一般的に本体価格の20%から30%程度となることが多いため、提示価格だけで総額を判断すると予算オーバーとなるリスクがあります。例えば、本体価格1,980万円の場合、付帯工事費や諸経費として約400万円から600万円程度が追加で必要となり、総額では2,400万円から2,600万円程度になる可能性があります。これは、フォーライフに限らずどのハウスメーカーで家を建てても生じることですので、契約前には必ず詳細な見積もりを依頼し、総額費用を正確に把握することが重要です。

2．施工品質の均一性にばらつきが見られる可能性

口コミの中には、下請け業者によって完成度にばらつきがあるという指摘が見られます。施主の意見として、「完成度はバラバラ」で、素人が見てもわかるくらい配水管が斜めになっていたり、外壁の繋ぎ目がガタガタだったりする物件があったという報告が一部で見られました。

また、工事現場に関して近隣住民から、防音措置が不十分で騒音がひどい、仮設トイレの設置場所などに配慮がないといった不満の声もありました。これは、下請け業者への品質管理体制によって、現場や担当者ごとに仕上がりに差が出る可能性があることを示唆しています。契約前には実際の施工現場を見学したり、過去の施工事例をしっかり確認することをおすすめします。

3．保証期間が法定最低限であることへの懸念

フォーライフの建物の初期保証は、法律で定められた最低限の期間である10年間（構造躯体の重要箇所と雨漏りの侵入を防ぐ箇所）となっています。これは大手ハウスメーカーが提供する20年から60年の長期保証と比較すると短いため、長期的な安心感を重視する方にとっては不安要素となる可能性があります。

保証延長制度や無料定期点検の有無、詳細については、契約前に個別確認が必要です。長く安心して住み続けるためには、定期的なメンテナンスと適切な保守管理が欠かせません。保証内容とメンテナンス計画については、担当者にしっかりと確認しておきましょう。

4．高い気密性を示す具体的な数値（C値）が不明確

フォーライフは断熱性能として断熱等性能等級4（または等級5）に対応していることを強調していますが、気密性能を示すC値（相当隙間面積）の具体的な数値は公式サイトなどで公表されていません。高性能住宅を検討する際、断熱性だけでなく気密性の数値を重視する方にとっては、情報が不足していると感じられる可能性があります。

気密性能は、冷暖房効率や結露の発生リスクに直結する重要な指標です。高い気密性能を求める場合は、契約前に担当者へC値の実測データの開示を依頼するなど、具体的な数値を確認することをおすすめします。

フォーライフの注文住宅商品ラインナップ

横浜・川崎・東京23区といった首都圏の都市部を主な事業エリアとするフォーライフは、「日々の幸せな暮らし」をコンセプトに、限られた予算と敷地の中で高い性能とデザイン性を実現する注文住宅を提供しています。特に都市型の3階建て狭小住宅を得意としており、施主の要望や予算に応じて、主に2つの商品プランを用意しています。

フォーライフの商品プランは、「守・破・離」の考え方を軸に構成されています。これまでの経験・実績・実践に裏付けられた一定のカタチから始めて、最終的にはお客様の希望・要望をカタチにしたオリジナルの住まいとして提案する姿勢が特徴です。

フルオーダーメイドプラン

フルオーダーメイドプランは、施主のこだわりや理想を最大限に反映できる完全自由設計のプランです。部屋数や間取り、収納スペース、外観デザインやインテリアはもちろん、素材やテクスチャーなどの細部に至るまで、お客様の想いを形にします。オリジナルの住まいをお求めの方におすすめのプランです。

他のハウスメーカーでは難しいとされた狭小地や予算内の希望にも前向きに対応することで、完全オリジナルの住まいを実現します。坪単価の目安は約70万円から90万円程度と、価格帯は高くなる傾向にありますが、その分自由度の高い家づくりが可能です。

公式サイトでは、参考プランとして2つのモデルが紹介されています。Plan01は、吹き抜けとシースルー階段を中心にゆるやかに空間がつながる2階建て参考プラン（延床面積101.02㎡）です。四季の気配、陽の気配、家族の気配を感じながら、お気に入りのデザインとテクスチャーに囲まれて暮らす家で、シンプルだからこそ、あなた色へアレンジできます。

Plan02は、畳「間（ま）」を中心とした3階建て参考プラン（延床面積101.02㎡）です。様々な用途へ変化することでスペースを有効活用できる空間を中心として、キッチン・食卓・居間・団らんを自由につなぎ変え、家族の暮らし方も変化が楽しめます。何かにとらわれることなく、いまと、その先を楽しめる家として設計されています。

テーラーメイドプラン

テーラーメイドプランは、自由設計の基本はそのままに、フォーライフが厳選した素材を用いてコーディネートすることでローコストを実現したプランです。予算をおさえつつも、こだわりの住まいをお求めの方におすすめです。

坪単価の目安は約60万円から70万円程度と、フルオーダーメイドプランよりも抑えられています。建物本体価格の目安は、延床面積約30坪（約100㎡）で1,980万円前後が基本設定となっており、これは建売住宅とほぼ同じ金額で注文住宅を建てられるというメリットにつながっています。

公式サイトでは、4つの具体的なプランが価格とともに紹介されています。

Plan01は、本体価格1,980万円、延床面積100.18㎡（約30.3坪）、3階建て3LDKのプランです。2階は回遊動線を取り入れ、カウンターで勉強するお子様を見守りながら、ワンフロアで合理的に家事を行えます。休日は3階に設けたバルコニーでゆったり癒しの時間を過ごしたり、家族団らんの場所としても活躍します。坪単価は約65.3万円となります。

Plan02も、本体価格1,980万円、延床面積99.36㎡（約30.1坪）、3階建て3LDKのプランです。衣類は1階ランドリールームで洗濯、乾燥後、併設したクローゼットに収納することで、1階で粉塵・花粉を遮断します。2階の在宅スペースは、トイレ・キッチンと隣接しており、仕事に集中できます。中庭バルコニーでリフレッシュするのがおすすめです。坪単価は約65.8万円となります。

Plan03は、本体価格1,980万円、延床面積92.73㎡（約28.1坪）、3階建て3LDKのプランです。交友関係の広い奥様のために贅沢にも3階をワンフロア丸ごとパーティースペースにしています。1階は収納スペースを多く確保し、主な生活スペースとなる2階はそれぞれ大きなお部屋でゆったりとした空間を実現しました。坪単価は約70.5万円となります。

Plan04は、本体価格1,925万円、延床面積79.48㎡（約24.0坪）、3階建て3LDKのプランです。小さなお子様のいるご家庭ではベビーカー置き場として、ご主人が多趣味のご家庭では、ロードバイクを置いたり、奥様の趣味のハーブの家庭菜園など様々な用途に使える土間を確保しつつ、14.2帖の大きなLDK、主寝室を含む3つのお部屋を確保した3LDKプランです。坪単価は約80.2万円となります。

なお、上記のテーラーメイドプランで提示されている本体価格には、水道・ガス等引込工事、外構工事、地盤改良工事、エアコン、カーテン、照明工事、一部オプション費用などは含まれていません。実際の総額費用は、これらの付帯工事費や諸経費を加えた金額になりますので、契約前に詳細な見積もりを確認することが重要です。

住宅の基本性能

フォーライフは、どちらのプランを選択しても、コストを抑えながら安心快適に暮らせるための高い基本性能を標準で提供しています。

耐震性

全棟で構造計算を実施しており、国の定める最高等級である耐震等級3を標準仕様としています。また、構造体と床を一体化する剛床工法や、強固な木造軸組パネル工法（モノコック構造）を採用することで、地震に強い住まいを実現しています。

断熱性

国の定める「断熱等性能等級」において、標準で等級4に対応しています。プランや地域によっては、より高性能な等級5（ZEH水準）も対応可能です。夏涼しく冬暖かい快適な住環境で健やかな暮らしを送ることができます。

基礎

地盤面全体で建物を支えるベタ基礎工法を採用しており、不同沈下が発生しにくい構造となっています。建物の荷重が一部分に集中することなく、面全体に均等にかかるため、長期的な安全性を確保しています。

【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒

フォーライフのQ&A

ここからはフォーライフに関するQ&Aを紹介していきます。